5時間くらい机の上で全力で書きとおしました!何度か完全に書き直したりもしましたが・・まあそれはいいです!重要なことじゃないです!
最新話、どうぞ!
お、ひさしぶりだな。ん?少し焼けたか?
あ~、まあちょっとあってな・・。
まあそれよりもだ、姐さんの話の続きだ。
そろそろ終わりにしろとマスターからお叱り受けちまったからな。
今日で終わりにするぜ。
んじゃ、どこまで話したっけな・・ああ、思い出した。
あの後か・・
-------------------------------------------------------------------
あの後、しばらく経っても姐さんの幼児化は治んなかったんだ。
キャスター組曰く『なんか強力な呪いというか加護というか、そんなのが取り付いてる。ぶっちゃけ魔術ではどうにもなんない』らしいので、
自然に治るのを待つようにした。んで、ここんとこの記憶があるのか、アーチャー・・ああ、あの赤いやろうな?に世話を任せることにしたんだ。
んで、今はナーサリーライムと遊んでるからこの食堂でデザートを作ってる最中だそうだ。
エミヤ(弓)「・・さて、できたぞ。今日のデザートはアップルジュースにリンゴゼリーだ。あの子の願いでリンゴ系でまとめてしまったが、良かったかな、マスター?」
ぐだ男「剥きリンゴがあるなら許す。リンゴはいい。果物の中で最もうまい。そうは思わないか、オリオン?」モグモグ
オリオン「いや、俺どっちかっていうとブドウの方が好きだな~。ワインにもできるし、炭酸で飲んでもうまいし」
ぐだ「ええ~?じゃあ叔父貴は?ケルトにあったものでも今の果物でもどっちでもいいよ?」
叔父貴「むう、果物か・・あまりあの時代はうまい果物はなかったからな。あえて言うならいちじくか」ウーン
ぐだ「へえ。いちじくか。確かキリスト教とも縁が深い果物だよね」
???「そうね。アダムとイヴが腰みのを作った時に使った葉がいちじくの葉ともいわれてるし、あの人が呪いをかけた木としても有名ね」
ぐだ「うおっ、気配を感じさせないで話に混ざるとは・・これも聖女パワーかな、マルタ姐さん?」
マルタ「聖女関係ないわよ。姐さんもやめなさい。それよりそっちのエセ侍と忠犬(キチガイ)はないわけ?」
話に混ざったマルタの姉貴が振り返った先に、別の聖杯戦争のときに戦ったサムライと・・恰好がいろいろやばい嬢ちゃんが歩いてきた。
NOUMIN「エセ侍とはおことばですなあマルタ殿?拙者、確かに真の侍ではあらずとも、そこらの武者に遅れは取らぬと自負してるのでござるがなぁ」
牛若丸「それより私のどこがキチガイなのですか!特段おかしなところなどないでしょう!」プンプン
ぐだ「牛若丸、君がデーモンの首を血まみれになりながら笑顔で『どうぞ主殿!とれたての悪鬼の首です!』と手渡ししてきたことをオレは忘れてないよ」
アニキ「確かあんときゃマスター青い顔しながら倒れたっけな。マシュの嬢ちゃんはマスターが倒れて泣きわめくし、血の匂いに誘われてキメラまで出て
きやがるし、オメェ(牛若丸)は『新たな首ですね!?しばしのお待ちを、主殿!この牛若、あの獅子の首を見事もいでまいりますので!』とか
ぬかして一人でつっこんで・・ホントに大変だったんだからな?」
牛若丸「あ、あれは1つでも多く主殿に首級をあげたくて・・」
ぐだ「ああ、あったねぇそんなこと・・。気が付いたときに頭のそばにデーモンとキメラの首が添えられてたっけな」チュー
マルタ「あの時、思いっきりマスター叫んでたわねぇ・・。一瞬女の子の悲鳴かと思ったくらい甲高い声だったわよね」
実はほんの一瞬だけホントに女になってたんだが・・マスターも気づいてないみたいだし、喋らないでおくか。
ぐだ「てか話それちゃってるね。牛若丸と小次郎は好きな果物と買ってある?」
NOUMIN「ふむ。拙者は柿が好きでござるなあ。よく干し柿にしたり、焼いて食べたものよ」
牛若丸「私も柿は好きですね。とは言っても渋柿が多かったので、多くは干して食べましたが」
ぐだ「やっぱ日本だと柿がメジャーなんだね。桃か栗っていうかと思ったよ・・」パクッ
牛若丸「桃は高級品でしたから。皇族の方々なら食すことも多かったでしょうが、武士には過ぎたものです」
NOUMIN「栗はいがをとるのが大変ゆえな。庭先に植えると道にいがごと落ちるものよ。植えられたのは広い屋敷を持つ公家か武家のみだろうよ」
牛若丸「そうなんだ・・知らなかったなぁ」
アニキ「・・・・・・」ジーッ
ぐだ「ん・・なに、どうしたのアニキ?」ジューッ
アニキ「いや。こうして見っと、まるで授業してるみたいだなって思ってよ?」
???「授業ですと!?ならば数学をやるべきです、マスター!数学はいいですぞ!?」
