とある最強の正体不明(コードアンノウン)   作:まゆげ剃り機

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どうもまゆげ剃り機です。

この話から、原作に戻ります。

アニメ基準ですが、ちゃんと時系列どおりにやるので虚数学区・五行機関篇より先に闇咲篇をやります。



あと、エンデュミオン篇やった方が良いですか?




偽物・打ち止め<レプリカ・ラストオーダー>篇
第二十五話


深夜に俺は目を覚ました

 

「......あちぃ~....やっぱ、一つのベッドを二人で使うとせめぇし暑い......」

 

原作通りなら上条さんはインデックスを気遣い、風呂場で寝ているが、

 

この主人公は何と当たり前にようにインデックスと一緒に寝ていた。

 

「....ん~....もう....食べられないんだよ....彩人~......」

 

インデックスが寝言を言ってる

 

「ふっ....ベタな寝言を言いやがって......」なでなで

 

彩人はそんなインデックスを穏やかな微笑を浮かべ頭を撫でた

 

「....少し夜風を浴びよう....」

 

俺は暑くなった体を冷ますらしいためベランダを出た

 

「ふぅ....夏でも夜になると少し涼しいな............あん?あれは............」

 

そこで彩人は何か発見した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

深夜のコンビニ。同じ銘柄のコーヒーを次々にカゴへ放り込む白い少年--一方通行が居た

 

「なにが変わった――――――?」

 

怒号、しかし彼は振り返りすらしない姿勢でそれを打ち砕く。

 

そう、彼の持つ絶対の強さは何一つ変わっていない。

 

にも拘わらず、ただ一度の敗北を知った街のゴロツキは勝機を感じそれに掛ける。

 

無論、そんな短絡的な思考の持ち主が敵うはずもなく、

 

ただ立っているだけの彼の前で踊り宵闇に絶叫する

 

「チッ....うるせェ....無駄な音は反射....」

 

 

 

 

 

 

 

暫く歩いていると

 

ふと何か視界の端に捉える

 

(?....なんだァ?)

 

音の反射をきり振り向くとそこには--

 

「いやーなんというかここまで完全無反応だとむしろ清々しいというかでも悪意を持って無視しているにしては歩くペースも普通っぽいしこれはもしかして究極の天然さんなのかなーってミサカはミサカは首を傾げてみたり」

 

頭から毛布を被ってる幼女と、

 

「いーや、違うねこいつ天然なんかじゃなくて''ツンデレ''なんだよ」

 

先日、他ならぬ学園都市最強の自分ををまるでボロ雑巾のようにコテンパンにした男--柊 彩人がいた

 

「''ツンデレ''って何?ってミサカはミサカは興味津々で聞いてみたり!!」

 

「感情を素直に出せずついつい相手に強くあたってしまう事だと思う。恐らく一方通行は君みたいに女の子から話かけられて嬉しいけど、それを表に出さないように無視してたんだ」

 

「そうなんだ!!何だか嬉しいなってミサカミサカは照れてみたり」

 

「おい!!いろいろなツッコミてェがとりあえずオレはツンデレなんかじゃねェェェ!!!」

 

一方通行は自分を置いて勝手に話し出す二人にキレた

 

「つーか何でオマエがここにいンだよ!!!」

 

一方通行は俺を指差してきた

 

「別に俺が何処に居ようが勝手だろぉが....まぁ強いて言えば俺のマブダチの一方通行が見えたからかな」

 

「え?友達ってミサカはミサカは結構本気で驚愕してみたり」

 

「マブダチどころか友達ですらねェだろォが!!!それにオマエその頭から被ってる毛布取っ払って顔見せてみろ」

 

「?……って、まさか往来で女性に服を脱げというのは些か大胆というかっ、無茶というかっ……」

 

「............一方通行君....君は幼女に発情するのか?......失望したよ....」

 

「ちげェ!!!!!良いから脱げ!!!!!!」

 

一方通行が無理矢理毛布を引き剥がすとそこには、美琴をまんま小さくした幼女が素っ裸でいた

 

「あァ?何だこりゃあ、――ってか何だァそry「そーい!!!」ぐわば!!!」

 

一方通行は彩人のヤクザキックをくらい吹き飛んだ

 

「大丈夫か?これを着ろ」

 

俺は上着をミニミサカ(仮)に掛けた

 

「うう....ありがとう....あなたは紳士なんだねってミサカはミサカはあなたの上着にホッとしてみたり」

 

「そうか....さてと..........一方通行......旅行するなら何処が良い?サービスで無料だぞ」ジロ

 

「ぐふ......待て....おかしいと思わねェのか....そいつが第三位に異常に似てる事が......」

 

