GATE:Modern Warfare   作:ゼミル

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※キャラ崩壊&大分爛れた内容注意。

どうしてこんな話を書いた、言え!(自問自答)


8:Into the Academia/ロンデル滞在記(1)

 

 

 

 

<1か月前>

 伊丹耀司

 ファルマート大陸・ロンデル近郊

 

 

 

 

 

 地平線の彼方まで広がる平原を異世界の車両(高機動車)がひた走る。

 

 喉を鳴らす猛獣を思わせる水冷直列4気筒OHV4バルブターボディーゼルエンジンの安定した動作音。自然そのままな地面の凹凸をランフラットタイヤが広い車体を揺らす。

 

 そんな車内には美しきエルフの少女がこれまた美しい所作で月琴を奏で、その口からは天使か女神かと思いたくなる程に透き通った歌声を紡ぎ出していた。

 

 武骨な軍用車中で奏でられる金髪エルフのミニコンサートという地球ではまずありえない組み合わせ。

 

 音楽といえばアニメやゲームの主題歌か自衛隊歌か、なんて非常に偏ったジャンルにしか縁の無かった伊丹ですら自然と目を閉じて聞き入ってしまう位には、今や彼もテュカの音楽の才能の虜となりつつある。

 

 ……同時に、席は空いてるのにわざわざ俺の膝の上に乗りながらの演奏じゃなければもっと楽しめるんだがなぁ、と思ったり思わなかったり。

 

 特に股座へジーンズ越しに押し付けられる、引き締まってはいるが適度に柔らかい桃尻の感触があまりにも刺激的過ぎた。

 

 なお右隣にはロゥリィが、左隣には栗林がこれまた伊丹の体にしな垂れかかるという状況。

 

 それぞれの腕もしっかり2人の両腕に絡めとられ、栗林に至ってはわざわざ迷彩服の前を開けくっきりと浮かび上がった双丘の間に伊丹の左腕を埋めてすらいた。肉と肉のサンドイッチというよりはホットドッグみたいな塩梅である。

 

 

(こんな事なら助手席に座っておくんだった)

 

 

 ちなみに今助手席にはヤオが収まっている。

 

 幸せな地獄とはまさにこんな感じなのかもしれない、と伊丹は必死に意識と感覚を切り離しながら思った。

 

 テュカの演奏を心から堪能したくても上半身も下半身も軟肉に刺激されてしまい、油断すると今にもムクリと頭をもたげそうな男の本能と相()を抑え込むのに相当な意識のリソースを割かねばならないこの現状。

 

 クレティで一線を越えたあの夜以降―実際には夜どころか昼過ぎまで爛れた時間を過ごしてしまったのだが―妙に女性陣からのスキンシップが積極的だ。

 

 具体的には今みたいに何かにつけて肌を触れ合わせながらの交流を度々試みてくるようになった。既に誰かが伊丹に纏わりついていてもお構いなしどころかタッグやトリオで絡んでくる事も珍しくない。

 

 昼間でこれなのだから夜となれば――言わずもがな。

 

 クレティで消費した医薬品の整理中に救急箱から見つかったゴム製品は、栗林によって女性陣が用途を知ったその夜には何故か行方不明になる始末。

 

 かといって伊丹を独占しようと奪い合うといった事は少なく、むしろ伊丹を間に挟んでキャッキャウフフと絡む事もしばしばだったり。

 

 薔薇か百合がバックで咲いてそうな、そんなレベルである。最近顔を合わせてないピニャや梨紗が見たら食いつきそうだ。

 

 

(あの時途中から俺抜きで絡んでたりもしてたからなぁ。主にテュカが)

 

 

 男は父さん改め伊丹一筋だが女の子も好きと公言するテュカに当てられてどうやらロゥリィや栗林も新たな扉を開いてしまったらしい。

 

 尤も当の彼女達からしてみれば、あの日一緒に伊丹と結ばれた特別な関係だからこそ同性でも受け入れたのであって、他の女相手にこういう事をするつもりは当然無いそうな。

 

 男の寵愛を求めて死者すら続出する女同士の争いが日常茶飯事だったという大奥だの後宮だのと違って伊丹ハーレムの女性陣は時折鞘当てが勃発するものの、基本的な雰囲気はむしろ和気藹々としたものだ。

 

 が、ハーレムの主となった伊丹自身としては正直言って辛い。

 

 主に精神が。もっと具体的には理性が。

 

 現在高機動車を運転しているのはレレイだ。特地の女性陣中真っ先に運転技術を習得したレレイがハンドルを握る事は多い。

 

 そんな魔導師の少女が時折後部座席でイチャつく伊丹らをバックミラーで観察していた事には既に気付いていた。ミラー越しにぶつかるレレイの視線が何だか責めるような光を帯びているように思うのは伊丹だけだろうか?

