とある最強の正体不明(コードアンノウン)   作:まゆげ剃り機

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どうもまゆげ剃り機です

指摘があったので擬音を出来るだけ控えます自分の語彙力で闘いを表したいとおもいます

今回はオリジナルの話です


吸血殺し<ディープブラッド>篇
第九話


俺は今スーパーの帰りだ、何故スーパーに行ってたかって?

 

 

それは特売があるから、これは苦学生の味方だからな

 

 

そこである奴とあった、

 

 

「オッス、当麻、特売の帰りか?」

 

「え?ああ彩人か、そうなんだよ!!見ろ!!こんなに卵ともやしが買えたんだぜ‼」

 

 

「アホ、どうせ持ち前の不幸で帰る前に全滅だろ」

 

 

「ひどくねぇか!!!いや不幸はあってるけど全滅はしねぇよ!」

 

「久し振りに会ったから何か奢ってやるよ」

 

「ほ、本当か!!ありがとうございます、神様、仏様、彩人様!!!」

 

このまま土下座するいきおいだったのでさっさと行くことにした

 

「ほら、行くぞ」スタスタ

 

「あ!!ま、まってくれ!!」タッタッタ

 

 

 

 

俺達は今6人のスキルアウトにからまれてる...どうしてこうなった

 

事の初めはこのスキルアウトが女子高校生に悪質なナンパをしていたんだが

 

それを当麻が発見して「ハァ...彩人、これ持ってて」と言い俺にスーパーの袋を渡して、そのまま走って助けに行ってしまった

 

そこで揉めて、俺も友達ってばれてそしてさっきの場面に戻るということをだ

 

「おいおい、お前らのせいでさっきの子に逃げられたじゃねぇか、どうしてくれんだよ、オラ!!」

 

「さっさとボコらね、こいつらうぜぇし」

 

と、剣呑な雰囲気になってきた時声が聞こえてきた

 

 

「お前ら!!!そんな大勢でよってたかってリンチしようなんて全っ然''根性''ねぇな!!!!!!」

 

 

全員声のした方に目を向けるとそこには

 

白い学ランを着ているが上は袖に腕を通さず羽織り、中のシャツは太陽が描かれていて ハチマキを巻いている男がいた

 

(こいつ強ぇな)

俺がどんぐらい強いのか考えていると

 

「なんだてめぇ!!!ぶちのめされてぇのか!!!」

と、スキルアウトの狙いが俺らからあのハチマキ男に向いた

 

「あ!おい!!その人は関係ないだろ!!!」

当麻は俺らの代わりにリンチされるかもしれないハチマキ男を庇おうとする

 

 

「お前らの性根をたたき直してやる!!!!」

 

そうすると、ハチマキ男は拳を握り

 

「すごいパーンチ!!!」

と小学生でももっとましな名前を考えられる程名前がダサいパンチをしてきた

 

 

しかしその威力は腕のたった一振りでスキルアウトをまるで紙のように吹き飛ばしてしまった

 

(ハハッ、こいつマジか)

俺が心の中で歓喜してると

 

 

すごいパンチのの余波がこっちまでとんできた

 

「やべぇ!!避けろ!!!」

 

避けようと思えば簡単だがここには当麻がいる

当麻はよけれねぇなとなると ‥...迎撃だな

 

 

俺はその衝撃を

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「渇ッッッッッッ!!!!!!!!」

 

 

気合いで吹き飛ばした

 

 

 

 

 

 

 

 

「当麻、大丈夫か?」

 

「あ、ああ大丈夫、だけど、相変わらずすげぇな」

 

「あん?まだまだ本気じゃねぇがな」

と、談笑してると、さっきのハチマキ男が興奮した様子で話しかけてきた

 

「お前すっげーな!!余波だとしても俺のすごいパンチを気合いだけで消し飛ばすなんてよ‼俺は削板軍覇!!!お前根性あるな‼」

 

 

「あん?俺は柊彩人だ、そうでもねぇよ」

 

 

「いいや根性ある!!!!、だから俺と真剣勝負してくれ!!!!!!」

 

 

(いつもはめんどくさいが‥...)「‥...良いぜ俺もお前の強さが気になってた所だからよ」

 

 

「え?え?」オロオロ

当麻は話についていけず終始困惑していた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺達は河原に来ていた

当麻は土手で見ている

 

(‥...この街の住民は勝負と言ったら河原なのかよ...)「なぁ、削板、お前level何で何の能力なんだ」

 

「俺はlevel5で学園都市第7位だ、能力は良くわかってないから''ナンバーセブン''って言われている!!!」

 

「!!!...へぇ、奇遇だな俺の能力も良くわかってないから''正体不明''て言うんだぜ」

 

 

「へへ‥...じゃ、いくぜ‼すごいパーンチ!!!」

削板がすごいパンチをしてきた、今回は俺を狙って打ってきたのでやはり余波とは文字通り桁違いの威力である

 

「オラァァァ!!!」

俺はそれに真っ向から殴りつけた

 

 

拳と拳の衝突は衝撃波を生み出し、クレーターができる程だった

 

 

「ぐぐ、まさか俺のすごいパンチと互角のパンチが打てるとは、やっぱり根性あるぜ」

 

 

「そっちもなかなかやるじゃねぇか」

 

勝負にも関わらずお互いに笑顔だ

 

 

「‥...化け物同士の闘いだな」

当麻は大分お疲れのようだ

 

 

 

 

「まだまだいくぜ‼」

そう言うと削板を中心に変な爆発が起きた

 

「⁉」

彩人に直撃したが

 

