虹の軌跡Ⅱ Prism of 《ARCUS》   作:テッチー

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随時更新型です。物語の進行に沿って増えていきます。

1.10.25 色々と更新。


各種データ
虹の軌跡Ⅱ 人物ノート


《――特科Ⅶ組――》

 

リィン・シュバルツァー

 

①『剣の在処』……騎神の中から目覚める直前、異界の戦場に似た場所で、何者かに己の剣について問われる。

 

②『死の予言』……アイゼンガルド連峰の崖から落ちた際、幻想の中で「あなた達の誰かが命を落とす」という聞き覚えのある女性の声を聞く。

 

③『引き金の理由を』……パンタグリュエルでクロウと話すことはできたが、彼の過去について聞くことはできなかった。

 

④『黒き衣』……漆黒の病にかかっていた頃に着用していたギラギラの衣服。かつてその姿を見たエリゼは「人には言えない」と目に涙を浮かべていた。

 

⑤『希望と呼べるかは』……オーバーライズと重奏リンクの同時発動により、Ⅶ組全員でクロウの感情に触れることを決める。その結末の先までは、まだ誰にも見えない。

 

⑥『紡がれた剣』……己の剣に対する答えを胸に、ゼムリアブレードを得たヴァリマールと共に立ち上がる。爆炎の中を駆け抜けた一刀が、一つの未来を切り開いた。

 

 

 

アリサ・ラインフォルト

 

①『阻まれた再会』……ノルドに着いてからも、ずっとリィンの心配をしていた。再びリィンに出会った際、彼に向かって駆け出すも、割って入ったエリゼに邪魔されてしまった。

 

②『お嬢様はパイロット』……機甲兵を奪って乗り回し、挙げ句の果てに敵ドラッケンを撃破した。シートが固いなど、乗り心地には不満があったらしい。

 

③『気付いた想い』……子供の頃の記憶をきっかけにして、リィンに対する今までの気持ちを自覚した。

 

④『お嬢様はエースパイロット』……グエン・ラインフォルトが製作したハイエンド仕様の機甲兵《レイゼル》を駆り、アリサはリィンと同じ戦場に立つ。

 

⑤『まじかる☆アリサ』……幼少の頃に着ていた魔法少女のコスチューム。アリサの成長に合わせてシャロンが常に新調し続けていた。声高々にラブ・シューティングスター!

 

 

 

エリオット・クレイグ

 

①『音楽の意義』……オーラフに音楽の道を認められるも、エリオット自身はまだ悩んでいる。メイプルに悩みを聞いてもらい、トヴァルにも相談したが答えはまだ見つかっていない。

 

②『止まらない体調不良』……野草サラダ、雪山突入、冷水浴びと、立て続けにトラブルに見舞われてしまい、体調不良は悪化の一途をたどる。

 

③『ムービングドライブ』……移動しながら戦術オーブメントのアーツを放つ駆動方法。デメリットが多く一般には普及しなかったが、トヴァル指導の下でエリオットは習得に成功した。

 

④『猛々しき疑惑』……ミントのせいで家族に《猛将列伝》の存在を知られてしまった。フィオナは泣いた。なお現在、その原典はオーラフが第三機甲師団の金庫に厳重封印している。

 

⑤『あずかり知らぬ闘争』……猛将騒動に端を発する状況がこじれた結果、第三機甲師団と第四機甲師団は反目する形となってしまった。一応、お互いがエリオットの力になろうとはしている。

 

⑥『猛将の座』……第三機甲師団と第四機甲師団との闘争の結果、エリオットはケインズの手によって公然の場で猛将認定されてしまった。エビバディセイ!?

 

 

 

エマ・ミルスティン

 

①『不可抗力の犠牲者』……ローエングリン城でリィンと再開した際、彼の転倒に巻き込まれて胸をわし掴まれてしまう。本人曰く「怒ってはいないが、忘れない」とのこと。

 

②『参戦のお母さん』……エリゼからフィーネさんプロジェクトを聞いて感銘を受けた。淑女を育成する為にエマも立ち上がるが、フィーとミリアムには歓迎されていない。

 

③『三回目の予言』……ヴィータに「身喰らう蛇に入れ」と誘われる。断るエマだが、三回目の勧誘で必ず応じることになると予言された。

 

④『転移術』……セリーヌ指導の下、新たに習得した能力。見えている場所か行った場所なら、術の有効範囲内で移動することができる。下手にエマを怒らせると、どこかに飛ばされる可能性がある。

 

⑤『念話術』……転移術に続くエマの新術。対象の相手と念じるだけで会話ができるが、表層的なもので心の中を読むようなことはできない。

 

 

 

マキアス・レーグニッツ

 

①『不運のメガネ』……合流早々に地雷を踏んだ。爆発からは逃れられたが、仲間たちの頭の中で仮想葬式をあげられてしまう。翌日はカエルに食われた。

 

②『憧れるメガネ』……クレアに亡き姉の面影を見る。彼女の前に立つと緊張してしまうようだ。

 

③『修羅眼鏡』……憤怒と憎悪を身に宿し、魂と心を闇に堕としたマキアス。その眼鏡は漆黒に染まり、改良されたレーグニッツ投法によって絶望と破壊を撒き散らす。

 

④『ミラーデバイス』……クレアとの特訓の果てにマキアスが預かることになった。

一度に多数のデバイスを使用すると、かなりの集中力を要する為、すぐに疲弊してしまう。

 

⑤『熱血眼鏡』……ケルディックの焼き討ちを理由にカレイジャスを去ろうとしたユーシスの行動を先読みし、道のど真ん中で待ち構えていた。後にユーシスが語るに、「月明かりの下で眼鏡だけが怪しく光っていた」らしい。

