うちのカルデアに星5の鯖がようやく来たんだけど、全クラス揃えるとか夢物語だよね?   作:四季燦々

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なお、正確には自分で溜めた石と呼符なのでお年玉ではないもよう。

遅くなってすみません、ギリギリ1月内ならあけおめ雰囲気で押し切れたのにもかかわらず2月になってしまいました。ほ、ほら。イベントとか多かったからね……?(言い訳)

さて、今回の内容は活動報告でも述べた内容になっております。これにて第1部完!ですね。

PS
感想欄のコメントのいくつかが運営対応になっていた件。僕自身も知らないうちにあんな感じに。これはどなたかが通報された、ということなんでしょうか?それとも運営サイドからの配慮?うーん、分からん。


うちのマスターがお年玉をもらったんだけど、これって小説のタイトル的にアウトだよね?

薄暗い空に一筋に光明が差し始める。極寒の寒さを保っていた夜が明け始める。白銀の世界であろう外は、その光を帯びて徐々にその輝きを帯びていっているようだった。

 

今日はこのカルデアにおいて非常に特別な日を意味している。その夜明けに立ち会いたくてオレともう1人、いやもう1人と1匹は漆黒の帳が明け始める時刻まで仮眠をとり、こうして備えていた。少しずつ、少しずつ。ゆっくりとその黒を拭い去るように白から、やがて青色の空が顔を覗かせる。

 

そして、光源がカルデアの周囲に佇む山脈から顔を覗かせると、夜明けの雰囲気を作りたいからと照明を切っていた廊下に柔らかな光が注ぎ込まれていった。その温かさを目や肌で感じながら、オレは隣に立っている人物にニコリと笑いかけた。

 

「――あけましておめでとう、マシュ。今年もよろしくな」

 

「あけましておめでとうございます、先輩。今年もよろしくお願いします」

 

クスリと笑うマシュ。その足元でフォウ君がフォウ!と小さく鳴き声を上げるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冠位時間神殿ソロモンでの戦いを終え、人理焼却を食い止めたオレ達はカルデアで忙しい日々を送っていた。というのも、人理焼却によって1年以上カルデアにいたオレ達以外の人類がこの地球上から消滅していたのだ。イギリスにある時計塔から派遣されていた魔術師たちに、やれ何があったのだ説明しろだの、英霊や聖杯がどうだのと事情聴取に追われていた。

 

まあ、大部分が稀代の天才ダヴィンチちゃんによって誤魔化されたけど。まさに記録を書き換えたのだッ!と、どこぞのドン・サウザンドもビックリなお手並みだった。前者に関してはまだしも、後者に関しては秘蔵しないとやばいからな。英霊をポンポン召喚できる設備とか大量に手に入った聖杯とか、魔術師からしたら喉からどころか体中のあちこちから手が出るほど欲しい物である。ましてや、マシュに関しては人間と英霊の融合したデミ・サーヴァント。性根の腐った魔術師からしたら絶好の研究対象だからな。もっとも、マシュに手を出そうとしたらオレとカルデアの英霊達が全力を持ってそいつらを排除するけど。ビーストにすら効果のあるオレのガンドが唸るぜぇ!

 

そういう諸々の事情があったのだが、年末年始ぐらいおとなしくしとけボケェッ!!と疲れすぎてマジギレしたダヴィンチちゃんによって時計塔の魔術師達はカルデアから追い出され、オレ達はなんとかこうして平穏に新年を迎えることができているのだ。ごめんよ、ダヴィンチちゃん。三が日ぐらいゆっくりしといてね。

 

こうしてダヴィンチちゃんの奮闘により、オレ達は無事初日の出をお目にかかれているというわけだ。あの命がけの戦場を走り抜けて、1度は生還することを諦めそうになったもんだがこうして新年を迎えられている。それもこれも、隣に立つ彼女のおかげなのだが。彼女と別れるようなことにならなくて本当に良かった。

 

「先輩、これからどうしますか?職員の方が『おせち』でしたっけ?それを準備していると言っていましたが」

 

「そうだな……せっかく迎えた新年だし、炬燵に籠ってだらだら過ごすのも悪くないけど。――あっ、そうだ」

 

「どうしました?」

 

「――なあ、マシュ。おみくじ引こうぜ!」

 

「……?」

 

唐突なオレの言葉にキョトンとするマシュであった(可愛い)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「先輩、これはおみくじとは違うのではないでしょうか……」

 

「運試しという点では一緒だから大丈夫大丈夫。それに、人理焼却を防げたおかげで戦力補充しなくなって聖晶石も呼符も余ってるし、どうせなら使っちまおうぜ」

 

おせちを食べ終え、オレとマシュが訪れた場所は言わずとも分かるな?そう、まさに『いつもの』である。いつの間にかそれなりに増えていた石と呼符を持って、すでに目隠ししても来れるのではないかと思えるほど来慣れた召喚部屋。別に今更戦力の補充などしなくても問題など無いのだが、資材を余らせるのも……ね?

