東方魔神伝   作:紅蒼の魔神

5 / 15
神「今回の話は、前回から既に百年くらい経過しておる。それほどまでに、武器鍛造に失敗しとったのじゃな」
フレイヤ「蒼魔さん、頑張れーっ!」

後半はキャラ紹介です。
神「それなのに今のところ一番文字数多いんじゃよな……」
言うんじゃない!
フレイヤ「それでは、どうぞお楽しみください!」
また、蒼魔のキャラ崩壊もあるのでご注意下さい。
蒼魔「何だと!?」


武器、完成……!それとキャラ紹介

 (前話より)武器を鍛造して何年経ったか?覚えてないが……。

 

 ついに完成したぞぉぉぉぉ!!

 

 失敗に失敗を重ね続けて1000本もの失敗作になった武器。それを見て俺は考えた!『いっそ失敗作も素材にしちまおう』と!

 

 500本の失敗作と素材を重ねて鍛造し、やっと一本が完成した!勢いに乗ってもう500本と素材で鍛造し、合わせて2本完成した!

 

 片方は暗闇の様に黒く、夜の様に美しい刀身。紅い柄と金の鍔によって作られた『極蓮架』(きょくれんか)

 

 もう片方は白銀に輝き、日光を反射する刀身。蒼い柄と銀の鍔によって作られた『永神羅』(えいしんら)

 

 これが、俺の、俺だけの武器……!

蒼魔「……ふつくしい」

 

 思わず声に出すほどに嬉しい。耐久性がどれくらいあるのか分からないが、嬉しい。加えて、修行時代に何度も思い描いていた通りであるのも、拍車をかける。まさに最高にハイッてやつだ!

 

 同時に、身体から何かが抜けるのを感じた。

蒼魔「そうか、《石を鉱石などに変換できる程度の能力》が消えたのか」

 

 納得できる武器を鍛造したことにより、《身体を書き換える程度の能力》で書き換えて追加した《石を鉱石などに変換できる程度の能力》が、期間満了により消滅したのだ。

 

 余った素材は、鞘として作ったので、帯刀にも問題は無くなった。

 因みに、鞘と柄についている布らしき物や、紐らしきものは、あるものを使っている。

 

 それは……、ティラノの死骸(3話参照)から剥ぎ取った素材ですミ☆

 

 いや、布じゃなくて皮だけどね。溶かして、血と汗と混ぜてなんやかんやして、布状やら鞘と柄の一部に丁度良さそうな感じになったから、使ってみたらピッタリだったんだ。どっちも俺の血と汗を素材にしたから相性が良かったらしい。

 

 完成まで何度も脱水症状になりかけて、貧血になったことか……。

 あー、疲れた。結界を張って、暫く寝るとしよう……zzZ……。

 

 蒼魔 side end…

 

神side?

 むぉ!?ワシか!?ワシの視点か!?ヒャッホーイ!

作者「残念だな。私達によるキャラ解説である」

神「げぇ!作者!」

フレイヤ「バルマお爺さん!作者さんに失礼ですよ!読者の皆さん、どうもこんにちは!、フレイヤです!」

 

 さて、読者の皆様方。こんな駄文を読んでいただき、誠に有難うございます。書く事に関して殆ど初心者ですが、皆様に飽きられぬ様に邁進していきたいと思います(亀更新は勘弁してくださいlllorz)。

 

 今回は、主人公である蒼魔が寝てしまったこと、えーりんの時代までバカみたいに時間があることにより、ここでキャラ解説などを行います。また、時系列の都合上、キングクリムゾンする事が多々あることも御容赦下さい。

 

 では、キャラ解説といきますか。

==========================

・紅神蒼魔

 性別:男

 年齢:18(この話まで)/20億以上(永琳と邂逅時)

 生年月日:不明(本人曰く、秋らしい)

 血液型:不明(永琳曰く、ABらしい)

 利き手:両手(転生前は左だけだったが、特訓の成果)

 身長:180cm(書き換えられる前の基礎数値)

 体重:45kg(同じく基礎数値)

 分かりやすい見た目:魔界戦記ディスガイア2の主人公アデルを、蒼がかった黒色の髪にして、目を紅くした感じ。

 イメージCV.読者様の御想像で(作者は特に考えてません(オイ))

