やはり俺の青春ラブコメにこんなにヒロインがいるのは間違っている。 作:とまとと
処女作、一色いろはは大学でも諦めないもよろしくお願いします!
ピロリーン
夜、リビングでテレビを見ているとケータイが鳴った。
どうせいつもの迷惑メールかA○azonだろうと暫く放置していると、ヴゥー、ヴゥー、と電話がなり始めた。
めんどくさいな~と思っていると1度切れたので、あぁ、やっと切れたかまたテレビを見ようとした時またなり始めなのだ、これは出た方が楽だなと思い、ケータイの画面を見るとそこにはめぐりんの文字が。
あの人自分で自分をめぐりんで登録したのか・・・まぁ、由比ヶ浜よりかはずいぶんと可愛らしいが
っと、こんなことを考えているよりも早く電話にてなくては!とケータイを手に取り
「もしもし?めぐり先輩?どうしたんですか??」
『もー!比企谷君電話にでるの遅いよ!
待ってる時どれだけ私が緊張したと思ってるの!』
「すみません、あれがあれで忙しくて」
適当な嘘を言っていると
『あっ、そうだったの!?大丈夫?電話できる?
忙しいならまた後でかけなおそうか??』
本気で心配してくれているめぐり先輩に俺はなんてことをしたんだろう。
「いえ、もう終わったんで大丈夫ですよ」
『あぁ、そうなんだ!
あのねっ!明日のお昼過ぎにまたあの場所散歩したいな~っね思ってるの!
比企谷君も大丈夫だよね?』
「えっ、明日ですか?んー、そうですね~」
どう答えようか迷っていると、
『あ~、比企谷君が来てくれるまでずっとお散歩してよ~っと!でもなぁ、来てくれないとずっと1人でお散歩か~、危ないな~、誰か一緒に来てくれないかな~』
ずる過ぎますよめぐり先輩・・・
「わかりました明日の何時くらいですか?」
『わっ!ありがと!1時くらいかな!
来てくれると思わなかったよ~!
やっぱり優しいんだね、比企谷君!』
「いやいや、あんなこと言われたら断れないじゃないですか」
『あっれ!そうかな??フフッでも嬉しいよ?』
まるでイタズラが成功した子供のように笑っているめぐり先輩に対してあぁ、こーゆうのも悪くないな、と思う八幡であった。
そして、電話を切り先ほどのメールを確認してみると
〖やっほー!比企谷君!
これが初めてのメールだね!とっても緊張したよ~
私今まで男の子とメールなんでしたこと無かったからなんて書けばいいかわからなくて何度も書き直しちゃった!でもやっぱり伝えたいことは書くね??
私ね、今日すっごく嬉しかったの!
今まで知ることの出来なかった比企谷君を知れて、とってもドキドキしたの、一色さんに、雪ノ下さん、由比ヶ浜があなたを信頼している気持ちよくわかったんだ~
そして、あなたに信頼されてる皆がとっても羨ましくなったの、私ね?これはすっごく意外だって言われるんだけど、欲しいものがあったら全力で手に入れに行くんだよ??だからね、比企谷君、覚悟しててね?
まだ誰も手に入れてないあなたの本物、私が必ず手に入れるからね!〗
こんなの告白じゃないですか?ととても胸がバクバクしている、めぐり先輩なら素でこの文を書きそうではあるがそれでもどうしても期待してしまう、めぐり先輩は一緒に変わろうと言ってくれた、だから俺は変わると決めたんだ。俺のこの気持ちは決して偽物では無いだろう、明日めぐり先輩に会うのが楽しみだなぁ、と思う八幡であった。
その頃のめぐりは、
はわ~、言っちゃった言っちゃった!恥ずかしい~!
これで私の気持ち伝わっちゃったよね?でも比企谷君なら気づいても誤魔化してそうかな~
でも私ったらなにいっちゃったんだろ・・・
でも、こんな気持ちになったのは初めてだから、だから適当にはしたくないんだ。最近までは最低だと思ってたのに、人の話を聞いて、ホントのことを知り見方が変わっただけでこんなすぐに気持ちは変わっちゃうんだ、そ〜ゆうことを知れたってだけでも私はとても幸せだ
だから私は絶対に手に入れる、生まれて初めてのこの気持ちも、自分を傷つけちゃう比企谷君をすぐそばで助けてあげることができるように、彼の隣にずっと立っていたい。そう、これが私の初めての恋心だ
どうでしょうか?
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