鷲巣-Washizu- 宿命の闘牌   作:園咲

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前半戦オーラス…話数が長くなりそうです。


危惧

『龍門渕鷲巣選手なんとまた役満…それも四槓子テンパイです…』

『1半荘の間に役満を何回か張ることは確かにある…あるが…四槓子ともなるとさすがに別だ。私も初めて見た』

 

(四槓子だと…狙っていたとでもいうのか!?)

(これで龍門渕も無視できなくなったし…)

(どうしよう…四槓子だなんて…)

 

 なぜこの状況をここまで掘り下げて話しているのか…ゆみを始め卓についている3人が驚愕しているのか…それは四槓子が役満の中でも格段に難しいとされるからだ。その要因はいくつかある。

 まず一つに単純に4回槓をするのが相当難しいといえる。全て明槓でも4つの暗刻…最低12枚は自力で揃える必要がある。それがどれ程困難なことか。

 また計4回槓が発生すれば流局となる四開槓(スーカイカン)というルールがある以上他家から1回でも槓をされれば四槓子成就への僅かな可能性は完全に潰える。

そもそも四槓子は狙って和了る役ではない。 例えば序盤手の中に暗刻があり他家から4枚目が切られた場合まず大多数が見逃す。その理由は言うまでもないだろう。

 そして張ったとしても手牌は必然的に裸単騎となり、他家からは張っていることが筒抜けである。…となれば警戒されるのは当然であり、出和了が期待できなくなってしまう。その他防御が弱い、無駄にドラが増えるなど同じ役満である四暗刻と比べ四槓子はデメリットが目立つ。故にテンパイすら滅多に見れず、幻の役満とも言われているのだ。

 

十一巡目

鷲巣手牌(他家視点)

{■} 副露 {■77■ 三三横三三 ⑨⑨⑨横⑨ 北北横北北(加槓)} ツモ {西} 打 {西}

 

 鷲巣はその勢いのまま嶺上ツモとはならず、最後の嶺上牌である西を手牌に加えることなくツモ切りした。

 ツモられてもおかしくない流れだっただけにゆみはほっと胸を撫で下ろす。しかし安心してばかりもいられない。鷲巣の暗槓で当たり牌である7索が枯れた。しかもそれだけではない。ゆみは王牌…正確にいうとドラ表示牌に目を向ける。

 

ドラ表示牌

{4③9二4}

 

(3枚目の4索も見えてしまった…)

 

 最後の新ドラはダブドラとなる5索。必然的に4索がドラ表示牌であるため一気に5枚も当たり牌が消えた。

そのため残っているゆみの当たり牌は4索1枚のみの苦しい状況となっている。他家が既に持っているなら余程危険牌だらけの切羽詰まった手牌にならなければ出ないだろう。手牌が少ないが故に手替わりも余り望めず、現状山に残っているのを祈るしかなかった。

 そしてこの状況に困り果てたのは既に勝負から降りている華菜と咲。まだ巡目は中盤を少し過ぎたあたりだ。つまり後6、7回は牌を切らなければならない。

ゆみと鷲巣の役満を掻い潜ることは並大抵のことではない。都合よく安牌を引き続けることが出来るわけでもないので、近いうちに危険牌を切らざるを得なくなるだろう。

 

十一巡目

華菜手牌

{四七①③④④⑦⑧12355} ツモ {3}

 

(3索…切れる牌がないし…) 

 

華菜(風越)捨牌

{東9南五⑤九}

{二八⑥②東}

 

ゆみ(鶴賀)捨牌 

{西九八赤五②赤⑤}

{東一⑥6⑥}

 

咲(清澄)捨牌

{南4①二九五}

{南東一一一五}

 

鷲巣(龍門淵)捨牌

{白発九中9②}

{二南⑥②西}

 

 そしてその直後、華菜の安牌が尽きた。手牌は既に危険牌で溢れかえっており、ひたすら安牌をツモることを願っていたが引いてきたのは双方に通っていない3索。

 しかし1枚切らねばならない。この中から切れるとしたら1筒だろうか。2筒が捨牌に4枚見えているためあるとすれば単騎かシャボ待ち。ゆみと鷲巣は2筒をツモ切りしているので当たり牌である可能性は低い。下手に欲張って対子を落とすよりかはよっぽどいいだろう。それに1巡回せば安牌が増えるかもしれない。大丈夫…必ず通る…と華奈は意を決して1筒を切った。これに反応したのは下家に座る加治木ゆみ。

 

(1筒…!シャボ待ちなら討ち取っていたか。だが鳴けば単騎にとれる…)

 

 ゆみにとっては事実上テンパイ復活…僥倖の1筒。余りにも見込みがない4、7索待ちから単騎待ちに切り替えることが出来る。数少ない手替わりのチャンスにゆみは反射的に牌を倒していた。

 

「ポン!」

 

ゆみ手牌

{赤56} 副露 {横①①① 中横中中 発横発発 白横白白}

 

(…!し、心臓に悪いし…ていうか張ってなかったのか!?)

