渓流暮らしの泡狐竜   作:狐火(宇迦之御魂)

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零戦に乗ってみたいという願望。


良い人が作った料理は大抵美味い

オッス、レイスだ。

 

いつもはミツさんだろ、ミツさんはよ。って?

まあ待て、お前らその気持ちは良く解っている。

前回までのシリアスを取り敢えず、今回で完全払拭せにゃならんのだ。

 

あの駄狐、ミツさんじゃねえからな!?

 

ゴホン、駄狐はシリアスを書くのが大の苦手だ。

これ以上シリアスの断片を見せていたら確実に死ぬ。

という訳で覗くぞ。

 

 

 

 

 

 

 

覗くぞ。

 

 

大事な事なので2回言いました。

 

(うわぁ.......お巡りさんこっちです。by.狐火)

 

待て待て待て待てマテェエイ!

俺は唯々、視聴者のニーズに応えようとしただけだ!

 

(うっせぇ、黙ってろ。お前は取り敢えず炎夢に焼かれてこい。by.狐火)

 

おう、他作品主人公の名前出すのやめぇや。

取り敢えず覗く。絶対にな!

 

「........断罪guilty。」

 

ゼロside

 

今回は、side変更早いな。

 

もう、メタい発言上等といった作風になってきやがったな.....

まあ、ゼロだ。

なんか、無口とか言われてるけど。

単純に気付いてもらえないから喋らないだけだからな?

 

うん、喋る時は喋るから。

で、さっき嬢に不埒な行いをしようとした奴を磨り潰した所だ。

 

にしても、いつも思うが嬢は産まれる性別を間違えてるだろう。

駄狐に振り回されあんな事に.....あの馬鹿め.....

 

それにしても、ここは良い土地だな。

ルドロスとやら....一度喰ってみたい。

取り敢えず、このハンター....レイスとか言ったな。

こいつを村に連れてくか。

 

「第一商隊、出発するゼヨ!シュガー、先に帰っててもいいのかゼヨ?」

 

「別にいいのニャ、アイツはそのうち帰って来るニャ。」

 

お、ユクモ行きの....丁度いい、ユクモに送り返して貰うか。

レイスを構えて......投げる!

 

「にしても、いい天気......ギニャッ!?タツタ!レイスが降ってきたのニャ!」

 

「そこにネンチャク草があるから口を塞いどくゼヨ。多分、起きると思うゼヨ。」

 

「了解ニャ。さっさと起きろレイス、場所取るんじゃニャイ。」

 

うわぁ......投げ捨てた俺も俺だが、扱いが酷い....顔真っ青にして.....南無三。

あと、この小説のネンチャク草の便利っぷりよ。

ネンチャク草先輩じゃねえか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いや.....本当に気付けよ....」

 

俺の影の薄さは異常。

さっきから嬢の場所を聞いてるんだが.....誰一人として気付かねえ!

お前らな!自分より倍以上の大きさの奴居るのに何故気付かない!

 

唯一反応した奴ですら『ニャ.....』だよ!?

もうコレ俺に対して当てられたのか!?

当てられてたら最早憐れんでるだろ!

 

もうイヤだ....俺は悪かねぇ!うわッワッァッ↑あぁんぁああああ!

 

(餅つけ餅つけby.狐火)

 

取り乱した.....そして今回異様に駄狐が絡んでくるな。

何がしたいんだ、腕叩き折るぞ。

 

(やめてください、折れます。折れてしまいます!渓流暮らし作者の腕が折れます!by.狐火)

 

そんなこんなで、異様に絡んでくる狐を始末してと、ようやく嬢を見つけた。

まあ、話したい事があるから探してたのだが。

 

「ゼロ君どうしたのさ?」

 

「いや、話したい事があったので。」

 

「何かな?相談なら乗るけど。」

 

「相談というか、食料は大丈夫何ですか?」

 

「あぁ、勿論大丈夫だよ。問題ありなら君達を此処に留める事は出来ないしね。」

 

「それなら良かった、ところで......少し相談なんですがルドロスとやら食べれないですかね?」

 

「うん、食べれる事は食べれる.....けど、お勧めはしないよ?」

 

なんか、フワフワしてそうで非常に気になる。

私、気になります!

