将軍が行く!   作:イチ

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第1話

 ――陛下は、外の世界をご覧になられたことはありますか?

 

 将軍にそう問いかけられ、皇帝はふと疑問に思った。

 そういえば自分は、これまで一度もこの外の世界を見たことがない、と。

 

 大臣のサポートもあって幼くして皇帝の座に就いた皇帝であったが、実質的な政治業務は大臣が全て行っており、皇帝と言っても自分はただ大臣に言われた言葉をただそのままに皆に伝える伝令役でしかない。

 しかし、そのことに不満はなかった。幼い自分にはまだ国をまとめ上げる実力がない――未熟者であることは理解できていたし、国家の安定と平和を心より願うからこそ、優秀な大臣に全てを任せることが何よりも国のためになると判断していたからだ。

 

 そこには幼き故の裏表のない純粋な思いしか無く……それ故に物事の『裏側』を見る目が養われていなかった。

 

 幼き皇帝の世界は宮殿の内側のみで完結していた。

 国の現状については大臣をはじめとする家臣からの報告しかなく、実際にその目で外の世界を、そして国の現状を見たことはなかったのだ。

 普通なら何かおかしいと気づくだろう。なぜ自分は一度も外の世界を見たことがないのか――()()()()()()()()()()()()()()()()()、疑問に思うだろう。

 しかし、生まれながらにして一度も外の世界に出たことがない皇帝からしてみれば、外に出られない自分の立場はあくまで日常で、当たり前の光景だった。

 だからこそこれまでの人生で何の疑問も抱かずにここまでやってきた訳だが、その将軍の問いかけは幼き皇帝の心に波紋を投げかけた。

 そして一度生まれた幼くも純粋な好奇心は止められるはずもなく、気が付けば皇帝はその将軍に向けて告げていた。

 

 ――外の世界が見てみたい、と。

 

 皇帝のその言葉を将軍は、普段の凛々しい表情とは一変した聖母のような微笑を浮かべて快く引き受けた。

 

 +++

 

 しかし大臣より勝手な外出を禁止させられているその身とあっては、宮殿の外に出るにはその大臣にばれないよう誤魔化さなくてはいけなかった。

 もしばれたらと不安を隠しきれない皇帝に対し、将軍はご心配は無用ですと告げた。

 宮殿を自由に出入りできる侍女の立場を利用し、侍女の纏うローブを調達し、皇帝を侍女に変装させたのだ。幸い皇帝は幼い故に小柄で童顔であったため、少し化粧をして整えれば、一介の侍女に成り得た。

 

 こうして皇帝は将軍に連れられ、生まれて初めて宮殿の外に繰り出した。

 

 生まれて初めて見る帝都の街並みは、賑やかさや華やかさに満ち溢れていた。

 中央通り沿いに建ち並ぶ、様々な店。

 通りを行き交う、老若男女多種多様な人々。

 生まれて初めて味わうその活気に圧され、思わず後ずさりしてしまう皇帝を、将軍は慈愛の込められた眼差しを向けて告げた。

 

 「ご心配はご無用です。この私がいるからには陛下に危険が及ぶことはまずあり得ませんので」

 

 それはこの目の前にいる金髪の女性が、あのブドーやエスデスに並ぶ実力を持つ将軍だからこそ、安心できる言葉だった。

 

 将軍の言葉に心にゆとりが生まれた皇帝は、これまで外に出られなかった鬱屈を発散させるかのように街の散策にいそしんだ。外に出られないことを当たり前、と思いつつも心の片隅では無意識に鬱屈が溜まっていたのかもしれなかった。

 散策すればするほど湧き起ってくる疑問。目に入るもの全てが初めて見るものばかりで、皇帝の純粋な好奇心は次々と将軍に質問をぶつけていく。

 将軍はそんな皇帝の疑問を手慣れたような模範解答で解消していった。

 

 「この街がこんなに活気に溢れていたとは……ここはこの帝国の中心に相応しい素晴らしい街だな! 余は満足だ!」

 

 活気に満ち溢れた帝都のその光景は、国が豊かに繁栄していることを意味する。

 

 そう思い至ったのか、無邪気にはしゃぐ皇帝を、将軍は悲しげな微笑みを浮かべてただ見据えていた。

 まるで目の前で瞳を輝かせる少年を憐れむかのように。

 それから間もなくして、幼き皇帝は過酷な現実を突きつけられることとなる。

 

 「な、んだ……この場所は……?」

 

 それは帝都の外れにあるスラム街だった。

 華やかな帝都の中心部とは似ても似つかないみすぼらしいその光景を皇帝は信じられない思いで見つめる。

 

 「――これが現実なのです。陛下」

 

 背後からかけられ、振り向くとそこには険しい表情をした将軍の姿があった。

 

