とある最強の正体不明(コードアンノウン)   作:まゆげ剃り機

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一応魔術の方がメインなんで
レールガンの編は省くと思いますそれを楽しみにしていた人には本当に申し訳ありません。

それとちょびちょびオリジナルの話を入れていきたいと思います。




禁書目録<インデックス>篇
第五話


「ん~~」

俺は朝起きてのびをした

 

俺の学生マンションの隣部屋は上条当麻だ。今日も隣から

 

「不幸だ~!!」

 

と聞こえてきた...‥なんかあったのかね?

 

それは置いておいて

 

「今日から夏休みか」

 

今年の夏休みは何して遊ぼうかなまぁだいたい同じクラスのデルタフォースとつるむだけなんだけどな

 

デルタフォースは上条当麻 土御門元春 青髪ピアスというメンバーである因みに俺をいれてスクウェアフォースとも言われている

それぞれバカで問題児であるが、まぁ人物紹介はまた今度な

 

「こんないい天気なんだから布団でも干すか」

 

俺は今年の夏は良いことが起きるんじゃないかと漠然と考えていたこの時までは

 

 

 

 

ベランダに既に布団が干してあった とても白い布団‥...‥

 

いや現実逃避はよそうこれは‥...‥人だ‥

 

(俺のシックスセンスが俺に囁いてやがる面倒事だぞ、と、だが流石にこのまま放置するのも人道的ではないな‥...しょうがねぇ)

 

と俺が声を掛ける前に

 

ぐぎゅるるるるる

 

という音がなった

 

「っ」

絶句しているとこの人と目が合い声を掛けてきた

 

「お腹...すいた」

 

「なん‥...だと」

俺は驚愕した。何故か?

別にいきなり初対面の人に図々しくお腹すいたなど戯れ言をほざいたことではない、ホントダヨアヤトウソツカナイ

 

それよりもこの子の格好である、そうシスターなんだ‥...もう察せたと思うが、今日が原作の始まりらしい、だがこれだけなら良い。問題はこのシスターが当麻のベランダじゃなくて 俺のベランダにいることだ。ていうことはなにか?俺が当麻の代わりか‥...フゥ~...

(フ・ザ・ケ・ン・ナ☆、めんどくせ~~)ガク

 

俺はこれから騒動に巻き込まれるであろう事を考え、頭を落とす。

 

「?...お腹すいたっていってるんだよ」

 

「ハァ~ へいへいわかった直ぐに用意するわ」

 

「わーいありがとうなんだよ!」

 

(急に元気になりやがったな)

 

 

 

 

 

 

「美味しいご飯ありがとうなんだよ!!」

 

「良いってことよあんな美味しそう食ってくれたんだこっちも作った甲斐があるよ、俺は柊彩人‥...‥で、あんたは誰でなんであんなところにいたんだ?」

 

ベランダの方を指しながら聞いた

 

「私の名前は''禁書目録''(インデックス)って言うんだよ!よろしくねアヤト!それでね私は追われてたんだよそれで背中に攻撃を受けてそのままベランダに落ちたんだよ」

 

「!!‥...誰に?」

彩人は珍しく真剣な顔となった

 

「魔術師になんだよ」

 

「魔術師...ねぇ」

 

「知らない?マジックキャパルなんだよ」

 

(一応神の説明であるのは知っているが...今まで超能力ばっかり見ていたから実際に見ないと...ね)

 

「インデックス、あんたは魔術師なのか?そうならなにか魔術をしてほしい、してくれたら信じるぜ」

 

「私は魔力が無いから魔術は使えないんだよ!」

 

「‥...‥」(なにこの胡散臭い宗教勧誘を見てる気分は)

 

彩人は無意識にジト目になってインデックスを見ていた

 

「むっ!!その目は信じていないね!!ならこの私になにか攻撃すると良いんだよ!」

 

「は?そんなことしたら怪我するだろ」

(流石に俺でも無抵抗の女の子を攻撃はしたくねぇ)

 

「フッフ~ン♪この服はね''歩く教会''って言う霊装なんだよ!!

これはね教会における必要最低限の機能を抽出した霊装で、『服の形をした教会』なんだよ!! 完璧に計算しつくされた刺繍や縫い方は魔術的意味を持ち、その結界の防御力は法王級だよ!! どう!! これでもまだ怪我するって言える?」ムフー

 

インデックスは無い胸を張りながら饒舌に彩人に語った

 

「…今なにか不愉快な気分になったんだよ」

 

それよりと言い

 

「さあ!これで平気なのは証明できたよ」

 

「わかった‥...」

 

俺は棚からハサミを取りだして服を切ろうとしたが全く切れる気配がしなかったのでひとまず認めた

 

しばらく俺はインデックスと談笑していた俺の部屋にある家電製品をまるで''初めて見た''ような様子だった

 

インデックスは俺の当麻に巻き込まれたたくさんのはなしをすごく楽しそうに聞いてくれてた

 

だけど楽しい時間の終わりは

 

「私はもう行くんだよ」

 

唐突にやって来た

 

「は? お前追われてんだろ出てったら狙われるだろうが」

 

「だからだよ、私がここに居たらアヤトにまで危険が及ぶんだよ。だからここでサヨナラなんだよ」

 

少し寂しそうな顔したと思ったらタタタと玄関の方に行ってしまった

 

「ちょ、ちょっと待て」

 

俺は急いで玄関に行きインデックスの掌を掴んだ。俺は珍しく焦っていた

 

「待てや、やっぱり行ったら危ねぇ」

 

「じゃあ」

 

インデックスは悲しそうな顔して

 

「私と一緒に地獄の底まで付いてきてくれる?」

 

「っ‥...」

 

彼女のこの言葉から俺は覚悟を感じた

 

俺が言葉を発せないでいたらインデックスは儚げに微笑んだ

 

その笑みは安堵の表情と‥...少しの諦めの表情だった

 

インデックスはそのまま行こうとして‥...

 

 

 

 

行けなかった

 

 

 

 

 

なぜなら俺がインデックスの腕を掴んでいたからだ

 

「え?」

 

インデックスは困惑していた

 

「アヤト?」

 

「わりぃな、ちょっとインデックスの覚悟に驚いただけだ」

 

「え?」

 

「地獄...ねぇ...最近の生活は少し退屈してたんだ…だから

 

 

 

 

 

 

連れってくれよ''地獄''て言う刺激的な場所に」

 

 

 

 

 

「!!!?」

 

インデックスはなにを言ってるかわからないって顔してるな

 

「ど‥どうし‥て...今日あ.‥あったばか‥...りの...わた‥私のために‥...」ポロポロ

 

驚いたと思ったら今度は泣き出しちゃったか

 

「俺はインデックスが友達だと思っている、なぜかって? 同じ釜の飯食えばそいつはも友達なんだよ、これは俺の持論でね でインデックスはどうなんだよ?俺のこと友達だと思ってんのか?」

 

柄にもなく熱くなってしまった、口調は平坦だけど

 

「...」コク

 

インデックスははっきりと頷いてくれた

 

「なら決まってんじゃん!! ''友達以上に大切なものなんてねぇよ''だからお前を助けんだよ!!」

 

「!!‥...ありがとうなんだよ!!アヤト!!」

 

インデックスは涙拭いてとびきりの笑顔で言ってきた

 

(!?‥.良い笑顔になったな)

 

インデックスが心のそこから笑顔になったような気がして、俺も嬉しくなり笑顔になる

 

 

俺たちはひとまず教会を探しに出掛けた

 




良い台詞を考えるのがむずかしい

感想よろしくお願いします

アドバイスもよろしくお願いいたします

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