やはり俺の間違った青春ラブコメはくり返される。   作:サエト

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想像以上に奉仕部は容赦がない

「えっと、比企谷くん……だっけ?とりあえず椅子出して座ろっか」

「お、おう。……あっ、いや、椅子は自分で出すから大丈夫だ」

 

 戸惑って立ち尽くしていた俺に声を掛け、椅子を取ろうと立ち上がった堕天使さんを制して自分で動く。

 そして改めて認識したが、接頭語に“あっ”って付けてしまう俺はコミュ障らしい。あんまり人と話さないから気が付かないってか忘れてたわ。

 

 後ろに積んである山の中から一つだけ取り出し、二人から距離が離れた端っこに座る。

 取るときや座るときにどうしても、ガタっと音を立ててしまうのだが、冷たい印象の少女――長いから仮に雪女とする――の雰囲気に呑まれ、その行為に多少の罪悪感が湧いてきてしまう。

 

 はてさて、椅子に座ったはいいが何をすればいいんだろう。そもそもここが何部かすら聞かされていない俺にはどうすることもできないわけで、つまりは帰るという選択肢しか取れないわけで。うん、帰ろうか。

 

「えーっと、えーっと……あっ、そうだ!私たち、まだちゃんと自己紹介してなかったね!よし、今からしよー!」

 

 沈黙に耐えきれなくなったのか、堕天使さんが話題提供をする。

 やべぇ、自己紹介って聞いても黒歴史しか思い出せないんだが、大丈夫か、俺?ついでに堕天使さんが話しかけても雪女さんが読書を続けてるんだけど、大丈夫か、お前らの仲?

 

「まずは私からね!おほん、2年J組2番、泉詩乃です!好きな食べ物はリンゴで好きなスポーツ観戦はバドミントンです!よろしくね」

 

 堕天使あらため泉が元気よく自己紹介を終えるが、拍手すればいいのか分からず、ただ聞き続けていると、シーンと室内が静まり返る。……やだなに気まずい。別に俺が悪いわけじゃないのに申し訳ない。

 泉自身もどこか恥ずかしそうにしながら、「じゃ、じゃあ次は雪乃ちゃん!」と指名を始めた。

 そこでようやく雪女は本から視線を上げた。冷たい双眸が俺を捉え――通り過ぎ、泉に向かう。

 あれ?自己紹介って初対面の人にするもんじゃないの?もしかして俺と雪女は一度どこかで出会ってるとかそんなパティーン?

 

「泉さんと同じく2年J組の雪ノ下雪乃よ」

 

 雪ノ下。2年の中でその名前を知らない者はいないだろうというくらいには有名な少女。まぁかくいう俺は名前を聞くまで思い出せなかったんだけど。

 いやだって俺なんか情報を運んでくれる友達もいないし、そもそも認知している奴がいるか怪しいレベルの俺に容姿の情報まで回って来るわけがないだろう。よって自己紹介をされるまで気が付かなくてもしょうがない。

 

「それと雪乃ちゃんは試験順位が学年1位なんだよ」

「泉さん?今は私の番なのだけれど」

「だって雪乃ちゃん全然自分のこと話さないじゃん」

「それはそうだけど、だからと言って勝手に人の個人情報を伝えるなんて」

「まぁまぁ、そんな固いことは言わずに。それじゃあ最後の大トリ、比企谷くんいってみよー!」

 

 おい、無駄にハードルを上げるな。何なの君?無邪気な皮を被ったドSなの?