服装:(幻想郷完成前)紅い和服と蒼い袴/(幻想郷完成以降)表は紅、裏は蒼のジャケット、白のシャツと黒のズボン

どちらも蒼魔専用に仕立て上げているため、着心地が良く動きやすい。たまに別の服装にチェンジする。

 

 能力:《身体を書き換える程度の能力》

 転生特典:《身体を書き換える程度の能力》《これまで放送されたアニメ、特撮のキャラ達から100万年特訓を受ける》

 

 欠点:恋愛含む、幾つかの感情の欠如

欠如している感情

・恋愛・嫉妬・悲哀・色欲

憎悪などは、転生前の特訓により抑制出来ている。が、やりすぎて表情にあまり出なくなってしまった。蒼魔の心の問題であるため、能力でも書き換えられない。

 

前世:

 邪神の呪いを受け、世に生まれた名もなき男だった。全ての人間に理由なく忌み嫌われ、犬や猫、鳥など動物にも嫌われていた哀しき存在だった。生き延びた理由は、泥水や木の根、レストランの残飯を食い漁る事だった。18歳ごろと思われるある日、大事件の主犯に仕立て上げられ、警察から追われるも、逃げ切る。途中で銃を奪い、警官へ反撃したりする。警官を撒いた後、自身を産んだ両親が住む家の近くの橋の下で最後の弾丸を使い自殺。遺体はその場に残るも……?

10歳頃には殆どの感情が欠如していたが、アニメや特撮などを盗み見て、喜び、楽しみの感情を取り戻した。怒りと哀しみは、転生しても欠如している。誰かに必要とされていなかったり、比べられる対象もいなかったため、恋愛、嫉妬、色欲を知らない。

 

転生時:

 転生の間にて、『紅神蒼魔』として存在を確立。

 同時に転生の権利を与えられ、5つ選べる転生特典のうち、2つだけ使用し、残りを保留にして決定。

 特典通り、様々なキャラから戦闘、料理、作法、ハッキングなどのスキルを叩き込まれる。その中で、自分だけの戦闘術『極永流』を会得。

 

 極永流についてはまたの機会に。

 

 特訓終了間際、邪神が復活し襲い来るも、これを完全撃破。自身の呪いを完全にうち破り、勝利を刻んだ。

 そして、特訓も終了し、「最も印象深かった」東方Projectの世界に転生するも、神のミスにより20億年も昔の、しかも何かおかしい状態の世界に転生してしまう。

 

 現在は自分だけの武器、『極蓮架』『永神羅』の二刀を造り、眠っている。

==========================

 

作者「これが蒼魔のこの話までの概要だ。そして、蒼魔の特典『身体を書き換える程度の能力』には、ある秘密があるが、ネタバレに近いのでここでは記載しない。続いて、神とフレイヤの紹介だ」

 

 ・神

 名前:バルマディオス

 性別:男

 年齢:なし(神です)

 簡単な見た目:パズドラのゼウスと、マクロスFのジェフリー艦長を足して2で割った感じ

 イメージCV.大塚明夫

 

 転生の間にて、転生者の道を示す神。転生神とも呼ばれる。

 転生の際に必ず制限を設けている。

 これまでの転生者が欲まみれだったのに対し、蒼魔は欲があまりない事、蒼魔が邪神の唯一の被害者であること故に気にかけている。

 転生する時の扉ごと転生者を落下させる事で、転生者から受けたストレスを発散している。他の神からは「バルマ爺様」と呼ばれている。

 

神「ワシだって、苦労しとるんじゃよ……。制限を平然と破ろうとする輩もおるし……」

作者「それがこの作品でのお前の役割だからな」

神「酷い!?」

作者「次、フレイヤ行くぞー」

フレイヤ「ハイ!」

 

==========================

 ・豊穣の女神 フレイヤ

 性別:女

 年齢:秘密です!