 

 一瞬振り込んでしまったかと思った華菜。ゆみからのポンの発声と分かり胸に手を当てほっ…と息を吐く。これがあと数回続くのかと思うと胃が痛くなる。

一刻も早くゆみにツモってほしいものだが、気になるのはこの局面で鳴いたこと。ここまでツモ切りを続けておいてテンパイしていなかったのか…

 事実は違ったものの華菜はそう解釈した。

 

(さて問題はどちらを切るかだが…)

 

 一方ゆみは赤5索と6索、どちらを切るかの選択を迫られていた。ゆみはもう一度場の捨牌を確認する。5索は生牌であり、6索は自分の捨牌に1枚。

この土壇場でフリテンにはしたくない。それに6索は一巡前に通したばかりであるため、ここは6索切りが妥当であるといえる。

 よし…と6索を手に切ろうとしたその瞬間、ゆみに電流が走る…頭によぎるは先程鷲巣が見せた、整った顔を崩した獣のような獰猛な笑み。そして浮かび上がってきたのは1つの疑問…ゆみは牌を切る直前だった右手を止め手牌に戻す。他家から見れば奇行としか思えない行動に当然他3人の視線はゆみに集まる。

 

(こいつ…なぜ()()()()西()()()()()()()()()()…?)

 

 西はゆみが1巡目に切ったきり場に見えていない。それから誰も合わせ打ちをしていないのを見ると誰の配牌にも西がなかった可能性が高い。

そして完全に降りている華菜と咲は西をツモればゆみの現物のためすぐに切るだろう。特に華菜はノーチャンスに頼って1筒を切るくらいだ…確実に手牌にはない。以上の理由から西はまだ2枚とも山に眠っているはず。和了を狙うならこれ以上ない好条件が揃った牌なのだ。

 それを切ったということは残った単騎がゆみに対しての危険牌なのだろうか。ゆみの脳内ではそれ以外にも様々な可能性が浮かんでは消えていく。やがて1つの仮説に辿り着いた。それは余りにも現実的ではなく麻雀のセオリーに反するもの。しかし絡まっていた糸が1本に戻るかのように全て辻褄があった。ゆみは隣の赤5索を手に取った。

 

(まさか…よし…直感を信じるっ…!) 打 {赤5}

 

 …こいつならやりかねない…と寸前で心変わりしたゆみはフリテンとなる6索待ちとなる赤5索を切る。ダブドラならぬトリプルドラの強打。言うまでもなく危険牌である。引く気のない真っ向勝負に周囲は固唾を飲みこみ、しばらくの間沈黙が場を支配する。ゆみの右頬を汗が伝い、ポタッ…と卓上に落ちる音がやたら大きく響いた。

 

「……どうした清澄…早くツモらんか」

「…あっ!は…、はい……」

 

(通ったか…だが6索は切れん。山に残っていればいいが)

 

 5索は通し…その沈黙は時間にして僅か数秒であったがゆみには数十秒…いやそれ以上に感じられた。

 うっかり手を止めていた咲が鷲巣に急かされ、慌ててツモ牌へと手を伸ばす。咲はツモ牌を手牌にしまいこみ手出しで5索を合わせ打ちした。ゆみはひとまず5索が通ったことに胸をなで下ろすが、ゆみの中に1度芽生えた疑念は消えない。今後6索を切るつもりはなかった。

 

(…止めるか…これは予想外だっ…)

 

鷲巣手牌

{6} 副露 {■77■ 三三横三三 ⑨⑨⑨横⑨ 北北横北北(加槓)}

 

 フリテンにしてまで6索を止めたゆみの判断は正に英断だった。鷲巣、まさかの6索単騎待ち。

 ゆみは鷲巣の思惑を見事に読み切り、絶壁の1歩手前で踏みとどまる…この神がかりの振込み回避に実況解説も間違いなく振り込むと思っていただけに大いに盛り上がる。

 

『加治木選手、鷲巣選手の当たり牌である6索を止めましたー!超好判断です!』

『なんだ…なぜ生牌のドラを切ってまで6索が止まる…?』

 

 藤田には分からなかった。…なぜここでフリテンに受けることができるのか。判断材料などあっただろうか。自分だったらフリテンを嫌い、間違いなく振り込んでいただろう。全くもって今日は驚かされっぱなしである。ちなみに本人は気づいていなかったが手で口を覆い考える姿は、若干薄目になっておりテレビ映りがかなり悪かった。

 

***

 

「さすがっす先輩ー!最高っす!」

「うむ。さすが…ってまた藤田プロか…」

「ワハハ…ゆみちんよく躱したなあ…」

「で、でもこれフリテン…だよね…大丈夫…?」

 