 

一応ダヴィンチちゃんからも許可はもらってるしな。また時計塔の魔術師達がグチグチ言ってきそうだが、んなもん知るか。オレは別に時計塔の魔術師じゃないし、これから先そこへ行くこともないだろう。オレの魔術師としていられる場所はここカルデアだけだ。

 

「ということで、早速回してみるか」

 

「それはいいのですが、先輩。この場合、何が出れば大吉なのでしょうか?」

 

「まっ、星5が出れば今年1年の運勢が良いぐらいの考えでいいだろ。どうせ出ないだろうけど」

 

「なるほど」

 

結局最終決戦までに出てきてくれなかったからな……。冠位時間神殿ソロモンでいろんなサーヴァント達に助けてもらったけど、誰一人としてうちに来てくれていない。あれれ~?おかしいぞぉ~?

 

「まあいっか。じゃあ、いっくぞー。そりゃ回れ回れ」

 

バラバラーと聖晶石を召喚サークルの中に放り込む。今回は10連1回と単発引き3回分。加えて呼符3枚だ。さぁーて、新年1発目に出てきてくれるのは誰だ?

 

「――サーヴァント、アサシン。風魔小太郎。このようなナリですが、どうぞよろしく……」

 

目が隠れるくらいの赤髪を揺らし、日本の古来の装束で佇む人物。声や体格から幼さを感じるが、その立ち振る舞いは一級の暗殺者のそれ。時折髪の隙間から見える切れ長の瞳は鷹のように鋭い。

 

「おお、小太郎君か」

 

「あっ、小太郎さん。あけましておめでとうございます」

 

「あけましておめでとうございます。主殿、マシュ殿。風魔小太郎、ただいま参上いたしました」

 

「うん、来てくれてありがとう、と言いたいところなんだけど……」

 

「分かりますよ、我が主。ここにはすでに宝具も極め切った僕がいますね。感覚で分かります」

 

すまない、すでに小太郎君は宝具レベルMAXですまない。だって彼良く来てくれるんだもの。そりゃ、すぐに宝具レベルも溜まるってもんだよ。

 

「それにしても、何故今頃になって召喚を?人理の危機は主殿のご活躍により無くなったと思ったのですが」

 

「あー……その、なんだ。新年のおみくじ的な感覚でな。カルデアにはお参りできるような神社もねえから」

 

「なるほど、おみくじですが。それで僕を引いた運勢はいかほどでしょうか?」

 

「えっ、あ、ああ」

 

やばい、ものすごく目をキラキラさせてる。見えないけどすごい期待が込められた目してる……!

 

これは困った。小太郎君はアサシンでは珍しい全体宝具持ちだし、スターの生成力も非常に高い。火力的な部分では少々物足りないかもしれないが、サポートという面では優秀だ。優秀ではあるんだが……正直微妙としか言えない。性能ではなくこう運勢的に。これはなんと伝えたらいいんだ?

 

「主殿?遠慮なさらずに言ってもらって構いませんよ?」

 

とか言いつつ、ちょっと期待してるじゃないですかヤダー!尻尾があったらブンブン振ってるレベルで楽しみにしてるじゃないですかー!い、いかん、こんな純粋そうな態度を前にして微妙などとは口が裂けても言えん……!

 

「えっと、こ、今年の運勢は良いんじゃないかな?丁度酉年だし、小太郎君も鬼ヶ島で雉やってたしね!ほら、こんなにも偶然が重なったんだし良いと思うよ、うん!」

 

「そうですか!それは良かったです!」

 

(嬉しそうな笑顔を向けるのは)ヤメロォ!無理矢理ひねり出したことに罪悪感がマッハ。こ、これが古来日本から伝わるセイシンゼメと言うやつか……!汚いな、さすが忍者きたない……!

