とある最強の正体不明(コードアンノウン)   作:まゆげ剃り機

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どうもまゆげ剃り機です

唐突ですが『とある魔術の禁書目録』のキャラで私は神裂火織が

一番好きです。

サブキャラこそ至高だと思います



第六話

空がだんだん暗くなっていくなか俺達は少し大きめの公園のベンチで休んでいた

 

俺達は教会を探し回ったが見つからなかった。そりゃそうだよな‥...だって

 

「ここは学園都市だもーーーーん!!!!!」

 

そうだよ!! 普通に考えてあるわけねぇーもん!!! ここは科学の街!! でも教会は魔術!!! もしあったら科学にリンチされちまうよーーーーー!!!!!! あひゃひゃひゃひゃ

 

「ア、アヤト、急にどうしたの!!!」

 

「す、すまんあまりに当たり前のことに気付かなかったからつい」(キャラ崩壊してしまった、恥ずかしい)

 

「う、うん大丈夫なんだよ」

 

(はぁ‥...なんかおもいっきり時間の無駄だったな...あん?) 

 

俺が時間を無駄にした事で項垂れている時、僅かに、しかし確実に空気が張り詰めていってる。

 

(なんだ? 空気が変わったな、それに大抵のやつは気づかねぇが人の動きが変だ‥まるで‥...意図せずここから離れて行くような...)

 

「なぁ、インデックス人避けかその類いの魔術ってあるか?」

 

「え? うんあるんだよ正確には人払いの魔術だけどね....でもどうしてその魔術の事を知ってるの?」

 

「まぁいろいろだな‥...それより...来たぞ」

 

「ほぇ?」

 

インデックスの反応とほぼ同時に人影が現れる

 

「まさか能力者がこのルーンにきずくなんてね」

 

暗闇の中から長身の赤髪の神父が現れた、だがピアスを付けタバコを吸いアクセサリーなど付けていた、どこからどう見ても不良だ

 

「っ!!!」スっ

 

インデックスは俺の背中にしがみついてしまった。やはり恐怖があるのだろう

 

「おめぇが魔術師か?」

 

「うん?うんうんいかにも僕が魔術師だけど‥...それより''それ''をを回収したいんだけど、渡してもらえるかい?」

 

あん?‥...''それ''だと

 

「僕の名前はステイル=マグヌスって言いたいところだけどここではこう名乗らしてもらうよ『Fortis931』悪いけど君には死んでもらうよ」

 

「ア、アヤト」

 

インデックスは不安そうに俺を見上げてきた俺は安心させるように頭を撫でてやった

 

「安心しろ守ってやる」

 

なに一つ根拠は無いがなぜかとても安心感があり彩人の背中はとても頼もしかった

 

「ん...怪我しないで欲しいんだよ」

 

「ああ」

 

「お話は終わったかななら‥...‥燃え尽きな!!

 

''灰は灰に塵は塵に吸血殺しの紅十字''!!!!

 

十字の豪火がかなりすごい勢いで俺に襲い掛かってきた

 

「...インデックス少し離れてろ!!」

 

「うん!!」

 

インデックスが離れたのを確認して炎の方を見た.、既に炎は目前迫っていてそして..

 

大きい爆熱音が響いた

 

「ア、アヤト!!!!!!」

 

インデックスの悲痛な叫びが公園に響いた

 

「ふん 人払いの魔術を見破ったから多少出来るのかと思ったけど‥...これならもっと火を弱くしても良かったかもね...さて回収しようか」

 

「ア...ヤ‥ト」

 

「どんなに呼んだところで返事しないよ奴はもう死ん「でないよ」なに!!!」

 

ゴウゴウと燃える炎の中からまるで散歩のような軽やかな足取りで彩人は歩いて出てきた

 

「そんなバカな!!!あの炎をくらって平気なはずがない!!!!!」

 

自分の技が敵に傷一つ付けられなかったことが信じられなくてステイルはヒステリックに叫んだ

 

「それはお前が戦って来た敵が弱かったからだろ、俺にとっちゃ感覚的にスッゲーぬるいサウナな感じだ」

 

「アヤト!!!大丈夫!!!怪我はない!!!?」

 

