艦娘の咆哮 ~戦場に咲き誇る桜の風~   作:陣龍

15 / 55
対『ヴィルベルヴィント』改め『ワールウィンド』戦が終わった後の深山艦隊の日常風景。ここらへんから多分艦娘がガシガシ出てくる可能性大ですが、性格や口調に変なところが現れない様に注意していきたいと思います。


第一四話  超兵器戦闘の波及

「なあ龍田」

 

「なぁに、天龍ちゃん?」

 

「提督、どうして艦隊の皆を集めたんだろうな?」

 

「『未知の兵器に襲撃された本土艦隊の防衛の為』でしょう?」

 

「・・・俺まで呼ぶ事は無いと思うんだがな。燃費だけが取り柄の万年遠征旗艦の旧式軽巡なんてさ」

 

・・・本当にもう、天龍ちゃんは提督の居ないところだといつもこうなんだからぁー

 

提督が居らず、そしてその場に妹の龍田しかない無いと言う状況でしか出ない姉である天龍の弱音を聞いて、龍田は何時もの如く困った微笑を浮かべていた。この意地っ張りの姉は何時もこうなのだ。常日頃駆逐艦娘には姉御肌で、事有る事に『世界水準』『世界水準』と強気な発言で皮を被っているも、龍田の前では自分の性能の低さを何時も嘆いている。

 

 

「そんな弱気な事言ってると、提督に心配されるよ?」

 

「い、いやそれは困る!提督には俺の弱音を聞かれる訳にはいかない!」

 

・・・もうとっくにバレてると知ったら、天龍ちゃんどんな反応するのかなぁ?

 

慌てふためく自分の姉に『天龍ちゃん可愛い~』と思いながら『いつ本当の事話そうかなぁ~』とサディスティックな気質を覗かさせる軽巡洋艦娘の龍田。直情型でその実自身の性能不足を気に病んで気弱な姉をサディスティックな妹が弄り倒す。この姉妹では何時もの事である。

 

 

「・・・あれ、あんな艦艇いたか?」

 

「・・・あら、本当ねぇ。新入りかしら?」

 

そして自分の提督が居る母港横須賀へと到着した天龍と龍田だが、まず久し振りの母港で目についたのは『修理作業に入っている妙な艤装が施された見た事の無い軍艦』であった。

 

「・・・すげぇ。見た事も無い艤装が満載だ」

 

「でもスッゴイ損傷していた跡が見えるわね~。どうしてあんな風になったのかしら?」

 

「きっと油断して深海棲艦の奇襲でも受けたんだろ。良し!そうとなればこの天龍様が此奴を鍛えてやるか!」

 

 

・・・簡単に立ち直るのは良いけれど、本当に『深海棲艦との戦いで』出来た傷かしら?

 

弱気な姉が強気な姉に戻ったのを尻目に、龍田は冷静に『新入りの軍艦』を観察していた。自分たちが艦艇に据え付けている機銃よりも大きい事が一目でわかる大口径機関砲を4連装に纏めた対空機関砲、中口径砲を4連装で艦艇の前後に二基ずつ、口径61㎝と思しき魚雷発射管が計4基、それも7連装と言う夢で見た事すら無い雷管。明らかに自分たちよりも洗練されている電子艤装と船体。そして何の用途に使うのか不明な白く塗装された艤装。どれも異様な艤装であった。

 

・・・天龍ちゃん、張り切るのは良いけど、この娘絶対『普通じゃない』わよ~?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・古鷹さん」

 

「駄目です」

 

「・・・もう大丈夫なんですけど」

 

「絶対、駄目です!」

 

・・・本当に大丈夫なんだけどなぁ

 

そう独白するのは、超兵器『ヴィルベルヴィント』改め『ワールウィンド』を撃沈した殊勲艦である駆逐艦『桜風』。彼女は今、深山艦隊の宿舎で重巡洋艦娘の古鷹の護衛の元工廠にある医務室で療養に勤めていた。否正確には勤めさせられたと言うのが適切だろうか。今の『桜風』は深山艦隊の艦娘に代わる代わる監視された状態での軟禁状態だった。

 

 

「『桜風』さん自身は何とも思っていなかったとしても、こっちはすっごい心配したんです!少しは反省して下さい!」

 

「いやでもですね古鷹さん。基本的に生きて帰れれば後は万事オーケーだと『桜風』は思うのですが・・・」

 

「その考え方が駄目なんです!あんなにボロボロになって、『桜風』さんの身体も血塗れになって・・・なのに『万事オーケー』じゃ有りません!」

 

・・・駄目だ、本気で古鷹さん怒ってる

 

漫画的擬音表現だと『ウガ―!』とでも付きそうな可愛らしい姿で怒りを表現している古鷹だが、流石の『桜風』も古鷹が本心では心の底から自分の事を心配してくれていて、だからこそ怒っているのは分かった。駆逐艦『桜風』に乗り込んだ時に『桜風』のあの状態を見れば当たり前だろうが。

