再び異世界から問題児がくるそうですよ?   作:白白明け

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原作一巻が何とか終了。区切りが良いということで「問題児シリーズ」の二次創作。
「再び異世界から問題児がくるそうですよ?」におけるオリキャラ・オリ設定の資料を書いておきたいと思います。本来ならば作中にて語るべき所をこうした場で書き連ねる私の文才の無さをお許しください <(_ _)>

またこの後書きます設定には次話以降のネタバレが含まれる可能性があります。
(なるべくそうしたことが避けられるよう、考慮していますがご容赦ください)
読まなくても次話以降が??になることは避けられると思いますので、上記のことをご了承できる方のみ、ご観覧ください。


魔王通信(設定資料)だそうですよ?

―――――✠―――――

 

コミュニティ“ワルプルギス”

 

リーダー 『背後から刺す魔王』

 

メンバー 『魔女喰らいのお菓子』

     『魔女喰らいの少女』

     『愛情深き海の乙女』

     『不幸を告げる黒猫』

 

開催する主なギフトゲーム

 

ギフトゲーム名―魔王の正体を見抜け―

 

・参加者(プレイヤー)一覧

主催者(ホスト)側コミニィティメンバー全員及び挑戦者(プレイヤー)側コミュニティメンバー全員。

なお、上記条文においての全員とは非戦闘員も含むものとする

・“ワルプルギス”ゲームマスター

『背後から刺す魔王』

・“挑戦者側”ゲームマスター 

規定なし(一名のみ)

 

以降、ルール詳細

 

・主催者(ホスト)側 勝利条件

①挑戦者(プレイヤー)側コミュニティの瓦解

②挑戦者(プレイヤー)側ゲームマスターの屈服

③挑戦者(プレイヤー)側がゲーム続行不可能になった場合

・挑戦者(プレイヤー)側 勝利条件

④主催者(ホスト)側が勝利条件達成前に第⑬ルールを達成すること

⑤主催者(ホスト)側ゲームマスターの屈服

⑥主催者(ホスト)側がゲーム続行不可能になった場合

・舞台詳細

⑦舞台会場は挑戦者側本拠

挑戦者側はゲーム開始と同時に主催者側プレイヤーの本拠への立ち入りを許可する事

⑧制限時間は設けず

主催者側及び挑戦者側どちらかの勝利条件達成まで互いにゲームを放棄することはできない

 

・その他・詳細

⑨ゲーム開催中、主催者側及び挑戦者側のプレイヤーはギフトゲーム―魔王の正体を見抜け―に参加していても他ギフトゲームに参加できるものとする。

⑩第⑨のルールに基づき主催者及び挑戦者側のプレイヤーが姿・名を偽り別コミュニティのプレイヤーとしてギフトゲームに参加していた場合、得た報酬の全てをギフトゲーム主催者に返還しなければならない。

⑪ゲーム開催中、参加プレイヤーは自身のコミュニティから脱退することはできない。

⑫ゲーム開催中、参加プレイヤーは箱庭の世界から離れることはできない。

 

⑬挑戦者側コミュニティのメンバーが『背後から刺す魔王』の真名を口にした時点で上記ルールを全て破棄し挑戦者側コミュニティの勝利とする。

 

⑭第⑬ルール以外で挑戦者側コミュニティが勝利した場合、両コミュニティの全てのプレイヤーは自身の持ちうるモノの中で最も価値あるものを己の名誉と誇りの元に放棄しなければならない。

 

宣誓 上記を尊重し誇りと御旗とホストマスターの名の下、ギフトゲームを開催します。

“ワルプルギス”印

 

 

 

―――――✠―――――

 

 

 

 

コミュニティ“ワルプルギス”

 

 

○メンバー

 

 

序列第一位(リーダー)

名前――不明

正体――不明

性別―――不明

姿形―――不明

称号――『背後から刺す魔王』

 

恩恵(ギフト)一覧

 

偽称『完全無欠の現身(パーフェクト・コピー)』

効果―

森羅万象を写し取る。あらゆるものの姿形・恩恵(ギフト)を写し取ることが出来る。その擬態・偽称を見破ることは困難であり事実上、不可能とさえ言われていた。

 