 

 ヤオも、時折後部へ振り返ってはご主人様大好きなペットよろしく伊丹にじゃれつく少女達へ羨まし気な視線を送ってきている。

 

 

「レレイーそろそろ運転替わろっか?」

 

 

 視線に気づいていたのかいないのか栗林がレレイに提案した。だがレレイはハンドルを握ったまま首を横に振った。

 

 

「不要。まだこのままで良い。このままが良い」

 

「へぇ、もしかしてレレイ、車の運転が気に入った?」

 

「とっても。車の運転には謎を解き明かしたり、ヨ……男女の肉の交わりとは別種の快感を私は感じている」

 

 

 後半はほんのり頬を赤らめながらの発言であった。やっぱりレレイも色ボケ気味なのかもしれない。

 

 

「おいおい導師号審査とやら本当に大丈夫なのかぁこれ」

 

 

 自分が受けるのではないが何だかとっても心配になってきてしまった伊丹は思わずぼやいた。

 

 相変わらず視線は前方に固定し地面の凹凸で微妙によれる車体のコントロールを維持しつつレレイは「その心配はない」と返す。

 

 

「アルヌスを出発した時点で既に論文は清書を終えて『ふぁいる』に保管済み。研究中の魔法に使う触媒と共にしまってある。それから、もうすぐロンデルが見えてくる。あの稜線を超えるとすぐそこ」

 

「おお、ようやくか。これも記録しておかないと」

 

 

 野盗などとの遭遇に備えてしっかりと手が届く位置に転がしていた戦闘用装備一式の中からタクティカルベストに括りつけてあったアクションカムを外し、小型カメラを手にした伊丹は屋根代わりの幌の一部をめくると上半身を車上に晒した。

 

 体に当たる自然そのままな空気が心地良い。伊丹だけでなくテュカや栗林までロンデルを一目見ようと、めくった幌からひょっこり顔を出したり幌の上へと腰掛ける。

 

 高機動車が緩やかな斜面の頂点へ差し掛かるとレレイの言葉通り、帝都よりも更に年季の入った石造りの建物がひしめき合う街が伊丹の視界に出現した。

 

 

「おお、これは凄いな」

 

 

 感嘆の声を上げた伊丹は慌てて録画ボタンを押したのであった。

 

 

 

 

 

 

 人種のサラダボウルという言葉がある。

 

 白人に黒人、先住民にヒスパニック、アジア系に中東系と多種多様な人種が入り混じって暮らすアメリカ合衆国を象徴する言葉である。

 

 だが伊丹は、このロンデルこそその表現が相応しい場所であると今は思っていた。

 

 ロンデルに足を踏み入れてわずか5分後の事である。帝国よりも古く存在する学問の都に集う人々の人種はそれほどまでに混沌としていた。

 

 右を向いても左を向いても普通の人間に混じって角が生えてたり獣耳が生えてたり尻尾が生えてたり翼が生えてたりと、純粋なヒト種ではなく亜人に分類される種族が老若男女犇めき合っている。腕が2本ではなく4本だったり体表や頭部が人間のそれではない者も珍しくない。

 

 伊丹の脳裏に帝都の悪所街へ訪れた時の記憶が比較対象として蘇る。異世界のスラム街も亜人は多く見かけたが、ヒト種至上主義を掲げる帝国のお膝元だけに割合としてはヒト種の方が多かった。

 

 道行く人の密集率もロンデルの方が格段に高い。お陰でロンデルに入ってから高機動車が進む速度は亀の歩みが如しである。

 

 何より悪所街は腐臭がするほど空気が暗く澱んでいたのに対し(スラム街に明るい雰囲気を求める事自体間違いなのだが)ロンデルは明るい活気に満ち溢れているのが最大の違いだ。

 

 

「ラッシュに出くわすなんてなぁ」

 

 

 言いつつも、幌の上でぐるりと周囲の様子を動画撮影する伊丹。これはこれで特地文化の重要な資料となるのは間違いない。

 

 

「ここはいつもそう。無計画で非合理的」

 

「あはは、でも私は賑やかで、活気があって良いと思うなぁ」

 

 

 懐かしさとウンザリが半々入り混じるレレイの声に栗林がフォローを入れる。

 

 ロゥリィはヤオを連れて一足先に宿を確保しに下車したのでこの場には居ない。何百年と生きてきた彼女だ、レレイ同様この街で過ごした事があるのだろう。

 

 

「プラハを思い出すぜ」

 

 

 自然と伊丹の口からそんな呟きが零れた。

 

 建築物のデザインなどは勿論全く違うし、歴史があると同時に相応の近代化も進んだ立派な先進国家の首都たるプラハのように高層ビルも街灯も路上駐車も存在しないが、永い時の経過を感じさせる石造りの街並みからは似通った風情を伊丹に抱かせた。