ぐだ「レオニダスはそのなんでも数学に結び付ける数学脳筋思考をどうにか直してね?でも、確かに歴史の勉強をしてるみたいだね」
オリオン「時代も文化も違うところからいろんなサーヴァントが集まって話してるからな。確かに授業といえなくもないんじゃないか?」
マルタ「そうね・・どうせなら教えてあげたらいいんじゃないの?オリオン、貴方もそれなりに知恵あるんでしょ?」
オリオン「否定はしねえけどヤダよ。この前なんてダビデの兄さんと話してたら『ダーリンがホモになっちゃったー!』とか言ってポカポカ殴ってきてよ、
三日くらい魔力供給ギリギリの状態にしたんだぜ?マスターの兄さんには悪いけどよ、他の奴から教わってくれな?」
ぐだ「わかってるよ。っと、話してる間に飲み物もなくなったね。エミヤ・・「おかわりだろう?承知しているよ、グラスを」あ、ありがとう・・」コポコポ
エミヤ(弓)「さて、私はあの子の様子を見てくる。何かあったら念話で読んでくれて構わない」スタスタ
小次郎「・・そういえば、お父君には作っていかないのかな?」
エミヤ(弓)「ッ!?」
マルタ「あ、そういえば彼の平行世界のお父さんとお母さんが召喚されてるんだっけ?だったら作ってあげればいいじゃない?」
エミヤ(弓)「・・・あの二人用のも作ってある。冷蔵庫の中にあるから、誰も食べないでくれよ」スタスタ
そう言ってアイツは食堂から去っていきやがった。・・にしても、平行世界の存在とはいえ親が召喚されるなんてどれだけの確立なんだろうな。
師匠曰く、『並行世界とは無限に連なる合わせ鏡。無限の《もしもの世界》そのもの。言葉通りにとらえるならば、その世界の数はゆうに星の数を超えるだろう』
なんて言ってたからな。
・・もしかしたら、《コンラがカルデアに召喚され、俺と師匠、叔父貴と邂逅する》なんて並行世界もあるかもしれんのか・・。
もし、そんな世界があったら・・。
アニキ「・・ねえわな、そんなの」ガタッ
ぐだ「ん?何が?」
アニキ「いーや?もしもの世界なんぞ考えても意味がねえって思っただけさ。マスター、盾の嬢ちゃん借りるぜ。シミュレーター使いたいからな」コツコツ
ぐだ「いいけど、マシュに手を出したら自害命じるからね」
アニキ「おいバカやめろ。戦闘続行のスキルはあっても戦闘中じゃなきゃ意味ねえんだからよ」
そんなことを話しながら、食堂を出た。目的はマスターにも説明した通り、嬢ちゃんを見つけることだ。
----------------------------------------------------------------------------------------------
廊下に出た俺は、ひとまずあのロマンとかいう医者の部屋に向かった。よくあそこで診察を受けていたり、菓子を抱えて出てきたりするところを見かけるからだ。
アニキ「さーて、嬢ちゃんはあそこかなっと・・。あ、ついでに姐さんの様子も見てくか・・」
姐さんはフリールームとかかった部屋にいるはずだ。あそこなら女子寮にも近いし、目的地の診察室へも数分歩けば着く距離だから、片手間で様子を見に行ける。
そんなことを考えたり、ぼやきながら歩くこと数分。すぐに【診察室】とプレートのかかった部屋に着いた。
アニキ「おーい、ロマニの兄さんはいるかー?」コンコン
一応ノックしながら声をかける。前にノックなしで入ったら、メイヴのバカがメディカルチェック?してたらしく面倒なことになったからな・・。
過去を思い出しながらしばらく返答を待つが、反応がない。部屋に誰もいないのかとも思ったが、ロマニの兄さんもここのスタッフの連中も、誰もいない部屋で電気を
つけっぱなしで出るなんてことはしない。誰かがいるのは確実なんだが・・
アニキ「・・入るぜー・・。・・お」シュンッ
いぶかしみながら部屋に入ると、理由がすぐにわかった。
アタランテ(幼)「スー・・スー・・」
姐さんが毛布にくるまりながら寝てたんだよ。近くに童話の本も落ちているから、おおかたナーサリーとここへ遊びに来て、疲れて眠ったところでロマニの兄さんが出たんだろう。
んで、ちょうど入れ違いのタイミングで俺が来たと・・。
アタランテ(幼)「んぅ~・・」コロン
姐さんは毛布が暑いのか、足で蹴とばしながら寝返りをうった。あ~あ、寝相で腹まで出して・・。
アニキ「しょーがねえな・・」バサッ
俺は毛布を姐さんの腹の上にかけ直した。服の方も直そうかを思ったが、俺の幸運を思い返してやめた。たぶん直してる最中に誰かが見て誤解するだろうからな・・。
アタランテ(幼)「んぁ・・あーちゃ・・?」ボー
アニキ「わりぃがあの野郎じゃねえよ。そのまま寝てな」ナデナデ