「それもそうだな......何故だミニミサカ(仮)」

 

妹達(シスターズ)最終ロットことシリアルNo.20001【打ち止め】。

 

彼女は自分の生い立ち、何故一方通行の前に現れたのかを話す。

 

それは、実験の中止に伴い身体の調整が終わっていない段階で培養器から放り出された為、研究者とコンタクトを取れる一方通行に仲介をして欲しいとのこと。

 

「他ァ当たれ」

 

「いえーい即答速攻大否定♪」

 

そのまま一方通行は歩いて行く

 

その後ろから二人が付いていく

 

「って何でオマエも付いてくンだよ!!」

 

「あん?ああ今日はおめぇん家に泊まるわ」

 

「フッザケンナ!!!何勝手に決めてンだ!!」

 

そうこうしてる内に一方通行の住むマンションに着いた

 

「アナタのお部屋はどこ?ってミサカはミサカは質問してみたり」

 

「304号室」

 

打ち止めはそのまま走って行き勢いよくドアを開けた

 

が、そこには知らない人がいた

 

打ち止めは恥ずかしくて顔を真っ赤にして勢いよくドアを閉めた

 

(あ~あ、かわいそうに)

 

一方通行部屋に着いた............のは良いがドアが吹っ飛んでた

 

「............いくら暑いからってこれはやり過ぎじゃないか」

 

「ァん?おいおい。何だァこりゃあ」

 

部屋の惨状を心配して色々話してくる打ち止め

 

「ここで寝るよりも、路上で寝泊りした方が安全かもしれねェぞ」

 

「安心しろ何かあったらぶっ飛ばすから............一方通行が」

 

「おい!!!人任せにすンじゃねェ!!!」

 

「うーん。それでもミサカはお世話になりたいかなーって、ミサカはミサカは頼み込んでみたり」

 

「あン?何でだよ」

 

「誰かと一緒にいたいから、ってミサカはミサカは・・・・・・・」

 

「・・・勝手にしろ」

 

打ち止めはベッドに潜り込む。

 

「ふぅ、幼女は最高だぜ!......って思う一方通行だった」

 

「えぇ!!?....一応宣告しておくけど、寝込みを襲うのはNGなんだからってミサカは」

 

「寝ろっ!!」

 

 

 

 

翌朝

 

 

一方通行は良い匂いがしてふと目を覚す。目の前に打ち止めが一方通行を覗き込んでいた

 

「ふーん♪人の寝顔って素直な表情になるもんどすなぁー♪って、ミサカはミサカはエセ京都弁を使ってみたり」

 

「打ち止め、京都弁になるのは構わねぇが一方通行を起こしたなら皿を出してくれ」

 

「ハァーイってミサカはミサカはお母さんの言うことを聞いてみたり」

 

「誰があお母さんだ誰が」

 

「......」

 

「じゃ、飯にするか」

 

三人が席に着き朝食を食べ始める

 

「ふわぁ~、とっても美味しいってミサカはミサカは初めての温かいごはんに感動してみたり」

 

「うめぇ......だがあンまり肉がねェな」

 

「我が儘言うな、おめぇぜってぇバランスのとれた食事してなかったろ......だから俺の拳に耐えられないんだよ」

 

「オマエの拳はガリガリだろォがムキムキだろォが関係ねェだろうが!!」

 

「お母さん!おかわりってミサカはミサカは一方通行に勝ちにきてみたり!!!」

 

「ハイよ」

 

「..........オマエお母さんで定着してンじゃねェか......」

 

「...諦めた......あと俺今日学校の友達と会うからこれ片付けたら出るな」

 

「さっさと行け」

 

「え~行っちゃうの!?ってミサカはミサカは残念に思ったり」

 

「わりぃな....あと一方通行ぶっ飛ばすぞ」

 

 

 

 

 

その後片付けてマンションから出た

 

 

 

 

 

 

 

「あー♪夏休みも今日で終わりかぁー♪」

 

常盤台中学女子寮の朝、まったり背伸びをする美琴

 

コンビニに立ち読みをしに行くついでに土御門妹からエロ漫画(?禁じゃないやつ)買ってきてと頼まれる。

 

美琴が寮から出ると、

 

「おはようございます。宜しければ自分もご一緒しても構いませんか」

 

温和そうな美少年が美琴に声をかけた

 

 

 

「ぅっげっ……海原光貴……」

 

美琴はあからさまに嫌そうな顔をした。美琴はなんとか断ろうとする

 

と、ここでスクエアフォースが向こうから歩いて来た

 

「何で俺が当麻に宿題見せなきゃなんねぇんだ」

 

