魔法科高校の劣等生と優等生、加えて問題児   作:GanJin

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どうもです。

さて、今回から禅十郎がようやく実力を見せつけます!

どんな試合を見せつけるのか。

それでは、お楽しみください!

2020/10/19:文章を修正しました。


半回転返還

 篝禅十郎は身体能力を活かしてラケットを使ってくる。応援に来ていた第一高校の生徒の多くが禅十郎が会場に現れるまでそう考えていた。

 だが実際は彼らの予想を裏切り、その手には特化型CADが握られている。

 学校では一度も使用している所を見たことが無い特化型CADを携えている禅十郎に一抹の不安を覚える人は少なくなかった。

 観客席からそんな風に思われているとも知らず、禅十郎は一人舞台に立っていた。

 開始時刻はあと数分。

 それまで禅十郎は静かに佇んでいた。

 目を瞑り、肩の力を抜いて静寂を保っているその姿は普段の彼を知っている者からすれば別人と錯覚してしまう程である。

 半袖・短パンで肘と膝にはプロテクターを着けている禅十郎の姿は試合前の選手と言うより戦いを目前に控えた戦士に近い。

 対戦相手である第七高校の選手はその姿に圧倒されていた。これまで感じたことのないプレッシャーに試合も始まっていないのに冷汗が止まらなかった。

 禅十郎は普段と打って変わって静かに試合開始を待ち続け、試合開始の合図とともにその静寂は掻き消された。

 合図と共に禅十郎は閉じていた瞼を開け、一瞬で相手コートに拳銃形態の特化型CADの銃口を向ける。

 圧縮空気で射出されたボールを相手はラケットで打ち返す。

 ボールがネットを超えると禅十郎のコートに入った瞬間、ボールは軌道を変え、小さく円運動を始める。それが半周したところで、ボールは先程より加速して相手コートに返された。

 狙ってコートの端へと飛ばされたボールを相手選手は自己加速魔法で追いかけて打ち返す。

 ネットを超えたボールは再び同じように円運動による軌道修正によって相手コートに返される。

 最初はその均衡が保たれていたが、ボールが増えていくと徐々に崩れ始め、禅十郎が優勢になっていった。

 

 

 

 

 

 

 

「うっわ、えげつねぇ。あいつ、ネット前に高く来たヤツをほぼ真下に落としやがった」

 

「ああ、相手を端から端まで走らせつつ、空いたネット前に叩き込むとは。向こうも完全に彼の術中に嵌まってるな。ボールの動きに体が全く着いていけてない」

 

 桐原と沢木は禅十郎の試合を見て、完全に禅十郎が優勢であると確信した。

 二人の言う通り、相手選手はボールを打ち返してはいるが全部を捉え切れていなかった。

 第一セットでありながら、点差はみるみる大きくなっていく。

 

「篝の試合の運び方だが会長のやり方に似ているな……」

 

 試合を見ていた服部がポツリと思ったことを口にする。練習試合や本戦を見ていた彼は禅十郎と真由美の姿が不本意ながら一瞬だけ重なったように見えたのだ。

 

「そりゃそうだ。あいつ、魔法オンリーの戦術では魔法は一種類しか使うつもりが無いからな」

 

「なに……?」

 

 目を見開く服部に、桐原は当然だと言いたげな笑みを浮かべていた。

 

「練習であれ以外魔法を使うところを見たことが無くてな、一度聞いてみたんだ。そしたらあいつ、あの魔法一つだけでやっていけるから大丈夫だって言いやがった。あん時は正気かって思ったが、その後の練習試合の結果を見て説得されちまった」

 

「随分と思いきった戦術じゃないか。他のスタッフから何も言われなかったのか?」

 

「そりゃ最初はいたさ。だが練習試合の相手が相手でな。結果を見せつけて担当スタッフ全員を納得させやがった」

 

「おい、桐原。その相手ってまさか……」

 