 同じく盛り上がっていたのは4人しかいない鶴賀学園控え室。先程ようやく立ち直りテレビで観戦していた副将東横桃子が歓喜の声をあげる。僅かに右袖が霞がかかっているのは気のせいだろうか。

先鋒を務めた津山睦月はせんべい片手に応援している。もちろん会場に持ち込んだプロ麻雀せんべい(1ダース)である。どうやら引きは強くないらしく今日3回目の藤田との顔合わせにカードをまるで親の敵を見るような目で睨みつけている。藤田に罪はないのだが…

一応部長である蒲原はいつもの調子である。自分には到底できない所業だ。あの読みはゆみならではだろう。

 ただその中でゆみの心配をしているのが次鋒の妹尾佳織。彼女は蒲原からフリテンをしてはいけないと何度も何度も言われてきた。初心者であるが故にその刷り込みが強くチョンボのように絶対にやってはいけないことと思っているらしい。その言葉に蒲原はテレビ…対局から一旦意識を逸らし佳織に手短に説明する。

 

「いや、佳織…フリテンでもツモ和了は出来るんだぞ」

「えっ!そうだっけ…」

 

 驚く佳織の様子に教えたはずなんだけどなーワハハと苦笑いする。蒲原は厳しい状況だがゆみなら何とかしてくれるだろうと信じていた。最もゆみに対して態度に示したことはないが。このあたりが少し不器用な蒲原であった。

 

***

 

十二巡目

鷲巣手牌

{6} 副露 {■77■ 三三横三三 ⑨⑨⑨横⑨ 北北横北北(加槓)} ツモ {③} 打 {③}

 

(鶴賀の小娘…なかなかやってくれるっ…!)

 

 手中から役満和了(ホーラ)がスルッ…と溢れ落ちる。鷲巣も討ち取れると思っていただけに僅かに眉間に(しわ)をよせる。もうゆみの待ちは6索で間違いないだろう。となれば在り処が分からない6索はあと1枚。

 引き合いになるが、負けるつもりは毛頭ない。間違いなくツモることが出来ると確信していた。ただしそれはツモ山に残っていたらの場合。すでに華菜、咲に流れていればもう切られる可能性は限りなく低い。

 しかし手元にある6索を簡単に切るわけにはいかない。切ってしまったらゆみはその巡目中に待ち不明の単騎に切り変えるだろう。などと考えつつほぼ無意識に当然ツモ切りした。

 

 その後鷲巣、ゆみ共に卓に強くツモ切りし続ける。その間華菜と咲はその2人の打ち合いで増えた安牌を切って何とか凌いでいた。そしてこの巡目までくるとある希望がうっすらと見えてくる。そう、流局という名の希望が。

 もういっそこのまま流れてほしいと心底思っていた。だが流局まであと2巡というところで鷲巣が遂に掴む。牌を手にした瞬間、直感的に察したのか盲牌すらせずそのまま強く牌を卓に打ちつける。鷲巣だからこそ出来る芸当と言えるだろう。

 引かれたか…と、ゆみは観念したように目を瞑(つむ)り軽く俯き、たった1枚の手牌を伏せた。

 

鷲巣手牌

{6} 副露 {■77■ 三三横三三 ⑨⑨⑨横⑨ 北北横北北(加槓)} ツモ {6}

 

「ツモ…8000・16000」

(…!やはり6索…)

(こんなの勝てるわけないよ…)

 

 叩きつけられたのはゆみが危惧していた6索…結果的に役満直撃を躱した形となったゆみだが安堵の表情は見られない。それもそのはずオナテンの引き合いに競り負け、これ以上ない勝負手…大三元を和了れなかった。しかし何より辛いのは四槓子…役満の親かぶりを食らったことだろう。それが現状断トツの龍門渕なのだからなおさらである。

 16000点…子の倍満分の点棒を渡し終え、随分と中身が少なくなってしまった点棒箱を眺める。余りにも厳しい…その一言に尽きるだろう。心が折れかけていたゆみだがその時頭に浮かび上がるは先程見てしまったモモの泣き顔。もう2度と見たくはないし、させるつもりもない。そうだ、まだ負けたわけではない…確かに勝機は薄いがまだ後半戦がある…と気を引き締めた。

 

『龍門渕鷲巣選手の四槓子が炸裂ー!そしてこれで前半戦が終了です!30分の休憩の後後半戦を開始します…』

『完全に鷲巣の独壇場だったな。このまま突っ走ってしまうのかそれとも対抗馬が出てくるのか…楽しみだ』

 

「あ…あの…ト…おトイレ行ってきます!」

 