 

⑥『夢の中の少女と』……夢の中ですみれ色の髪の少女と出会う。いつか現実の世界で遊ぼうと約束した。

 

 

 

ラウラ・S・アルゼイド

 

①『おたまメイド』……アルバレア邸にてデュバリィ相手におたまで戦った。調度品を破壊し続ける激戦の結果、被害総額は1000万ミラに届くほどだとか。

 

②『悩みの名前』……どのようにエリゼを呼ぶか迷った結果、結局『エリゼ』に落ち着いた。本人にしか分からない葛藤があったようだ。

 

③『進化と深刻化』……一般料理だけでなく、お菓子作りにも興味を持ってしまった。リィンに食べさそうと思っている。

 

④『誰が為の剣か』……ヴィクターとの特訓の末、自分の気持ちを知る。アリサとの関係を気にしたりしたが、二人の中で折り合いはついている。

 

⑤『勢い余って……』……はずみでリィンに告白してしまった。アリサも同じ条件に持ち込もうとして、リィンへの告白を強要するという行動に出た。

 

 

 

ユーシス・アルバレア

 

①『アルバレアとして』……バリアハートに戻り、領地運営の手伝いをしていた。アルバレアの名を持つ責任と、自分の気持ちとの間で揺れ動いている。

 

②『ユーシスとして』……様々な人の想いに触れて、自らの意思で出奔を決める。面と向かっては言わないが、最後の後押しをしてくれたサラには感謝している。

 

③『オーバルソード』……アーツに使用する導力を《ARCUS》から特殊ホルダー《ドラウプニル》に流し、そこに接続した魔導剣《スレイプニル》に送ることで使用可能となる。強力な力を発揮できるようになった代償に、通信を始めとしたいくつかの機能が《ARCUS》から失われてしまった。

 

④『願いを受けて』……多くのものを背負い、ユーシスは父と対峙した。オーバーライズによるゼロ時間駆動の魔導剣と、重奏リンクによる《ミストラル》の特性を駆使し、最後にはケルディックを守り通した。

 

⑤『暗黒に差す光』……マクバーンを退けた代償に黒い炎に体を蝕まれてしまったが、ロジーヌが持つアーティファクトで解呪を行えることになった。ロジーヌの想いを受け取り、そばにいて欲しいと告げる。どこかでオットーが微笑んだ気がした。

 

 

 

フィー・クラウゼル

 

①『フィーネさん』……エリゼとクレアの手にかかり、お嬢様カスタマイズされたフィー。言葉遣いに間違いも多く、淑女への道はまだ遠い。

 

②『淑女検定』……品位と教養、立ち振る舞いが総合的に加味され、エマ基準で認定される淑女レベル。最高位はS級で『フィーネさんオブ・ザ・ワールド』という称号が与えられる。

 

③『風まとうシルフィード』……ラカンに師事し、大気の動きを読む感覚を得る。反応と行動のラグを埋めることにより、フィーの総速度は遥かに高まった。

 

④『形から入って知る』……フィーネさんという虚構の存在は、あり得たかもしれない自分の未来の一つと気付く。

 

⑤『ゼロス・ウィンド』……フィー専用のゼムリアストーン製双銃剣。これを手に入れたことによりフィーの感覚のずれは完全に解消され、戦闘において最大速度を出せるようになった。

 

 

 

ガイウス・ウォーゼル

 

①『ノルドクオリティ』……ユミルにて町全域の雪かきをしようとした。トヴァルたちの力も借りて何とかやりきったが、内心ちょっとやり過ぎたと思っていたりする。

 

②『黒旋風との邂逅』……ウォレス准将と手合わせをすることになった。“自分に足りないもの”を槍の本質に重ねて示唆される。

 

③『貫く槍』……クララから教わった“石の目”の見切りを用いて、物質構造状の破砕点をピンポイントで打ち抜けるようになった。条件さえ満たせば、いかなる物体をも貫く。

 

④『風の魔王』……黒きマッハ号を駆り、その威圧をもって見るものを震撼させるが、憲兵隊には逆らえない。今日の風は荒れ模様。

 

⑤『視野を拡げろ』……ウォレスと再会した際に、“石の目の見切り”におけるアドバイスをもらう。結果としてそれはマクバーン戦で活き、最後の一撃を入れるための要因となった。

 

 

 

ミリアム・オライオン

 

①『白兎と黒兎』……導力波妨害装置を破壊する隙を作るため、嫌がるアルティナを追い回した。このせいでアルティナからは嫌われてしまった。

 

②『ミリーちゃん』……フィーネさんプロジェクトの巻き添えを食う形で、ミリアムも変身させられてしまった。立ち位置的にはフィーネさんの妹で、なぜか『~だす』口調の田舎娘に仕上がっている。

 

③『グローイング・トランス』……トワやエマの個別授業によって、ミリアムの知識を活かしたトランスを扱えるようになった。彼女も学ぶことに楽しみを感じ始めている。

 

④『雫の理由は』……哀の感情で泣くことが理解できない。そんなミリアムでも、エリオットの執拗な精神攻撃には心に堪えるものがあったらしい。

 

⑤『姉から妹へ』……アルティナとバリアハートで一緒にお散歩をした。その際、彼女にベレー帽をプレゼントする。何気にアルティナも気に入っているらしい。

 

 

 

《――協力者――》

 

サラ・バレスタイン

 

①『担任教官なんだけど』……シャロンやクレアを慕う生徒たちを見て、小さなジェラシーを感じていた。二人を料理で打ち倒そうとしたが、男子組を巻き込む形になってしまった。

 