 桐原の話を聞いていた服部はその練習試合で禅十郎の相手をした人物が誰か理解した。

 クラウド・ボールの練習試合の結果でこの戦術を戦術スタッフが許可するには、それ相応の相手でなければ出来るはずがない。

 そして、それ相応の実力を持っている人物が第一高校に一人いる。

 

「会長か?」

 

 服部の予想に対し、桐原は笑みを浮かべて頷く。

 

「察しが良いな。あの時、あいつと会長は三セットマッチで試合をしたんだ。結果は一セット目で0-0、二セット目は9-17、三セット目は7-16。その試合見てた奴らが揃って目を丸くしたもんだぜ」

 

「会長が失点した……だと……」

 

「本当か!? 本戦で全試合無失点で優勝した会長相手に引き分けるとはやるじゃないか!」

 

 信じられないと言う顔をする服部と少年のようにはしゃぐ沢木に桐原は話を続ける。

 

「そりゃ、俺だって驚いたさ。でもな、前にお前に話したことと懇親会での出来事を考えれば納得がいくだろ」

 

「……確かに、そうだが」

 

「魔法だけがすべてじゃないって九島閣下も言ってただろ? あいつはそれを昔から体現してやがったのさ。確かに魔法師としての才能なら会長は社会から見ても突出してる。だがあいつは一科生の上位層として十分にやっていける程度だ」

 

 それ位は服部も知っていた。実際、禅十郎の入学試験の実技の結果は確かに高いが、雫やほのかと比較すれば少々見劣りしてしまう。にも拘らず、真由美相手に善戦したのは魔法力以外の要因でその差を埋め合わせてみせたからだと言わざるを得ない。

 気に入らないが、その努力は本物だと服部は認めるほかなかった。

 

「それで、篝はどうやって会長から得点したんだ?」

 

「ああ、俺も詳しくは理解していないんだが……」

 

 

 

 

 

 

 

 同時刻、服部達と同じような会話を第一高校の天幕でも行われていた。

 

「ミスディレクション? 確かマジシャンが使うものだったか?」

 

 摩利が思い出すように呟き、鈴音は頷いて話を続けた。

 

「その通りです。彼は複数のボールの軌道を複雑化することによって会長の視線を誘導し、時間を掛けて特定のボールを意識から外させて失点するように仕向けたようです」

 

「あの時は私も上手く乗せられたわ。一セット目は無失点のままよく耐えるなぁって感心したくらいだったけど、二セット目で失点したときは本当に驚いちゃった。だって、いつの間にかボールが数回バウンドしてたのよ」

 

 当時の練習試合のことを思い出し、真由美はうんうんと頷いた。

 

「気付かないのは仕方ありません。いくら感受性が鋭い会長でも魔法以外のものを知覚することにおいては一般人と変わりませんから」

 

 鈴音の言う通り、禅十郎が使っているのは魔法ではない。

 身体的技術と話術によってもたらされるミスディレクションは魔法師であっても、その手口に弱ければ非魔法師と大差がなく、簡単に騙される。

 禅十郎はそこを突いた戦術を組み上げて実際にやってみせたのだ。

 そもそも九島閣下の話に戸惑うようであれば、この戦術を思いつくどころか気付くのも困難である。それを見せつけられた当時の戦術スタッフ達は彼の案を採用することにしたのである。

 

「ふーん。どうせ魔法以外はずぼらですよーだ」

 

 鈴音の言葉に真由美は少々不貞腐れ、プイっとへそを曲げた。

 

「真由美、そんなことでいちいち拗ねるな」

 

「会長、念の為補足しておきますが、彼は会長がマルチスコープを使ってくることを見越して一セット目は仕掛けなかったそうですよ。一セット目は会長のボールへの意識をコントロールする下準備に時間をかなり要したそうですし、二セット目の途中から使い始めましたが、それでも負けたのは会長の目が予想以上に優れていたからだそうです。初見だからこそ真価を発揮する作戦ですから、対応できた会長の技量には彼も脱帽したそうです」