 

ミツside

 

はろはろ、ミツだよ。

今回はside変更多いね。

ゼロ君や陽炎が此処に来てから少し経って、中々に賑やかになったよ。

 

皆、色々やってて陽炎は商隊の護衛。

やっぱり、陽炎も強くて小型モンスターが威圧されて襲って来ないってタツタ君が喜んでたよ。

ノエルちゃんと、トール君は村の小さな子を見てあげてるみたいで。

2人に結構懐いてるみたい。

ゼロ君は村の近くを見回り、狩りのサポートをしてるよ。

 

皆、僕が無理矢理ここに引き留めたんだからしなくて良いのに.....

そんな訳で、ゼロ君に頼まれたんだからしっかり要望に応えないとね!

まず、ルドロスを捕まえないとね。

 

ルドロスくらいの大きさなら泡に閉じ込めるくらい出来るから。

早く捕獲して帰らないとね。

 

【何か、似た様な光景が過去あった気がするのでキンクリ】

 

ふう、捕獲から調理まで終わった。

ホール君とも一緒に料理出来たし、楽しかったなぁ。

 

「皆ー!ご飯だよー!」

 

「早く集まるニャ!今日は御袋の料理もあるニャ!」

 

ミツさんとホールのコラボ料理は5分で完食されたらしい。

普段は10分らしいが。どちらも異常な時間である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ゼロ君、ゼロ君。」

 

「....んぁ?って!じょ、嬢!?」

 

「うん、おはようゼロ君。御所望のルドロス、用意しておいたよ。」

 

「え?あ、えと、ルドロスなら昨日食べた筈....」

 

「あれは、みんなの為に作った料理だよ。ゼロ君の為に作ったのがあるから。」

 

「そ、そうですか、今行きます。」

 

「うん、待ってるね。」

 

「嬢、改めておはようございます。」

 

「うん、おはよう。さっさ、冷めちゃう前に早く食べて食べて。」

 

「わ、解ってますよ。」

 

ゼロが背を押されながらも、食卓に着くと。

パンと、ビーフシチューがあった。

 

「昨日から煮込んで、ホール君も美味しいって言ってくれたから自信はあるんだけど...どうかな?」

 

「......もちろん、美味しいです。」

 

「本当に!?良かったよ....ルドロスって食用に向かないから、口に合って本当に良かった....」

 

「....嬢は自信をもっと持つべきです。嬢は、誰よりも人を惹きつける才能があるんです。もっと自信を持つべきですよ。」

 

「....そう、かな?ありがとうね、ゼロ君。」

 

「嬢に比べれば大した事じゃないですが、何か進むきっかけになれたら嬉しいです。」

 

僕は....本当に優しい子達に出逢えたよ。

ありがとうね、ゼロ君。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

茶番劇場~レイスのその後~

 

くそっ!ゼロの妨害を受けてユクモ村からやり直しだ!

 

「俺は諦めない!ミツさんの裸体を拝むまで!」

 

「貴様.....やはりハンターか....」

 

「ちょまっ!?陽炎ナズェココに!」

 

「その様な事はどうでもいい!貴様の腐った根性!叩き直してやる!」

 

「ワイもちぃと、混ぜてもらおか。」

 

「ぶっ殺してやる......」

 

「ねえ、輪切りにされるのと千切りにされるのと、どっちがいーい?」

 

その後、違法ギルド並の制裁を受けたらしいよ。

結局、陽炎の炎でも焼けず。

ノエルの刃も弾かれて、全てに耐え切ったので。

 

最終兵器、シュガーさんに説教してもらって土に埋めたんだって。

 

1分したら土から這い出て来たけどね。




海軍カレーの専門店に島風とか赤城居ました。
ボーキカレーが有りそうでなかった。

島風は魚雷発射管イメージしてたのかな?

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