②『過去との訣別』……《北の猟兵》の元メンバーであったことを教え子たちに明かす。ケルディックを焼いたかつての仲間に強い憤りを感じていた。

 

③『信頼と信用』……その力を信頼し、その心を信頼し、最終決戦前にシャロンに教え子たちを託し、サラは殿でルーファスの足止めに全力を注いだ。

 

 

 

トヴァル・ランドナー

 

①『やらかすお兄さん』……リィンを崖に落としたり、マキアスの暗号地図を捨てたり、ムンクのラジオを撃ち抜いたりと、悪気はないのに何かとやらかしてしまうお兄さん。その都度、エリゼの好感度が減少していく。

 

②『たよれるお兄さん』……重なる頼まれごとを鮮やかに解決する。ユミルの人たちからの信頼は厚く、特にパープルからは感謝されているようだ。

 

③『やらかした末のお兄さん』……全てを台無しにして雪合戦の最終生存者となったが、望むものは得られず、色々と失う結果になってしまった。

 

④『夢の世界でもお兄さん』……アリサインワンダーランドを生み出した張本人。エリゼに楽しんで欲しかっただけだが、エリゼにはまた嫌われてしまった。

 

⑤『お兄さんは頼りになるだろう?』……西部から最終決戦に駆け付け、レイゼルを繰って《イスラ=ザミエル》を撃破した。その際、レイゼルの秘密にアリサより先に気づくという空気の読めなさをいかんなく発揮した。

 

 

 

クレア・リーヴェルト

 

①『F・プロジェクト』……エリゼに付き合う形でフィーの改造に協力したが、実はクレアも楽しんでいたらしい。フィーネさんプロジェクトは続行中で、あわよくばミリアムも変身させようと密かに考えている。

 

②『笑顔の約束』……内戦が終わったら一緒に帝都へ買い物に行くという約束をエリゼと交わした。

 

③『ジャスティスブルー』……わけのわからない内に正義戦隊に入れられてしまった。夢の中ではまじかる★クレアでもある。

男の子票も女の子票も大きなお友だち票も獲得するパーフェクトオーダー先輩に死角はない。

 

④『私はどうすれば』……寝ぼけたマキアスに胸をもまれた。両胸をもまれた。左も右ももまれた。その後、自決する勢いのマキアスの謝罪を受けた。

 

 

 

シャロン・クルーガー

 

①『あなたは私の』……主従の関係を越えて、アリサのことを妹のように思っていると打ち明けた。それは本心からの言葉だった。

 

②『有能メイド』……アルバレア城館へ潜入する際、三人分のメイド服を即座に調達したり、鮮やかに厨房を掌握したりとやりたい放題だった。

 

③『想いを結んで想いを』……グリアノス戦でアリサとのオーバーライズを果たす。アリサの父の最期が幻視として浮かび上がる中で、悔恨とそれ以上の感謝を感じると、アリサからは詰問も咎めも何一つなかった。

 

 

 

セリーヌ

 

①『サポートキャット』……幅広い知識と助言でリィンの補助役を務める。彼が崖から落ちた時は即座に防護障壁を張ったり、入浴中のトヴァルの腰巻タオルが落ちた時は、その身を以って防護障壁となる(ならされる)など、そのサポートのバリエーションは多岐に渡る。

 

②『ラフラフキャット』……リィンの相棒となりつつあるも、エリゼに比べておざなりに扱われたり、アルバレア城館潜入時は塀の上に放り投げられたりした。最近の雑な扱いには文句を言いたいらしい。

 

③『ラブラブキャット』……夢幻回廊の中でリィンに意中の候補として選ばれてしまう。不可抗力ではあったが、まんざらではない……?

 

④『ハートキャッチキャット』……精霊の道を使ってゼムリアブレードと共にトワたちをクロウの元へ送ろうとした。人間の心がなんとなくわかるようになってきた……かもしれない。

 

 

エリゼ・シュバルツァー

 

①『親友の為に』……さらわれたアルフィンを救うべくリィンたちに同行する。各地を飛び回るという初めての旅に少なからず苦労している。

 

②『トヴァルさんとクレアさん』……リィンを崖に落としたことに端を発し、色々とやらかし続けるトヴァルを警戒している。対して、涼やかで凛としたクレアには大人の女性として憧れを抱いている。

 

③『エリゼディフェンス』……再開の折、アリサやラウラがリィンに抱き付こうとするのを身を挺して阻止した。そこから派生するエリゼホールドは、何人たりとも逃さない。

 

④『雪帝』……ルシアを倒したことにより、その称号はエリゼに引き継がれることになった。新女王の下、ユミル最強伝説は続いていく。

 

⑤『知ったが故に』……クロウとリゼットの過去を知った。人それぞれの事情を理解したことによって、今度は自身の感情の置き所に悩んでいる。

 

⑥『告げし軋み』……リゼットと出会ってから、カチカチと時計の針が進む音が聞こえるようになる。日増しに頭痛も伴うようなり、それが本当に時計の音なのか、エリゼは疑念を持ってきた。

 

⑦『緋の起動者』……カイエンの手により、《テスタ=ロッサ》の起動者にされてしまい、《エンド・オブ・ヴァーミリオン》まで復活させた。だが彼女が核で強く抗ったために、竜の尾はクロウを貫くことができなかった。

 

 

 

アルフィン・ライゼ・アルノール

 

①『皇女の従者』……オリヴァルトに騎士を傍らに置いてはどうかと勧められる。やはり彼女の中ではリィンが第一候補である。

 

②『煉獄への片道切符』……ラウラのフルコースを振舞われる事態になってしまった。その時はエリゼを道連れにすることを決めている。

 

③『ロイヤルサンダー』……不可抗力が重なった結果、自らの手でシュミット博士を病院送りにした。一応責任は感じていたりする。

 

