とある最強の正体不明(コードアンノウン)   作:まゆげ剃り機

33 / 44
どうもまゆげ剃り機です。

投稿遅れて申し訳ございません!!!

リアルがゴタゴタしてなかなか投稿出来ませんでした!!

-追記

大幅修正しました。




第三十二話

 

「インデックス!!大丈夫か!!」

 

俺は急いでインデックスにかけより素早くエリスから離れる

 

「うん!!あやとが来てくれたから平気なんだよ!!」

 

ズシンズシンとエリスがやって来る

 

「ふぅ~…こう見えて今結構キレてるんだよね~……インデックス

に攻撃仕掛けやがって……」

 

そう俺は今かなりキレていらっしゃるんです

 

「インデックス…少し離れてろ…」

 

「うん……大丈夫だと思うけど……怪我しないでね」

 

「ああ…俺を信じろ」

 

俺はインデックスを安心させるように頭を撫でる

 

「えへへ…」

 

さってと……

 

「覚悟しろよ岩人形…破片一つとてこの世に残ると思うな…」

 

俺は走り出す

 

一歩踏み出す度にクレーターが出来る

 

「わりぃがソッコーで終らす」

 

エリスに超高速で豪腕を叩き付ける

 

あまりに速すぎて数千発の乱打がまばたきしてる間に終わってた

 

そんな乱打を一身に受けたエリスは一瞬にして、再生をする隙も無く、芥子粒になってしまった

 

「ふむ…少しオーバーキルだったかな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-------地下鉄校内

 

 

 

シェリーは慌てて当麻に視線を向けるが、当麻は既にシェリー

「戦争の......火種を....作らなくちゃ......いけねーんだよ....学園都市はガードが緩くなっている....イギリス清教だって禁書目録を他所に預けるだなんて....甘えを見せている..........エリスの時と同じ情況なのよ......ハァ....ハァ......あの時でさえあれだけの悲劇が起きた..........これが学園都市とイギリス清教全体なんて規模になったら....「くっだらねぇ......」!!!?」

 

「怒るのは良い。哀しむのだって止めはしない。

けどな、風斬が何をした!インデックスがお前に何かしたのか!?矛先を誰かにぶつけちまったら、それこそ本物の争いが起きちまうだろうがッ!!」

 

当麻は胸の内にあるものを吐き出すように叫ぶ。納得できない事があるからこそ彼は叫ぶ

 

「……分かんねぇよ。魔術師も科学者もみんなぶっ殺したいわよ。だけどそれだけじゃねぇんだよ!

本当に魔術師と超能力者を争わせたくないとも思ってんのよ!

頭の中なんて始めっからぐちゃぐちゃなんだよ……信念なんて一つじゃねぇ!」

 

矛盾した絶叫が、暗い構内に響く

 

「気づけよ魔術師」

 

「おめぇの中にある信念なんて最初から一つきりしかねーだろーが!!」

 

当麻は一言で、彼女自身すら気付いていない、ただ一つの答えを口にする

 

「結局、おめぇは大切な友達を失いたくなかっただけじゃねぇのか?」

 

さっきまで荒い口調から諭すような口調に変わる

 

 

「お前の中にどれだけの数の『信念』があって、それがまったく正反対の矛盾した内容であっても、一番最初の根っこは変わらねぇだろうが......その全ての信念は、おめぇの友達の一件から始まってそこから分岐し派生した形にすぎないんだよ」

 

「!!!?」

 

当麻は語り続ける

 

「テメェの目には俺達がインデックスに嫌々付き合わされてるように見えたのか、互いの領域を決めて住み分けしなくちゃ、争いを起こすように見えたのかよ。俺達はそんな風にしなくたって、ずっと一緒にやっていけるんだ!!!!」

 

「だからッ!俺から大切な''繋がり''を奪わないでくれ!!」

 

当麻の魂の叫びにシェリーは......

 

「Intimus115―我が身の全て亡き友のために!!」

 

完全な拒絶で応えた

 

シェリーはチョークを当麻に向かって振るう

 

(ああ、そうか―星の数ほど信念があるってことは・・・)

 

「死んでしまえ!超能力者!!」

 

 泣きながら彼女はそう言った。

 

(お前はお前の中に在る)

 

「うああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」

 

彼女は叫ぶ

 

(自分を止めて欲しいって気持ちも)

 

チョークと拳がぶつかりチョークを破壊する

 

(理解出来てるって訳か)

 

当麻の拳がシェリーの頬に直撃し、シェリーは倒れ伏した

 

「エ....リ‥ス」

 

シェリーはそのまま気絶した

 

 

「はぁ……終わったか……」

 

今回の騒動も無事に終わった……と思う

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-------窓のないビル

 

「これで満足か」

 

魔術師、土御門はアレイスターに問う

 

「また1つ『虚数学区・五行機関』を制御する為の鍵の完成に近づいた訳だ」

 

「正直俺にはお前が化け物に見えるぞ......まさか『虚数学区・五行機関』その正体はAIM拡散力場そのものだなんて、誰も思わぬだろうがな....」

 

「そんなものに自我を与えて実体化の手助けをするなど正気の沙汰とは思えない....何を考えてるアレイスター」

 

(....待てよ......虚数学区は人間とは別位相に存在するある種の力の集合体......それによって構成される生命体................俺はその存在を知っている......天使!!......虚数学区の住人が、例えば風斬が天使と表現されるならば......彼女達が住んでいる町とはつまり!!!!)