 「限られた一部の人間のみが富を独占するが故に、この帝国の大多数の人間が貧困に喘ぎ、苦しんでいるのです」

 「しかし大臣は……余にこのようなことは一度も……」

 「その大臣が自分に都合の悪い情報は全て握り潰しているのです。だからこそ陛下はこの帝都の現状を知ることができなかった……」

 

 大臣が陛下に外の世界を見させないよう仕向けていたのもそのためです、と将軍は告げる。

 

 「全ては大臣が己が欲望のために陛下の知らないところで暴政を振るっているのです。あなたが全幅の信頼を置く大臣こそが……この光景を生み出す……この帝国の衰退を招く根源なのです」

 「そんな……大臣が……」

 

 そんな馬鹿なことが。

 信じられない思いで皇帝の頭の中は一杯だった。

 

 事実、口で言われていただけでは皇帝は如何にこの将軍の言葉といえども相手にもしていなかっただろう。

 大臣は自分が皇帝になるために力を尽くしてくれた、言うなれば恩人であり、だからこそ皇帝は大臣に全幅の信頼を寄せていたのだから。

 だが、目の前に広がる過酷な光景は紛れもない現実。

 嘘だと思いたい。嘘だと言いたい。

 だが目の前に広がる光景が、将軍の告げた言葉が事実であるということを告げていた。

 

 そんな皇帝に将軍は深々と頭を下げる。

 

 「――申し訳ありません、陛下……。この光景を見せれば貴方が傷つくことは、この私自身痛いほど理解できていました……。しかし、この悲惨な現状を陛下にお伝えするには陛下に直接、この光景を目にしていただく他なかったのです」

 

 将軍の謝罪に皇帝は暫く言葉を失ったかのように固まっていたが、やがてその口からポツリと、か細い声が掠れ出る。

 

 「余は……余は……」

 

 一番の信頼を置いていた家臣が、帝国を苦しめる諸悪の根源だった。

 その事実にショックを受けたのは言うまでもなく、何よりも皇帝がショックを受けていたのは、そのような大臣の本質を見抜くこともできず、のうのうと帝国の政治を任せてしまった自分自身の判断力の無さにだった。

 

 「余は……皇帝失格だ……!」

 

 皇帝は拳を固く握りしめる。

 

 民の上に立つ指導者として、情けない。

 国の安定と平和を願い、願ったからこその大臣に全てを任せるという判断だったのだ。

 自分を皇帝の座に導いた大臣ならば必ずこの国を良き方向に導いてくれると信じて……信じて疑わなかったからこそ、皇帝は言われるがままに大臣に仇なす存在を処罰し、排除してきたのだ。

 それが全て、間違いであっただなんて――。

 

 幼き事など何の言い訳にもならない。

 全ては大臣の言いなり人形であった自分が――考えることを放棄した自分が一番悪いのだ。

 

 「……余は……これからどうすればいいのだ?」

 

 一番の家臣には裏切られ、幼い自分が未熟者であるという現実は――このままでは国は衰退し続けるという現実は変わらない。

 

 いつしか皇帝は、自分でも無意識のうちにそう呟いていた。

 いきなり突きつけられた非情な現実に幼い皇帝の頭はショートを起こし、混乱状態に陥っていた。

 

 見かねた将軍は皇帝の手を優しく取り、その場に跪くと凛々しくも温もりに満ちた瞳で皇帝の顔を見上げた。

 

 「――何も一人で全てを背負う必要はないのです、陛下」

 

 この国にはまだ心の底より国の繁栄を願う将軍たちがいる。

 彼らの協力を得て、この国を変えていけばいいのだ。

 

 「――それに私が陛下とお会いした時に告げた言葉をお忘れですか?」

 

 我が剣は貴方と共にあり、貴方の運命は私と共にある。

 

 かつてこの将軍が初めて皇帝に謁見した時、彼の前に跪き、宣言した言葉だ。

 その洗練された動作に女子(おなご)とは思えぬほど凛々しく、けれども可憐なその眼差しは玉座に座る皇帝の心を掴んで離さなかった。

 

 その日のことを皇帝は今でも昨日のことのように思い出せる。

 

 「余の……味方となってくれるのか……?」

 

 微かに震えるその声は皇帝の内に不安があることを意味していた。

 こんな愚かな自分に着いてきてくれる者がいるのだろうかと、幼き皇帝の心は不安で仕方がなかったのだ。

 

 そんな皇帝を安心させるかのように、将軍は頷く。

 

 「――貴方がこの国を想う心を失わない限り……私はいつまでも貴方の剣です」

 

 その言葉に頭の中の靄が一気に切り払われたような気がした。

 

 そうだ。こんなところで立ち止まっているわけにはいかない。

 本当にこの国の繁栄を望むなら、この身体に鞭を打ってでも前を向け。

 