④『わたくしと共に、世界を変えなさい』……自らのとなりに立つべき騎士を、帝国解放戦線のスカーレットに決めた。

 

⑤『かつて帝国を憎んだ者と手のひらを重ねて』……半壊したケストレルに乗り込み、スカーレットと協力して《イスラ=ザミエル》にとどめを刺すための隙を作った。

 

 

 

ヴァリマール

 

①『理解不能』……リィンに言われるがまま、アルフとキキを手のひらに乗せて、高い場所からの景色を見せてやった。しかし当のヴァリマールにその意味は分からなかったようだ。

 

②『灰を彩る力』……準契約者とリンクした時のみに発現する力。マスタークオーツの特性が身に宿り、連動する能力が増減する。特性にもよるが霊力の消費は総じて多い。

 

《レイヴン》……内部フレームに作用し、機動力と操作の反応速度が上昇する。反面、防御力と攻撃力が下降する。加速力は群を抜いて圧倒的だが、速度に比例して霊力が減少していく。高速機動の妨げになるので、発動中は大剣を手放さなければならない。

 

《イージス》……敵の攻撃を察知してオートガードを展開する。瞬間的にはリアクティブアーマーをも凌駕するが、準契約者の錬度に依存する制限回数付き。障壁の範囲を拡大させることもできるが、大きさに応じた霊力を使用する。

 

《アイアン》……装甲が強化され、物理攻撃を弾く。その代わりに機体の速度は極端に落ちてしまう。地属性アーツもある程度使用できるが、アーツに特化した他クオーツ程の力は出せない。防御能力は少ない霊力で発動できるが、持続時間に比例して霊力が減少する。

 

《エンゼル》……空属性のアーツを極大化して撃ち出す。広範囲アーツを使用できるが、霊力使用量が莫大なので乱発はできない。基本はアルテアカノンやゴルトスフィアなどを強化して放つが、既存のアーツの型に囚われない使い方も可能となっている。

尚、騎神は導力では回復できない為、特性の一つである《起死回生》は機能しない。

 

《ミラージュ》……認識を乱すフィールドを生み出して、そこにヴァリマールの姿を投影する。幻影による奇襲、攪乱に使用できるが、認識ずらしの力場と騎神の虚像は、一対にして発動しなければ効果がない。霊力使用量は投影数と発動フィールドの広さによって変動する。

 

《ファルコ》……視神経を中心に、身体感覚を鋭敏化する。相手の動きがスローに見えるほどの動体視力を得るが、直接起動者に作用する為、リィンへの負担が大きい。またヴァリマール自身にも索敵範囲の増強などの付随効果がある。特性の発動時間と能力の強弱によって霊力使用量が決まる。

 

《ブレイブ》……使用武器に特性を宿すことにより、爆発的な攻撃力を得る。素手の場合は四肢に力を回すことも可能。比類のない斬撃力を誇り、現状ではリアクティブアーマーを突破できる唯一の方法である。ただし武器が力に耐え切れず、使用後は刀身が砕け散ってしまう。使用する霊力は攻撃力に比例する。

 

《カノン》……水属性アーツに特化し、威力調整が比較的やりやすい部類に入る。攻防のバランスにも優れ、広範囲の回復も使えるが効果は対人に限られる。

 

《ミストラル》……リンク相手のマスタークオーツの特性をブースト強化する。その能力上、重奏リンク時においてしか機能しない。

 

③『重奏リンク』……二種のマスタークオーツの特性を掛け合わせ、ヴァリマールの能力に反映させる。『二種の能力が合成され、一つの能力になる』か『二種の能力を残したまま、同時発現する』かのどちらかである。またマスタークオーツ同士には相性があり、効果の薄い組み合わせもある。

 

④『心の境界』……機械と人の違いは何かとクララに問われる。その答えが出た時に、剣を渡すと言われた。

 

 

 

《――士官学院――》

 

パトリック・T・ハイアームズ(サブストーリー/5話10話29話43話50話)/76話96話103話129話

 

①『パトリックにおまかせ』……頻発する学院トラブルを解決する為、日々奔走する。貴族兵士相手に何かとやらかすフリーデルの後始末も一手に引き受ける。

 

②『板についてきた?』……なんだかんだ言いながらも校舎の補修はしっかりこなす。装飾やカラーリングを追加したりと、それなりにこだわりはあるらしい。

 

③『パトリック・ハイアームズ』……家の名は使わず、自分の力で皆を守ることを決め、それが自分のノブリスオブリージュであると断言した。この日、専属執事のセレスタンは大号泣した。

 

④『白い服を泥に汚しても』……カレイジャスを守るために、命を賭して《イスラ=ザミエル》と戦った。全てが終わったあと、レイゼルをうまく扱えなかったことと、かつてアリサに吐いた暴言を恥じて、本人に改めて謝罪した。これからも学院を守り続けると誓う。

 

 

 

アラン(サブストーリー/4話10話43話59話89話

 

①『続・A/B恋物語(A)』……ロギンスに押し切られる形で、ブリジットと再会したら彼女に告白することになってしまう。口答えしたり異論を差し挟んだりすると、もれなくロギンスの拳が飛んでくるので、いまだ落ち着いて自分の気持ちに整理をつけられないでいる。

 

②『その想い』……ブリジットに対する自分の想いを自覚した。しかしそこからどうすればいいのかわからず、足を止めてしまっている。

 

③『俺にできること』……自分にできることを増やそうと、カレイジャスのフライトシミュレーションに取り組むようになった。意識の根底にはやはりブリジットがあり、マキアスからは心配されている。

 