 

「俺に何かしたか」

満面な笑顔で無傷だ

 

 

「いーや、これからするんだよ!!」

だが削板も効かない事は野生の勘でわかってて、爆煙に紛れて既に後ろに移動していた

 

削板は音速の2倍の速さで彩人に迫り顔面を鷲掴みにする

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よりも先に彩人は音速の''3倍''の速さのうしろ回し蹴りを削板の顔面に叩き込んだ

 

 

 

「グフゥ!!!」

もろに直撃し削板は河の方に吹き飛び落ちた

 

 

 

「‥...こんなもんじゃねぇだろ、さっさと出てこいよ」

 

 

 

「当然だ!!!!」

 

バシャーンと水しぶきをあげながら削板は出てきた

 

 

(まだピンピンしてるな)にぃ

 

 

 

「根ッッッ性ょょょ!!!!!!」

削板は手の残像がはっきり見えるほどのラッシュをしてきた、かといって軽い訳ではない、一発一発が地面に巨大クレーターを作れる程強力なブローである

 

 

「ハァ!!!!」

彩人はその一発一発をしっかりと防御していた

 

 

削板のラッシュは脅威だがムラがある、そのムラが出るたびに彩人はカウンターをいれていた

 

 

 

「グバァ!!!...ウオオオオオオ!!!!」

 

削板の大振りの一撃威力は高いが狙いが甘い

 

「フッ!!!!」

彩人は最小限の動きで回避し腹に一撃

 

 

「ゴボ!!」

その一撃を避けきれず直撃し思わずくの字になってしまう

 

 

くの字になり頭が下がったところに膝蹴りをし頭かち上げる

更にそこから顔面にエルボーくらわす

 

削板は耐えきれず倒れてしまった

 

 

そんな削板を彩人は見下ろしていた

 

 

捕捉として説明するが

 

削板の身体は心臓はじめ体中に銃弾を撃ち込まれようがアイスピックで刺されようが、「痛い」程度で大したダメージを受けない

このようにとんでもないものである

 

 

なら何故削板はこうもダメージを負ったのか?

 

それは彩人の攻撃力にある

 

 

第3宇宙速度で物を投げる。物の大きさは関係無く、小石だろうと巨大建造物だろうと第3宇宙速度に達す

 

地殻変動を引き起こし、山河を砕く拳を振るう無双の怪力

 

全力を出せば第3宇宙速度を越える速力を誇り、高度1000mまで秒を跨がずに跳躍し、その場から蹴り上げただけで地割れを起こす事すら可能とする脚力

 

人など一瞬で芥子粒になってしまうだろう神格、或いはそれに匹敵する人外の猛攻を受けても平気な頑強な肉体

 

即死の呪いや石化の光等の特殊攻撃を相手の強さや彩人の意思に関係無く全て無力化。例え神々の即死の呪いでも犯されない絶対的な力

 

これは彩人の力の''ほんの一端''でしかない

 

先日の神裂との一戦で彼は闘いを楽しむために力を抑えていたのだ

もっとも神裂も全力ではなかったようだが

 

 

 

 

話を戻すが

削板は、人の考えが及ぶ規格外だが彩人は、人の考えを逸脱した規格外なのだ

 

 

 

「俺達の能力は似ているところがあるだろ?規格外なところ、詳細が不明なところとか、でも何故こうも差があると思う?」

 

 

「...こんj「根性ではない」...わからねぇ!!!!」

 

「...ハァ、俺とおめぇの違いは『よくわからねぇ力』を自覚的に振るっているか、いないか、の違いだ、 自らが超能力者に分類されて良いのかも分からない特殊能力者であること。それをおめぇ自身が理解していれば、俺に一子報いることもできたかもしれねぇぜ」

 

 

「‥...そうか‥...負けたぜ」

負けたものの清々しい顔をしていた

 

 

「じゃあな」

俺は帰ろうとし歩き出したすると

 

 

「待ってくれ!!!!」

削板が大きな声を出して俺を呼び止めた

 

「あん?」

 

「俺の事は軍覇と呼んでくれ!!!親友!!!」

 

 

「‥...ああ、よろしくな、軍覇」

 

 

「ああ、よろしく彩人!!!」

 

ガッチリと握手を交わす二人、だがこれで終わりではない

 

 

「ジャッジメントですの!!この河原から轟音と謎の衝撃が来ると通報がありました...って!?」

 

「あん?お前は白井か」

そこに現れたのジャッジメントの腕章を着けた白井黒子がいた

 

 

「貴方でしたの、とりあえず支部までご同行願いますの」

 

「「え?嫌だけど」」

 

 

「な!!?ダメですの!!貴方たちはここで暴れたのですよ!!どういう経緯で至ったのかきっちり白状してもらいますの」

 

 

「「え?嫌だけど」」

 

 

「で・す・か・ら!!!貴方たちは人様に迷惑をかけたっていう自覚はあるんですの!!!どうなんですの!!」

 

 

「「嬉々としてやった後悔も反省もしていない」」

 

 

「むき~~!!なんなんですの~~!!!」

 

 

 

 

 

「...闘いの余波で食材が吹き飛んだ‥...しかも彩人のは運良く無事だ‥...これはあれだな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「不幸だ~~!!!」

 

 

 




今回はオリジナルの話でした

ここであらためて正体不明はチートさが浮き彫りになりましたね

私はソギーの能力は半端じゃないと思いますが正体不明の方が飛び抜けていると思いこうしました

納得いかないと思う人もいるとおもいますが

大目に見てください

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