原点にして頂点()逃走記   作:カツ丼好きのパンピー

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亀更新再び。中々執筆時間が取れないのと、時間がある時もあまり筆が進まないという…。なんとか完結までは持っていきたいのですが。
あまりに間が空きすぎてるので少々矛盾が出たりしているかもしれません。ご指摘があればお願いします。


何故か前話後書きのカビゴンが意外な反響。色々な考察ありがとうございます。やっぱりレッド君の懐事情はいつも冬になるしかないのか…!


逃走記5

 ハヤトはキキョウジムリーダーである。

父からその役目を継いでまだ日は浅く、経験もまた浅い。

 

 だがしかし、キキョウジムは新米トレーナーの登竜門とされていることもあり挑戦者の数は相当なもの。

例え経験が浅くとも、トレーナーとそのポケモンを見る目だけは他のジムリーダーたちに比べても決して劣っていないという自負がある。

 

見ただけで将来性に溢れる者がいた。

観察眼や育成など、何かしらの才能が突出している者がいた。

至極平均的な素質だが、磨けば光る者がいた。

残念ながらトレーナーとしての才には恵まれなかった者がいた。

 

何度も何度も挑戦者とバトルを繰り返すうちに(完璧などとは到底言えないが)、そういったことがある程度分かるようになった。当然才能があるかないかだけでバトルの結末が変わるわけでないことは百も承知だが、一つの重要なファクターであることもまた事実。それが見えるようになったという事は、ハヤトにもジムリーダーとしての才能があったという事なのだろう。

 

 だからこそハヤトは、その才能の塊を初めて見たとき唖然とした。

 先日挑戦者として現れた赤髪でつり目の少年。名前は結局答えてくれなかったが、その少年の中に見えたのは『まるで計り知れない』、底知れない何か。大きく深く、力という一言では決して括ることのできない、これまで一度として見たことのない天才(かいぶつ)。今はまだ弱くとも近い未来には自分の……ジムリーダーではなくトレーナーとしての本来の自分より遥か先を行っているだろうと直感で確信する程の存在。惜しむらくは、ポケモンが少々おびえていたように感じられたこと。

 だが強い。否、強くなる。たった1バトルの中でポケモンの動き、技、戦略をスポンジの如く吸収し、勝利へ繋げたその姿をハヤトは決して忘れることはない。

 

 そんな天才(かいぶつ)が二人も、それも立て続けに現れた時は思わず笑いが出た。

これまた先日。黒と黄色の、まるでハイパーボールのような配色の帽子を被った少年がジムの門を叩いた。名をヒビキ。先の少年とほぼ同い年位に見えたが、ずっと朗らかな人柄でポケモンたちも彼を信頼しているのがよくわかる。だが見えた物はまた同じ、自分では計り知ることのできない才能。戦略を組み立てて戦うのでなく、天性の閃きで全てを引っくり返し自分から勝利をもぎ取っていった。分野は違えど総合力では赤髪の少年と同じレベルだったに違いない。

 ヒビキと一緒にいた少女、コトネの方はトレーナーの才能という意味では二人には及ばなかったが、ポケモンを見る目はおそらく自分より優れていた。祖母や祖父が育て屋だというし、小さい頃から色々なポケモンを見てきた結果だろう。類は友を、というやつかもしれない。

 

 道さえ誤らなければいずれあの二人は大成する。うまくいけばチャンピオンだって狙えるのではと考えた。

ハヤトは自分では届かない領域にさえ軽々と到達しそうな二人に少し嫉妬したが、同時にまだまだ上があると知った。ジムリーダーになってよかったとも思える出会いであったと素直に感じている。

 だから、次の目的地たるヒワダタウンに旅立つ彼らを笑って見送った。「また会おう」と約束して。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ――――そして、三人目が現れた。

 

 

 その少年は見なくても強者と分かるプレッシャーを発していた。年は赤髪の少年やヒビキ、コトネより2,3歳上くらいだろうか。

 事実彼は手練れだった。その証拠にジムリーダーへの挑戦権を得るために倒さねばならないジムトレーナーたちが瞬殺された。

 ジム入り口で待機しているアドバイザーは「バッジを一つも所持していないというから形式上マダツボミの塔の修行を受けてきてもらった」と言っていたが、恐らく彼にはほぼ必要のないものだっただろう。