④『天空の大告白』……パンタグリュエル制圧戦の直前に、ロギンスとフリーデルに煽られてブリジットに告白した。人生最大の彼の赤面を燃料にして、カレイジャスはフルスロットルで決戦の空を駆ける。

 

 

ブリジット(サブストーリー/5話10話24話59話89話

 

①『続・A/B恋物語(B)』……父の友人宅にてハウスキーパーとして住み込む。子供たちの世話に四苦八苦しながら、ラウラたちやアランと再会する為に日々がんばっている。

 

②『その想い』……迷子のハイネを探し回る最中、アランに対して幼い頃から抱いていた気持ちに気付く。

 

 

 

マルガリータ・ドレスデン(サブストーリー/4話12話42話63話)/77話129話)

 

①『グランローゼのバラ物語 Chu!』……愛に導かれるまま領邦軍を轢き飛ばし、装甲車を殴り飛ばす。彼女の目的は最前線で戦っているはずのヴィンセントの助太刀だったが、その時彼はトイレにこもっていた。

 

②『生態系ブレイカー』……ルナリア自然公園にて、一帯の主であるグルノージャを一撃で仕留めている。乙女の拳は止まらない。

 

③『デス・キッス』……フード男の余計な助言のせいで、ヴィンセントに再会したら熱烈キスを捧げると決意した。

 

④『薔薇の咲き誇る時』……ヴィンセントを追いかけ、追い詰め、ついに熱烈なキッスをぶちかました。その騒動の裏には、いつかのフード男の暗躍があったりした。

 

 

 

モニカ(サブストーリー/5話8話30話58話61話

 

①『エールオブモニカ』……一緒にトリスタから逃げたムンクを何かと気にかけるが、一か月経っても彼は元気になる素振りを見せない。それでも健気にメンタルフォローを続けている。

 

②『乙女の瞬発力』……女子の洗濯物を見られてはなるまいと、全力のひざ蹴りをマキアスの顔面にぶちこんだ。かつてのトラップ騒動の時にも似たような事態になり、同じくマキアスの顔面にひざを炸裂させている。

 

 

 

カスパル(サブストーリー/4話21話43話

 

①『カサギン男道』……溺れていたニコを助けたことで、アルゼイド流の練武場で武器の手入れを教えてもらえるようになった。追いつきたい背中はまだまだ遠いようだ。

 

②『VS黄金の羅刹』……アルゼイド邸に来訪したオーレリアに故郷を戦場にした怒りをぶつける。しかし意気虚しく、闘気の圧だけで倒されてしまった。

 

③『才覚を研いで』……ガヴェリによって目利きの才を見出される。最適の剣を選定することで、想いを託せる剣士の力となることを決めた。

 

 

 

ヴィヴィ(サブストーリー/4話21話42話49話)/76話

 

①『ピンキートラップ』……リンデと離れて落ち込んでいる。気分転換にカスパルを罠にはめるも、あまり気持ちは晴れなかった。

 

②『マインドコントロール』……ハーブなどの薬効を調べている内に、転じて脳の仕組みについて学ぶ。そのノウハウを活かして催眠術を会得し、レグラムを暴徒の町へと変貌させた。

 

 

 

コレット(サブストーリー/4話19話59話90話

 

①『看板娘の奮闘日記』……成り行きで学院を出たあとはバリアハートの宿酒場《アルエット》で住み込みで働くことになった。些細な失敗はありつつも、概ね順調である。

 

②『ハウスキーパーも任せて』……子供たちの世話という形で、ブリジットの手伝いもこなす。子供たちにはすぐに懐かれ、いい遊び相手になっている。

 

③『新たな力』……バリアハートを発つ際に職人通りの人たちから護身用の暗器をプレゼントされた。ジュエリー・メリケンサックが不埒なカサギンを討つ。

 

 

ミント(サブストーリー/4話11話43話49話56話61話63話72話)/98話)/99話127話)

 

①『猛将列伝のすすめ』……ケインズから託された《猛将列伝》を広めるべく、日々見当違いの方向に全力で走る。ゼンダー門の兵士たちに猛将エリオットが浸透しつつあるようだ。

 

②『列伝の語り部』……ゼンダー門を猛らせたミントは、カレイジャスに乗ることを決める。次なる目的は帝国全土に猛将の名を轟かせること。そしてエリオットの家族に、彼の真実の姿を教えること。ちなみに悪意は一切ない。

 

③『断頭台への十三階段』……ついに《猛将列伝》の存在をエリオットの家族に知らしめた。崩壊の道をたどるクレイグ一家。諸々のカウントダウンが始まった。

 

④『猛将だー!』……パンタグリュエル制圧戦で助けてもらってから彼のことが少し気になる。優しいエリオットと力強いエリオット。どっちが本当の彼なのか。色々と悩んだけど、なんだかんだでやっぱり猛将だー!

 

 

 

レックス(サブストーリー/5話8話43話76話97話129話)

 

 

①『真実のファインダー』……戦場カメラマンのつもりが、気がつけば被写体は女性ばかりに。ベリルに悪いと思わないのかとマキアスにたしなめられるが、レックスは言われた意味を理解できなかった。

 

②『なんで機嫌が悪いんだよ』……レックスにはベリルの態度がおかしくなった原因がわからない。彼女の気持ちは少しずつ離れていく。

 

③『それを投げすててでも』……ベリルが炎に包まれる寸前、ようやく彼女が何に怒っているのかを理解した。カメラは二番、ベリルが一番と言い切り、二人の仲は戻る。

 

④『愛の結晶』……紆余曲折の果てに、ついに心霊写真部が結成された。新規に作られた活動規約の隅に「他の女の子には目を向けません」という一文がこっそり追加されていることを、レックスはまだ知らない。