 

「あー、2年F組の比企谷八幡だ。気が付いたらここに入れられてた。よろしく」

「それだけ?もっとないの、色々と」

「知らない人に個人情報を教えるなと育てられたもんで」

「私の名前は?」

「は?」

 

 突然の質問に一瞬ぽかんと口を開けてしまう。

 

「いいから。私の名前と好きな食べ物は?」

「質問が増えてるんだが……泉詩乃で好きなもんはリンゴだろ」

「せいかーい!そして君はF組の八幡くん。ほら、知ってる者同士だよ?」

 

 えー、何この人強引。俺ばりの屁理屈を展開してくるな。

 露骨に嫌そうな顔を表に出してしまったのだろうか。泉がうぅと唸って困ったように眉を顰める。

 

「むぅ、中々しぶといね八幡くん。分かったよ。それならゲームをしよう!」

「ゲーム?いや待て、それ以前になぜ名前で呼ぶ?」

「え、ダメだった?」

「い、いや別に……ダメじゃないが」

 

 これがリア充の距離感なのか?いきなり名前で呼ばれるとか俺に気があるって勘違いしてしまうんで止めていただきたい。いや、本当に。今でこそそんなことないが、中学の俺だったら一撃でノックアウトだったな。

 

「うん、八幡くんも納得したみたいだしルールを説明します」

「あれ?いつの間に納得したことになってんの?」

「まず雪乃ちゃんから八幡くんに問題を出します」

「ちょっと待って。どうして私が巻き込まれているのかしら?」

「そしてその問題に答えられなかったら私たちの勝ち。八幡くんにはより具体的な自己紹介をしてもらいます。もし答えられたら八幡くんの勝ち。私たちは素直に追及を諦めます。さあ雪乃ちゃん!がつんと言っちゃって!」

「はぁ、拒否権はないのね……」

 

 俺の言葉も、雪ノ下の言葉もスルーして、泉は話を進める。

 雪ノ下は諦めたのか、溜め息混じりに本を閉じ、思考に耽り始める。

 ……え、マジでやっちゃうの?もう少し頑張ってみろよ雪ノ下!諦めたらそこで試合終了って先生も言ってるだろう!

 

 しかし心の抗議は届くはずもなく、無情にもすぐに思いついたらしい雪ノ下がその端正な顔を俺の方に向ける。

 

「確かあなたはまだこの部のことを聞いていないのよね?」

「ああ。いきなり、問答無用で連れてこられたからな」

「ならこうしましょう。ここは何部で、その活動内容はどういったものなのか、それを当ててみなさい」

「問題は理解したが……まさかノーヒントか?」

「そうね。ヒントは今私たちは部活動中ということかしら」

「ふむ……」

 

 問題とともにヒントを提示されその答えについて考えてみる。

 この部室には机と椅子以外に機材と道具も見当たらない。至って普通の教室のようだ。

 そしてヒント。絶賛活動中ということは今の雪ノ下や泉の行動がそのまま答えになるってことだ。雪ノ下は俺の行動に興味がないのか読書を再開し、泉はじっと俺を見ているだけで特に何もしていない。てか見られすぎて恥ずかしいんだけど。

 

 暫く考えたのち、解答はまとまった。

 

「そうだな。文芸部、もしくは読書部といったところか?」

「へえ。その心は」

「まず、この部には目立った機材がない。文化系の部活と言えども道具がいらない部は割と限られてくる。そしてヒント。今現在活動をしていると言っていたが、雪ノ下は読書をしていた。泉は……まあ文芸部が常に読書をしていないといけない決まりはないからな。実際俺が入ってきた時には読書をしていたわけだし。以上のことをまとめて文芸部だと判断した。……どうだ?」

 

 身体は子供の名探偵ばりの推理だと自画自賛しながら告げる。

 しかし雪ノ下は勝ち誇るかのように小さく短い息を吐くと、どことなく勝ち気な表情でこちらを見やってくる。

 

「残念ながら答えはノーよ」

「なんだよ。まさかスケット団とか万事屋とか言うわけないよな?」

「す、スケット団?万屋は分かるけど、スケット団とは何かしら?」

「あー、知らないならいい」

 

 あとたぶん万事屋の方の漢字も俺と食い違ってると思うが、まあ何でも屋ってところは共通してるし別にいいか。

 それにしてもスケット団をしらないとは。やっぱお嬢様は漫画なんか読まないのか?