 

 新米トレーナーの登竜門と言えど、キキョウジムもまたトレーナーの腕試しの場だ。ベテラントレーナーが来ることは決して少なくない。その場合ジムバトル用のポケモンでなく、ハヤトが所持している本来の手持ちポケモンで全力の勝負となる。

 形式は6vs6のフルバトル。相手ポケモンを全滅させたら勝利となるノーマルルール。

 つまり、全力―――トレーナーとしての総てを出し切る戦い。

 

 

 

 その戦いにハヤトは成す術なく完封された。それも、タイプ相性で有利だったはずのたった一匹のポケモンに蹂躙されて。

 

『しょ、勝者!チャレンジャーのサトシ!』

 

「………お疲れ、フシギバナ」

 

「な、何が……!?」

 

 理解できない、したくない。

 ハヤト自慢の鳥ポケモンたちは皆果敢に奮闘した。だがそれでも足元にさえ及ばなかった。

 今まで「鳥ポケモンだから」などとぬかし安易に電気タイプで挑んできた挑戦者を何度か返り討ちにした事がある。ベテランの、チャンピオンロードで鍛え上げリーグに挑戦する事ができる強さのポケモンを幾度も下したこともある。

 

 そんなポケモンたちが、”つるのムチ”でまるで蠅のように叩き落とされた。技の間、いつの間にか気づかないよう流されていた”毒のこな”や”ねむりごな”で呆気ないほど簡単に状態異常をかけられた。”ソーラービーム”に対抗することもできず吹き飛ばされ、決死の覚悟で彼のエースであるピジョットが与えたダメージは”こうごうせい”や”ギガドレイン”で綺麗さっぱり消え失せた。

 草タイプの技が飛行タイプの鳥ポケモンに効きにくい、そんな道理は知らないとばかりに繰り出される技のオンパレード。理不尽ここに極まれりと叫びたくなるほどに彼のフシギバナは強かった。

 そして、気づいた時には惨敗していた。

 

 

 …違う。今自分を破った目の前の少年は決定的に何かが違う。ハヤトとも、そして天才二人とも。

 

 経験が違う。

 レベルが違う。

 格が違う。

 次元が違う。

 存在が違う。

 

 ()()()()()()。底が知れなかったのでなく、そもそも何も見えなかった。天才二人さえ何かは見えたというのに、だ。

 

 強さだけの話ではない。何を考えているのか、何をしようとしているのか。ジムバトル前やその最中の緊張感の中で彼の自然体と表情は、心の断片の一つすら悟らせなかった。ポケモンに指示を出すときも、ダメージを受けた時も、相手のポケモンを倒した時も。そして、勝利を得た今でさえそれを崩さない。

 

 或いは、先の少年二人が必死に努力すれば今の彼と同じ場所には立てるかもしれない。だが届かないかもしれない。自分が尊敬している父ですら勝てるか分からない。

 そもそも彼は、サトシと名乗った少年は――あまりに見えなさ過ぎて推測でしかないが――これほど強くて今尚成長を続けている。

 

 世の中は広いなどと言えば済むような実力じゃない。一体世にこの少年と同レベルの、全力のジムリーダーを片手間で倒せるような存在がどれほどいるというのか。両手の指で数えられるほどいれば上等だろう。

 しかもその実力を持ったのが十代前半の年齢だ。明らかに異常で異質。カントーを救ったというチャンピオンも子供ながらにしてとんでもない異常だとはよく聞くが、どちらが異常か比べたくなるほどにはおかしい。

 

「一体、君はどれほどの―――いや、いい」

 

「……?」

 

 どれほどの才能を持って、どれほどの修羅場を潜ればその領域に届くのか。何故その年でそれほどの強さを持つに至ったのか。何故その強さで今まで世に知られていない無名だったのか。

