天災兎の愛は重い   作:ふろうもの

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天災兎の愛は重い

 ――女難(じょ・なん)

 ――男性が女性に関して災いを被ること。

 

 

 利き腕一本。それが人ひとりの命と釣り合うかどうかは誰が決めることでもなく、本人が如何に感じるか次第である。少なくとも俺にとっては、右腕一本を失っても一つの命を救うだけの意味があったと思っている。

 ラウラ・ボーデヴィッヒ、銀髪のドイツ生まれの少女。赤い目と金色の瞳が綺麗な、妖精ともいえる小柄な子。何故自分が彼女に固執したのかはわからない。生まれの不幸に同情したのか、兵器として操られる運命に憤慨したのか。正味なところ自分ではよくわからない。ただ、助けなければならない気がしたから助けた、それだけだ。

 救出の結果、あるいは代償として腕の神経をすべて焼き切る結果となったわけだが。不幸中の幸いか、痛覚神経も綺麗に焼けた――医者に言わせれば機能不全になった――おかげで痛みはない。ただ右肩の先はあるのに動かせない、妙な喪失感と一緒に今を過ごしている。

 

 今は“あれ”から一週間が経っている。俺の右腕が使えなくなったあの忌まわしい日、ラウラ・ボーデヴィッヒ暴走のあの日だ。

 織斑先生から聞かされた情報と、少しの推測を以って思うに。ラウラ・ボーデヴィッヒ暴走の原因はIS側のシステムにあり、ラウラはトリガーとなっただけで本人にそこまでの悪意があったわけではないのだろう。あくまで悪いのはシステムだ。

 そしてシステム発動のトリガーの悪趣味さ。操縦者の負の感情に反応するという悪魔的な特質に加え、ラウラをそこまで追い詰めていた俺ないしは環境そのものが悪と言っていいだろう。無論ラウラ・ボーデヴィッヒ本人にまったく責任がないとは言わない。だが、俺にはどうしても彼女を悪だと糾弾する気にはなれなかった。

 

 ISコアの共鳴によって起こるらしい、あの不可思議な共鳴現象は今でも鮮明に思い出せる。暗い部屋に一人閉じこめられ、ひたすら“織斑千冬のコピーたれ”と洗脳されていた後ろ姿は絶対に忘れることはないだろう。ああ、あの光景は思い出すだけで吐き気がこみ上げ怒りが沸いてくる。

 そこからラウラ・ボーデヴィッヒを引きずり出す為に、俺は右腕の神経を焼き切ることになった。

 同情か憐憫か、憤怒か憤慨か。そんな大したものではなく、あの時の俺はただ助けなければならないという奇妙な使命感に突き動かされていた。それだけだ。

 

 その結果俺は右腕を失い、ラウラ・ボーデヴィッヒは“あれ”から未だに昏睡状態に陥っている。医者曰く、精神的過負荷から脳を守るための一時的な昏睡とは聞いているが。

 一方の俺がこうして一週間ものうのうとIS学園寮で過ごせているのは、人を軽く一週間も昏睡状態に陥らせるような過負荷をすべて右腕が代替わりしたからではないかということだった。

 科学が進歩した今でさえつくづくわからないことの方が多いものである。

 

 

 

 

 ま、それはともかく。突如として利き腕を失った俺は、毎日を四苦八苦しながら過ごしているところである。ノートを取るのだって簡単じゃあない。着替えるのだってすぐにとはいかないし、食事のメニューだってスプーンやフォークで食べられるものが中心になった。

 幸いにも、織斑一夏というこの学園でもただ一人の男友達が少し気持ち悪いほど熱心に世話を焼いてくれるし、そんなアイツに惚れているクラスメイトの篠ノ之箒にオルコット。それと二組の凰が一夏への点数稼ぎか、それなりに気に掛けてくれているので俺は恵まれている方だろう。

 

 しかし。非常に困ったことが一つある。性欲処理だ。織斑先生に頼み込み個室を与えられてからというものの、コンスタントに処理してきたわけなのだが。右腕を失ってからというもの気軽に致すということもできず、けれども無欲の権化に見える一夏に相談できるわけがなく。かといって女性陣らに話すべき話題でもない。

 第一そんなことを異性に言ったら、問答無用で張り倒されても文句は言えない。というか通報されないだけありがたいというべきだ。

 

 とにかく、今、非常に、ムラムラしています。

 