アタランテ(幼)「ふあ~・・きもちぃぃ・・」エヘヘ
・・・コンラとはこんな感じで接したことなかったからな・・。生きてる間は子供とか考えるより、どれだけ強くなるかしか考えてなかったからな・・。
どれだけ戦って、どれだけ殺して、どれだけ人生を楽しむかしか考えなかったからな・・。アルスターの戦士としては正しいのはわかってる。
けど・・こんな風に、穏やかに過ごすこともできたんだろうかね・・。
アニキ「・・意味ないってわかってんだけどな・・なんでだろうなぁ・・」ボソッ
アタランテ(幼)「・・おにいちゃん、ないてるの・・?」ボー
アニキ「・・泣いてねえよ。俺のことは気にせず、ゆっくり寝てろ。」
そう言って空中にルーンを描く。書くのはダエグのルーンだ。これには『変質するという』意味があり、主に移り変わりを表す。太陽が沈んで夜になるように。生きているものがいずれ
死に絶えるように。そういった効果と意味を持つ。今のは覚醒している状態から眠りへといざなったんだ。
アニキ「ふう・・部屋に戻って寝るかあ。まったく、考えごとなんざ俺らしくないな」スクッ
そのまま部屋を後にしようと立ち上がったその時、『パキン!!』と後ろから音が鳴った。
アニキ「・・あ?なんだってん・・だ・・?」
後ろを振り向いてみると・・
アタランテ(少女)「スー・・スー・・」
なぜか元の大きさに戻った姐さんが寝てた・・(幼児服を着たまま)。
着ていたのが幼児服だったからか、あちこちが破れていてあぶねえところまで見えかけてたぜ・・。
アニキ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
しばらく大口開けて驚いていたが、すぐさまマスターに連絡を入れた。眼福だが、姐さんにとっちゃ不幸な事故だろうしな。
また説明とか考察とか俺のガラじゃないことしなくちゃなぁ・・やれやれ。
-------------------------------------------------------------------
あのあと直ぐにマスターとキャスター(メディア)、パラケルススとロマニの兄さんたちが駆け込んできて、すぐさま検査を行った。ちなみに俺のルーンで寝かしたから、
もう一度使って起こした。
なぜ幼児化したかはわからなかったが、元に戻った理由は俺のルーンかもしれないということだ。
俺のあのルーン・・ダエグの『移り変わり』の効果で肉体(霊基)が元に戻ったんじゃないかと言われたが・・ぶっちゃけどうでもいいんだよな。
おりゃあ確かにルーンを使うけどよ、ランサーとして現界してる以上、ルーンはたまに使う程度のモンで言いていうか・・そんなモンなんだよ。
---------------------------------------------------------------------------------
とまあ、こんな感じの話だったわけだが・・どうだったよ?
終わり方がアッサリ気味でつまらん?そりゃあすまねえが、元々俺は語り手なんてキャラじゃないしな、許してくれ。
さて、これで俺の話は終わりだ。今度は誰が話すのか?そりゃマスターが決めることだから、俺は話せねえな。そこ、ブーブー騒ぐんじゃねえ。
ん?あそこにいるのは・・マスターか?なんだってあんなに矢が突き刺さって・・あ・・。
え~・・俺は怒り心頭の姐さんから逃げなきゃなんねえ。理由はわかるな?そういう訳で今日は此処まで!俺は逃げるッ!じゃあなッ!
へいよ~かるでらっくす(挨拶)!
作者です!だいぶ遅くなってしまいましたが、何とか書き続けてます!
これもひとえに皆さんの感想のおかげです、本当にありがとうございました!
さて、FGOでは水着イベが始まりましたね。水着のモーさん、アンメア、マルタさん、マリー、青王改め水着王に玉藻、きよひーに師匠・・ここがアヴァロンか(恍惚)
さっそくガチャ回しました!といっても夏コミを控えてるので無課金ですが・・(汗
結果としては散々でしたね。まあ単発4回程度じゃダメなのはわかってましたが(;´・ω・)
しかし、今回のイベはなかなか面倒そうですね。家を建てたり、交換用素材も集めたり・・ダメージポイント形式がかわいく見えますね(;'∀')
さて、作者は明日と明後日に夏コミにてFGOおよび東方、艦これ系の戦利品を手に入れてきます!え、諭吉さんブッコミのために金は残しとけ?
モーマンタイ(死語)ですよ!月末にはバイト代が入りますから、その中で最高2万程度ならつぎ込めます!
っとと、そろそろいい感じの時間(AM・2:55)なので、ここらで失礼します。
では、また感想欄か最新話で会いましょう!