 知りたくはあるが、彼の抱えている何かを今聞いてはいけない気がした。

 

 疑問は尽きないが、負けた以上はジムリーダーとしての責務を果たさなければならない。懐からジムリーダーに勝利した証であるバッジを取り出す。

 

「参った、完敗だ。まさかこうまで圧倒的にやられるとは思わなかったけど、負けは負け。このウイングバッジを持っていけよ」

 

「……どうも」

 

 バッジを受け取ってもサトシは無表情だった。もうこれは表情筋が死んでしまっているんじゃないのかと内心思う。

 生まれつきこうだったという可能性もある。しかし強さから見るに、修羅場を潜りぬけることで相手に自分の手の内を悟られないようにする内こうなったのだろう。どんな人生を歩んだらこうなるのか。

 こんな軽い同情は侮辱にしかならないかもしれないが、少し胸が痛んだ。

 

「また闘ろう。次は、負けない」

 

「………」

 

 勝てるとは思わない。でも負けるとは思いたくない。今彼の実力が見えないのは自分の実力が足りないからだ……そう考えなければトレーナーなんてとてもやってられない。彼と同じか、それ以上の修行を積めば戦える。そう考えた方が下手に落ち込むよりよっぽどいい。

こうもボロボロにされたら修行にも熱が入るだろう。自分も、そしてポケモンも。

 それに勝負は時の運とも言う。圧倒的な実力差があろうが、才能の差があろうが、相手がどんな怪物だろうが、何かきっかけがあれば結果は変わるかもしれない。なら勝率は低いが0じゃない。0じゃないならまだ勝てる。だから勝つ。勝って見せる。

 

 再戦の申し出を叩きつけられたサトシは、無言ではあったが確かに頷いた。なら今はそれでいい。

 

 彼はそれで話が終わったと思ったのか、出口まで歩き出した。慌てて一つ質問を問いかける。

 

 

「君の強さについて踏み入ったことは聞かない。だけど、最後に教えてほしい。君はその強さで何を望む?」

 

 世界征服なんて言おうものなら流石に止めないといけないからね!などと少々ふざけてみる。全く洒落になってないが、フシギバナを労わっていたことから彼が少なくとも自分のポケモンに愛情を持っている事は分かる。だから知りたかった。

 常人離れした強さを持ったこの少年が何を目指しているのか、それとも何も決めてないのか。

 

 ……真面目に返されるとは思っていなかった。何を言うにもぼかして誤魔化すなりするだろうと、そう思っていた。ほんの一バトルの間観察していただけではあるが、彼は自分の内を誰かに見せるようなタイプには見えなかったから。

 しかし、ハヤトが望んだ答えは望まない形で返ってきた。

 何かに脅えるような、憂いの表情をその無表情を崩した顔に乗せて。

 

 

 

 

「………自由、かな」

 

 

 動きも思考も驚愕で固まったハヤトを置いて、サトシ―――レッドは振り返ることもなくキキョウジムから姿を消した。

 

 

 

 

 

●○●○●○●○●○●

 

 

 

□リザード月ひのこ日

 

 

 ジョウトジム戦初勝利ヒャッハーーーー!!!

 

 いやあ、久々の全力のバトルの後だから清々しい良い気分だ!

今回はピカチュウじゃなくてフシギバナに頑張ってもらったから俺も指示出せたしな。マジで久々にトレーナーやった気がする。というかホントに技マシン”フラッシュ”がジムへの挑戦権だったよ。危うく売っちゃうとこだったぜ……。あれって別な方法で手に入れたやつでも挑戦できるんじゃなかろうか。技マシンは拾った、的な。

 まあ流石にマダツボミの塔のコウセイさんから連絡がきたからとかだろうな。

 

 それにしても最近いろんなところでジム改装してるって噂は聞いてたんだが、まさかあんな高いところでバトルをすることになるとは思わなかった。鳥ポケモンの気持ちがより分かるようにとは言ってたけど、足元にばかり注意がいってバトルに集中できなかったらどうするんだよ、と。十数メートルか二十メートルくらいは上ってたんじゃないか?

