そのガチャ運をどうして前世で発揮出来なかったのかと(泣)   作:ふれんちとーすと

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呼符回したら初のアヴェンジャー、ゴルゴーンが来たので頑張りました。

え?いい加減本編進めろ?・・・・ごめんなさい、もう少し待ってください、お願いしますorz




番外編 もしも彼の特典がセイバーではなかったら ランサー→アヴェンジャー編

 

 

 

 

彼は・・・否、彼女はこう謳った。

 

何故、私の平穏を奪った

 

何の理由があって、何の為に、私から奪ったのだ、と。

 

 

 

 

夜の校舎にて、堕天使たるコカビエルは最高の状態であった。

 

魔王の妹2人をもうすぐ捕虜・・・否、人質としてこの地に魔王を呼び、再び戦争が出来ると歪んだ獰猛な笑顔を浮かべていた。

 

そして、ここに巻き込まれた少女がいた。

 

彼女は自分の中で問答していた。

 

何故、こうなるのか、と。

 

力を秘して、普通に生きていたいだけだと言うのに。

 

 

 

そして、そんな彼女をコカビエルはこの場に相応しくないと思った。

 

 

 

故に、彼女に槍が投擲されるのは必然であった。

 

 

しかし、彼女は無傷であったのは何故か?

 

庇われたのだ、白く自身よりも幼い見た目のその少女に。

 

 

どうして、と思わず口にする。

 

友達だから、と彼女は答える。

 

彼女の熱が冷めていくのに焦り金髪の少女と共に彼女を介抱するも彼女がその目を閉じた時。

 

少女は闇へと堕ちていく。

 

 

その身は怪物、その眼は魔眼、その心は憎悪に染まる。

 

 

「・・・・な、何なのだ貴様は・・・」

 

声を震わせる堕天使に目をやり彼女はこう呟くのだ。

 

 

 

 

「・・・・貴様に復讐する者だ・・・」

 

 

それは正しく怪物で、それは正しく狂気の権化、それは

 

 

 

「溶け落ちて消えろ・・・・!!『強制封印(パンデモニウム)万魔神殿(ケトゥス)』」

 

 

降臨する怪物は愚かな愚者を喰らいて嘆きの声を上げる。

 

 

 

 

 

全てを無に帰したその後で

 

夢幻と無限に看取られて、この世から消えたその後で

 

最早何もかもを零れ落としてしまったその末路の先で

 

 

 

彼女は嘆きをあげて眠りに落ちる

 

 

 

 

 

これは一つの可能性に過ぎぬ。しかして、忘れてはならぬ。

 

これも確かに有り得る未来なのであると。

 

 

これは怪物へと成り果てた哀れな少女の物語

 

 

 

 

高槻 陽香

 

クラス:復讐者

真名:高槻 要一

性別:女(精神は男)

属性:混沌・中立

 

筋力A++

耐久A++

俊敏B+

魔力B

幸運C-

 

復讐者A++

忘却補正B+

自己回復A

 

怪力A+

変転の魔A

英雄や神が魔として変じたことを示す。過去に於ける事実を強調することでサーヴァントとしての能力を著しく強化させるスキル。彼女はメドゥーサの影響でゴルゴーンとなった為、人の身では絶対に不可能なランクの筋力と耐久力に到達している。

魔眼A++

最高レベルの魔眼「キュベレイ」を所有する。ただし、通常時には封印状態にある。

畏怖の叫びA++

生物としての本能的な畏怖を抱かせる咆哮。敵全体に恐怖、継続的な防御ダウン、瞬間的な防御ダウン大、呪い状態などを付与。

 

 

 




ランサーがもし闇堕ちしたらのパターンです。

如何でしたでしょうか?

次回は本編書きます。

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