インデックスが凄い剣幕で聞いてきた。ちょっと怖い

 

「大丈夫だ、怪我もねぇぜ、まっ、こういう事だぜ魔術師。インデックスは俺にとってもう''大切な奴''(友達として)なんでね、先に死ねっかよ」

 

挑発の意味も込めてニヤリと笑う

 

「…大切な奴(異性として)」

 

インデックスは俺の言葉を聞いて顔色が朱色になる

 

「そうかい‥...ならもう容赦しない!!!! 『世界を構築する五大元素の一つ、偉大なる始まりの炎よ、それは生命を育む恵みの光にして、邪悪を罰する裁きの光なり。それは穏やかな幸福を満たすと同時に、冷たき闇を滅する凍える不幸なり、その名は炎、その役は剣顕現せよ、我が身を食らいて力と為せ

 

''魔女狩りの王(イノケンティウス)''!!!!!!!!』

 

さっきの炎とは熱さも大きさも威力も桁違いな炎の巨人がステイルの前に産み出された

 

「これが出たからには君はもう骨すら残らず融解するよ、残念だったね、じゃ、さっさと死にな!!!」

 

魔女狩りの王(イノケンティウス)は万全の状態であれば『幻想殺し』の消去能力を上回る再生能力を有し、教皇級の魔術であり、3000℃の炎の塊が突撃するその威力は凄まじいの一言である

 

ステイルはこの魔術で何百人もの魔術師を例外なく退いてきたが‥......

 

 

 

 

今回の相手は例外をぶち抜き''規格外''

 

 

 

 

 

通称''化け物''である

 

 

 

 

 

「オラァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!」

 

イノケンティウスは一瞬にして消し飛んだ

 

腕の一振りで

 

「「‥...‥」」ポカーン

 

ステイルだけでなくインデックスマでもが唖然としている

 

「ハッ!! まだだイノケンティウスはルーンをどうにかしない限り永遠に復活する!!!はははは!!!残念だったな!!!」

 

まるで勝利を確信しているかのような高笑い

 

「‥...バカか、イノケンティウスをガン無視してお前を狙えば良いだろうが」

 

 

「ふんバカは君だよイノケンティウス相手にしながら僕まで相手するのは一流の魔術師でも骨がおれるよ、確かに君の''本気の力''は凄いさでもイノケンティウスは魔力が有る限り甦り君を襲い続けるよ」

ステイルはここぞとばかりしたり顔してきた

 

「アヤト...」

 

インデックスの心配そうな声が聞こえた

 

「‥...言っておくけど」

 

俺は足に力を''ほんの少し''力を入れて、地面を蹴った瞬間

 

地面が三メートルほど陥没して

 

そこには既に残像しか残っていない

 

本体は既にステイルの後ろに

 

その速さは軽く音速を超えていた

 

「俺はこの戦いで本気の''ほ''の字も出してねぇけど」

 

ステイルの耳元で殺気を出して囁いた

 

「!!!?」ゾォ

 

ステイルはこう思った

(あ、死んだ)

 

だがステイルも天才と言われる魔術師直ぐに魔術の発動準備し振り向き様に一撃叩き込もうと思い振り替えるとそこには

 

彩人は''デコピン''の構えをしていた

 

ステイルは困惑した、いや''してしまった''

 

デコピンが放たれた瞬間

 

おおよそデコピンでは鳴らないような破裂音が響いた?

 

ステイルは頭から出血しながら20メートルほど吹き飛んで気絶してしまった

 

(デコピンという概念が今ひっくり返ったんだよ!)

 

「とりあえず帰るぞはやく風呂入りたい」

 

「う、うん‥...ありがとうなんだよアヤト!!!‥...‥そ、それとね」

 

「あん?どうした?」

 

(モジモジしてるな...トイレかな?)

 

「て‥手を繋いでも...良いかな」

 

(恥ずかしいのか)「良いぜ、ホラ」

 

俺達の帰り道はさっきまで戦闘があったにも関わらず

 

とても穏やかなものだった

 

 

 

 




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今回は戦闘メインでしたが自分の頭にあるイメージを文にするってとっても難しいですね。

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