 

「えっとね雪乃ちゃん。スケット団や万事屋は漫画の団体のことで、要は何でも屋みたいなところだよ」

「そ、そうなのね。ありがとう泉さん」

「いえいえ!それで雪乃ちゃん、これって正否はどうなるのかな?」

「そうね……」

 

 おっ、考え込むってことはもしかして当たりだったりするのだろうか?八幡ついつい期待しちゃうぞ!……キモイな、俺。

 

「いえ、それも不正解、かしら」

「はぁ、ならお手上げだ。教えてくれ」

 

 両手を上げて降参のポーズを取ると、雪ノ下は静かに立ち上がった。

 

「持つ者が持たざる者に慈悲でもってそれを与える。人はそれをボランティアと呼ぶの。困っている人に救いの手を差し伸べる。それがこの部の活動よ。……ようこそ奉仕部へ、歓迎するわ」

 

 その立ち振る舞いに一瞬、神々しささえ感じてしまったが、すぐに我に返る。

 その活動理念からすると俺はどうやら持たざる者に分類されてしまっているようだ。……大丈夫、こんな扱い慣れっこだから泣いたりしない。ただ目から汗が出そうになるだけだ。

 

「はっ、持つ者が持たざる者に……ねえ。言っとくが俺はそんなこと必要としてないぞ」

「あなた、自覚してないの?あなたは変わらないと社会で生きていけないレベルなのよ?」

 

 俺が吐き捨てるように言うと、雪ノ下は鋭い眼光で睨みつけてきた。なにこいつ怖い。

 脳裏にカエルとヘビ、ハブとマングースの図が浮かんでしまったが、自分を奮い立たせて立ち直る。

 がんばれ❤がんばれ❤(俺)

 

「持たざる者に慈悲でもってそれを与えるなんて、結局はそっちの自己満足だろうが。こっちがいつそれを必要としたんだよ。第一、俺は持たざる者であるつもりはない」

「腐った目、ひねくれた言動、コミュニケーション能力の低さ等からしてあなたが持たざる者だというのは自明の理だわ。そしてあなたが必要としていなくても平塚先生が必要だと判断した。依頼を遂行する理由はそれだけで十分だわ」

「根拠不十分だな。世の中俺以上に社会適正が悪い奴だって中にはいるだろう。それともお前はそいつら全員を矯正していくつもりか?」

「論点をすり替えないでちょうだい。もしあなたの言う通りだとしてもあなたが持たざる者でないことの証明にはならないわ」

「お前こそ問題点を履き違えているな。たとえ俺が持たざる者だとしても、それを判断して勝手に与えようとしてるのはお前らや平塚先生だろ。俺自身はそんなこと求めてねーっつってんだろうが」

 

 売り言葉に買い言葉、とは少し違うかもしれないが、段々とヒートアップしてきた口論はなかなか終着点を見いだせないでいた。

 

「やあ君たち。依頼の調子は――」

「まあまあ二人とも。痴話喧嘩はそこまでにして」

 

 時間とともに募る苛立ちに、しかし発散させる方法がない俺は危うく物に当たるしかなくなりそうになってきたころ。第三者の泉の介入によって中断された。

 ……あと誰と誰が痴話喧嘩してるって?

 

「泉さん?一体誰と誰が痴話喧嘩しているというのかしら?冗談だとしても鳥肌どころでは済まない病状を発症してしまいそうだから止めなさい」

「えー、だって痴話喧嘩にしか見えないよ?雪乃ちゃんと八幡くん」

「「どこがよ(だよ)」」

「ほらー!息ぴったり」

 

 またもドヤ顔で俺たちを見比べる泉。

 なぜだろう。こいつの今にも効果音が聞こえてきそうなほどふてぶてしい顔はムカつくのに、どこか憎めず、空気を和ませてくれるような気がする。……少しムカつくけど。

 