「頼む!!お願いだ!!見せてください!!一生のお願いですよ!!!」

 

「じゃあ、見せる代わりにインデックスの面倒を今日一日みてくれ、朝ごはんはさっきあげたから昼ごはんを作ってくれ。食材はある」

 

「別に良いけど、良いのか?そんなんで。後食材はどうするんでせうか」

 

「ああ、構わん。食材はある。勝手に使え」

 

「かみやんに宿題を見せて女の子が落ちてくるなら見せても良かったのににゃー」

 

「お前の好み何か知らねーよ!!!」

 

「分かってへんなぁ、かみやんは。いいかい?ボクぁ落下型ヒロインのみならず、義姉.義妹.義母.義娘.双子.未亡人.先輩.後輩.同級生.女教師.幼なじみ.お嬢様.金髪.黒髪.茶髪.金髪.ロングへア.セミロング.ショートヘア.ボブ.縦ロール.ストレート.ツインテール.ポニーテール.お下げ.三つ編み.二つ縛り.ウェーブ.くせっ毛.アホ毛.セーラー.ブレザー.体操服.柔道着.弓道着.保母さん.看護婦さん.メイドさん.婦警さん.巫女さん.シスターさん.軍人さん.秘書さん.ロリ.ショタ.ツンデレ.チアガール.スチュワーデス.ウェイトレス.白ゴス.黒ゴス.チャイナドレス.病弱アルビノ.電波系.妄想癖.二重人格.女王様.お姫様.ニーソックス.ガーターベルト.男装の麗人.メガネ.目隠し.眼帯.包帯.スクール水着.ワンピース水着.ビキニ水着.スリングショット水着.バカ水着.人外.幽霊.獣耳娘.まであらゆる女性を迎え入れる包容力を持ってるんよ?」

 

「何個かその条件に当てはまる知り合いいるぜ」

 

「な、なんやと~!!!!?」

 

彩人を見た美琴は背に腹はかえられないと思い、あたかも''待ち合わせしてましたから海原君は帰ってくれない?''を実行した。

 

「ごめーん待ったー?」

 

美琴は待ち合わせのテンプレのようなセリフを言いながら彩人にむかって走っていった

 

が、

 

彩人は少しチラ見してスルーした

 

「......」プルプル

 

「何でかみやんとあややはそんなにモテはるんや!!!」

 

「おめぇは少しは変態性を引っ込めない限りスタートラインにすら立てないんじゃねぇか?」

 

「ひどい!!!!」

 

「上条さんはモテた事なんて一度も無いでせうよ」

 

「「「死ね」」」

 

「ひどい!!!」

 

すると後ろから足音が近づいてきた

 

「無視すんなや!ゴルアアァ!!!」

 

美琴がロケットタックルしてきた

 

「甘い!!!」

 

俺は美琴の両肩を両手で押さえつける

 

しかし勢いが思いの他あり少し押された

 

「何だよ美琴、彼氏といたから気をつかってスルーしてやったのによ」

 

「かかか彼氏じゃないわよ!!何勘違いしてんのよ」

 

「チッリア充が......顔が赤くなってんぞ…照れてんだろ」

 

「ちがっ!!これは違うの!!!!本当に彼氏じゃないの!!信じて!!!!!!!」

 

ふぇ~、御坂が怖いよう……それにしても騒がしいな

 

少し騒がしいので上を見ると、ここは常盤台の寮の前なためこのやり取りが寮生に聞こえていたようだ

 

「ほう、寮の前で逢い引きしてきたとは、おもしろい」

 

「ごめんなさーーーい!!!」ガシッ、ピューン

 

「お、おい!!美琴!!くっ当麻!!インデックスを頼むぞ!!!」ピューン

 

「あ!!おい!!............なんだったんだ?」

 

「......」

 

海原は去っていった美琴達をジッ見ていた

 

 

 

 

どこかの路地裏

 

「おい、どういうつもりだ?説明してくれるんだろぉなぁ」

 

「んもぉ~わかったから少し気持ちの整理をさせてぇ~!!!!」頭抱え

 

木陰にあるベンチで二人はホットドッグを食べる

 

「へぇ、ここ一週間その海原って奴に付きまとわれてたんだ」

 

「そうなのよ......理事長の息子だから無下ににも出来なくて......」

 

理事長の息子......ねぇ......ふーん

 

「で?もう良いか?その海原から離れたんだし」

 

「ん~....今後一切付きまとって欲しくないからね~」

 

「あんなイケメンに好かれたら普通嬉しくないか?」

 

「.....好きな人でもないのに付きまとわれたらどんな奴でも嫌よ」(それに私はあんたが......って何考えてるのよ私は!!!)

