おっぱいドラゴンに柱間ァ……!大好きクレイジーサイコホモがinしました(休載中)   作:ふくちか

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今度からコメントする際はふくちかぁ!!とマダラさんバリの顔芸とともにお願いします(大嘘)


第十八話「体は子供、精神はお爺ちゃん」

そて、俺が真なる同士と出会った翌日、俺達は学校のプールにいた。

 

いやぁ、昨晩はとても充実したな。

 

『どれだけシスコンなんだ………』

 

何だ?文句あるのか?

まぁいい。

 

 

で、何故俺達がこの場にいるかと言うと、生徒会からの頼みだから。

何でも先日のこ………こ…………コンビーフの一件で学園一帯に結界を張ってくれていたらしい。

……今思えば学園の周囲に何人かいたな。

 

兎に角、その礼を兼ねてと言う訳だ。

 

 

何、俺が校舎を斬り飛ばしたからだと?

 

 

 

――――知らんな(真顔)

 

 

 

これが終われば先にプールに入らせてくれるらしいからな………イズナも連れて来てやるべきか?

 

そう思いながら俺は屋根の上で黄昏る。

何?手伝わんのか?

 

 

 

 

 

手伝っているぞ?――――影分身だが。

 

 

 

 

ーーーー

 

 

 

「イッセー君、やはり逞しいね……」

「言うべき相手を間違っていると思うが」

 

……此奴、何だか先日の一件以来男色臭くなっていないか?

おいミナト、顔を背けるな。

 

「お待たせしました~!」

 

振り返ると、そこには競泳水着を着たアーシアと塔城がいた。

ゼッケンには平仮名で名前……………何だ、このそこはかとない犯罪臭は。

 

「どうですか、イッセーさん!」

 

どう…………と言われてもな。

 

「まぁ、良いんじゃないか」

 

 

……断わっておくが、俺は男色ではない。

素っ気無いように見えるが、世辞を言えるほど口達者ではないだけだ。

 

「……いやらしい目線で見られないのは、それはそれで複雑です」

 

お前の絶壁で誰が興奮するか。

そんなのは幼女フェチぐらいだぞ。

 

 

と言うかイズナだってもう少しあるのに此奴と来たら………。

 

「後さり気なく人の心を勝手に読むな」

「にゃん!?」

 

ローキックを繰り出してきた塔城の背後に回り込んで拳骨を見舞う。

 

「……ど、どうかな、イッセー君」

 

振り返ると、そこには水色の水着を着た夕麻がいた。

腰にはパレオ?なる物が巻かれていたり、水着の部分部分にひらひらが付いており、艶やかさよりは可憐さが出てるタイプだった。

 

 

因みに何故堕天使の夕麻がいるのかといえば、自分達の陣営が迷惑をかけてしまったからと言って参加してくれた。

 

「まぁ、お前の雰囲気には合ってると思うぞ」

「ほ、ホント!?」

 

近いぞ。

 

「お待たせ………どうかしら?イッセー」

 

何取って付けたかのように恥じらってるんだ、リアス。

上下白のビキニか……。

 

「意外だな」 

「何が?」

「お前の事だからどぎつい赤の水着を付けてくるのかと思ったが」

「どう言う意味よ!?」

 

まぁ、似合ってはいるんだが。

見ろ、ミナトなんて顔を真っ赤にしているぞ。青いな。

 

まぁ仕方ないか。

何せ布面積が小さいからな――――木場に至っては前屈みだぞ。

 

 

「あらあら。でしたら此方は如何ですか、イッセー君?」

 

姫島は赤と青の入り混じったビキニ…………おい誰だ。「心が躍るなぁ」とか宣った奴は。

此方も布面積は少なめ――――あ、木場とミナトが前屈みでトイレに向かった。

 

 

青いな…………いや、青春というのか?これは。

だったらそれは青いと言って間違いではないのか?

 

 

 

――――どうでも良いか。

そう言えば、誰か一人足りないような………。

 

 

「それで、実はイッセーにお願いがあるのよ」

 

む?

 

 

 

ーーーー

 

 

 

「いち、に、いち、に」

 

そんな訳で、俺は塔城の泳ぎの練習に付き合っていた。

 

しかし高校生になってカナズチだったとは………因みにアーシアも泳げないらしく。別のプールサイドで影分身に見てもらっている。

 

「……イッセー先輩、付き合わせてしまってゴメンなさい」

「気にするな」

 

特にする事もなくて退屈だったからな。

 

「よし、端に着いたぞ」

「……ありがとうございます。やっぱり先輩って…怖いですけど、優しいです」

 

優しい、か。

 

「そんな事、イズナにも言われたな」

「……やっぱり、妹さんなんですね」

「何か言ったか?」

「……いえ、何も。お願いします、イッセー先輩」

 

 

………まぁ、聞かなかった事にしてやるか。

 

 

 

 

ーーーー

 

 

 

アーシアと塔城は疲れて眠ってしまった頃、俺はプールサイドで木場とミナトの水泳を見ていた。

 