 対局室に前半戦終了のアナウンスが流れたと同時に、目にうっすら涙を見せている咲が身震いした後立ち上がる。突然尿意が襲ってきたのかそのまま足早に対局室を出て行ってしまった。

 ただ一番悲惨なのは風越だろう。件の華奈は点棒を払い終わってから目の焦点が合っておらず、魂が抜けたかのように少しも動く素振りを見せない。なにせ前半戦殆ど見せ場を作ることができずただただ点を失い、挙げ句の果てには焼き鳥…1回も和了れなかった。確かに長く麻雀を打っていれば和了れない半荘もある。だがチームの命運を賭けた大切な決勝戦でやってしまうなんて。

 そして本当の計算違いが鷲巣の存在である。去年いいようにやられた天江衣もたいがいだが、この鷲巣は天江衣以上に理解不能な打ち筋である。もちろんこんな雀士と打ったことがないため対抗法が見えてこない。

そして今の華菜はキャプテン福路美穂子を始め4人の意思…いやレギュラーになれなかった部員たちの分まで背負っている。その責任感に押しつぶされそうになっていた。

 その姿を一目した後、ゆみもゆっくりと立ち上がり外の自販機へ向かう。なぜかやたらと喉が渇いていた。幸い休憩時間も長いためゆっくり休めそうだ。

 

大将戦前半戦終了

南家 清澄   110300(ー8000)

西家 龍門渕  190400(+32000)

北家 風越女子  45200(ー8000)

東家 鶴賀学園  54100(ー16000)

 

各個人収支

鷲巣 (龍門渕)  +74000

宮永 (清澄)   ー16100

加治木(鶴賀学園) ー26900

池田 (風越女子) ー30800

 

***

 

『…ところでなぜ30分の休憩なんだ?長すぎないか?』

 

 藤田の疑問は最もである。ここまでの合間合間に挟まれた休憩時間はせいぜい10分。30分は長いといえる。

これに実はですね…と実況が相槌を打って話し出す。何でも先程のオーラスの鷲巣の打牌が余りにも常識の範疇を超えていたのか、テレビの視聴者から解説してくれとの問い合わせが殺到しているらしい。

同時にまともに解説せず、放棄までした藤田にも苦情が入っている。これに対しテレビ局は大会本部に掛け合い、急遽休憩時間を伸ばしその間に藤田に解説させる心積もりらしい。

 それを聞いた藤田は流石にまずいとようやく気づく。プロ雀団から派遣されて来ている以上解説として最低限の仕事をしなければならないことを忘れていた。ただ面倒臭いと内心毒づいてはいたが。

 

『…私の推測になるんだが…いいか?』

『ええ…お願いします』

 

***

 

「…なあ頼むから説明してくれよ」

 

 一方控え室に戻ってきていた鷲巣も智紀を除いた部員にオーラスの件で詰め寄られていた。その中で1番聞きたがっているのは意外なことに透華であった。いつもながらデジタル派の自分から見ればありえない打ち筋。それ故に話を聞いてみたいと思ったのだ。

 しかし鷲巣も藤田と同じく説明を面倒くさがる。元来鷲巣という人間は自分の利にならない事には興味すら向けない。以前と比べ多少はましになったとは言え、今の局の説明などはもってのほかだろう。

 仕方ありませんわね…と透華は切り札を切ることに決め、端に控えていた自身の執事であるハギヨシとアイコンタクトを取る。

 

(ハギヨシ…アレですわ!アレを使いなさい!)

(…かしこまりました)

 

 2人の間で意思が行き来しあって成立した。ハギヨシは僅かに頷き、まだ言い合っている鷲巣の元に静かに近づく。右手にはあるものが握られていた。

 

「…面倒だ。和了る過程なぞどうでも…「衣和緒様…こちらをどうぞ」…ぬ…すまんな…まあそこまでいうなら話してやらんでもない」

 

 鷲巣に差し出されたハギヨシの右手…その手には一般的な大きさのどら焼きが乗っていた。ただのどら焼きではない。奈良県にある和菓子店、高鴨堂のどら焼きである。

鷲巣はこれが大層気に入っている。受け取った途端に機嫌が良くなっただけでなく露骨に態度を改めたその様子に透華はここまで変わるものか…と内心ため息を吐いた。わざわざ取り寄せておいたのは正解だったようだ。隠れたファインプレーである。そして事行はどうあれ話は聞けるのだ。一言一句聞き逃すつもりはなかった。

 こうして藤田と鷲巣はほぼ同じタイミングに解説を始めた。オーラス何が起こったのか…鷲巣は何を考えて打牌していたのかを…




地の文書くのってなんでこんなに難しいんでしょうかね…次回はオーラスの解説を進めていきます。藤田が頑張ってくれるはず…
地区予選ってテレビ放映してるんですかね?よくわからないのでここでは決勝戦のみ地元ローカル局で放映している設定にしました。

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