 

 

「プラハ? なぁにそれ?」

 

「都市の名前だよ。日本とは違う国、海を挟んだユーラシア大陸のヨーロッパって地方に幾つもある国のひとつであるチェコって国の首都、じゃなくてこっちで言う帝都みたいな街なんだ」

 

「チェコ、ってそういえば前にも聞いた事があるかも」

 

「ヨウジが『門』の向こうでの戦争で戦った国の1つがチェコという名前だったと私は記憶している」

 

 

 テュカの言葉にレレイが補足を入れた。

 

 

「ああ。もうずっと昔の事のように思えるよ」

 

 

 伊丹の目が細まり、目の光が何処か虚無じみたものを帯びる。ここではない場所、暗い記憶を背負う者特有の眼差し。

 

 ドイツ文化とスラブ文化が融合した古都について伊丹が覚えているのは積み上がった死だけだ。

 

 街を占領したロシア軍によって虐殺された住民の死体の山。伊丹らTF141残党の扇動を受け侵略者との戦いに挑んだ代償として斃れていくレジスタンス。カマロフらロシア軍内部の協力者。

 

 

 

 

 そして、かけがえのない戦友。

 

 ソープ(・・・)

 

 

 

 

 皆あの街で死んでいった。

 

 たくさんの死。

 

 死はあらゆる者に平等だ。

 

 ロゥリィの眷属になり超再生能力を手に入れても首を刎ねられたら流石に死ぬという。

 

 いつか自分にも死が追い付いてくるのだとしたら、その時自分は――

 

 

 

 

 

「――ちょう――…………隊長!」

 

 

 気が付くと栗林の顔が視界一杯に広がっていた。カメラを構えていた腕も何時の間にか下ろしてしまいレンズは車内の様子を捉えている。

 

 栗林もテュカも、運転席のレレイですら振り返り伊丹の状態を慮る視線を向けていた。

 

 

「あ、悪い。ちょっとボーっとしてたわ」

 

 

 誤魔化し笑いを浮かべて二度三度と頭を振り暗鬱な思考を余所へと追いやる。

 

 昔は昔今は今。何よりここはプラハではない、ロンデルだ。

 

 あの欧州の地で起き、伊丹に降りかかった死の数々は今の彼女には全く関係ない。陰謀の手が物理的に届かない異世界に居れば箱根でのような事件がレレイやテュカや栗林達に降りかかる事ももうきっとあり得まい。

 

 そう、その筈だ。

 

 伊丹は自分に言い聞かせる。そんな思考は高機動車が目的地に到着するまで続いた。

 

 

 

 

 書海亭という名のその宿は、クレティで滞在した連れ込み宿紛いとは打って変わって風情のある本格的な施設だった。

 

 こんな建物なら地球の観光リゾート地に在っても評判になるだろう、と観光地巡りに縁の無い伊丹ですらそう思ってしまったぐらいだ。

 

 高機動車は宿の従業員の誘導の下馬車用の車庫へ。身の回りのものと護身用の(と、表現するには若干過剰な)武器含む装備一式を持って宿のフロントに向かう。

 

 

「うわっ見て下さい隊長本物の妖精ですよ妖精! 何これ可愛い!」

 

「ここに来るまでの道でも見かけたぞ。これもし情報公開したら『ピー〇ーパンとティン〇ーベルは実在した!』って話題になるだろうなぁ」

 

「ロゥリィも体は13歳で成長止まってますからね。マジでピーター〇ン扱いされちゃったりして」

 

「実際は神様だけどな」

 

 

 台帳の記入やチェックインの手続きはロゥリィに任せる一方、武闘派脳筋の栗林をも虜にするクラスで愛らしいリアル妖精にテンション急上昇の部下と小声を交わす伊丹。

 

 横目でロゥリィと話す宿屋の主人を見やる。妖精がおとぎ話のキャラなら宿屋の主人は昔話に登場する鬼そっくりの種族だった。レレイ曰くプッカという商売に長けた種族との事。

 

 ……宿屋よりも借金の取り立てやってる方が似合いそう、等と失礼な感想が思い浮ぶ伊丹である。

 

 主人とロゥリィの会話を聞いていると、死神ロゥリィの名はロンデルにも轟いているようでおまけに昔この宿を利用した記録も残っているらしく、トントン拍子にこの宿最高級の部屋に宿泊する手続きが主人自ら進んでいった。

 

 

「部屋は一番良い部屋をご用意させて頂きます。お前達、4階南の2号室に寝台を1つ追加するんだ。それと――」

 