 

 

「チーッス!『桜風』、ちゃんと良い子にしてたー?」

 

「鈴谷、貴女もう少し言葉使いを直した方がよろしくてよ?」

 

「細かい事はいいじゃん熊野!・・・お、ちゃんとベットに居るね。よしよし、ご褒美にお姉さんが撫でてあげよう」

 

「ア、ハイ」

 

そしてそんな中医務室に参入してきたのは改最上型航空巡洋艦の鈴谷と熊野。この二人も帰還してきた駆逐艦『桜風』に乗り込んで血塗れだった『桜風』を確保して医務室に強制搬入した主犯である。

 

「『桜風』、貴女本当に大丈夫なのですの?」

 

「熊野さん。・・・はい、もう体調は万全です。走り回っても大丈夫です」

 

「艦艇の方ももうすぐ修理が終わるからねー。でも『桜風』は期限が来るまでここでお姉さんたちと一緒に過ごして貰うよー?だから、もう脱走しようとしないでね?」

 

「・・・もう諦めましたよ」

 

 

そう言って乾いた笑みを浮かべる『桜風』。鈴谷たちが駆逐艦『桜風』の艦橋に乗り込んだ時、丁度血塗れの衣服を脱いで居た為に上手く反応できないまま問答無用で簀巻きにされてこのベットに放り込まれたのち、『桜風』は自分の艦艇に戻ろうと試みた物の、外を見張っていた鳳翔に即座に捕捉されて一撃で昏倒し、その後は艦娘が交代で見張りについていた。不満が無い訳では無かったが、帰還後に見舞いに来た陽炎に『ワールウィンド』戦で身体に出来た傷跡を見られて『こんなに無茶して!』と説教されて以降は、少なくとも完治するまではこの医務室に居る様に深山提督に宣告された。

 

「そういえば、深山艦隊に所属している艦娘が全員集結するのは何時でしたか?」

 

「三日後ですね。その時は『桜風』さんがみんなの前に出て自己紹介と超兵器に関するレクチャーをする手筈になっています」

 

「プレゼンテーションの資料はもう『桜風』の妖精さんが作成してくれているから、『桜風』は皆からの質問に答えるくらいで大丈夫だよ」

 

「鈴谷・・・『桜風』にもたれ掛かっては・・・はぁ。・・・一応あの場所に居た(わたくし)たちも援護しますから、『桜風』は気にせずに正直に全部話してくださいな」

 

「分かりました」

 

 

 

―――――大人数を前にしてのプレゼンテーションや質疑応答とか初めてなんですけど大丈夫ですか・・・

 

 

心の奥底ではそのような事を思いながらも『為せば成る、成さねば成らぬ、何事も』と出たとこ勝負で行くしか無い事は分かっていたので、取り敢えず『桜風』はそう簡潔に返答した。もし答えに困る質問などで答えに詰まったりして駄目だったら容赦無く鈴谷や熊野たちに助けを求めてブン投げる気満々である。

 

 

「・・・ところで、古鷹さんたちは深海棲艦との戦闘に行かなくても大丈夫なんですか?」

 

「お~、舌の根のも乾かぬ内に脱走するつもりかなー?でもそんな事したらいくら優しいお姉さんでもちょっち怒っちゃうぞー?」

 

「違いますって鈴谷さん。単純に気になっただけなので」

 

「海の方なら心配不要ですわよ?加賀さんや瑞鶴さんたちが、『桜風』が開発した航空機の試験運用もかねて遊弋してますので」

 

「・・・何というか、貴重な資源を使ってあんなのしか開発出来なくて申し訳ないのですが・・・」

 

 

・・・自己評価が低いと言うのか、それともこの世界の常識を知らないのか・・・この様子だと、きっと後者ですわね・・・

 

『桜風』の評価を聞いて、加賀や瑞鶴が瑞鳳の説明を受けながら『桜風』製の艦載機を見て目を点にしていた姿を思い出しながら、そんな事を思う熊野だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・今日は何時もと違うわね」

 

「・・・そうですね。青葉にも加賀さんも瑞鶴さんもずっと黙って艦載機を飛ばしている姿を見た事は有りません」

 

「それだけ真剣に『桜風』製の艦載機の能力を把握しようとしているのは分かるんだけどね」

 

「正直違和感が凄いね、あの二人の掛け合いが無いと。ところで提督、あの箱に入れられたのは一体何?」

 

「あとで使うわ」

 

 