 

 

 

ベリル(サブストーリー/4話13話42話129話)

 

①『黒色ミステリーツアー』……かつて『心霊写真部』を作ろうと言われ、レックスに心を開いていたが、他の女性ばかり写真を撮るので次第に彼から心が離れていった。

使役精霊(自称)に導かれるまま、ベリルは各地を放浪する。

 

②『閉じゆく心』……偶然見かけたレックスは、メアリー教官とカフェにいた。楽しそうな彼の姿に、ベリルの気持ちは冷えていった。

 

③『聞いてはならなかった言葉』……カレイジャスの火災が収まったあと、リィンにある予言を告げる。未来が分かたれていく。

 

④『未来の欠片』……多くの未来の中から、自分とレックスが出会う道をたどることができて良かったと思っている。そしてリィンに告げた予言が外れたことも。未来は選択と行動でのみ決まっていく。行きつく先は誰にもわからない。

 

 

 

ムンク

 

①『壊れた何か』……不調のラジオにトヴァルがとどめを刺したことによって、落ち込んでいたムンクの精神状態はさらに悪化してしまった。動かない導力ラジオに代わって、彼は何かを受信し始める。

 

②『前神』……前髪の神。

 

 

 

ポーラ(サブストーリー/5話6話30話50話60話63話76話127話)

 

①『女王への階段』……虐めがいのある人物を見つけるとオートでスイッチが入り、女王ポーラ様へと変貌する。ムチを片手に『お鳴きっ!』とか普通に言ってしまう。言われた側も『ブヒィッ!』とか普通に鳴いてしまう。

 

②『新たな玩具』……落ち込むアントンを見て嗜虐心が刺激された。ほぼ強制的に連行し、旅のお供という名の下僕にした。

 

③『クイーンからエンプレス』……ムンクを虐げるウィルジニーに憧れを抱き、お姉様と慕う。女王は女帝への道を見出した。

 

 

 

ロジーヌ(サブストーリー/4話6話20話32話60話73話98話

 

①『修道女の願い』……“全てが終わったら子供たちの笑顔に囲まれた教会で、自分の作ったクッキーをユーシスに食べてもらいたい”。そんなささやかな望みを胸に秘め、ロジーヌはトリスタを発った。

 

②『気付いて下さい』……ケルディックの教会で住み込みで手伝いをしながら過ごしている。ユーシスと再会した折、見つめる視線だけで滞在期間を延長させた。

 

③『ノーブル仮面さま』……夢の中でロジーヌの窮地を救った謎のヒーロー。アイマスクのみの変装のため顔はほぼ丸見えだが、空気の読めるヒロインがその正体に気付くことはない。

 

④『立場よりも大切なもの』……マクバーンの黒炎に侵されたユーシスを救うために、自身が聖杯騎士団の一員であることを明かした。同時にずっと抱いていた想いも打ち明ける。

 

 

 

ケネス・レイクロード(サブストーリー/5話17話63話72話

 

①『紫の予言』……アナベルの為にレインボウを釣り上げようとする最中、ガイラーと遭遇する。「次に私と出会う時、君はさらなる深淵に誘われるだろう」と予言をされた。

 

②『西風の怨敵』……リィンの失言のせいで、ゼノとレオニダスの強烈な憎しみを受けることになってしまった。本人は気付いていないが、狙撃されかけたこともある。

 

③『陥落する心』……ガイラーさんの予言の通り、ケネスの心はさらなる深淵へと落ちた。純粋に釣りを楽しんでいた彼には、もう戻れないかもしれない。

 

 

 

ベッキー

 

①『あ、あかんやつや』……見てはいけないものに遭遇してしまう。見てはいけないものとは、ミッドナイトヘブンなリィンである。

 

②『責任取らんかーい!』……胸を揉みしだいたマキアスに並ならぬ憤りを見せる。事情を聞いた父、ライモンは修羅に落ちかけている。

 

 

 

トワ・ハーシェル

 

①『トワ先生』……ミリアムの能力強化の為、特別講師を買って出る。台がなければ黒板に届かないわけじゃない。

 

②『うねる触手』……カレイジャスの甲板から転落した際、ルーダの触手に助けられた。しかし執拗に巻き付かれた結果、なんとも恥ずかしい目に遭ってしまった。そのシーンはがっつりリィンに目撃されている。

 

③『艦長たる意義』……自分の艦長代理としての意義に疑問を感じている。〝第三の風”であるはずのカレイジャスの介入行動は、状況に流されてきただけではないのかと、彼女は悩む。

 

④『私たちの艦長』……アルゼイド子爵でもなくオリヴァルト皇子でもなく、トワだから皆はついてきた。トールズ士官学院生を率い、全員の力でゼムリアブレードを煌魔城に送ったその時、彼女は代理ではなく真に《紅き翼》の艦長となった。

 

 

 

ジョルジュ・ノーム

 

①『馬車馬のごとく』……魔導剣に騎甲兵開発と、合流早々にオーバーワークを強いられる。しかし痩せる気配はない。

 

②『夢にて夢みて』……夢の世界に入る装置を発明したが、本人は失敗したと思っている。むしろ行き過ぎた成功の為、他者の夢を繋げたりと、ハイスペックな機能が満載である。

 

 

 

フリーデル

 

①『微笑みの罠』……何かとトラブルを引き起こし、パトリックの仕事と心労を増やしていく。

 

②『後輩想い』……パトリックの成長を誰よりも喜んでいた。アランがブリジットに告白したことも喜んでいた。次はロギンス君の番よ、と思っているかどうかは定かではない。

 

 

 

クララ(サブストーリー/4話11話18話56話63話91話99話

 