 

「……今更そんな風におだてても何もでないわよーだ」

 

 それでも機嫌を損ねたままでいるように見えて、喜んで口角が若干上がっている真由美に二人はやれやれと呆れた顔をした。

 

「それにしても達也君もそうだが、あいつも手札が多い。魔法もそうだが、それ以外の技術の方もな」

 

「篝君の発想力は千景さん譲りですが、行動力は彼のほうが上ですからね」

 

 天幕にいる千景を知るスタッフや本戦の選手達は鈴音の言葉に対し揃って頷く。

 

「いつ見ても思うけど、禅君は本当に魔法の使い方が上手いわね」

 

 モニターから試合の様子を見ていた真由美はそんな感想を口にした。

 

「確かに。あれほど軌道を変えているのに使用している魔法が一つだけと言うのも信じがたい」

 

「リンちゃん、アレって確か『半回転返還(ハーフサイクル・バック)』の改良版だったわよね?」

 

「はい。飛んでくる物体に対して回転軸を設定することで、物体を魔法が作用した地点から回転軸を中心に半回転した地点まで円運動させ、物体を送り返す移動魔法です。今回はそれにいくつか手を加えています」

 

「成程。確かに同じ術式を使っているようだが、どうやって軌道を変えているんだ? 明らかに相手ボールの進行方向の逆じゃないところに飛んでいるじゃないか」

 

 モニターを見ていると摩利の言う通り、禅十郎が返しているボールは進行方向の逆どころか右にも左にも飛ばしているのである。

 

「いえ、あの魔法はそもそも物体の進行方向に対して反対に返すだけの魔法ではありません」

 

 鈴音の言葉に摩利は興味深く話の続きを聞くことにした。

 

「この魔法の特徴は回転軸の位置を設定できることと絶対に半円を描くように移動するにあります。簡単に二次元で考えてみましょう。例えば、渡辺さんが言ったように進行方向と正反対の方向に返すのであれば、回転軸と物体は地面に対して垂直かつ同一直線上に取ることが必要になります。それにより半回転した物体の発射地点も同一直線上に来るため、物体は元の進行方向と正反対の向きに飛ばせます。一方、もし回転軸を物体より手前に設定した場合、発射地点は物体と回転軸の同一直線上に来ますが、その場合、ボールは斜め下方向に発射されます。この設定を変化させるだけで簡単に方向を変えることが可能です」

 

「なるほど、物体と回転軸の位置で発射する向きを変えていたのか」

 

 鈴音の説明を聞いた摩利は納得した。

 

「彼は二次元ではなく三次元で回転軸を設定している為、回転軸をボールの進行方向上に設定しない限り、ボールをあらゆる方向に返すことを可能にしています。後は発射する瞬間の威力調整の術式を加えることで、クラウド・ボールに適した魔法に昇華しました」

 

「シンプルでありながら複数の使い方が出来る効果的な魔法というわけか。特化型CADで使えば確かに真由美と引き分けたのも納得いくな」

 

「と言っても彼の高い空間把握能力と動体視力が無ければあそこまで的確に返すことは出来ませんから、ほぼ彼専用の魔法となっていますね。ここまで調整をしてくれた平河さんは本当に良くやってくれました」

 

 そんな会話をしつつモニターを見てみると、七高の選手は予想外の出来事に対応できずにボールを取り損ね、点差は更に広がる一方であった。しかも禅十郎は真由美の様に一切その場から動いておらず、CADも相手コートに向けているだけで微動だにしていなかった。

 だが、禅十郎は真由美と比べて魔法師としての才能は劣っており、彼女の様にネットの前だけで捌き切れず、彼の横をボールが通り過ぎていった。

 このままでは失点してしまうと誰もが思う中、禅十郎はボールを見ることもせず、CADのトリガーを引いた。すると、禅十郎の後ろにあったボールは反回転運動をして再び相手コートに向けて発射された。