場面は変わって此処横須賀の沖合では、深山艦隊の精鋭空母娘の代表格である加賀と瑞鶴が、駆逐艦『桜風』が先日開発した艦載機の運用試験を行っていた。因みにこの場に居るのは加賀と瑞鶴に加えて、カメラマン役に青葉、念には念を入れての対潜戦闘要員に陽炎、AS332(スーパーピューマ)や零式水偵一一型甲、晴嵐改に強風の運用試験の為に伊勢と日向。そして二つ箱をこの場に持ち込んできた深山提督がいた。

 

 

「・・・本来は局地戦闘機の筈の雷電が空母から発艦しているのを見ると違和感しか出ない筈なんだけど」

 

「加賀は見事に操っているな。それに瑞鶴も陣風の様な大柄かつ大馬力の機体を操った事も無いだろうに、あれだけ綺麗に編隊を組むのも実に見事だ」

 

陽炎の呟きに日向が答える。陸上戦闘機である雷電もそうだが、史実では震電の開発に注力する為に開発計画を統合されて幻の戦闘機となった陣風に関しても、戦局が終末期に突入していた事も有って艦載機用装備は搭載せずに開発されていた。その為『本当ならば』雷電も陣風も艦載機として運用する事など不可能であった。

 

「でも瑞鳳さんのレポートには着艦フックは装備されているみたいですが・・・」

 

「私たちが進んだ歴史と、『桜風』が生きた歴史は違うのよ。装備に違いが出るのは当たり前でしょ?」

 

「・・・それは、そうですが・・・」

 

そんな事を話している深山提督たちの会話を遮る様に、通信機から今まで最低限の言葉しか発して居なかった二人の会話が聞こえて来た。

 

 

【「・・・加賀さん、いったいどうしたの?何時もの加賀さんらしくないあの艦載機の動き」】

 

【「・・・初めて操る艦載機ですから、何時もとは勝手が違うのは当たり前です」】

 

【「嘘」】

 

【「・・・何?私の言っている事が嘘だとでも?」】

 

【「ええ、そうよ」】

 

会話が始まるや否やいきなり一触即発の不穏な空気が漂いだす。青葉は仲裁に入ろうか迷いだすも、深山提督からのアイコンタクトで『見守りましょう』と言われた為、そのまま流れるままに場を任せた。

 

 

【「・・・加賀さん。加賀さんはきっと『『桜風』に全てを託した自分が不甲斐ない』って思ってるんでしょ。今回瑞鳳のレポートでも十分だったのに実戦運用試験を求めたのは、自分の不甲斐なさに苛立って少しでも艦載機を動かしたかったから」】

 

【「・・・・・・」】

 

【「図星かぁ・・・」】

 

【「悪いかしら瑞鶴。私の実力不足で、あの娘の援護に行く事も出来ず、そればかりかあの超兵器の姿を見て、恐怖の感情を抱いたのが不甲斐ないと思って少しでも今以上に強くなろうとする事が」】

 

【「勿論、悪いに決まってるじゃない」】

 

【「・・・理由を言って見なさい、瑞鶴。」】

 

通信越しにでも分かる加賀の怒りの声色。普段は感情を殆ど表に出さないから知られていない物の、実際の彼女は割と激情家の一面を持っている。ただ単に何時も平静を務めているから感情を表に出さないだけで、一皮剥けば加賀はこう言った姿を見せるのだ。

 

 

【「加賀さん。はっきり言うけど、今の私たちだとあの超兵器には勝ちようが無いわ」】

 

【「・・・ええ、そうよ。だから少しでも訓練を積んで、これから出てくるかもしれない超兵器を・・・」】

 

【「加賀さん、根本的に勘違いしてるけど『今の私たち』だと、いくら訓練しても意味が無いわ。はっきり言って今私たちはただ無為に、この場所に石油を消費しに来ているだけ」】

 

【「・・・どういう意味、瑞鶴」】

 

瑞鶴の『今の行動は無駄』と言うはっきりとした断言に、加賀は激高するのではなく返って興味を惹かれた。普段強気な瑞鶴が今日は妙に後ろ向きな言葉が多い。なんだかんだ言って瑞鶴の事を期待している加賀には、その姿には違和感が有った。何時もの瑞鶴なら軽口を叩きながら訓練に励むはずだと言うのに。

 

 

【「『桜風』から軽く聞いた話だと、あの超兵器(ヴィルベルヴィント)は速さに一点特化した高速巡洋戦艦と言う話よ」】

 

【「・・・それが何?」】

 

【「・・・今日の加賀さん完全に頭に血が上ってて駄目だ・・・。まあ一言で言えば『あの薄い装甲すら一発で破壊できそうも無い艦艇はお呼びじゃ無い』って事」】

 

 