 最強にして最高の騎士が、こうして自分の剣となる誓いをここに立ててくれたのだから。

 

 「――すまぬ。感謝する」

 

 将軍に感謝の言葉を述べた皇帝は決意を新たに力強く拳を握りしめた。

 

 +++

 

 「よし、では早速、大臣(オネスト)を捕まえ、根掘り葉掘り詳しい話を聞こうではないか!」

 「恐れながら、その提案には承諾しかねます、陛下」

 

 場所は変わって帝都・宮殿、皇帝の自室にてそう言って身を乗り出した皇帝を将軍はその眼差しに若干の口惜しさを滲ませながら止めた。

 

 「なぜだ!? この国の衰退を招く元凶があの大臣であるなら、その元凶を叩くのは当然のことであろう!」

 

 至極当然のことを口にしたつもりだったが、将軍は冷静に皇帝にこの帝都の現状を説明する。

 つまり、現状、この帝国における権力のほとんどがオネスト(大臣)に集中しており、如何に皇帝といえど現状、オネストを暴政を止めるだけの力を持っていないということを。

 

 「なっ!? 帝国で一番、偉いのは余ではないのか!?」

 「立場だけで見るのなら確かに陛下が一番、上であることに変わりはありません。しかしあのオネスト(大臣)はたくみな手法で邪魔者を処分して、自分に有利に働く者で周りを固めているのです。もはや立法、行政、司法、そして軍に至るまであのオネスト(大臣)の息がかかっていない所はありません」

 「……つまり、たとえオネスト(大臣)を捕まえたとしても、司法にまでオネスト(大臣)の息がかかってる今となってはもみ消されてしまうということか?」

 「物わかりがよくて流石です、皇帝陛下」

 

 将軍に褒められ、嬉しさと恥ずかしさで若干、顔を赤く染めながらも皇帝は「ではどうすればいいのだ?」と言将軍に問いかける。

 

 「まずはオネスト(大臣)の権力を削ぐことから始めなければなりません。陛下が真実を知った今、オネスト(大臣)にとって陛下は邪魔者となったのです。自分のいうことを聞かぬ操り人形は不要、という訳ですね。権力にモノを言わせ、陛下を帝都の裏側で始末する……という可能性も否定できません」

 

 始末。その言葉に皇帝はびくっと身体を竦ませるが、すぐに将軍が「――がそんなことはさせません」と力強く皇帝に告げる。

 

 「陛下の異変に気付いたオネスト(大臣)が差し向けるであろう刺客からは私がこの命を賭けて守ります。故にまずは陛下は頼れる味方を作ることから始めてほしいのです」

 「……味方、か?」

 「はい。先ほども言いましたが、この帝都にはまだ心の底からこの国の繁栄を願う者がたくさんいます。その者たちに力を与え、国の改革を行うのがこれからの陛下の使命です」

 「余の、使命……」

 

 将軍の言葉に皇帝は不安げに顔を俯ける。

 

 ――余にできるのだろうか。今までオネスト(大臣)の操り人形にしか過ぎなかった余が……。

 

 そう考えてしまうのも無理もない。如何に皇帝というお国で最高の立場に着いているといってもまだ子供なのだ。国を良くしたいという純粋な願いはあっても、それ以上にこれから強大な敵と戦っていくことを思うと不安で堪らなくなる。

 

 そんな皇帝の内心を見透かしたかのように将軍が優しく抱きしめ、耳元でそっと告げた。

 

 「大丈夫です。陛下ならきっと、この国を変えられます」

 

 実際、何の根拠があって、彼女はここまで自信を持っているのだろう。何の実績もない。今までオネスト(大臣)の操り人形でしかなかったというのに、どうしてここまで希望に満ち溢れた眼差しを自分に向けられるのだろう。

 

 しかし将軍がそう言ってくれるだけで、不思議と自分の中の緊張が和らいでいく。

 

 「そうだな……余はきっとこの国を変えてみせる!!」

 「その意気です、陛下」

 

 意気込む皇帝を見て、将軍は嬉しそうに微笑んだ。

 

 +++

 

 「陛下の朱肉の政策に口を出し、政務を遅らせたのは許されざることですよねぇ」

 

 国の内政官であるショウイは絶望していた。

 この国に。そしてこの国を腐らせる元凶である男――オネスト(大臣)に。

 このままでは自分はおそらく政務を遅らせた咎により、処刑される。

 しかし口を出さずにはいられなかった。今の陛下は実際はただの操り人形でしかない。実際はこのオネストが提案したと言っていいこの政策は民にさらなる苦労を強いらせ、国を衰退を加速させる愚策というほかならないからだ。

 

 ぐちゅぐちゅと肉を頬張るオネスト(大臣)の傍らの玉座に腰掛ける皇帝陛下の表情に変化は見られない。あと一言、二言、何か口を開けば、もう間違いなく、皇帝より処罰が下されることになるだろう。