 

「じゃ、じゃあ小太郎君。悪いんだけどダヴィンチちゃんのところへ行ってきてくれないか?」

 

「分かりました!主殿にはお世話になっているので精一杯務めさせていただきます!他の僕もたくさんこき使ってくださいね!」

 

そう言って忍者らしくシュタっとその場を後にする小太郎君。元気よく去っていくその背中を見送ったオレはそこに正月に外で正月遊びを満喫する子どもの姿を幻視した。

 

「あの、先輩……」

 

「何も言わないでくれマシュ。オレにはあれが限界だったんだ……!」

 

「……はい」

 

やめて!ちょっと悲しそうな顔するのやめて!罪悪感に押しつぶされちゃうから!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから呼符も使いきり、召喚できるのは残り単発1回のみとなった。結果、礼装の山でいっぱい。うん、相変わらずの幸運Eで安心したよ(白目)

 

というか、エミヤの正月礼装出すぎィ!お前何回出てくんだよ!?こんなに礼装いらないよ!つか、お前自身がさっさと来いやぁ!いい加減、クロが寂しそうなんだよっ!リミテッドゼロオーバーとか投影魔術の礼装見てしょんぼりしてるのは見るに堪えないだよッ!その度に子ギルが慰めてるのを見たりすると泣くわッ!

 

「なんというか、相変わらずの運ですね先輩。人理を救っても先輩は先輩のままで私は安心しました」

 

グサッ!

 

「オレも今年もマシュのその天然辛辣台詞が聞けて嬉しいよ……」

 

「……?」

 

マジうちの後輩無自覚天使。悪意が無いから怒るに怒れない。むしろ事実だから。でもそのキョトン顔は最高です。

 

「じゃあ、最後回すぞー」

 

「これが終わったらどうしますか?」

 

「当初の予定通りのんびりしようぜ。あっ、ダヴィンチちゃんなら正月らしい遊び道具持ってるかもしれないから、それで遊ぼうか」

 

「いいですね!他の皆さんも誘ってお正月を満喫しましょう」

 

石を3つ召喚サークルに放り込んでそんな会話をする。ここまで来たらどうせまあエミヤの正月礼装でしょ。知ってる知ってる。さっさとそれ回収して、ダヴィンチちゃんのところに行こう。

 

パァと召喚サークルが今回の召喚で1番の輝きを放つ。眩しく金色に輝くその光は高レアのサーヴァントが召喚された証。そして、召喚サークルの中心から現れたのは金色のセイバーのカード。つまり星4以上のセイバーが来てくれたということだ。

 

「先輩これは大当たりでは!?」

 

「おいおい、マジか。このタイミングで来るのか――すまないさん」

 

もはや断言である。

 

「えっ?いえ、あの、まだ断定は早いのでは?」

 

「いやいや、絶対すまないさんだって。どうせ『すまない、正月というめでたい時に召喚されてすまない』とか言うんだって。でも、すまないさんいないからオレ的には大歓迎」

 

「そ、そうですか。いえ、そうですよね。いくら新年とはいえまったく星5を引けなかった先輩がこんなところで引けるわけないですもんね。いつものように大いに期待して撃沈というテンプレのような流れを察しました」

 

……あの、マシュさんや。自分で言っといてなんだけど、その新年早々切れ味の鋭い言葉は一体どうしたんですか?なに?ビーストなの?デンジャラス・ビーストマシュ再誕なの?それはそれで大歓迎だよ?

 

この世の不条理に対して嘆くのと同時に、去年の後輩のハロウィン衣装を思い出していたオレの前で、爆発するように光彩が溢れる。そして、その光の海の中からついにすまないさん(予想)が現れた。

 

「いやー、ようこそドラゴンスレイヤー。新年早々よろし――」

 

 

 

 

 

「――新免武蔵守藤原玄b……ごめん、やり直し!サーヴァントセイバー、新免武蔵。ここに推参!面白おかしく過ごさせてね、マスター」

 

 

 

 

 

現れたのは竜の因子を持つ竜殺しではなかった。2本の刀を携え、動きを阻害しないように短めに加工された和服を身に纏う。美しさとたくましさを感じさせる絶妙のプロポーション。その表情は歴戦の剣士であるにも関わらず、非常に穏やかに見えた。しかし、その立ち振る舞いには一切の隙が無い。敵対しようものなら一瞬で切り捨てられる、そんな覇気も纏っていた。

 

「「…………」」

 

「あ、あれ?私何か間違えちゃった?確かに名乗り口上を思いっきり噛んじゃったけど……」

 

あまりの事態に脳の処理が追い付かない。たぶん、怒涛の展開を見せた最終決戦の時よりも脳が回っていない。ポカーンである。ひたすらにポカーンである。それは隣で見ているマシュも同様。

 

「「…………」」

 

「あの、マスター?そろそろ何か言ってくれないと困っちゃうなー、なんて……」

 

 

 

 

 

 

「「――えええぇぇぇぇぇぇぇぇぇッ!!??」」

 

 

 

 

 

 

 

新年早々、カルデア内にオレとマシュの絶叫が響き渡りました。

 

 

 

 

 

 

 

