そのガチャ運をどうして前世で発揮出来なかったのかと(泣) 作:ふれんちとーすと
風邪ひきましたorz
朝、僕は眼が覚めると歯を磨き、朝食を作り、そして食べてから学校へ行く。
足取りが重い。
「・・・・・・・ストーカー魔法少女さんの仲間・・・だよな?」
僕の直感がそう告げている。
絶対何かしら関係がある、と。
その日、僕は朝練を休んだ。
突然だが、僕はいつも制服の下に動きやすい格好の服を仕込んでいる。
何故か?
神社で、不審者に襲われた後僕は考えた。
あの時は動きやすい格好だったけど、もし動きにくい格好で襲われたら? と。
そして、僕は謎のヒロインXの上着以外をきこんでいる。
上着は鞄の中に突っ込んでいるけれどね。
まあ、前回帰り道に襲われた時は体操服に上からジャージっていう格好で尚且つ部活帰りだったけどね。
・・・・・・服に一瞬で脱げるように加工でもしとこうかな?
そんな事を考えながら、僕は登校した。
その日の放課後。
「失礼するよ・・・要一君と兵藤君いるかな?」
木場が来た。
そして、クラスの女子達がざわめき出した。
なんか、「木場君格好良い・・・」みたいなのに紛れて「木場×高槻←兵藤・・・だと!?夏コミまでに間に合わせるぞ!」
って声が・・・
「早く行こう木場君!」
「早く行くぞ木場!」
「え?あ、うん」
僕らは足早に教室を出た。
「オカルト研究部?」
「此処が僕らの部室だよ」
案内されるままに入ると、塔城さんと姫島さんがいた。
塔城さんはソファに座ってクッキーを食べていた。
「・・・・・」
「・・・・・」
なんかこっちをじっと見てる。
「・・・・どうぞ」
「あ、ありがと」
なんかクッキー貰った。
木場君が驚いた顔でこちらを見てる。
その後、姫島さんが淹れてくれた紅茶を飲みながら待っていると、
「ごめんなさい・・・待たせたわね」
其処には風呂上がりのグレモリー先輩が。
「おおおおお!」
あ、イッセーが興奮してる。
「・・・・・・・・いやらしい顔」
そして、塔城さんの言葉が刺さって崩れ落ちた。
・・・・・・・・・・・
「・・・・・・・帰って良いですか?」
「え?ま、まだダメよ!?」
グレモリー先輩が狼狽えている。
え?女の人の裸を見て何も思わないのかって?
僕って元々好きな人でもない人の裸を見ても何も感じない人だから・・・・
グレモリー先輩が狼狽えつつも、着替えを終え話を切り出した。
「さて・・・兵藤君、高槻君・・・あなた達・・・」
悪魔にならない?
そう言うと、オカルト研究部の皆様が黒い翼を開いた。
黒い翼・・・悪魔・・・魔法少女・・・うっ!頭が!
「絶対に嫌です」
僕は問答無用で断った。
というか、昨日の自分のチートスペックやら偶に来る魔法少女(魔王)やらで大分ストレスがががが
「悪魔?え?悪魔ぁ!?」
あ、イッセーが狼狽えてる。
「・・・・・高槻君だったわね 因みになんで断ったのかしら?」
少し疑うような目付きで僕を見ている。
「なんで・・・とは?」
「・・・・・普通悪魔とは何か?とか、もうちょっと驚いた顔をするのが普通だと思うのよ・・・・あなた、翼を見ても反応が若干驚いた程度にしか見えなかったわ。
あなた・・・私達以外の悪魔に会ったことがあるのかしら?」
・:・・・・・この人・・・鋭い。
「・・・・・・・・」
僕は脳内でのストーカーの様子を巡らせた。
朝に窓ガラスからこちらを眺め、出かける時空からこちらを見つめ、遊びにいく先々で目撃・・・・・
「・・・・・・高槻君?」
グレモリー先輩に声をかけられ頭を上げた。
自然と俯いていた様で、みんなが心配やら警戒やらをしながらこちらを見ている。
「・・・・・ごめんなさい、何でもないです」
僕は思い出すのをやめた。
なお、グレモリーさんは驚き過ぎて反応が一回転してしまった、と思っている様で僕とイッセーに悪魔とは何か?冥界やら色々と説明してくれた。
僕とイッセーは少し考えて保留にしてくれ、と言った。
すぐに決められないのも無理はない、との事で今後何回か部室に行くことになった。
その日の夜・・・・・
あ、悪魔とかの説明・・・あの魔法少女からも聞いたなって思いながら寝た。
彼の運命や如何に(フラグ)