「ようするに八幡くんは勝手に同情されて、何かを与えられるのが嫌なんだよね?」

「まあ大まかにはそういうことだ。俺は養われる気はあっても施しを受ける気はないんでな」

「なんかまたマイナスポイントな言動を……。そして雪乃ちゃんは哀れな八幡くんを見捨てられず、救ってあげたいと」

「全然違うわ。私は先生からの依頼を果たそうとしているだけよ」

「口論で少し熱くなっちゃったけど、つまりは妥協点……って言い方はよくないよね、うん。じゃあ……二人の主張の両方とも満たせるようにすればいいわけです。八幡くんはこの部で活動して持たざる者じゃないことを証明する。雪乃ちゃんは依頼通り、八幡くんと活動して問題点を解決させる。これで完璧だねっ!」

「ちょっと待て。それじゃあ俺は結局この部に入ることになる。そうしたら持たざる者だと認めることになるんじゃないか?」

 

 なにより部活動に時間なんて取られたくない。俺には早く家に帰ってアニメを見るという大事な使命があるんだ。

 

「いやいや、全然違うよ。八幡くんが入部するのは自分の能力を証明するため。もし入らなかったとしたら先生が強制的に連れてきた惨めな生徒。どっちにしろ入部することにはなるけど、その内容は大違いなんだよ」

「いや、それは……あってる、のか?」

 

 確かに翌日以降逃げようとしても簡単に平塚先生に捕まる未来が想像できた。そして『時計』を使って何度繰り返そうとも、その魔の手から逃げられないところまで。

 『時計』使ったその先まで想像できるなんて、自分の中の俺弱すぎない?もうちょっと頑張れよ俺。

 

「これで雪乃ちゃんも納得でしょ?」

「ええ、私は依頼が失敗しないならそれでも構わないわ。でも肝心の証明方法――哀れ谷くんが惨めでちっぽけな存在であることの証明はどうすればいいのかしら?」

「誰だよ哀れ谷って。谷しかあってねえし、勝手に哀れな存在にするな」

「あら、惨めでちっぽけな存在であることは否定しないのね。いえ、正しくは否定できないんでしょうけど」

「舐めるなよ。俺くらいのぼっちレベルになると惨めでちっぽけなのは当たり前の事実として余裕で受け止められるんだよ」

「何を誇らしげに言ってるのかしらこの男は……」

「否定しないんだね……」

 

 二人そろって苦虫を噛み潰したような目で俺を見てくる。

 あ、違った。雪ノ下は苦虫を噛み潰すじゃなくてゴミを見下すような目だわこれ。

 

「ま、まあそれは置いといて。意見が対立したときはやっぱり勝負しかないよ!」

 

 泉の眼がキランと光る。……どうやったんだそれ。

 

「勝負?」

「うん。さっきのゲームみたいに何かで勝負して、それで正しい方を決めるの!勝負で思い出したけど、八幡くんには後で敗者の義務をしっかり果たしてもらうからね」

「忘れてなかったのかよ……」

 

 てか奉仕部って……なんかえっちぃな。

 じゃなくて。

 奉仕部なんて名前を一発で当てることがまず不可能だろ。あと俺のスケット団とか万事屋なんてほぼ正解みたいなもんじゃねえか。ニアピン賞で千円貰えるまであるぞ。

 

「なあ泉、気が付いたんだが俺は別に持たざる者の烙印を押されても損がないぞ。陰口を言われるなんて今更のことだしな」

「むぅー、そう言われましてもー……どうしましょうか」

 

 整った眉を少し歪ませて唸り始める。

 なんだよ『うー』とか『にゃー』とか。猫かよ。もしくは邪神。隣の雪ノ下がちらちら見てるけどゆるゆりなの?もしかしてそういう部活だったりしちゃうの?

 

「あっ、そうだ!勝者の副賞として私に何でも一つ命令できる権利をあげるよ!」

「なんでもっ!?」

「待ちなさい泉さん。そんな男相手に何でもなんて言うと、貞操の危機どころか人権の危機にまで瀕してしまうのは目に見えているわよ」

 

 おいこら雪ノ下。確かに一瞬反応しちゃったけども、思春期の男子が卑猥なことばっか考えてると思うなよ!