『二重で在るもの(ドッペル・ギァンガー)』

効果―

太陽・月・星・その他光の恩恵によって生じる影を操り、影を作った本体と同様の能力を与えることの出来るギフト。建物の影からまったく同型の建物や目の前の相手の影からまったく同じ姿形・恩恵(ギフト)を持った存在を創り出すだけでなく、その恩恵は自身の影にも適応することが出来る。それによって所有者は自分の影からもう一人の自分を創り出すことも可能。

 

『篝火の夜(ヴァルプルギスナハト)』

効果―

以下、詳細不明。

 

特技・好きなもの

 情景模写。太陽。月。星。

好きな言葉

 「愛・勇気・希望」

弱点・苦手なもの

 太陽。BatENDで終わる映画。

 

―詳細―

“箱庭の世界において最も大切な絆を破壊する”戦闘力よりもその戦い方を恐れられた魔王。その姿形はギフトにより万物全てを模倣できるとされ誰も彼の真の姿を見たものはいない。コミュニティの“顔”としてある特定の人型の男性の姿をよく模倣していたがそれは彼の真の姿ではなく彼が初めては瓦解させたコミュニティのリーダーの姿だと言われていた。またその正体及び名前を知るのはコミュニティのメンバー以外では同時期に活動していた白き夜の魔王以外にはいないとされ、真実の“顔”も“名”も掲げずに“二つ名”のみを持って箱庭中に存在を知らしめたその影響力は歴代の魔王達の中でも群を抜いていた。

 

その正体は『ブロッケン山の怪物』にして『二重に出歩くもの』。一部地域の伝承でありながら名や姿や性質を変え世界中を渡り歩いた影響力と幾星霜の時を生き魔女(概念としての魔または影の世界)を守り続けた功績を称えられて箱庭の世界に招かれたもの。

影の王――ドッペルゲンガー。

 

 

 

 

 

 

序列第二位(同率)

名前――ゼル(通称)

正体――不明

性別――男(二十代)

姿形――黒いコートに飴細工のような赤白のステッキと家を象ったシルクハットを被った奇妙な格好が特徴的。

称号――『魔女喰らいのお菓子』『大悪魔』

 

恩恵(ギフト)一覧

『ヨハネスのペン』

効果―

詳細不明。

 

特技・好きなもの

 情報収集。著書。妹。

好きな言葉

 「ペンは剣よりも強し」

弱点・苦手なもの

 妹。溶かしたものを固めただけの手作りチョコレート。

 

―詳細―

“ワルプルギス”において諜報及び参謀役と目されていた大悪魔。その為、戦闘能力は低いと言われていたが真実は情報収集能力に異常なほど長けていただけでありその他パラメーターも高く序列第二位の名に恥じない戦闘能力を有していた規格外の万能型。

彼の欠点を上げるとするならば唯一、妹を溺愛し過ぎていたことだけだった。

 

その正体は――以下、詳細不明

 

 

 

 

 

序列二位(同率)

名前――テルル(通称)

正体――不明

性別――女(十代)

姿形――いわゆる魔法少女のような恰好をした美少女。

称号――『魔女喰らいの魔女』『魔法少女』

 

恩恵(ギフト)一覧

『魔導大全集(おかしなえほん)』

効果――

詳細不明

 

特技・好きなもの

お菓子作り。おにいちゃん。

好きな言葉

 「おひとり様限定」

弱点・嫌いなもの

人混み。やたらと声の大きい店員。

―詳細-

“ワルプルギス”において『背後から刺す魔王』の次に謎に包まれた人物。その目撃情報すらも曖昧であり「“ワルプルギス”がゲームをする時、可愛らしい衣装に身を包んだ少女がいたりいなかったりするらしい」というもの。その数少ない目撃情報によれば同コミュニティのゼルと称される悪魔とよく行動を共にしていたらしい。

 

その正体は――以下、詳細不明

 

 

 

 

 

序列第三位

名前――ローラ(通称)

正体――ローレライ

性別――女

姿形――胸元の空いた服や際どい深さのスリットスカートなど派手な衣装を好む金髪金眼の美女。

称号――『鋼鉄の処女(アイアンメイデン)』『亡霊』

 