「ちょっと待ってぇ。ベッドを増やす代わりにぃこの宿で一番大きな寝台を部屋に運んでおいてくれないかしらぁ」

 

「はぁ、でしたら体格の良いワーウルフといった種族のお客様向けのサイズがございますのでそちらを運んでおきますが……」

 

「それでお願ぁい。どうせ夜は皆で絡み合いながら寝る事になるもの、ねぇ?」

 

 

 後半の台詞は伊丹に流し目を送りながらの発言である。あまりにも露骨なお誘いの言葉であった。

 

 

「ブッ!?」

 

 

 伊丹は噴いた。レレイは表情は変えなかったものの頬と耳を少し赤らめた。テュカとヤオと栗林は照れ顔になりつつも満更なさそうに伊丹をチラ見した。

 

 強面の主人は驚愕に目を見開き、控えていた雑用のボーイ達の間にもどよめきが走る。

 

 場の注目はやがて爆弾発言を放った亜神と、慌てて口を挟んだ斑模様の服を着た冴えない外見の下男の下へと向けられた。両者の受け答えは亜神と下仕えの下男というよりは、対等な立場の恋人か夫婦の痴話喧嘩を思わせる空気を放っていた。

 

 

「ダメ! 俺達はレレイに導師号審査を受けさせる為に来たの! ここじゃそういう事なし! クレティからここまでで一体何回シたと思ってんの!?」

 

 

 新たなざわめきが生まれた。学徒の街の宿屋として導師号審査へ挑みに訪れた人々を数多く見てきた主人らであっても、レレイほどの幼さで導師号審査を受けるというのは初めてであったからだ。

 

 

「えーっ別に良いじゃなぁい? 導師号審査が行われるまでもう少し間があるしぃ、この方がレレイにとっても緊張が解れて良い息抜きになると思うわぁ」

 

 

 だがロゥリィの言葉にNoを突きつけたのは他ならぬレレイ本人だった。

 

 

「いや、その認識は訂正を求める。導師号審査を受ける為の手続きだけでなく、この街で世話になった女史や不肖の義姉に導師号審査に挑む旨を報告する必要が私にはある。

 それに審査予定日までにベルナーゴ神殿へ出向いて済ますべき用事も存在している。うつつを抜かせられる余裕は貴女が思っている以上に少ない。

 そして何より」

 

 

 とレレイは区切り、不意と顔を背けたかと思うとギリギリ聞き取れる位の音量で。

 

 

「……仮にロゥリィの希望通りに過ごした場合、私の体力では翌日大きな支障を来たす可能性が高い。そのような理由で導師号審査に影響が出てしまった場合……私は羞恥のあまり死んでしまいかねない」

 

 

 頭脳と魔法の才は一行の中で特に秀でていても、体力面では最低のレレイにとっては切実な理由であった――話題が夜の運動会(比喩)についてでなければもっと格好がついたのだろうが。

 

 流石のレレイも見知らぬ人前でこのような話題は恥ずかしかったと見え、プラチナの髪から覗く耳が更に赤みを増していた事に、やはり彼女も年頃の娘なんだと伊丹はしみじみ実感したりしなかったり。

 

 

「でもレレイって限界は早いけどしてる時は結構積極的……」

 

「テュカ今は余計な事言わない」

 

 

 テュカの呟きに栗林のインターセプト。

 

 レレイの耳には届いていたようでもう一段階耳と頬の赤みが増した。そこへヤオが助け舟を出す。

 

 

「では聖下、皆が一緒に眠れる寝台の代わりにせめて一緒の部屋で過ごせるよう、イタミ殿を含めた全員分の寝台を部屋に追加して頂くというのは如何でしょうか」

 

「そうねぇ、レレイもああ言ってた事だしぃ。ヤオの意見を採用させて貰うわぁ。ねぇ主人、お願いできるぅ?」

 

「あ、はいそのように! 聞こえただろう2号室に寝台を3つ追加するんだ。すぐにだぞ。他のものもさっさとお客様の荷物を運んで差し上げろ」

 

 

 宿屋の主人に尻を叩かれ再起動したボーイ達は慌てて命じられた用事を済ませるべく散っていく。

 

 伊丹達も荷物を運ぶボーイに先導されながら客室のある上の階へと消えていく。

 

 

 

 

 

 

「エムロイの使徒と導師号審査に挑む学徒、それからエルフにダークエルフによく分からないヒト種の女と同衾済みの下男……?」

 

 

 一体何なんだあの一行は?

 

 ハーマルという名の宿の主人は各々の名前が記載された宿帳を前にしきりに首を傾げるのだった。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『女はその手袋を変えるように、容易に心を変える可愛らしい動物である』 ――バルザック

 

 

 

 

 




実際伊丹の周囲の女性陣は皆肉食系なのは間違いないと思います(断言)


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