 

 別に高所恐怖症ってわけじゃない、ないが流石に落ちたらと思うと少し怖かった。俺の体がいかに頑丈といえど流石にあの高さだったら骨折位はするかもしれないし。

 だからジムトレーナーの一人が肩を押してきた時は結構ビビった。何故か向こうが逆にふらついて落ちそうになってたから助けたけど、手すりなんてなかったしあのままだとかなりの確率で地面まで真っ逆さまだったような…。

 ―――やっぱ危ないってあれ、もうちょっと安全性を重視すべきだって。もしかして改装したジムって全部こんな危険仕様?何それ怖い。

 

 

 話は変わるが、さすがにジムリーダーは強かった。俺の手持ちでは意外と固いフシギバナに大ダメージを与えるとは恐れ入る。”こうごうせい”がなかったら即死だった……死なないけどな!

 

 まさかピジョットが”ぼうふう”やら”たつまき”やらで起こした風に乗ってそのまま突っ込んでくるとかふつう思わない。中々に頭ぶっ飛んでる発想だと思う。グリーンに一度同じ事されてなかったら間違いなく戦闘不能だった(つまりグリーンは頭の中ぶっ飛んでる)。

 不規則な風で無茶苦茶な高速機動するもんだから攻撃当たらないし、突っ込んでくるスピードが半端ないから攻撃の威力が可笑しいことになってるし。二つともそういう使い方する技じゃないはずなんだけどなあ……。

 

 なんとか風の流れに”ツルのムチ”を突っ込んでかき回して風の流れる方向を無茶苦茶にして、相手が思うように飛べなくなったところをそのまま叩き落とすことで勝利。

 本来ならムチで捕まえてゼロ距離ソーラービーム待ったなし!なんだけど、あんな手段取ってくるってことは読まれてたんだろうな…やっぱ流石だ。

 図鑑に載ってないようなポケモンまで出してきたし。なんだっけ…ムクホークにオオスバメに…ペリッパーにドンカラス?新種持ち過ぎでしょあーた。

 因みにグリーンのピジョットにやられた時はピカチュウが尻尾でジャンプして竜巻の勢いでコマみたいに高速回転。そのままの勢いで脳天にアイアンテール叩きつけてました、痛い(確信)。

 俺のポケモンってみんなから「絶対に変だ」とか何とか言われてるけど、あれでもまだ余力を残して飛んでたグリーンのポケモンも大概おかしいだろ。

 

 

 発想はグリーンに似た人であったけど、ハヤトさんは「踏み入ったことは聞かない」とか「何を望む」とかわざわざ俺の話を聞いてくれようとする珍しく良い人だった。俺の周りって大体俺に何も聞かずに物事進めるから……。ワタルとかグリーンとか四天王とか母さんとか博士とか。それより作業手伝ってほしかったなあ……いかん頭痛くなってきた。思い出すのやめよう。

 

 だからか、つい感激して思わず正直に答えちまった。望みが書類地獄から解放て変なやつとか思われてないよな…?一度でも同じような体験したことあるやつならわかるはずだが。

 今回はマサラタウン出身とは言わなかったものの、よくよく考えてみるとこれでバレたりとかしたら怖い。

 

 まあ、『自由=バイバイ仕事ふぉーえばー』なんて等式ブラック企業の社員くらいしか思いつかないだろうし大丈夫………………あ。

 

 

 

 

 しまったあああああ!リーグ関係者(アイツら)全員ブラック社員だったぁぁ!!仕事してない奴いるけど!!下手すりゃワタル辺りにはバレる!!!

 ぬわーーっっ!!(以下錯乱してるため省略)

 

 

 

 

 

 

 よし、少し落ち着いた。

 

 そもそもだ。バレるも何も、チャンピオン『レッド』ならまだしもハヤトさんがわざわざ一トレーナーでしかない『サトシ』の事をリーグに話すわけがない。つまりそれはワタルの耳に俺の情報が入るわけないってことだ。取り越し苦労ってやつだ全く。いったい何を錯乱してたんだか。しかも日記書きながら錯乱したせいでページがグチャグチャになってて白紙部分残り少ないし…。疲れてるんだな、うん。

 

 明日にはキキョウシティとお別れしてヒワダタウンに向かうつもりだしもう寝る。ちょい短くなったけど、おやすみなさい。

 

 

 

□リザード月えんまく日

 

 

 そーだよね、いくらジム戦で勝ったって言っても俺の寝坊癖が変わるわけじゃないよね!!