「うどんじゃぁぁぁ!!大量のうどんを持ってくるんじゃぁぁぁぁ!このお方を誰だと心得る!天下の星5様だぞぉぉぉっ!」

 

「ちょっ!マスター!?いきなりどうしたの!?というか、前にあった時とキャラ違くない!?」

 

「先輩ッ!とりあえずブーティカさんに連絡してうどんの用意してもらうようにしました!もう少々お待ちくださいとのことです!」

 

「ナイスだマシュ!それでこそオレの相棒!」

 

「ねえ待って!事態が全然呑み込めないんだけど!?それにそこの女の子!君ってこういう時のブレーキ係じゃないの?良く知らないけどさ!」

 

「まあまあ、貴方様はとりあえずゆっくりとお寛ぎください。あっ、座るものないですね。オレ椅子になりましょうか?」

 

「いらないよっ!?本当にどうしたのさマスター!?とにかく落ちついてぇぇぇ!」

 

オレ達の荒れ狂いように武蔵ちゃんが大☆混☆乱!それから10分ぐらい3人でわちゃわちゃしてました。

 

「――とりあえず、マスターと、ええっとマシュちゃんでいいんだよね?よろしくね」

 

「はいっ……!はいっ……!よろしくお願いします……!」

 

「先輩、ようやく報われましたね……!」

 

「おう、長い戦いだったよ、マシュ……!」

 

「今度は泣き出してるし……。もうなんなのこの2人」

 

感謝……!圧倒的感謝……!運営さん、マジでありがとう!最終決戦終わった後だけど、来てくれただけで超嬉しいです。

 

――ということで、うちのカルデアに星5のサーヴァントが来てくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけという名の小さなシリアス

 

バタバタと廊下をひた走る。ある人物にどうしてもこの結果を報告したかったからだ。その人物の部屋の前に到着すると、オレはノックもせずに扉を開ける。

 

「ロマンッ!ついに星5が来てくれたぞッ!いやー、長い戦いだったけどやっと来てくれた!どうだ、幸運Eのオレだってやるときはやる、ん……だぞ……」

 

――無人の空間に萎んでいく声だけが反響する。部屋の中からはあの聞き慣れた声は返ってこなかった。職員の誰かが大掃除をしてくれたのだろう。それでも、持ち主の意志を尊重して極力物を動かさないようにしてくれたのか、書類でゴチャゴチャではあったが部屋の中は埃こそ1つなかった。まるで、この部屋だけ時間が止まっているような、そんな感覚だった。

 

「…………何やってんだオレ」

 

つい、ポツリと呟く。最近ようやくマシになってきたと思っていた涙腺から一粒だけ、涙が零れ落ちた。扉を開けたまま立ち尽くしていると背後から足音が聞こえてくる。振り返らずとも、それが誰かはすぐに分かった。

 

「先輩……」

 

先程とは正反対に、マシュは悲しそうな声色でオレを呼んでくれる。彼女の柔らかな手が震えるオレの手を包み込んでくれる。彼女が具体的に何かを言わずとも、そこにどれだけの思いが込められているのかは自然と理解した。

 

「――マシュ、オレさ。諦めてないから。こうしてマシュも戻ってきてくれたんだ。ロマンのこと、諦めてないから……!」

 

「――はい。私もドクターのこと諦めてません。絶対にまた会いましょう」

 

「ああ」

 

ギュッとマシュの手を握る。彼女も少し驚きつつも優しく握り返してくれた。

 

そうだ、こうしてまた彼女の手を握ることが叶ったように、あのヘタレだけど最高の司令官にもきっとまた会える。そして、今度こそ直接言ってやるんだ。『見たか、ロマン。オレだってやればできるんだ!』ってな。

 




ということで、うちのカルデア初の星5は宮本武蔵ちゃんでした!パチパチパチ!

内容にもあるように、最初10連引いてダメで、呼符使ってもダメ。どうせなら全部使ってしまうかと残りの石使って3回だけ引きました。1回目ダメ、2回目もダメで、ああやっぱりなと思っていたら、なんとなんと。最後の1回で来てくれました。新年早々縁起が良かったです。

もしかしたら、彼女に会うために第1章では引けなかった可能性が微レ存……?

それにしても、僕のFGOは初回の10連で星4のデオン君ちゃんが来てくれたことから始まりました。そして新しい章が始まる準備期間に今度は星5の武蔵ちゃん。大きな区切りごとにセイバーが当たる魔術にでも罹ってるんですかね?ちょっと期間長くないですか?

と、とにかく!次回からタイトル変更し、間章としてイベントのお話をしていきたいと思います。どのイベントからスタートするか決めていませんが、今後ともよろしくお願いします!

ではでは!また次の更新でお会いしましょう!

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