渓流暮らしの泡狐竜   作:狐火(宇迦之御魂)

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アキバで東方買ってのめりこんでました。
許してください(断罪

(´・ω・`)<無慈悲なり.....


何か起きるとその後は平和

時は少々遡り、ミツを慕う者らの報復が行われている刻。

 

 

やあ、ミツだよ。

少し、昔を思い出して衝動的に渓流を出た所為で皆に迷惑を掛けたみたいで、本当に申し訳ないよ。

あの後、渓流に戻ったて。

傷は治療してもらってたんだけど、疲労が溜まり混んでて眠っちゃって......

どうして皆居無いのかな? 起きたら、誰も居ないんだよ。

 

猫の子一匹も居ない、寝る前まで人...というかアイルーが溢れかえってたのに起きたら一匹も居なくて静まり返ってるって軽いホラーだよ。

.....何で、あんな事覚えちゃってるのかな。

 

忘れたい記憶程、感情という檻に閉じ込められてしまう。

何よりも感情、ココロの扱いに慣れている人間が....羨ましいよ。

もう少し....眠ろうか.....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「母君、もう大丈夫なのですか?」

 

「陽炎...ありがとうね、もう大丈夫だよ。」

 

「母君が無事で本当に良かったです。」

 

何か、匂いが.....血?

 

「君達、原生林で暴れただろう。」

 

「ど、どうしたんですか突然....」

 

「したんだね?」

 

「........はい。母君を襲撃した連中の殲滅に、原生林まで.....」

 

「な......何て事をしたんだ君達は!」

 

「母君が奴等を庇っていたのは解っています!ですが、我等は母君をk「そんな事を言いたいんじゃないよ!」

 

「その殲滅戦に参加した子を全員呼んで来るんだ、陽炎。」

 

「.....解りました。」

 

「こんなに、居るのか.........」

 

「お姉ちゃん起きたの?」

 

ゼロにノエル、トールなんて雪山暮らしなのに何でここに居るんだ......

人型だから良かったものの....悩んでも仕方ない。ちょっと、叱らないとね。

 

「君達、人を敵に回すという事を解ってあんな事をしたのかい?」

 

「御嬢が怪我させられたんや、返すもんは返さなな。」

 

「僕の事は良いんだよ!君達の団体は確実にギルドに捕捉されている。もしも、もしも個体特定でもされたら!君達は殺されるんだよ!?」

 

違法ギルドだって、一応はハンターの集まりだ。

それを壊滅させて、危険視されない訳が無い。

 

「それにレイス君!君だって、殲滅戦に加担した事を知られれば迫害される可能性だってあるんだよ!」

 

「.....俺の事は、問題無いです。非常に納得し難いんですが、この世界で人間と大型竜との共存は無理と言うのが常識です。」

 

「.....レイス君は問題無いんだね。でも、陽炎やゼロ達になればそうはいかない、確実に討伐対象にされる。」

 

「お姉ちゃん、私達は大丈夫だよ。」

 

「君達は、もう戻ら無い方がいい。」

 

「......何故。」

 

「戦闘の痕からきっと種族の確定をされる。そうすれば生息地を捜索される。だから、渓流で暮らすんだ。」

 

「ふむ、まあええやろ?対してあそこに思い入れないし、涼し気やしな。」

 

「私もいいよ、最近ハンター達が鬱陶しいし。」

 

「......移住する。」

 

「母君を側で守れるのなら、異論はありません。」

 

「.....君達も、僕の為にやってくれたんだ。これ以上は言わない。」

 

「取り敢えず、宜しくニャ。」

 

移住が決まった。それからの日常を綴ろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お姉ちゃん!私泳ぎたい!」

 

「え?何でいきなり.....」

 

「だって、暇だもん。」

 

「あ、うん。じゃあ、行こうか。」

 

竜移動中.........

 

「おー!凄い広い!」

 

「気を付けるんだよ?」

 

最近、人型の時の服を自由に変形させれるのを知ったんだよね。

男物に出来ると喜んでたら出来なかったよ、何かの悪意を感じる。

 

「ミツさんこんにちはー。」

 

「姉さん、何やってるニャ?」

 

「ノエルが泳ぎたいって言うから、付き合ってるんだよ。」

 

「.....ミツさんは泳がないんですか?」

 

「うん、ノエルが溺れないか見てないといけないし。」

 

「そ、それだったら近くで見てあげた方が良いと思いますよ?」

 

「まあ、それも一理あるね。じゃあちょっと行ってくるよ。」

 

シュガーside

 

この煩悩野郎、確実に姉さんの水着を見たいだけニャ。

 

にしても、姉さんの交友関係はどうなってるんニャか。

陽炎だけでも驚きだってのにニャ。

 

「ノエルー、潜る時は気を付けてね!」

 

「解ったー!」

 

.......親子?いや、親子以外何があるニャ。

 

「まさか水着は男物とは.....グフッ....なんと言う破壊力だ....」

 

コイツはもう死んだ方が良い気がしてきたニャ。

ルドロスの餌にしてやろうかニャ。

 

にしても、前のは酷かったニャ。

以前の殲滅戦の説教の後、姉さんが泣いてるのを陽炎が見つけて。

 

『我は、我は何て事を!』

 

とか言いながら切腹しようとして、それが伝染して...と。

あれを止めるのは骨が折れたニャ、姉さんにバレなかっただけマシだがニャ。

 

「あー、なんと言う美しさ、生きてて良かった。」

 

「数いようのない奴ニャ。」

 

本当にルドロスの餌にしてやろうかニャ?

 

「御嬢ー飯やで!」

 

トール....デカイニャ、人型でも3mはデカイニャ。

 

「今上がるよー先に戻っててー」

 

「おう、準備しとくわ!」

 

「おい、起きろレイス。」

 

「うるせえグラニュー糖、俺は今ミツさんの御姿を脳に焼き付けるのに忙しい。」

 

「なんかあだ名進化させるニャし。はあ....準備手伝ったら何かしてくれるかもしれニャいのにニャ....」

 

「おい、何してる。早く手伝いに行くぞ。」

 

現金すぎるニャ。

あー、ホールの飯を食べるのはそこそこに久しぶりニャ。

帰るニャ帰るニャ。




よ、横鎮行ってミサイル迎撃かなんかで潜水艦やらイージス艦。
リアルレア艦を結構見れてテンション上がってやっちゃったんです。

あとアキバと靖国神社です。
遊就館で手合わせてました。変人に見られてたんだろうなあ....
御神籤大吉でした。ご利益凄そう。

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