 見た目:パズドラのフレイヤ(煌樹の豊麗神)

 イメージCV.早見沙織

 

 豊穣を司る女神で蒼魔を気にかける女神。誰に対しても敬語で話す優しい女神様。邪神の事件の際に蒼魔に助けられ、それ以来蒼魔にべた惚れ。動物との意思疎通が可能で、彼女と会話出来ない動物は存在しない。その見た目から、男性天使のファンクラブが存在しているが、本人は認めていない。

蒼魔の感情欠如をどうにかしたいと考えている。

==========================

 

フレイヤ「私のファンクラブなんて要りません!蒼魔さんが気にかけてくれれば……ほぁぁ〜///」

作者「……まあ、妄想癖もある」

神「これがヘヴン状態か……」

 

 今のところ、キャラ紹介はここまでで宜しいかな。

神陣営はこれからも、後書きや本編で出す予定もありやすぜ。

 

神「作者よ、邪神の説明を忘れておるぞ」

作者「おっと、そうだったな。けど、今後登場予定もないから俺の口から説明するぜ。

 

この作品での邪神とは、トリックスターな悪神ロキではないし、常に相手のステータスを1上回ったり、死んだ時に全て破壊したり、ステータス半減を引き起こす邪神とは全くの別物の存在で、北欧の主神オーディンや全能神ゼウスですら封印が精一杯のタチの悪過ぎる神のことを言うんだ。

 

んで、蒼魔が胎児の時に封印を一部弱めることに成功し、封印を主導した日本神話に連なる者、日本人に呪いをかける事にしたんだ。その呪いが、『人間、動物問わずあらゆる存在から忌避され疎まれる』という胸糞な呪いだ」

 

神「儂ら神々に効果が無かったのは、邪神にまだ封印が施されていたことと、封印領域に干渉不可の結界を張ってあったからじゃな。下級天使の一部などは影響を受けてしまったが、会うことは無かったので特に問題は無かったぞ」

 

フレイヤ「封印領域は、文字どおり邪神が封印されているエリアです。禁忌の領域なので、ゼウスさんやオーディンさん、シヴァさんにバルマお爺さんなど、格や力のある神々しか立ち入ることができません。唯一の例外は、領域に封印を施す時で、この時ばかりは私含むほぼ全ての神も立ち入りを許されます」

 

神「邪神はフェンリルなんぞより恐ろしいのでの。流石に『悪神』『トリックスター』と呼ばれるロキや、冥界の神ハーデスなども協力してくれる。それほどまでに邪神は全ての神話体系にとって脅威だったのじゃ」

 

フレイヤ「封印の時期は一定なので、時期が近づくと時女神三姉妹のウルドさん、スクルドさん、ヴェルダンディさんがそれぞれ各神話の最高神に報告を送ります。過去、現在、未来をそれぞれが確認し、人間で言う一月前に召集をかけ、一週間を過ぎると全員が揃います。それから再封印という流れでしたが、蒼魔さんが討滅してくれたお陰で、その作業も無くなりました」

 

作者「とまぁ、邪神についてはこのくらいで良いかな。分かりやすく言うならば、蒼魔を不幸に陥れたかませ犬程度に覚えてくれれば良いかな」

 

 では、今後とも、私『紅蒼の魔神』がお送りする『東方魔神伝』

亀更新になりますが、可能な限りお付き合い頂けると作者は喜びます。

 

 そして最後に。

 

 作者≠蒼魔!

蒼魔の2つ名は紅蒼の魔神だけど作者じゃない!

 同じ読みですけど、この作品では作者は『作者』で一貫しますので。もしくは、後々作者の名前を変更します。

 

神「それではみなさん!」

フレイヤ「次回は本編の続きです!お楽しみに!」

作者「あれ?これも前半は本編だったよな?」

フレイヤ「あ……( °△°;)」

 

フレイヤはドジっ子属性を手に入れた!

フレイヤ「ドジっ子じゃありません〜!」




蒼魔「……俺はどのくらい寝てることになるんだ?」
それは次回を待て!
蒼魔「……」
神「落ち着け蒼魔!無表情で作者に攻撃しようとするでない!」
蒼魔「離せ爺さん……!作者をシバく……!
フレイヤ「お、落ち着いて蒼魔さん!暫くの辛抱ですから!」

こうでもしないと原作まで行かれないから……。
じ、次回もお楽しみに〜!
蒼魔「獣爪連牙!」
ちょ、蒼魔!?腕が獣の爪にーギャァァァァァァァァァ!!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。