①『芸術乱舞』……彫刻制作の為なら、どんな犠牲もいとわない。そもそも犠牲とさえ思っていない。一たび匠の脱衣テクニックが唸りを上げれば、老若男女関係なく衣類が宙に乱れ舞う。

 

②『ウォーゼル家に仇なす者』……ガイウス、トーマに続き、ラカンまでもその手にかける。ウォーゼル家の男たちは一人残らず彼女に衣類をひんむかれた。

 

③『脱がすは鎧』……騎神の専属メンテナンスを担当するが、彫刻の作成が最優先事項らしい。ほとんどヴァリマールには構わない。

 

④『剣の作り手』……ヴァリマールの新たな太刀を作るため、ゼムリアストーンの加工を担うことを自ら申し出た。なぜ彼女が動こうと思ったのかは誰にもわからない。

 

 

 

ロギンス

 

①『後輩指導』……告白経験のないアランに、人生の先輩として色々と手ほどきをするが、肝心のロギンスにも経験はない。的外れだが勢いのあるアドバイスに、後輩は何となくそれが正しいような気になっていく。

 

②『恋愛指南』……独断と偏見の恋愛講座。しかし硬派故か、その価値観は古い。

 

③『俺に任せろよ!』……肝心なところで踏み込めないアランを見かね、最後まで責任もって面倒を見ると宣言した。最後と言うのは告白である。

 

 

 

エミリー(サブストーリー/5話9話43話129話)

 

①『体育会系クッキングの体育会系』……サバイバル適正が高いエミリーは、必ず何かしらの食材を調達してくる。野生動物の冬越えの食料でも容赦なく奪ってくる。

 

②『見直したわ』……自分を助けてくれたニコラスに感謝している。彼の意外な男らしさを知った。

 

③『見直したっていうか』……カレイジャスに乗艦してからは、積極的に食堂のニコラスを手伝うようになった。フットワークの軽い働きぶりはクルーの間でも好評だ。

 

④『ていうかていうか、格好いい』……卒業を間近に控え、ニコラスと一緒に過ごす時間を惜しく感じている。卒業してからも時々は会おうと約束した。エミリーは空で、ニコラスは陸で、互いの仕事をがんばっていく。

 

 

 

ニコラス(サブストーリー/5話9話43話)/77話

 

①『体育会系クッキングのクッキング』……どんな食材でもパーフェクトに調理してみせる。自分に対するエミリーの警戒のなさに、ちょっと複雑な気分らしい。

 

②『気の毒な騎士』……鍋を兜に、蓋を盾に、おたまを剣に。見てくれは格好悪くとも、それなりに戦える。

 

③「騎士、再び」……パンタグリュエル制圧戦でなぜか前衛に出ることになった。腕におろし金をつけた出で立ちは、テレジアをして『凶悪』と評された。戦わない上に、ガチャガチャと敵を引きつけただけだったが、エミリーからは絶賛されている。

 

 

 

ハイベル(サブストーリー/4話9話42話59話63話76話80話88話94話127話

 

①『世直し任侠譚の任』……クレインに買い物を任せたばっかりに貴重な路銀を半分失う。その上、領邦軍に追いかけられる羽目になってしまった。

 

②『秘めたるは秘めたまま』……居候先で世話になったココに好意を抱くが、最後まで自分の想いを告げることはなかった。

 

③『修羅へと至る道』……クレアに胸を射抜かれたハイベルは、彼女に関わるマキアスと何かと張り合おうとする。闇が彼を侵食し始めていた。

 

 

 

クレイン(サブストーリー/4話9話42話59話63話)/76話80話88話94話127話

 

①『世直し任侠譚の侠』……一つ、人世に蔓延る悪を。二つ、震える熱き魂で。三つ、見事にぶん殴る。鉄拳制裁、一撃必倒、曲がったことは許せねえ。水泳部部長のクレインたあー、俺のことよ。

 

②『世直し戦隊!』……ジャスティスツー見参! 戦隊と言いつつ二人だぜ! 隊員募集中! 武器? 拳があんだろが!

 

③『正義だよ、全員集合!』……ジャスティスレッドがクレイン、ジャスティスイエローがハイベル、ジャスティスブルーがクレア、ジャスティスグリーンがステファン、ジャスティスブラックがガイウス、ジャスティスパープルがガイラーさん。ついにメンバーがそろった。そろってしまった。

 

 

 

フィデリオ(サブストーリー/5話9話23話28話)/76話129話)

 

①『金欠クリエイターズの金』……予測不能なドロテの行動に困らされ続けている。自分たちの特技で金欠を打破する為、バリアハートに向かうことにした。

 

②『黒き写真家』……取り締まりの兵士に賄賂を掴ませてその場を乗り切るなど、ダークサイドな金の使い方を覚え始める。

 

③『カメラさえあればいい』……街道生活の最中に撮ったある写真が、フューリッツァ賞を受賞した。どんな作品なのかはドロテには教えていない。いつか素直な感謝の気持ちと一緒に写真を見せる日がくれば――と思っているが、そんな日が来るのだろうかと首を傾げる日々である。

 

 

 

ドロテ(サブストーリー/5話/《link:10#39862》9話/《link:24#39862》23話/《link:29#39862》28話)/76話/《link:130#39862》129話)

 

①『金欠クリエイターズの欠』……行商人からペンとノートを購入したことで、ついに旅費が尽きる。フィデリオに詰められると、悲劇のヒロインモードになってこれを回避しようとする。

 

②『金の亡者』……自分の小説が売れなかったことから、詩集販売へと路線変更する。最初は釈然としていなかったが、貯まる紙幣を目の当たりにして価値観が変わってきた。

 