 いや、ホントだよ?八幡ウソつかない。

 

「心配し過ぎだって雪乃ちゃん。それに二人が勝負するのに私だけ何もしないわけにはいかないでしょ?」

「いえ、だからってわざわざ危険を冒す必要は……」

「それとも雪乃ちゃん、勝てる自信ない?」

 

 おっと、それは一体どういう意味なんだ泉さんよ。

 まさか俺が弱すぎて相手にならないという意味じゃありませんよね?雪ノ下が強すぎるという意味ですよね?……どっちにしろ実力差がありすぎる。

 

 だいたい、そんなあからさまな挑発に乗ってくる奴が――

 

「何を言っているのかしら?そんな目が死んでる男に止めを刺すくらい簡単にできる私に向かって勝てる自信がないのかですって?いいでしょう。見え透いた挑発に乗るのは癪だけれども、その男に私自ら引導を渡してあげるわ」

 

 ――ここに、居ました。

 煽り耐性ゼロかよお前。ちょろすぎて心配になるレベルだわ。ついでに止めとか引導を渡すとか言われた俺の安否も心配。生きて帰れるかな……。

 

「さっすが雪乃ちゃん!それじゃあ勝負の内容は奉仕部らしく、どちらがより依頼を解決できたかでいいとして、審判役と言うか判断役みたいなのは……平塚せんせー」

 

 部室内に視線を走らせ、教室の隅っこで小さくなっている先生を目ざとく見つけて声を掛ける。てかあの人いたんだな。一瞬声が聞こえた気がしたけど、特に何も起こらなかったから気のせいかと思ってたわ。

 

 体育座りで顔を俯かせていた先生は名前を呼ばれ、顔を上げる。

 

「平塚せんせー、話は聞いてましたよね?というわけで勝負の審判をお願いします。正義と正義がぶつかる、ガンダムファイトの審判ができるのは平塚先生しかいません!」

「私しか……ガンダムファイト……新世界の神……」

 

 泉の言葉につられ、先生の瞳に段々と力が戻ってくる。

 それはそうと泉さん、何平塚先生に変なこと吹き込んじゃってるの?その人なら世紀末覇者くらいなら余裕でなれそうだから止めようね?

 

「そうだな、私しかいないならしょうがない!その審判役、平塚静が請け負った!」

「わぁ、ありがとうございます!平塚せんせー!」

 

 完全復活を果たした平塚先生が立ち上がり、勢いよく宣言する。

 その時、俺が考えていたことと言えば『先生の名前、静っていうんだな……某お風呂好きのよく覗きをされる小学生とは正反対の性格してるなー』なんていう超どうでもいいことだった。

 何が言いたいのかというと、勝負なんてマジかったりー。ほぼ負けが決まっている勝負ほどやる気が出ないものはない。

 

「話はまとまったかしら?そろそろ時間だから部室を閉めようと思うのだけれど」

「あっ、もうそんな時間か。じゃあ今日の活動はお終い!お疲れ様でした!」

「お疲れ様」

「お、おう。お疲れ……」

 

 挨拶を終え、ぞろぞろと部室を後にし、鍵を掛ける。その場で先生に直接鍵を渡したところで、本日の活動は本当に終わりを告げた。

 夕焼けと夜の中間あたりのような色が空を染める中、それぞれが家路に着く。俺は何ともなく『時計』を握りしめながら、余韻を噛みしめるかのようにただただ立ち尽くしていた。

 

 ……これ、明日も行かなきゃいけないのん?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




書き貯め終了。ここからは更新速度が落ちる可能性大です。




さて、ようやく奉仕部の一日目を終えることができました。次からの構想はまだ何にも出来ていません。どうしましょう。

お気に入り登録をして気長にお待ちいただけたら嬉しいです。


とりあえず、ここまで読んでいただきありがとうございました!













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