 

「って話戻すわよ今後一切付きまとって欲しくないから今日一日恋人っぽく振る舞って出来るだけ多くの人に見てもらうの!!......で、なんか質問とか感想とかってある?」パク

 

「感想じゃねぇが、鼻にマスタードついてるぞ」

 

「ん?うぇ!?」

 

真っ赤になり彩人に背を向け慌てて拭き取ろうとする美琴だが

 

「ひっ!~~~~~ッ!?」

 

残念な事にマスタードは美琴の鼻に浸入してしまったようだ

 

「大丈夫か?」

 

「大丈夫よ……決まってんでしょ……」

 

痛みの引いた美琴は改めてホットドッグを食べようと手を伸ばすがやがて止まった

 

「あれ?アンタのって、どっちだっけ?」

 

「ん~?....こっちじゃねぇか?」

 

彩人はホットドッグに手を伸ばすが

 

「ま、待って!!」

 

「あん?」

 

美琴は両方のホットドッグを手に取り見比べるが............

 

(ま、全く分からない!!)

 

「わかったか?」

 

「あ~!!!もう!!わかんないわあよ!!!じゃああんたはこっち!!!!」

 

美琴は顔を真っ赤にしてホットドッグを小さくかじる

 

「....因みにおめぇが食ってる方が俺のなんだけどな」

 

「んぐぅ!!!?‥ごほ…ごほ…しょれを先に言いなさいよ!!!」

 

「わりぃな、面白そうだから言わなかった」

 

「ハァ~......ちょっと飲み物買ってくる....あんたは何にする?」

 

「アイスコーヒー、ブラックで良いぞ」

 

「わかったわ」タッタッタ

 

 

 

 

 

 

少しして犬を追う海原を見つけた。

 

どうやら飼い主が誤ってリードを離してしまったらしい、それを海原が捕まえるのを手伝っているようだ

 

(へぇ、優しいんだな)

 

犬を捕まえ、飼い主に渡した後こちらに気が付いたようだ

 

そこから海原と話合ったが、なかなか良い奴だった

 

するといつの間にか来ていた美琴が買ってきた飲み物を勢いよくテーブルに置いた

 

「あんた......ちょっと用があるから来なさい」

 

俺は美琴に連れられどこかの店の裏に来ていた

 

「あんたがあいつと仲良くなってどうすんのよ!?」

 

「ハイハイ分かったよ....と言ったそばからわりぃんだがちょっと海原と大事な話があるんだ....だから恋人のふりは終わりな」

 

「な、なによそれ!!」

 

美琴は納得がいってない様子だ

 

「......美琴、一つだけ言っとくぜ......あいつは本気でおめぇの事が好きだぜ....じゃ、またな」スタスタ

 

「え?ちょ、ちょっと!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は海原を探してるが全く見つからない

 

「ちっ、何処に行きやがった」

 

肝心な時にいねぇな

 

「あの....」トントン

 

「あん?」

 

誰かが俺の肩を叩いてきたので振り向くとそこには

 

「あの....何かお困りですか?」

 

最近よく会う眼鏡っ娘だった

 

「....まぁ人を探していてね」

 

「どんな人ですか?もし良かったら一緒に探しますけど....」

 

......めちゃくちゃ良い娘じゃないか

 

「いや流石にいいよ、気遣ってくれてありがとう」

 

「いえ......そんなお礼なんて....」

 

「......ところで名前を教えて欲しいんだが....」 

 

そう言えば名前を聞いてなかった事を思いだし、尋ねてみる

 

「え、えっと....''風斬氷華''って言います....」

 

「へぇ....良い名だな....俺は柊 彩人だ」

 

「よ、よろしくお願いいたします。柊さん」

 

風斬は綺麗にお辞儀をした

 

「彩人でいいよ」

 

「じゃ、じゃあ彩人さんで」

 

「ああ......ってこんな事してる場合じゃねぇ....なぁ氷華、クリーム色のベストを着て白いズボンを履いている爽やか系イケメンを見なかったか?」

 

「え?えっと…確かあっちの方で見たような気がします」

 

「わかった、サンキューな」バヒューン

 

「ああ......また行っちゃった......でも、今日は沢山話せたな......」

 

 

 

 

 

 

 

 

「探したぜ、海原光貴............いや、魔術師」

 

「おや?......ばれてましたか......」

 

 

 

 

 

 

彩人vs魔術師   激突必至!!!!

 

 

 

 




今回は今までで一番の文字数でした。

少しキャラ崩壊がありました


風斬さんは原作とは違い少し依存性がありますね

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