GATE:Modern Warfare   作:ゼミル

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ほぼ会話回。
また作中年代の変化による原作からの設定改変、ノヴァ6の独自設定追加があります。


25.5:Battle Ready/作戦開始前

 

 

 

 

<2時間前>

 東京・銀座

 

 

 

 

 

 

 

「しかし何でまたギンザに来ていたんだ? 遊びにでも来ていたのか? まさかエンリケとモンゴメリも一緒なのか?」

 

「いつもアイツらとつるんでいるわけじゃないよ。今日はオフだったから個人的な用事で訪れていたんだが……」

 

「あ、アハハ……どうもご無沙汰してまーす」

 

「トモ!? 何て事だ君も巻き込まれていたのか! じゃあまさかリエとマリも――」

 

「いやそっち(大学のクラスメイト達)も違うよ! 今日はトモさんと2人きりでデートに来ていたんだ! ……厳密にはデートとも少し違うんだけど」

 

「ほう?(店内を見回す)……もしかしてそうなのか?」

 

「いや、まぁ、その、うん――ああ、想像の通りだよ。卒業が近付いているしそろそろケジメをつけようと思ってね。ちょうどこの間()()()()()()()()()の事もあったし、どうせならありがたく使わせて貰おうと思ったんだけど、地元であれだけの物を扱える店が無かったからここまで足を伸ばしたんだが、その結果がこれさ」

 

「……災難だったな2人とも」

 

「あはははは……野本君とデートに出かける度にトラブルに出くわすのも慣れちゃいましたけど、ここまでの大事件は流石に初体験かなぁ」

 

「……すまないユーリ。自分達の為に危険を冒させてしまって」

 

「気にするな。俺達は戦友だろう。ハコネでは俺達の尻拭いに力を貸してくれた借りがある。それに今回の事も俺達が間に合っていればこんな事にはなっていなかったのかもしれないんだ。昔から俺はそうなんだ。気付いた頃にはとっくに手遅れになってしまっている」

 

「だが()()()()()()()()()()さ。だろう?」

 

「――そうだな。その通りだ。まだ終わっていない、()()()()()()()()()()()

 

 

 

 

 

 

「あのーっ、ところでそっちの人(フロスト)も野本君の仕事仲間でいいのかな?」

 

「…………(無言で安全確認中)」

 

「いや、こっちは傭兵(野本側)じゃなくて今俺が所属している部隊で組んでいる仲間だ。フロスト、彼は野本。さっき話したマカロフを追っていた時の仲間だ。

 野本、トモ、彼はフロスト。原隊はデルタで今はCIAに出向してる」

 

「…………(無言で握手)」

 

「は、初めまして」

 

「名高いデルタと共に戦えて光栄だ。よろしく頼む。

 ――さて。そろそろ本題に入ろう。現在の銀座の状況や敵集団の目的についてはマックス経由で把握出来ている。政府内では連中から銀座を取り返す為の奪還計画は進行しているのか?」

 

 

 

 

 

「勿論だ戦友。では計画について手短に話し合うとしよう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<同時刻>

 横田基地

 自衛隊・在日米軍・ロシア軍共同統合任務部隊/銀座奪還作戦臨時司令部

 

 

 

 

 

 

(各自衛隊と在日米軍、各々の軍服と迷彩服に身を包んだ男達が集まっている室内にコンバットシャツと戦闘ベスト姿のアレックス、黄色の対化学戦戦闘スーツにフィンカが入室してくる)

 

 

「遅れてすまない。悪天候で少々飛行機が遅れてしまってな」

 

「よし、参加する部隊の指揮官が揃ったところでブリーフィングを始めるとしよう」

 

 

(説明役としてモスグリーンの陸上自衛隊制服姿の男性が壇上に立つ。彼の肩では金属製の桜花が3つ(大将相当の陸将)鈍く輝いている)

 

 

「今回の作戦は嘉納内閣総理大臣による発令された防衛出動に基づき実施されるが、この場に集まった指揮官の顔ぶれを見れば分かる通り陸・海・空の各自衛隊のみならず在日米軍及び、少数ながらロシア軍も参加する三国合同の奪還作戦である。前線にて作戦に携わる各指揮官はその点に重々留意し、作戦に支障を来たさぬよう部下の統率に当たってもらいたい。

 さて今回の作戦における主要目標は4つ。敵が所持する化学兵器ノヴァ6の無力化、人質となった視察団関係者の救出、敵戦力の掃討そして『門』の奪還となる」

 

 

(陸将の背後の巨大スクリーンに銀座周辺の地図と複数の画像が映し出される)

 

 