③『大切なものは』……謎のフード男と話す中で、お金よりも自分の小説が大事だったと気付く。詩集売りをやめた為、再び街道生活に戻ることになった。

 

④『ペンさえあればいい』……卒業後は帝国博物館の学芸員として勤めることになったが、小説家の道は諦めていない。憧れの《G》を目指し、いつか帝国を紫に染めるため、彼女は夢を追い続ける。

 

 

 

ステファン(サブストーリー/《link:5#39862》4話/《link:35#39862》34話/《link:64#39862》63話/《link:101#39862》100話/《link:130#39862》129話)

 

①『僕は負けない!』……AIとのチェス勝負に勝ってG•シュミットと会おうとしたが普通に負けた。崩壊するアイデンティティ。

 

②『能力開花への道』……自分の能力を活かし、導力ネットの知識をつける。目指すは最強のハッカー。復活するアイデンティティ。

 

③『ロードオブハッカー』……自身のハッキングスキルを用いてパンタグリュエル制圧戦の大きな力となった。卒業後はその能力をさらに高めるため、ルーレ工科大学に進学を決める。燃え盛るアイデンティティ。

 

 

ガイラー(サブストーリー/5話/《link:18#39862》17話/《link:22#39862》21話/《link:43#39862》42話)

 

①『裏・灰色の戦記』……戦火の中で生まれる真の友愛を見つける為、一人学院を後にした。狂い咲きの用務員はどこかで何かを画策している。

 

②『謎の計画』……レグラムでエマの前に姿を現し、彼女のことを「計画の中枢」と呼ぶ。悪い予感しかしない。

 

③『世界を我が手に』……ガイラーはエレボニア帝国を手中に収めるという。手段は不明だが、何らかのプランがあるようだ。

 

④『皇女を後ろ盾に』……アルフィンが自分のファンであることを知り、それを最大限に利用する形で、ついにカレイジャスに乗艦した。狂い咲きの用務員が帝国の空を舞う。

 

 

《――貴族連合――》

 

クロウ・アームブラスト

 

①『その心情』……学院生の多くがトリスタを離れたことを知り、彼らを侮ってはいけないとルーファスに進言する。表には出さないが、トワたちやⅦ組のことも気にかけていた。

 

②『必殺のフィッシュバーガー』……頑ななアルフィンや警戒のエリゼをうならした絶品メニュー。デュバリィも気に入ったらしく、事あるごとに作れとせがんでくる。

 

③『最後の言葉は』……ヴァルカンが最後に言い遺した言葉の続きが気になっている。音声は解析班に復元を依頼しており、詳細は不明のままである。

 

④『集う想いに生かされて』……リィンたちとのオーバーライズで過去を思い見て、ヴァルカンの最後の言葉で今の立ち位置を返り見て、トワたちを準契約者にし、クロウは今一度未来を見る。

 

 

 

スカーレット

 

①『ケストレル』……新型機甲兵《ケストレル》の専属操縦士を務める。ユミルではドラッケンを繰るアリサと交戦し、これに勝利している。

 

②『スカーレットスペシャル』……アルフィンを屈服させる為だけに持てる全てのスキルを費やして作った、ありていに言ってお子様ランチ。その威力は凄まじく、エリゼの乱入がなければ多分皇女の心を折っていた。

 

③『この炎に誓いを』……全てに区切りをつけるつもりで臨んだアリサとの戦いの最中、アルフィンに騎士としての道を示された。彼女の心は揺れる。

 

④『心に従って』……《イスラ=ザミエル》戦にかけつけ、カレイジャスに助力した。それでもまだアルフィンの騎士になるとは明言していない。

 

 

 

デュバリィ

 

①『負けるのは嫌い』……ブルブランの徴発に乗ってトランプ勝負を行うも、容易く連敗させられる。あと一敗したらペナルティを受けるところだったが、クロウが彼のイカサマを指摘して図らずも難を逃れることとなった。

 

②『義理には堅い』……黒竜関の戦いに加わるよう、悩むクロウに発破をかける。彼女なりに二人の仲を気にしてのことだったが、同時にフィッシュバーガーをもらった恩を返す為でもあった。

 

③『鎧でも守れず、剣でも切れぬもの』……デュバリィは幽霊が怖かった。夜にトイレに行く時は無手の構えを崩さない。

 

 

 

リゼット・ヴェール

 

①『分岐たる銃弾』……貴族連合軍、カレル離宮警護第二分隊所属の女性兵士。離宮詰めの侍女として連れてこられたエリゼと出会う。

 

②『歪む時計』……離宮に現れたヴォルグリフをエリゼと協力して倒し、その功績によって副隊長となる。副隊長権限で自分とエリゼを同室にした。

 

③『あり得た姿映し』……鉄血宰相の強硬政策により、故郷の地を離れることを余儀なくされた。その境遇を受け入れたリゼットの過去を知って、エリゼは彼女を“抗う道を選ばなかったクロウ・アームブラスト”だと感じていた。

 

④『崩落のトリガー』……何者かに誘われるように、その引き金を引いた。




前書きにも記載していますが、今回の人物ノートは本編の進行に合わせて、キャラクターや内容が増加していく随時更新型です。まだ序盤なので項目も少ないですが、これからどんどん増えていきます。

いくつか補足ですが、ゲーム本編とは少々カテゴリーが異なる箇所があります。
例えば『協力者』にヴァリマールが入っていたり(者?で悩みました)、身喰らう蛇の面々やクロウを始めとした解放戦線は一括で『貴族連合』に入っていたりします。

今作は長丁場のストーリーですので進行度合や重要ワード、キャラクターごとの現状などは、こちらでも確認して頂ければ幸いです。

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