 その光景に摩利の口から感嘆の溜息が出た。

 

「大した空間把握能力だ。背中に目でもあるんじゃないか?」

 

 そうとしか思えないほどに禅十郎は鮮やかに視覚の外にあるボールを対処していた。

 

「魔法なしであんな芸当が出来るのは魔法科高校広しといえども禅君ぐらいね」

 

「ええ。それに相手選手は予想以上に消耗しているようです」

 

「そうだな。向こうも完全に禅の策に呑まれてる。この試合の勝利は確定だな」

 

 鈴音と摩利の言う通り、それから禅十郎の試合は七高の選手が三セット目に入る前に棄権したことで禅十郎の第一回戦は無失点かつ相手選手の棄権と言う圧倒的な実力差を見せつけるものとなった。

 その後の二回戦も第八高校の選手は禅十郎の手口の突破口を見つけることが出来ず、三セット無失点のストレート勝ちをすることで準々決勝に出場が決定した。

 

 

 

 

 

 

 

 禅十郎の二回戦が終了した同時刻、第三高校の新人戦メンバーは禅十郎の試合を見ていた。

 全試合無失点のストレート勝ちは今の所、本戦を含めると真由美と新人戦に出場している愛梨だけだった。まさか男子にも出てくるとは誰も予想が付かなかった為に、少しばかり天幕の中はあわただしくなっていた。

 

「まさか、一高にあんな隠し玉がいたとはな」

 

 その中で冷静に禅十郎の試合結果を見ていた将輝が呟く。

 

「懇親会で九島閣下の魔法を打ち破ったから、かなりの実力があるとは踏んでいたけど、ここまでやれるとは予想外だね」

 

 その隣にいる吉祥寺もそれほどではないにしても、衝撃を受けて苦い顔をしていた。

 

「ジョージ、あの選手も例のエンジニアが担当していたか?」

 

 例の技術スタッフとは、新人戦初日に女子スピード・シューティングで一位から三位を独占した第一高校の技術スタッフの達也の事だ。

 禅十郎のこれまでの試合の結果を見て、将輝はそれを懸念したが吉祥寺は首を横に振って、それを否定した。

 

「調べたけど、担当は別の人だったよ」

 

「とすれば……」

 

「アレは篝禅十郎が自分で立案したもんだな。スタッフはサポート程度で、エンジニアはCADの調整しかやってねぇよ」

 

「坂田、それは本当か?」

 

 モノリス・コードのメンバーの一人である坂田泰時(さかたやすとき)が二人の会話に割って入った。

 将輝から疑いの目を向けられるが、坂田は自信を持って頷いた。

 

「もしそのエンジニアがいたら、あそこまで自分の身体技能をベースにした作戦をとる筈がない。今まで選手の魔法特性を十分に理解した上での作戦を立てていたのに対して、篝の作戦は全く毛色が違う。アレは自分の能力を十分に理解している戦術だ。いくら信頼し合っていてもあそこまで魔法以外の技能に特化した作戦は思いつかねぇよ」

 

「身体技能……? 魔法じゃないのか?」

 

 坂田の説明を聞いていた将輝は怪訝な顔をするが、吉祥寺は何かに気付いたようである。

 

「確かに選手としてのレベルは高いが、奴は頭の回転も相当イカれてる。九校戦のルールの裏を突いた作戦を必ず立案してくるはずだ。この二試合であいつが使ったのも九島閣下が使ったような手品の類だろうな。九校戦で魔法以外の技能を使っちゃならねえってルールがない限り、あいつはいくつもの策を練ってくるはずだ」 

 

「今までの試合から対策を立てても彼はすぐに手札を変えてくるってことだね。ようやく理解したよ。君がそこまで彼を危険視する理由がね」

 