「最も最優先すべきはノヴァ6の無力化だ。ノヴァ6を搭載した連装砲が人口密集地へ撃ち込まれた場合の被害予測は10万人に達すると予想が出ている」

 

「10万だと」

 

「ヨーロッパの悪夢再来か」

 

「あれは悪夢なんてもんじゃない、地獄そのものだ。俺の仲間は民間人の死体に取り囲まれながらパリに攻め込んだロシア軍と戦わなきゃならなかったんだ……おっと失礼」

 

 

(参加者の間でざわめき。米軍関係者の中にはフィンカの存在を思い出して口を押さえる者もいる)

 

 

「静粛に! 銀座における今回の作戦は両面作戦となる。機甲部隊を中核とした地上からの攻撃と、混成部隊による地下からの奇襲攻撃だ。

 地上の攻撃部隊は空自及び在日米軍の航空支援を受けつつ10式戦車・16式機動戦闘車主体の対戦車部隊で以って敵機甲戦力を各個撃破。進撃して敵支配下の『門』ならびに銀座駐屯地の奪還を担当してもらう」

 

「10式に機動戦闘車(キドセン)は富士の第一師団から引っ張って来るのかね」

 

「いや、例の『銀座事件』のあとまた『門』から帝国軍が攻めてきた時に備えて第一師団の一部を抽出して練馬に置いてる筈だから其処からだろう」

 

「市ヶ谷にも本土侵攻時の防衛用に何両か配備されてて普段は地下トンネルで待機してるって話だが……」

 

 

(陸自の普通科(歩兵)を指揮する地上部隊組の指揮官らが小声を交わす)

 

 

「今回航空支援を担当する空自からは敵の防空体制を鑑みてF-35の投入が決まった。現場は逃げ遅れた多数の民間人が存在する市街地である事から付随被害の抑制を第一とし、F-35に搭載される爆装は小口径爆弾(SDB)に限定される」

 

「ヒュウっ、最新兵器のオンパレードだな」

 

「地上部隊は作戦地域までの途上にて市ヶ谷の地下トンネルにて待機中の緊急展開機動中隊と合流し――」

 

 

(地上部隊組の参加者が挙手でもって説明に割り込む)

 

 

「待って下さい。市ヶ谷は先の奇襲攻撃にてノヴァ6に地上が汚染されております。その中で安全な地下から出撃してくるとなれば機動中隊だけでなく地下の生存者が危険なのでは」

 

「ノヴァ6による汚染については現時点では問題ないと幕僚本部と化学科の検査官より判断が下された。これを見て欲しい」

 

 

(スクリーンに成分表とロシア語の文書ファイル、日本語に米軍関係者向けの英翻訳が追記された分析結果が展開される)

 

 

「ノヴァ6の成分表、開発者による報告書、市ヶ谷で採取したノヴァ6のサンプルを分析した中央特殊武器防護隊からの分析結果だ。なお成分表と報告書については今回の事件以前より化学兵器流出の追跡任務に当たっていた米露諜報機関の合同部隊より提供されたものである。この部隊には化学兵器の専門家も加わっている」

 

 

(軍関係者の視線がアレックスとフィンカへと向けられる。

 アレックスは人差し指と中指を立てて気障ったらしく敬礼を送り、フィンカは注がれる視線を真っ向から鋭い目つきで見つめ返しながら立ち上がり、ロシア訛りの英語で語り出す)

 

 

「ノヴァ6は極めて即効性の高いびらん性の猛毒ガスよ。威力はVX並、揮発性が高く呼吸器が暴露されれは10秒と経たず体表面を溶かされる地獄の苦しみを味わいながら悶え死ぬ羽目になる」

 

 

(スクリーンに市ヶ谷の現場を調査した隊員の記録画像が大写しになる。半ば溶けた犠牲者の惨状に屈強な兵士達も顔を蒼褪めさせる)

 

 

「この毒ガスが特徴的なのは高い即効性と揮発性以上に除染が極めて容易な点。水の分子に反応して危害を及ぼす成分は急速に分解されてしまう。水で洗い流して犠牲者を運び出せばすぐにでもそこに部隊を置く事が可能になる。

 毒ガスをばらまいて元の住民を皆殺しにしてから街を占領するなんてやり方が得意なバルコフにはまさにお似合いの兵器ね」

 

「市ヶ谷は先程の雨で地上部分がほぼ無害化された事が確認されている。汚染地域の通過による二次被害は心配しなくて良いが、作戦中は総員個人用防護装備(対NBC装備)を着用して任務に当たってもらう。