瑞鶴のその一言に、加賀は一切の反応を見せなかった。艦艇時代の経験の違いなのだろうか。加賀は索敵不足などが絡み合った結果の不幸な被弾によって轟沈した。瑞鶴は搭乗員が次々と未帰還で失う惨劇の中、最後の最後まで針先よりも小さい勝利の光を追い求めて『おとり』の役割を果たして、轟沈した。加賀は不運と失策で沈んだだけでどうしようもない絶望を経験した事は無く、瑞鶴は覆しようも無い不条理なまでの戦力差での絶望を経験した。それが、不条理が姿を持って現れたような存在である超兵器に対する対応の違いを生んだのだろう。

 

【「レシプロ軍用機だとどうしても兵装搭載量と速度が限られるけど、『桜風』はジェット戦闘機と戦ってきた過去が有る。それに彼女はミサイルも搭載して居る。現代型のヘリを開発した実績もある・・・『桜風』に頼るしかないのは情けないけど、『桜風』に私たちの兵装を開発して貰うのが、一番の超兵器に対抗する近道よ」】

 

【「・・・結局、『桜風』に頼るしか無いと言う事ね」】

 

【「今の私たちだと、深海棲艦を殲滅する事くらいしか出来ないから。・・・悔しいけど」】

 

 

 

 

「・・・話はもう終わったかしら?」

 

瑞鶴と加賀の話が終わったのを見計らって深山提督が二隻に呼びかける。青葉や陽炎はハラハラしながら見ていたが、提督自身は平静に場の状況を眺めていた。少なくとも致命的なまでに不仲を拗らせる事は無いと確信していたからだ。まさか瑞鶴から加賀に対して忠言をすると言う珍しいにも程が有る光景を目にするとまでは思ってなかったが。

 

【「提督・・・すみません、もう大丈夫です」】

 

【「提督さん。・・・うん、もう大丈夫!」】

 

「よし。じゃあ『桜風』謹製の艦載機の性能の報告をお願い。貴方達なら、過不足無く報告できるでしょ?」

 

 

 

――――本当に、私には勿体無いほどに仲間思いな良い娘たちね。

 

 

他の鎮守府の加賀と瑞鶴とは違い、この艦隊では体育会系統染みた雰囲気が有るものの、良き先輩良き後輩として、そして戦場では息の合った戦友として深海棲艦を叩きつぶし、切磋琢磨し合う好敵手として良好な関係を築いているこの両者。この二人がこんな関係を築けたのは深山満理奈自身のお陰なのだが、そんな事は欠片も思わずに、彼女は『陣風』や『彗星五四型』と言ったこちらの世界では日の目を見なかった非業の機体、そして技術が異常発達した『桜風』の世界で育った、こちらの世界の物とは似て非なる『流星改』』『彩雲』『烈風一一型』の性能評価を聞き始めた・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・ここで良いわ。有難う、青葉」

 

「別に構いませんけど、どうしてここに来たんですか?」

 

 

加賀と瑞鶴の『良』や『最優』を超えて『最高』の評価を下された艦載機評価を聞いた深山提督は、一端休憩を挟む事を伝え、自分は乗艦していた青葉に頼んでとある海上ポイントに来ていた。

 

 

「・・・ここは、超兵器『ワールウィンド』の沈没地点ですね」

 

「ええ。・・・これからやる事は、ただの私の自己満足よ」

 

「自己・・・満足?」

 

そう言いながらこの場に持ち込んできた箱を開封する深山提督。それを背後から覗き込んだ青葉は、納得した表情で言葉を続けた。

 

 

「お酒と花束。・・・『ワールウィンド』への慰霊ですか」

 

「慰霊なんて大層な物じゃない。私はただ、通信を通じて届いたこの戦艦の戦士としての戦いに・・・いえ、私が偉そうに言えた話じゃないわね」

 

 

そう言いながら、花束を海面に投げ込み、酒を開封して一切の躊躇無く海へと捧げる深山提督。捧げ終わった後は、何も言葉を発さないまま黙祷を捧げていた。青葉は、自然と自分の持っていたカメラに手を伸ばし・・・その手を引っ込めた。シャッターチャンスでは有った。海風に髪を靡かせながら黙祷する深山提督は『絵』になった。・・・だが、自然と青葉は『そうするべきでは無い』・・・そう、感じていた。

 

 

「・・・有難う青葉。・・・みんなの所に戻ろうか」

 

「分かりました!」

 

 

 

自分や仲間に対して害を与えた『ワールウィンド』に対して、敵意では無く敬意を捧げた『桜風』と深山提督。案外この二人は、根っこの部分からの似た者同士かも知れない。




因みに医務室から『桜風』が脱走した時に鳳翔さんが確保出来た経緯は簡単で、工廠の医務室から窓を通って脱出したは良い物の、丁度その場所は鳳翔さんが通りかかった所だったので、桜風は鳳翔さんによる凄みの有る笑顔でその場を動けなくなり、そのまま首筋にストーンと手刀を落とされて捕縛されました。

追記:誤字修正しました。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。