すると、向こう側のプールサイドでリアスが手招きをしていた。

 

………どうせロクな事ではないだろうとは思うが、一応向かうことに。

 

「ねぇ、イッセー。良かったらオイルを塗ってくれないかしら?」

「……拒否権は」

「…ダメ?」

 

そんな上目遣いで騙されると思うなよ。

 

「…………まぁ、暇潰しにはなるか」

 

そう言うと、リアスは待ってましたとばかりにビキニを取り払った。

 

「……痴女か」

「あなただからよ。さ、お願い」

 

………はぁ。 

 

第一魔力を纏っている時点で要らんだろうとか、お前は男に対し無防備すぎるとか、言いたい事を飲み込んで俺はオイルを掌で温める。

 

そうして塗りたくっていくが…………しかし何故女というのは、こうして肌が柔らかいんだろうな。

 

此奴はその中でもトップクラスだろう。

まぁ、比較対象がイズナしかいないから不動はイズナの柔肌なんだが。

 

「うぅん、イッセーの手、気持ち良い…………ねぇイッセー、後で前も塗ってくれるかしら?」

「お前は阿保か」

 

俺はオイルで光を反射する奴の背中を叩いた。

 

「イッセー君♪私にもオイル塗ってくださらない?……部長だけずるいですわ」

 

そう言って俺の背中に抱き着いて来た奴――――姫島。

 

「……離れろ。重い」

「あらあら。重いというのは………こちらかしら?」

 

姫島は離れるどころか更に密着してくる。

……女と言うのはこんなに重い物をぶら下げているのか。

 

 

これなら男がぶら下げてる………おっと、まだ昼間だな。

 

「ちょっと朱乃!私のオイル塗りはまだ終わってないのよ?!」

 

そう言ってリアスが立ち上がった。

おい、乳房が丸見えだぞ……お構いなしか。

 

「いいじゃない、少しくらい。私は日頃からお世話になってるお礼にイッセー君に溜まってるものを吐き出させてあげたいだけですわ。ねぇ、部長。私にイッセー君をくださらない?」

「だめよ!イッセーは私のよ!……イズナちゃんなら兎も角、あなたには絶対にあげたりするものですか!イッセーが獣になってしまうわ!」

 

俺は溜まってる物もないし、誰の物でもないんだが。

だがそんな俺には構わずこの痴女二人組は更にエスカレートしていく。

 

「第一あなたなんかにイッセーを満足させられるの?」

「あら、でしたらその言葉、そっくり返させてもらうわ。紅髪の処女姫さん?」

「……言ってくれるじゃない。卑しい雷の巫女さん」

「「………あなたなんかに、イッセー(君)は渡さな――――」」

 

 

ガシッ!!

 

 

 

 

「「…………………………え?」」

 

お前ら―――――

 

「煩い」

 

俺は有無を言わさず、須佐能乎の腕で摘まんだ二人をプールに叩き付けた。

 

 

 

………はぁ、若い女の相手は疲れる。

 

 

 

 

 

更衣室に戻った俺は、見知った青髪を見た。

 

「兵藤一誠か」

「何をしている」

 

ゼノヴィアは青のビキニを身に着けていた。

 

「いや、着替えに時間が掛かってしまってね」

「そうか……似合っているぞ」

「あ、ありがとう」

 

思った事を言っただけなのに何故顔を赤くする?

やはり女と言うのはわからんな。

 

 

「……そうだ、時に兵藤一誠」

「イッセーで構わんぞ」

「…ではイッセー。私と子作りしないか?」

 

 

 

 

………………………………………………

 

 

 

「何を言っている」

 

そう言った時には、俺は奴に押し倒されていた。

 

「私は以前まで協教会のシスターとして活動してきた。その生活で私達は私欲を持っていなかった。だが悪魔は自らの欲に忠実な生き物だとリアス部長に教えられたんだ」

 

あのバカ………ちゃんと教育しないからこうして曲解してる奴が出て来てしまってるじゃないか。

 

今度須佐能乎でお仕置き確定だな。

 

「そして君は赤龍帝……私は子供を産む以上、強くなってほしいからね」

「成程、俺は打って付けの相手と言う訳か。分かったから退け」

 

だがゼノヴィアは俺を無視してビキニを脱いだ…………いくらあの痴女二人組でも下は脱いでいなかったぞ。

ゼノヴィアは何の反応も起こさない俺を見て怪訝になるが、気を取り直したのか、俺の手を掴んで自身の胸に触れさせた。

 

「……どうした?私では魅力がないかな?」

「…………あぁ」

「!」

 

僅かにたじろいだゼノヴィアを押しのけて、俺はパーカーを着せる。

 

「俺を落としたいなら、もう少し”女”になることだな」

「?」

「今のお前達は…………特に魅力に感じないって事だ」

 

俺は外で聞き耳を立てている連中にも向けてそう言うと、飛雷神で帰った

 

 

 

 

 

 

 




享年百何歳ですからね、仕方ないね

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