 吉祥寺の納得したように頷く。だが、吉祥寺の心のうちはそれほど穏やかではなかった。突如として現れた天才エンジニアが九校戦で最も厄介なことだと思っていたのに、さらには魔法以外の技能を組み込んでくる選手が出てきたのだ。

 今年の新人戦は三高の優勢だと思っていた矢先、盛大に出鼻をくじかれて吉祥寺は突如として現れた天才エンジニアと奇策使いにライバル心を燃やし始めていた。

 

「三年の七草真由美は戦術を変えてこないことで有名だけど、彼はそれとは反対に戦術をいくつも用意してくる。なら、こっちは余計な対策をせずに自分の持てる力を十分に発揮して迎え撃つしかないね」

 

「ああ、ジョージの言う通りだな。俺達もこの日の為に最善を尽くしてきたんだ。今更余計な事に気を取られても仕方ない。一高男子で快勝してるのも奴だけだ。あまり重く考えることもないだろう」

 

 将輝の言う通り、この九校戦に向けて最善を尽くしてきたことは間違いなく、三高の選手は気持ちを切り替えるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 そんな話をされてるとは露知らず、禅十郎は控室で三回戦の準備をしていた。

 用意していると、克人などの男子メンバーが数人、禅十郎のもとに訪れていた。

 

「篝、首尾はどうだ」

 

「用意した作戦の内の一つ目だけで勝ち上がっているので順調です」

 

「正直、ここまでの成果が出るなんて予想外ね。これなら用意した残りの作戦を使うことがなさそうだから、無駄になるって思うとちょっと寂しいわね」

 

 調整中の小春も拍子抜けと言った反応だが、禅十郎は気を抜いていなかった。

 

「いえ、そろそろ彼方此方が気付き始めてると思いますから、アレは使うことになるはずですよ」

 

「篝、あまり平河先輩に負担を掛けるようなことはしてないだろうな」

 

 一緒に来ていた服部は桐原から禅十郎の戦術を聞いており、その内容から小春に負担を掛けているのではないかと気にしていた。

 

「そんなことないわよ。私がしたのは『半回転返還(ハーフサイクル・バック)』の起動式に手を加えただけだし、他の調整だって篝君がしっかりサポートしてくれたおかげで、要望を最大限まで満たすことが出来たわ。司波君と比べればずっと楽させてもらったし、他の選手にも時間がたっぷり割くことが出来て大助かりよ」

 

 禅十郎がCADの調整をサポートしていたことに意外そうな顔をしている服部に対して、本戦メンバーである鋼太郎は愉快そうに笑みを浮かべていた。

 

「自分のCADの調整も出来るとはやるじゃないか」

 

「無理矢理姉貴に仕込まれただけですけどね。あははははは……」

 

 何処か遠くを見つつ、乾いた笑い声をあげる禅十郎の目は若干死んだ魚のようだった。あまり思い出したくないことでもあったのだと多くの者が察した。よくよく考えれば彼もあの人の被害者だったのだと気付かされ、少しばかり同情した。

 

「次の試合はどうするの? アレを使うなら、もう用意はできてるわよ」

 

 空気が悪くなり始めていた為、小春は機転を利かせて話題を変えた。

 

「まだ様子見ですね。特化型CADには他にも色々用意してますから、それで十分にやっていけると思います」

 

「じゃあ、準決勝まではとっておく方針で良いのね?」

 

「それで行きましょう」

 

 それから三回戦の時間が迫り、禅十郎は会場へと足を運ぶのであった。




如何でしたか?

どっかで聞いたことあるワードが出てきたと思いますが、まぁ、元ネタは想像した通りです。

今回初めて、今作オリジナルの魔法を解説しましたが、正直上手く伝わってくれるか微妙です。

次回もバンバン活躍させていきますので、お楽しみに!

それでは、今回はこれにて。

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