おっぱいドラゴンに柱間ァ……!大好きクレイジーサイコホモがinしました(休載中)   作:ふくちか

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えー、大分お待たせしました
と言っても、戦う?のは次回になります



第四十三話「決戦?前」

久しぶりだな、イッセーだ。

 

何、裏の方で会っただと?

そんな外部事情は俺の管轄外だ。

 

「何か良い意見はないかしら?」

 

で、現在は今度の学園祭の出し物を決めている最中だ。

とても神との対決前とは思えんが…………まぁ、平常心を保たせるという意味では理に適っているか。

 

「ベタだが、メイド喫茶等はどうだろうか?」

 

ゼノヴィアが挙手して発言する。

 

「確かにベターだけど、他の部活でもそれを実施するそうなのよ」

「成程、確かに同じ物では面白みがないな」

「それなら一層の事、ローションとマットでも用意すればいいのではないか?」

「イッセー、それはベターじゃなくてワーストよ」 

「ちっ、下らん論理間に縛られおって」

「第一まだ処女よ!!」

 

………ほう。

 

「てっきり男の俺の前で堂々と裸で寝たり湯に浸かったりする物だから非処女かと思ったぞ」

「そ、それは………!」

 

まぁ分かりきっていた事だが。

そしてリアス同様、他の女子部員も顔を赤く染めて顔を逸らした。

 

「安心しろ、俺はお前達をそういう対象としては見ていない」

 

そう言うと、何故だか全員が落雷を受けたかのように、衝撃に満ちた顔をしていた。

 

「……木場、俺のターンを進めるぞ。シラヌイ骸の効果で、お前のヴァンガードを支配。そのまま他のユニットに攻撃」

「え、あ、うん。ノーガードで」

 

俺はショックで固まる女子部員を放って、最近ハマったカードゲームを続ける。

 

異なる世界の俺も龍のクランを選んでいたが、俺も同じ穴の狢か。

 

 

 

 

ーーーー

 

 

「…………」

 

学校からの帰宅後、軽く作戦会議を終えて、俺は現在風呂にいた。

 

『相棒、あの力……』

『問題はない。……多分、な』

『不確定要素は拭えん、と言うのか』

 

それはそうだ。

まず実践で使ったことが全くないものを運用するのだ、不安と言えば不安だ。

 

『…お前でも、不安を抱くのだな』

『俺を人外か何かと勘違いしているのか』

『あ、いや』

『ふっ、冗談だ………だが、今の俺は一人ではない。リアス達や、お前もいる。なら俺は動くだけだ』

『!………そう、だな。なら俺も全力でサポートしよう。お前が戦えるようにな』

『期待している』

 

精神世界で会話をしていると、この場に誰かが訪れたので、意識を浮上させる事に。

 

「姫島か」

「……正解ですわ」

 

目を開けると、そこにいたのは姫島だった。

姫島は「失礼しますわ」と言い、俺の隣に腰掛ける。

 

「イッセー君……その、父の事ですがっ」

「礼などいらん」

「!」

 

そう言うと、姫島は驚いた顔を見せた。

 

「俺は演技とはいえ、お前の肉親の命を奪おうとした。そこに褒められたり、剰え礼を言われる要因などない」

「…いいえ、貴方は私の殻を破ってくれた。それに、私が止めなくとも、貴方は絶対に寸前で止めていた。違うかしら?」

「……」

「沈黙は肯定、ですわ」

 

姫島は可笑しそうに笑った。

 

「…で、用件はそれだけか?」

「……いえ。お礼は、これだけではありませんわ」

 

 

 

姫島はそれだけ告げると――――俺に唇を重ねてきた。

 

 

「……イッセー君は、これでも私を、女として見れませんか?」

 

そう聞いてくる姫島だが、俺からすれば小娘が無理な背伸びをしているようにしか見えない。

これは姫島だけではない、リアス達もそうだ。

 

こいつ等が俺に好意を抱いているのは分かる………あからさま過ぎるからな。

だが何処か、俺に女として認められたい、そう言った節が強い気がする。

 

「見えないも何も、お前は女ではないか」

「そうではなくて………異性としては、見れない?」

「…………さぁな」

「はぐらかさないで!」

 

姫島はそう声高に上げて、俺へと覆い被さってくる。

結果としては押し倒されてしまった………何だか最近、こう言うのが多くないか。

 

そう他人事のように考える俺の眼前では、姫島が不安げに瞳を揺らしていた。

 

「……お願い、何か言って」

 

沈黙を保つ俺に痺れを切らしたのか、姫島が切羽詰まった声で答えを急かしてくる。

 

 

 

「…………姫島。お前は俺を性のない存在だとでも思っているのか?」

「……へ?んんっ!」

 

俺は強引に姫島の口を塞ぎ、舌を突き入れる。

姫島は何が起きているのか理解出来ていないらしく、完全に硬直していた。

 

「……ぷはっ」

「…俺にも一応、性欲は存在しているんだがな。それを、たっぷりと分からせてやろう」

「い、イッセー……」

 

目を白黒させる姫島の様子に笑いつつ、俺は最後通告のように告げてやる。

 

 

 

 

「後悔、するなよ?――――朱乃」

 

 

 

 

 

 




嘘みたいだろ、神との闘い前の出来事なんだぜ?これ


お爺ちゃんの性欲に関してですが、一応は存在しています。
ですが一般の思春期男子に比べるとかなり少ないです。

で、本人は享年百何歳ぐらいなので自分の性欲をコントロールできる+ポーカーフェイスのせいで性欲がないと思われがちです
後、精神は童貞ではないので、誘われたら躊躇なく喰っちゃいます。

普段のアプローチに関しては背伸びしてる小娘を見守る大人みたいなノリで、取り合おうとはしません。
こう言った本気の誘いはまた別ですが……

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