 

「お前はまさか、人工的に天界を作り上げるつもりか!?」

 

「私に天使だの天界だのと言われてもな......」

 

しかし、アレイスターは惚ける

 

「ぬかせ......お前以上に詳しい人間がいるか......魔術師アレイスター=クロウリー」

 

アレイスターは何も言わない

 

「今回の一件で世界は緩やかに狂い始めた。イギリス清教のメンバーをわざとこの町に招き撃退させたんだからな......俺にはお前が考えていることなどわからない、だが、あの幻想殺しを利用するというなら覚悟しろ、生半可な信念で立ち向かえばあの右手はお前の幻想を食い殺すぞ」

 

「私の信じる世界(幻想)など、とうの昔に壊れているさ」

 

「それだけじゃないさ......幻想殺しを利用するなら必ず近くにあいつが居るぞ......正体不明<コードアンノウン>がな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-------病院

 

一応当麻の為に来たわ良いが、何もする事がない

 

当麻は言った通り診断

 

氷華とインデックスはなんか女同士の話があるらしい

 

だから今俺は手持ちぶさたで、てきとーに病院内を歩いてる

 

「暇だな............ん!?」

 

そこで気になる病室があった。入ると

 

「....どうしたんだその怪我....''一方通行''」

 

そこに居たのは以外に重症な一方通行が居た

 

「あン…てオマエかよ…何しにきたンだ」

 

「…結果的に見舞いかな…見舞品はねぇけど…で?どうしたんだよ」

 

「......別に関係ねェだろォが」

 

「あるに決まってんだろうが…友達だろ」

 

「!!?......少しドジっただけだ命に影響はねェ」

 

「そうか......良かった…そう言えば打ち止めは?」

 

「ああ?…アイツは「アクセラレーター!!」来やがった」

 

ガラガラ

 

「アクセラレーター…あ!!?お母さん!!」

 

「オッス…打ち止め…あとお母さんじゃ無いからね」

 

「オイ打ち止めァ…病院んでうるさくするんじゃねェ迷惑だろォが」

 

「はーい」

 

「ぶっ!!!」

 

「きったねェなァ!!!んだよ!!」

 

「所帯染みすぎでしょ......ま、良いや......もう行くな」

 

「え~もう行っちゃうの~ってミサカはミサカは本気で残念がってみたり」

 

「けっ…さっさといっちまえ」

 

「こら、そんな事言っちゃ駄目でしょーー!!!」

 

(恋人か!!!)「バイビー」ガラガラ

 

 

 

 

 

(もう終わったかな)

 

皆の用事も終わったんじゃないかと思い入り口の待合室に行くと氷華だけがいた

 

しかし、その氷華は時おり輪郭がブレている

 

「氷華…」

 

「う、ん。私の体は超能力の塊みたいなもの。

どうやった所で、自分が不安定な存在であることには、変わりはないの……」

 

「…そうか…行っちゃうのか......」

 

「うん----私はもう、帰らないと」

 

「心配、しなくても……大丈夫。私の体は大勢の人の力でできてるんだよ。仮に消えたって、私が死ぬわけじゃないの。ただ、姿が見えなくなるだけ。たとえ……あなたには分からなくても、私はずっとあなたの側にいるから……」

 

「......そうか......それは…安心だな…氷華が近くに居るなら心細くならないな......」

 

「そう、思ってくれるだけでわたしは幸せだよ」

 

そこは既に氷華は居なくなっていた

 

「あやと......」

 

後ろからインデックスに抱き締められる

 

頬つたう涙

 

随分と久し振りに流したそれは、今まで流さなかった分を埋めるかのようにつたい続ける

 

「よしよし…我慢しなくていいんだよ」

 

インデックスが頭を撫でてくれる

 

(ああ…やっぱり…大切な人が居なくなると......すげぇ悲しいなぁ......)

 

インデックス…今だけ胸を貸してくれ......

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-------イギリス清教のテラス

 

そこには長身赤髪ロン毛神父ことステイルと

 

優雅に紅茶を飲む鮮やかで床まで届いているブロンドの髪の女性がいた

 

どうやら女性がステイルの事を呼んだようだ

 

何の用だとステイルは聞くと、

 

女性は

 

「禁書目録の手を借りねばならぬ事態が起きたりけるのよ」

 

 

 

 

波乱の予感

 

 

 

 




やっとアニメ一期終わったーーーー!!!!

一応次回からアニメ二期に入りますが、もしかしたらオリジナルを入れるかも


あとレムナント篇の代わりにエンデュミオン篇をやるつもりです。





▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。