 まさか高速回転アイアンテールが俺の頭に振り下ろされる日が来ようとは……。直前に嫌な予感がして何とか避けたけどそれ避けれなかったら人の頭パーンてなるから。だから明日からはもう少し優しく起こしてくださいピカチュウ様。その閻魔手帳みたいなのに物騒な起こし方書き込むのやめてくださいピカチュウ様。

 

 結果、起床時間朝十時!いやでも、ワカバタウンの時を考えるとこれでもきっと早い方さ。自慢にゃならないけどな!

 まあ全力で走って風になれば夕方にはヒワダタウンに着く…といいなあ。別に急ぎ旅じゃないけど、一度公式戦をした場所からはなるべく離れた方がいい気がする。下手に残って誰かに見つかったら怖いし。ジム戦の前に観光を終わらせたのもそのため……てわざわざ書き込むようなことでもなかったか。

 というわけで何となく書いてみた朝の書き込み終わり。夕方に続く。

 

 

 

 

 

 

 アルフの遺跡のパズル難しい!なにこれ絵柄が全く揃わないんだけど。大体俺こういうの苦手なんだよ…。ルービックキューブは分解する派だし知恵の輪とか力任せに引きちぎるタイプだし。流石に公共物(?)の遺跡の石板を力任せに引っぺがすわけにはいかないしなあ…。

 

 ついつい熱中して気が付いたら夜になっていた。こりゃヒワダタウン到着は明日になりそうだ。

 

 にしてもこうやって民間に開放されてるような遺跡なら、誰かがこんな面白い仕掛くらい解いててもいいんじゃないかって思うんだけどな。10年調査してるっていう調査団の人たちは入り口付近にいたけどね。

 色々話を聞かせてもらったけど、やっぱ古代のロマンは面白い。この遺跡もおよそ1500年も前から存在してるんだとか。今は壁の文字とか絵を研究している最中だそう。パズルの方は後回しですかそうですか。

 

 しがらみとか色々逃げ切った後はこういう仕事も面白そうだなあ…なんて思ってたらピカチュウがまた頭にアイアンテール振り下ろしてきた。解せぬ。

 

 もう遅いし、今日は調査団の人のキャンプに泊まらせてもらうことに。今日も充実した一日だった。

 

 

 

□リザード月りゅうのいかり日

 

 

 ヒワダタウンを目指すため調査団の人たちと別れた。

道も教えてくれたり、飯奢ってくれたりと本当に良い人たちだった。ロマンを求め続ける男って憧れるよね。ああいう上司がいれば楽しいんだろうなー。恨むぞワタル。

 とりあえず『つながりのどうくつ』を抜けるまで薄暗くて日記が書けない。

道は合ってるはずなんだけど、本当に今日中にヒワダタウンに着けるのか不安になってきたな……。とりあえず進んでみることにする。

 

 

 

 

 『つながりのどうくつ』は無事抜けられた。ありがとう調査団!またいつか会いに行こう。そして今度は絶対あのパズルを解く。

 

 

 

 そして祝、ヒワダタウン到着!

 ん?キキョウに着いた時よりテンションが低いって?とんでもない、うなぎ登りさ。何故って、そりゃあ―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ―――――――全身黒づくめのコスプレイヤー集団、見ぃつけたぁ♪

 

 

 

 




ロケット団『オワタ\(^o^)/』


第六話読了ありがとうございます!

この作品じゃハヤトは父さん父さんとはあまり言わない模様。ファザコンだけど。
後レッド君は会話をあっさり終わらせたためジム戦後にハヤトがくれるはずだった技マシンをもらえてません。

はねやすめ「………」
どろかけ「………」

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