やはり俺がチート部隊の隊長をするのは間違っている 作:サラリーマン
クオリティはくそ低いです
本編に関係ないと思うんで見なくても大丈夫です
8月某日ボーダー本部多目的体育館。入隊式などで使われる部屋に俺たちは集められていた。ここにいるメンツは俺、レイジさん、風間さん、柿崎さん、ゾエさん、村上さん、歌川に東さん、楓子さん、熊谷、謡だ。全員が動きやすいジャージだ。それから俺たちをここに集めた張本人がやってくる
唐沢 「やあみんな。全員揃っているかな?」
俺たちをここに集めた張本人、唐沢さんの登場だ。
歌川 「あの、俺たちがここに集められた理由ってなんですか?」
唐沢 「よくぞ聞いてくれた!これから君たちにはラグビーをしてもらう!」
八幡 「え、えー!な、な、なんだってー」
唐沢 「なんだい比企谷君。その反応は」
八幡 「いや想像通りだったもので」
唐沢 「まあいい。大学で一緒にラグビーをしていた友人に頼まれてしまってね。ボーナスは出すしお願いできないかな?」
八幡 「あの俺ルールとか知らないんですけど」
唐沢 「最初にしっかりと説明するし練習中にもちょくちょく説明していくからそれで覚えられると思うよ」
柿崎 「ラグビーをするのはいいですが全員が集まって練習する時間がとれないと思うんですけど」
唐沢 「とりあえず沢村さんにお願いしてできるだけ全員が集まれるようにしてもらったがそれでも全員が集まれるのは4回しかない。だから個人練習練習がメインになるかな」
風間 「なぜこのメンバーなのですか?」
唐沢 「普段から生身のトレーニングしてる人を選ばせてもらった」
北添 「え、ゾエさん生身のトレーニングなんてしてないんだけど」
唐沢 「ゾエ君は体格と影浦君と生身で戦えるから呼んだんだよ」
楓子 「私たちはなぜ呼ばれたんですか?」
唐沢 「君たち女の子達には練習のサポートとマネージャーを、東くんには戦術面を手伝ってもらおうと思ってね。質問はもうないかい?」
レイジ 「試合をする日は何時で相手は誰なんですか??」
唐沢 「次の日曜日で相手は大学のラグビー部だ」
八幡 「もう一週間もねえじゃねえか!」
俺のツッコミが体育館中に響き渡った
***
それから試合の日まで俺たちはラグビーの特訓をしまくった。みんな試合をするからには負けたくないようで暇な時間を見つけては体育館に赴き一人で練習したり、そこにいるメンツで連携の練習をしたりと、ラグビーの練習に精を出していた。
そして迎える試合当日。
試合会場となる大学のグラウンドに行くとそこにはたくさんの観客と非番だったボーダー隊員で結成されたボーダー応援団がいた。観客の方は大学の方で大々的に宣伝されていたらしく急造とはいえボーダーのラグビーチームが見たいということでたくさん集まったらしい。応援団の方は応援団長を名乗っている弾バカが声をかけ集まったらしい。そんなわけでたくさんの人が見ているなかで試合をすることになった。
唐沢 「試合時間は前後半7分。それを三試合やって最終的に先に二勝した方が勝ちだ。フォーメーションはフォワードに木崎、北添、比企谷。バックスは柿崎、風間、歌川、村上だ。しまっていくぞ!」
選手 「おう!」
それから一試合目が始まった
***
二試合終わり一勝一敗。一勝といってもボーダーチームに花をもたせるためか明らかに全力ではなかった。
東 「唐沢さんこのままでは」
唐沢 「わかってる。最終戦はあの作戦でいこう。比企谷君頼んだよ」
八幡 「はい」
そして最終戦が始まった
***
レイジ 「比企谷!」
俺は某バスケ漫画の幻の六人目のように相手のパスを横からかっさらう。そのままフリーだったレイジさんにパスを出す。これが俺たちの作戦「横からかっさらおう」だ(ネーミングセンスのなさはご愛敬)。この作戦のおかげで格上相手に互角に戦えていた。しかし小手先だけの作戦ではすぐに対応されるのは目に見えていた。すでに対応され始め縮まってきていた点差がまた開き始め、そしてそのまま試合終了した。
***
試合が終了し、ベンチに座っている監督の唐沢さんの前に全員が並ぶ
唐沢 「悔しいか?悔しいだろう。この悔しさを次に戦う時に返そう!」
選手 「はい!」
こうしてボーダーラグビー部が誕生した
沖縄の修学旅行が終わり地元に戻ったときの第一声
「さっむ!!」
次回は本編です