 機甲部隊の随伴には習志野から抽出した第一空挺団、その補助に第1師団第1普通科連隊が担当する。空自では対処しきれない場合に備え近接航空支援としてAH-64D(アパッチロングボウ)を一個小隊、敵対空陣地および航空戦力排除後はヘリボーンによる支援も行うものとする。

 次、混成部隊について――」

 

 

(画面に銀座地下を通るライフライン整備用の作業坑や地下鉄構内図といった図面が映る)

 

 

「特殊作戦群と米露諜報機関合同部隊による混成部隊は地上部隊に先行して作業坑より地下鉄線路内へ侵入。徒歩で移動し銀座駅にて手引きをしてくれる現地の民間協力者と合流後、部隊を2チームに別れて活動してもらう。

 1チームは直通の地下通路を使って銀座シックスに潜入してもらい屋上に設置されたノヴァ6発射装置の無力化を、もう1チームは敵の作戦司令部となった銀座駐屯地へ接近し人質となった視察団の救出が担当だ。地上部隊と敵部隊の交戦開始と同時に動いてもらいたい」

 

「特殊作戦群の現場指揮を指揮する出雲だ。よろしく頼む」

 

 

(振り返った出雲の視線がアレックスとフィンカを捉える。3者の視線が短い間ぶつかり合い、やがてアメリカとロシアの工作員を見極めようとした出雲の眼光が僅かに緩む)

 

 

「こちらこそ二ホンのSFGp(特殊作戦群)は優秀だと聞いている。短い付き合いになるだろうが頼りにさせてもらうよ」

 

「なお機密保持の関係上、また現地での混乱を避ける為米露諜報機関の作戦参加者には表向き特戦群隊員に偽装してもらう事になる。諸君らには後ほど個人装具一式を支給する。

 また敵部隊がノヴァ6以外にも何らかの大量破壊兵器を保有している可能性もある点を留意してくれ。

 銀座での作戦開始と同時に品川コンテナ埠頭に停泊中の敵船舶への攻撃作戦も在日米軍と共同で実施される予定だ。何か質問は?」

 

「逃げ遅れた民間人の避難手順は?」

 

「基本的に戦闘が終わるまで手近な建物の奥に避難しておくよう誘導してくれ。戦車や装甲車同士の戦闘の真っ只中に飛び出されるよりはその方が手間もかからない。

 ただし銀座シックスおよび銀座駐屯地といった『門』周辺では激しい戦闘が予想される。周辺建造物への被害も他より大きくなるというリスクの高さを踏まえ、可能ならば地下通路を経由し地下鉄線路から戦闘区域外へと誘導せよ」

 

 

(フィンカが手を挙げる)

 

 

「そちらが用意する装備以外に我々が独自で運用している特殊装備や武器の持ち込みは認めてもらえるのかしら?」

 

「外部より問い合わせを受けた場合『特戦群で試験運用中の試作装備』という名目で偽装は行うが可能な限り証拠は残さないようにして頂きたい。他に質問がある者は?」

 

 

 

 

 

「……いないようだな。それでは状況を開始せよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<同時刻>

 ファルマート大陸・アルヌスの丘/自衛隊駐屯地・司令部

 

 

 

 

 

 

「狭間陸将。第4陣及び講和交渉団、救出作戦で発生した負傷者の避難が完了しました」

 

「分かった。こちらには何人残っている?」

 

「加茂一佐の第1戦闘団を主体とした奪還部隊を筆頭に奪還作戦の各支援要員、この基地の最低限の警備他、残留希望者や基地を離れていて作戦開始時刻までに帰還出来ない隊員を含め、概算で3000から4000といったところですね」

 

「第1戦闘団はドーム前に集結済みです。加茂一佐からは何時でも銀座方面へ出撃出来ると連絡が来ています」

 

「攻撃開始時刻まではまだ少し時間がある。気持ちは分かるが絶対に先走らないよう一応念を入れておいてくれ」

 

「はっ」

 

 

(しばしの沈黙。彼らの表情は優れず、悲観的な沈鬱さを帯びている)

 

 

「……どれぐらいの犠牲が出ますかね」

 

「分からないし考えたくもない――だがそれは許されないのが指揮官の辛い務めだな」

 

「第2.5世代の74式で第3、いえ実質3.5世代相当のT-90改修型に立ち向かわせる……普通なら自殺も同然の戦いです」

 

「74式を矢面に立たせ敵機甲戦力の注目を集中させ、その間に本命の対戦車兵器を持たせた歩兵を展開し集中砲火を行う……」

 

「『門』以外に銀座への攻撃ルートを持たない以上他に手段が無いとはいえ、兵器の差を自殺まがいの肉弾攻撃で無理矢理埋めようなど、まるで旧日本軍か中東の都市ゲリラのやり方ですな」