恩恵(ギフト)一覧

偽称『万物操作(コントローラー)』

効果―

人心操作+物体操作のハイエンドと目されていたギフト。しかし、それは彼女が主に倣い偽っていたもの。実際は水霊としての恩恵で水を操り悪霊としての恩恵で人心を惑わす程度の力しかなく、どちらも格上相手には通用しない。

 

『ローレライの歌』

効果―

完全催眠。五感全てを操り対象者にとって最も幸福な悪夢を魅せるギフト。森羅万象、修羅神仏でさえ嵌めることの出来ると言われたこのギフトの裏を取れるものはいない。

 

特技・好きなもの

 交渉。カラオケ。

好きな言葉

 「男女平等」

弱点・嫌いなもの

 肉体言語。キスまでしたのに自分に振り向きもしないシスコン。

 

―詳細-

顔や名を明かさないリーダーの代わりに“ワルプルギス”の顔役を務めていた女。その正体を含め“ワルプルギス”において最も知れた人物。“ワルプルギス”加入以前よりその名は箱庭に知られておりその美貌と能力の高さから数多くのコミュニティが彼女を自陣に引き入れようとしたが彼女は長い間どのコミュニティに属さずに所謂最低な男を“教育”する旅を続けていた。

そんな旅の最中で彼女は自身の持つ“他者(おとこ)の可能性を開拓する可能性”を好きになった魔王に出会い、ギフトゲームを挑まれ敗北する。他のメンバーと違いそんな経緯で“ワルプルギス”に加入していた彼女は最初こそ反目していたが次第にコミュニティの顔となっていったのだった。

 

その正体はドイツ。ライン川流域の町。ザンクト・ゴハルスハウゼンに伝わる伝承。ローレライ。

遠い昔、不実な恋人への抱えきれない愛情とそれと同等の憎悪を抱いてライン川へと身を投げた乙女がいた。乙女の魂はその愛情の深さを見込まれ妖精の女王に水霊としての恩恵(ギフト)を与えられ、その憎悪を見初めた悪魔に悪霊としての恩恵(ギフト)を与えられた。そうして“水霊”と“悪霊”の両方の恩恵(ギフト)を持つ存在として“亡霊”ローレライは生まれた。その後、彼女は数多くの男達を海の底へと引きずり込んだ死の功績とその美貌と歌声に向けられた一定数の信仰と『背後から刺す魔王』より与えられた祝福を元に“神霊”の末端へと上り詰めた。

 

 

 

 

 

序列第零位(リーダー補佐)

名前――黒猫

正体――黒猫

性別――女(雌)

姿形――黒髪赤眼の少女。黒猫。

称号――『出歩く厄災』『不幸を告げる黒猫』

 

恩恵(ギフト)一覧

『強力(ごうりき)』

効果―

詳細不明。

 

『魔女の夜(ワルプルギスナハト)』

効果―

詳細不明

 

特技・好きなもの

 戦闘。散歩。

好きな言葉

 「犬は犬、鳥は鳥、そして猫は人」

弱点・嫌いなもの

 猫舌。人間界で散歩をしていると尻尾を切ろうとして来る人間たち。

 

―詳細―

『背後から刺す魔王』が魔王として活動を始める前から彼の傍に居たとされる猫。その為、コミュニティ“ワルプルギス”一番の古株でありリーダー補佐の役割を担っていた。またその戦闘力は『背後から刺す魔王』以上とされ“ワルプルギス”一番の兵としてその名を箱庭の世界に轟かせていた。しかし、彼女自身は『背後から刺す魔王』の命令が無ければたとえコミュニティの危機であろうと進んで戦おうとはしない不義とも言える性格をしていた為、同コミュニティのメンバー(特にローレライ)からはあまりよく思われていなかった。

けれど、『背後から刺す魔王』からの信頼は厚かったようでかの魔王が箱庭を去る際には彼女に“ワルプルギス”の“旗”と“名”を預けている。

 

その正体は―――黒猫。以下、詳細不明。

 

 

 

 

 




以上、設定資料でした。この話は随時更新していくつもりです。
またほかに質問等がありましたら是非お聞かせください。できる限り(ネタバレしない程度に・・・)答えたいと思います。

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