気付いたらなんか生暖かい変な場所にいた。
えっどこ、ここ?
周りの壁見たいのブヨブヨしてるし水っぽいので満たされてるし……
って、水ぅ⁉︎
やべぇ溺れるじゃん‼︎
早く出なきゃ死ぬぅ!!!
〜数分後〜
うむ、落ち着いた。
まず冷静にならなきゃね。
未だ外に出れてないけど……
まずこうなった原因だ。
えっと、たしかぁー…
あれ?覚えてない。
いや、こんなとこにいる覚えはないんだけどその前に何をしていたかってのを思い出せない。
でもなんかちがうんだよなぁ…
自分の体にも違和感するし………
ん?体……
あれ⁉︎
なんか体溶けてる⁉︎
なんかスライムっぽいんだけど⁉︎
キモッ‼︎
あ、でも体の感覚はある。
それじゃ何か?
なんか溶けれるのか?自分の体は……
うーむ、わからん。
どうゆうことなのか。
とりあえずこうまとまるって意識してみよう。
む
むむ
むむむ
むっ!
おお、体が出来た!
こうブワーッと小さい粒が集まってくるのね。
こりゃ感動もんだな。
しっかし細い腕だなぁ。
しかも色が黒いなぁ。
こんな色黒だったっけ?
あ、髪の毛は緑色だ。
今日は新しい師団長が産まれるらしい。
それに立会いしなければいけない。
正直、巣の拡張で忙しいからそんなことをする暇はないのだが……女王の命なら仕方ない。
まだ兵の数が少ないから新しく産まれるのは喜ばしい。
「これか」
一つの大きな卵がそこにある。
どうやら中で動いているらしく揺れているのがわかる。
「目覚めの時間だ」
卵はピクリと動くとブルブルと震え始る。
そろそろか。
やがて卵は割れ中からそいつが出てくる。
「ぶべぇ!」
……勢いが良すぎたのか地面にそいつは叩きつけられたようだ。
いてて。
声がしたと思ったら地面に叩きつけられた。
くそっ誰だこんなことしやがったの!
ゆ''る''さ''ん''!
「お前が新しい師団長だな」
むっ声がするぞ!
お前がやった…ん……だな………
「?どうかしたか?」
…
え?
え、待って。
君?君なの?
やばい見たことある。
名前忘れたけど多分……
とゆうことは⁇
そうゆうことなの⁇
…
「アイエエエエエエエエ⁉︎」
「⁉︎なんだいきなり叫ぶな‼︎」
だって待ってそうゆうことならさぁ!
いま!
ここは!
『創作物』の中ということだよ⁉︎
自分の事は思い出せないけどこうゆう記憶は残っているのね!いま知ったよ!
「す、すまない。少し取り乱したよ」
よし、落ち着け落ち着け自分。
まずは謝罪だ。
人との距離は離れすぎてはいけないからな。
「そ、そうか。ならいいんだ」
よし。第一歩は成功だな。
次は自分の確認だ。
ここは『創作物』の世界。
自分の姿は確認せねば。
「なぁ、鏡はないか?自分の姿を見たいんだ」
こいつは師団長だったはず。
そして自分も師団長らしい。
ならタメ口でいいな。
「鏡か?そこらにあると思うが…」
よし!これならいけるぞ!
これでこの世界の元々の存在なのかそれとも違うものなのか、それがわかる。
…マジでこうゆうことわかるな自分。
『転生』や『憑依』の類なのだろう。
そうゆうの好きだったんだろうなぁ…
「お、あったぞ。手鏡だがいいか?」
おっと、鏡があったらしいこれでどんなのかわかるぞー。
wktk。
「どれどれどんなのかなっ……て」
……ねぇ。
…これマジ?
どれだけ自分を困らせる気ですか?
はぁ………
「アイエエエエエエエエ‼︎」
「なんだまたか‼︎」
こうして自分は
『HUNTER×HUNTER』の世界で
『ムシブギョー』の長宗我部盛親として産まれました。
ねこです。
他の作品を書かずに新作を書く私。
この作品は思いつきで書きました。
寄生虫怖いよね。
調べん方がいいよ。
よろしくおねがいします。