 

「こちらに10式、いえせめて90式が1両でもあればまだ対抗出来たのにっ」

 

「特地の文明レベルに胡座をかいて廃棄寸前の旧式兵器ばかり持ち込んだ結果がこれですか」

 

「加茂一佐も彼らの部下も覚悟の上です。囮となる74式の乗員と対戦車戦を受け持つ隊員は志願者のみで構成すると加茂一佐は通達したそうですが、第一戦闘団の全員が攻撃隊に志願したそうです」

 

「本国の友軍に誘引された敵の不意を巧く突ける事と、敵が『門』の破壊を恐れて『門』を背負って攻めてくるこちらへの攻撃を躊躇してくれる事を祈るしかあるまい」

 

「それ以前に『門』を抜けて銀座側に出た時、友軍が時間通り攻撃を開始してくれていなければそれこそ第一戦闘団は無駄死だぞ」

 

「奇襲が成立するのか、仮に奇襲が成立しても我々が運用する兵器が敵に通用するのか、味方と連携が取れているかもどうかすらも把握出来ない上での攻撃計画、か」

 

「そしてもし攻撃が失敗し敵部隊が特地への侵攻を開始した場合――」

 

「残った隊員が特地側の『門』を破壊し、侵攻を阻止する代わりに我々は特地に取り残される」

 

「特地に住まう無辜の住人らを連中から守る為だ。連中はヨーロッパ中に化学兵器をばら撒く作戦を指揮するような奴に率いられた脱走兵の集団なんだぞ!

 みすみす特地を奴らに引き渡してみろ、市ヶ谷の次は帝都へ住民ごと毒ガスを流し込んで地獄に変えるだろうよ!」

 

「例の伊丹と行動している魔法使いの少女、レレイでしたか、彼女が知らせてきた『門』を制御する手段というのが本当であるといいのですが……」

 

「それを実証する実験を行う時間すら我々には最早残されていません。そもそも当のレレイ氏が作戦開始までに帰還できるかも怪しいですからね。あくまで日本との接続が切れた場合に対する帰還方法の候補に留めておくべきでしょう」

 

「……このような作戦を部下達に命じた我々はきっと地獄に落ちるだろうな」

 

「だがそれ以外に方法はないのだ――等と言い訳するつもりはない。ここまでくればせめて味方が作戦通りに動く事を信じて我々も攻撃するしかあるまいよ。

 どういう結末を迎えるにせよ、この度の作戦の責任は全て計画を承認した特地派遣部隊最高司令官であるこの私にある。私以外の誰にも咎は背負わせんよ」

 

「陸将……」

 

 

(狭間、顔を上げて室内に残った幹部達を見回す)

 

 

「一応聞いておくが君達は撤退に同行しなくても良かったかね?」

 

「ここに残ったのは独身か家族持ちでも子供も成人して父親無しでも十分にやっていける家の者ばかりですから。陸将こそお帰りにならなくて宜しかったので?」

 

「私の家も君達と同じさ。息子も頼りになる歳だし家内の事は心配しとらんよ。指揮官としての責任を果たさねばならないからな。進む時は先頭、退く時は最後尾、何より派遣部隊司令官として部下達の戦いを見届けるならば、本国ではなくここでこそ全てを見届けるべきであると思ってね」

 

 

(その時、卓上の通信機が着信を知らせる)

 

 

「こちら司令部の狭間陸将だ」

 

『第一戦闘団の加茂一佐です。申し訳ありません狭間陸将、()()()()()()()()()()

 

「何だと? 詳しく知らせろ!」

 

 

 

 

『敵部隊が『門』より特地側のドーム内に出現! 敵戦力はT-90戦車が1、装甲車両及び随伴歩兵が複数。

 しかも敵は()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()他、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()!!』

 

「おのれ、なんて奴らだ!」

 

 

(狭間の手に握られていた通信機のマイクが机へ叩きつけられる音)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<同時刻>

 ファルマート大陸・アルヌスの丘/アルヌスの街・地元住民用居住区

 

 

 

 

 

「――ようやくかい。さあ、アタシ達の仕事を始める時間が来たよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『どんな戦術も眼前の敵には無力だ』 ――コリン・パウエル

 

 




原作シーズン1・冥門編:初版2012年1月5日
銀座シックス:2017年4月20日グランドオープン
銀座駅から銀座シックスまでの直通地下通路:12月20日開通

シーズン1本編最終巻では銀座駐屯地付近までの地下道はカバーしてないという表記がありましたが、当時は銀座シックスが存在しなかったので本作ではこのような扱いになっています。


次回から決戦開始です。
なお主人公の出番。


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