 しかし、それでも――

 

 「陛下は大臣に騙されております!! どうか民の声に耳をお傾けください!!」

 

 ――叫ばずにはいられなかった。このままでは千年にも及ぶ帝国の歴史が途絶えてしまう。

 この国を、民を、何よりも愛しているからこそ叫ばずにはいられなかった。

 しかし無情にもオネスト(大臣)は陛下の耳元で甘く猫名声で囁く。

 

 「ショウイ殿は気が触れてしまったのでございましょう。ここは陛下の一言で楽にして差し上げるのがよろしいかと」

 

 その言葉にショウイはギリリと歯を噛み締める。

 こんなことがまかり通っていいのか。

 オネスト(大臣)の一言で、全てが決定してしまうこの現状が。

 このまま帝国は衰退し、滅びの道を辿っていくしかないのか。

 

 全てを諦めかけたその時、皇帝が静かに口を開いた。

 

 「内政官ショウイ」

 

 ショウイは力なくその視線を皇帝に向ける。どうか自分のこの想いが届いてくれと一縷の望みをかけて。

 

 「ショウイ、そなたは余の政策に問題点がある故に口を出したのであろう」

 「はっ、恐れながらそうでございます」

 「ではその問題点について、もう一度説明してみよ」

 「はっ?」

 

 思わずショウイは目を見開いた。目の前の陛下が口にした言葉が信じられなかった。

 

 「なっ……?」

 

 信じられないような顔をしていたのはオネスト(大臣)もだった。普段ならここで必ず皇帝はこういった輩を牛裂きの刑に処するというのに。

 しかし、ショウイからしてみればこれは願ってもみないチャンスだった。ここぞとばかりに身を乗り出し、ショウイは皇帝に向けて政策の問題点を丁寧に説明し、その改善策を提案する。

 

 「陛下そろそろいいのではないでしょうか? そろそろこの男を……」

 「うるさいぞ、大臣。今は余がこの男の話を聞いているのだ。邪魔するでない」

 「っ! ……これは申し訳ありませんでした、陛下」

 

 そう言ってぐちゅ、ぐちゅと肉を咀嚼するオネスト(大臣)であったが、苛立っているのは明らかだった。

 そんなオネスト(大臣)を余所にショウイの話を全て聞き終えた皇帝は「ううむ」とうなり声を上げる。

 

 「なるほど、たしかに改めて言われてみるとこの余の政策には改善点が多いようだな。早急に政策の見直しをしなければならないな」

 

 そう告げると皇帝は力強い眼差しでショウイを見据えた。

 

 「しかし余はこの手における知識はまだまだ疎い。余の代わりと言っては何ではあるが、内政官ショウイ、余の代わりに改めてこの政策を練り上げてはくれぬだろうか?」

 「――!!」

 

 皇帝のその言葉にショウイは今度こそ今、目の前に広がるこの光景が現実のものであるのかどうか疑った。周りからもどよめきが沸き起こる。

 処罰を言い渡さないどころか、陛下は自分に政策の見直しを命じたのだ。これまでの陛下からは考え付かない決断だった。

 

 (陛下はわかってくださった……陛下はわかってくださったのだ!!)

 

 感激のあまり頬を熱いモノが伝う。そんなショウイを見て、皇帝は力強く頷く。

 

 「頼んだぞ」

 「はっ! このショウイ、全身全霊をかけて政策の改善に努めまする!!」

 

 皇帝に敬礼したショウイはその場を後にする。

 絶望の闇の中に灯された一筋の光。

 ショウイは自分の中に熱が灯るのも感じていた。

 陛下は自分の可能性に賭けてくださった。ならば自分は全力でそのご期待に応えなければならぬと。

 周りにはオネストの息のかかった敵しかいないのかもしれない。

 それでも戦い抜いて見せると、決意新たにショウイは早速、頼まれた政策の改善に取り掛かったのだった。

 




 皇帝
・原作においてはオネストの操り人形同然だった男の子。将軍の何気ない問いかけで外の世界の現実を知り、本気で国を良くしようと努力を始める。当面はオネストの息のかかっていない味方を作ることを目標に頑張る。

 内政官ショウイ
・原作1巻にて皇帝の政策に口出したことによって牛裂きの刑に処されたおじさん。本作では皇帝の一言で処刑を免れるどころか政策の見直しを任されるまでに至った。この調子でお国のために頑張ってね、おじさん!

 将軍
・一話が終わった時点で未だ名前が出てこない人。皇帝の目を覚めさせた張本人。一応、あのブドーやエスデスに並ぶ実力を持っているらしい。某騎士王を彷彿とさせる言動があるが多分、関係ない。次回、名前登場予定。

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