そのガチャ運をどうして前世で発揮出来なかったのかと(泣)   作:ふれんちとーすと

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夏祭りで、30回で10連回せますよね。
でも、有償石ないからストーリー回してたんですよ。

夏祭り回せば良かったorz


あ、赤セイバー(ネロ)、槍オルタ、ニコラ・テスラ来ました。



初、アルトリア来たぁぁぁあ!
やったよぉ!リリィ以外に漸くきたよおおおお!

なお、歓喜し過ぎて頭をぶつけました。


それでは、本編どうぞ。

※修正しますた




22.漸く手に入れた時の達成感・・・あれが忘れられなくて僕はまた回すんだ

 

 

 

あの後、僕は家に帰り兄貴とジャンヌとジャックにあの事を伝えた。

 

聖剣計画の事、コカビエルの事。

 

ジャンヌは悲痛な顔をしていたけど、伝えてちゃんと警戒するように言わないといけない。

「ごめん」と、ジャンヌに謝ると「大丈夫ですよ」と、ハグされてしまった。

 

「気に病まないで下さい・・・ありがとうございますマスター」

 

彼女の優しさに少し、胸が高鳴ったのは秘密だ。

 

 

 

兄貴と、相談して暫く訓練は辞めることにした。

その分、奴らの潜伏場所を探したり、何か怪しい奴が居ないか、そっちに意識を回す事にした。

 

 

とりあえず、ジャックには偵察、兄貴とジャンヌには待機を頼む事にした。

 

ジャックはやる気満々で、「任せてお母さん!」と抱きついてきた。

 

 

というわけで、僕は学校付近に居たんだけど・・・

 

 

「ガルルルル!」

 

頭の多い犬が居て、いきなり咥えられたと思ったらそのままそいつが大ジャンプして、そのまま裏山にまで連れて行かれた。

 

奴は僕を見つめ、吠え、ギラギラした目で見つめている。

間違いなく襲う気だ。

 

そして、一瞬だけ。

一瞬だけ見えたけど、学校に大掛かりな魔術が張られかけていた。

 

 

「誰が何をしようとしてるかわからないけれど・・・」

 

嫌な予感がする。

 

「邪魔をするな・・・駄犬!」

 

僕は、約束された勝利の剣(エクスカリバー)を手に取り、眼前の敵に勝負を挑んだ。

 

 

挑んだのだが、犬さんが涙目で顔を隠して地面に伏せってしまった。

 

犬は凄く・・・怯えてしまったけれど、それどころじゃなかった。

いつの間にか学校の方で何かが光っていた。

 

何かが起きそうな予感と、このままでは・・・間に合わない・・・!

そう、僕の直感がそう告げていた。

 

どうすれば・・・・!

 

 

すると、背後の木の陰から何かが犬を学校に向かって蹴り飛ばした。

 

「・・・・・!?」

 

そこには・・・

 

 

「♫」

 

嬉しそうなラムレイの姿が・・・

 

 

僕は鬣を撫でながらラムレイに跨り、ラムレイに全力で走ってもらった。

 

 

 

因みに関係ないが途中で、風王結界(インビジブル・エア)で風を起こしてラムレイに空中を踏ませて加速したが、なんも問題はないだろう。

 

 

 

 

学校の上空付近に近づくと黒い羽を広げた男が子猫ちゃんに光で出来た槍を投げつけようとしていた。

 

僕は、ラムレイから飛び降り風を纏って何かの結界を突き抜けると、小猫ちゃんの前に降り飛んできた光の槍を風の壁で受け止めかき消した。

 

 

「遅れちゃったみたいだね・・・待たせたね」

 

そう言って笑うと、向こうの黒い鴉が驚いた様にこちらを見ていた。

 

そんな事はどうでも良い、僕は一誠の方を向き

 

「一応、今の状況を聞いて良いかい?」

 

「あ、あぁ・・・」

 

一誠、たどたどしい感じで説明してくれた。

 

木場が、吹っ切れたこと。

木場君が聖剣の集合体?を壊し前に進めた。

木場君が前を見て歩ける、それは凄く良い事だ。

心が安らいだ。

 

その安ぎは一瞬で怒りに変わった。

 

コカビエルの目的、それはグレモリーさんや生徒会長のシトリーさん殺して悪魔、堕天使、天使の三つ巴の大戦をもう一度引き起こすこと。

 

そして、この街を破壊する事。

 

 

 

頭が・・・妙に冴えている。

 

「なんで戦いたいの?」

 

「決まっている!あの大戦!最後までしていれば勝っていたのは我々だ!」

 

血が滾る。

僕の守りたい日常(モノ)を傷つけようとしている。

 

僕の友達を傷つけ、両親の帰ってくるだろう街を壊し、ここにいる小さな女の子を襲う。

 

こいつは僕の敵だ。

 

「どれだけの人が命を落とし、悲しみ、涙を流す事になっても?」

 

「そんな奴らなど知るか!」

 

・・・・・・・・・・ブチッ

 

 

「小猫ちゃん・・・下がっててくれ」

 

「え・・・先輩!あんな奴相手に一人でなんて!」

 

心配してくる事が嬉しい。

でも、

 

「信じて」

 

そういうと彼女は渋々下がる。

 

「ククク・・・どんな余興をみせ」

 

奴の言葉が途切れる。

今まで抑えてた魔力を一気に解放する。

服装が魔力の影響か、青いドレスに変わり、そこに鎧が装着される。

 

「・・・・なんなんだ・・・この魔力は!?」

 

『懐かしい・・・その顔、その魔力、その瞳』

 

驚きの声すら今の僕の耳には入らない。

風を纏いし剣を手にして僕は叫ぶ。

 

「令呪をもって命ずる!来い!僕の家族(サーヴァント)!!」

 

令呪が3つではなく5つ光る。

 

『きたぜ!俺の出番が!』

 

「サーヴァントランサー・・・来たぜマスター」

槍を携えた古参兵はそう呟くと、静かに獰猛な笑みを浮かべる。

 

「サーヴァントアサシン、お母さん!無理しちゃダメだよ?」

大丈夫と、視線送り微笑む。

 

「サーヴァントルーラー、参りましたマスター」

居てくれるだけで、僕は安心して前を向ける。

 

「サーヴァントセイバー!呼ばれて来たぜ!父上!」

君とは後でじっくりお話しないとね。初対面だし。

 

「サーヴァントライダー、出来る限り頑張らせてもらうね」

あなたとも後でお話です。

 

僕は軽く深呼吸すると

 

「ルーラーとライダーは一誠達の援護!ランサーとセイバーは敵を正面から叩いて!アサシンは遊撃!」

 

号令なんて初めてかける。

 

「「「了解!マスター!」」」

 

みんなの声でようやっと安心出来る。

そして僕は真っ直ぐコカビエルを見据える。

 

 

「貴様を斬る・・・鴉!」

 

「なんなのだ貴様はぁ!」

 

戦いの火蓋が切って落とされた。

 

 

 





別に作者は犬が嫌いではありません。


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