 第一IS操縦の前提条件がおかしいのだ。何が女性しか操縦できないだ、おかげでIS学園は女子高といって差しつかえない男女比だ。しかも揃いも揃って美人で気立てが良い。世界中の善人かつ美女を集めてきたのかと思うくらいだ。

 そんな中で性欲をためない男がいるだろうか。いや、いない。

 もう限界だ。一夏はどうかは知らないが俺はもう限界だ、抜くと決めた。携帯はスマートフォンだ、腕が使えなくたって最悪足で操作すればいい。自分でも無茶を言っているのはわかるが、今はクラスメイトのISスーツ姿を思い出すだけで勃起してしまいそうなのだ。

 山田先生の揺れる胸に視線が固まり、それに気づいた織斑先生に出席簿で小突かれながらも織斑先生の揺れる胸に注目してしまう。

 とにかくそれくらい、我慢の限界だ。

 

 携帯のパスワードのロックを解除。そしてデータフォルダの奥底に隠した秘蔵フォルダのパスワードを入力する。そこには俺が集めてきたグラビアやムービーが大量に保存されているのだ。

 さぁ、リビドーを解き放とうと最初の画像をタッチして、手が止まった。

  

 ――あれ、見覚えのある顔だ。

 

 処理の時にしか使わないグラビアアイドルの画像ではない。もっと身近に溢れている人の顔だ。言ってしまえばISに関わる者すべてが一度は目にする顔である。

 恐る恐る画面をスワイプして別の画像を映す。やはりそこにも見覚えのある顔が。すっすっといくつもいくつも流していっても映るのは見覚えのある顔ばかり。

 では動画はというと、すべてがその見覚えがある顔が一人で映るセクシーな映像に置き換わっていた。

 なんだかわからないが、俺の脳味噌がヤバいと警鐘をならしている。これは織斑先生に伝えるべきだ。ベッドから立ち上がり部屋から出ようとドアノブに手を掛けた時。

 

「あれー? もしかしてお気に召さなかったのかな?」

 

 後ろから声を掛けられた(・・・・・・・・・・・)。もちろんこの個室には俺一人の筈である。しかし、しかしだ。ことこの声の主に限っては常識など通用しない。ギギギと錆びたブリキの如く首だけを振り返らせる。

 思った通りの、見覚えのある顔がにこやかに笑っていた。

 山田先生ほどではないが、織斑先生以上の特大の胸を持ち。不思議の国のアリスにでも出てきそうなワンピースを身に纏い。これまた不思議の国のアリスのウサギかとも思える機械のウサ耳を身に着けた、希代のビューティフルマッドサイエンティストがそこに居た。

 篠ノ之束。篠ノ之箒の姉でありISの開発者。そして――。

 

「あっ! やっぱり(本物)の方が良かったのかな!? ごめんね気づかなくて! そうだよね、やっぱり愛する束さんの身体が一番だよね! あんな存在する価値もない塵芥の画像よりも、この束さんの画像や映像よりも、実在する私の身体が一番だよね!

 ごめんね天才の私が真っ先に気づくべきだったよね! でも束さんも忙しくてさ、まっすぐに駆けつけるわけにはいかなかったんだよ! だからあんな塵屑(ゴミクズ)よりも束さんの方がいいかなと思って先に画像と映像を差し変えといたの! それとね、ここに来るまでに誰も殺してないんだよ、凄いでしょ! 言われたとおりにしてるんだよ! 誰も殺さないって! ね、褒めて褒めて!」

 

 ――なんでかは知らないが、随分とマッドな愛を存分に注いでくれる女性(ヒト)である。

 

「どうしたのかな? 愛する束さんにあえて幸せすぎて声も出ない? そうだよね、私だってそうだもん! 久しぶりに君に会えると思ってさ31万6432通りの愛の言葉を考えてきたんだけど全然出てこないもん!

 私をここまで混乱させるなんてやっぱり君は束さんの運命の人なんだね! 本当に昔から変わらなくて嬉しくなっちゃう! もう初めて会った時からそうだったもんね! 君は束さんのことを混乱させて滅茶苦茶にして優しくしてくれて……ああもう思い出すだけで飛んで行っちゃいそうだよ!」

 

 やはり、この人は、ヤバい。脳味噌のどこかで警報音が鳴りっぱなしだ。

 初めて会ったとき――具体的にはISを無理やり装着させられた時からこうだった。いや、束さん本人に言わせればもっとずっと前に運命の出会いを果たしているそうなのだが俺は覚えていない。

 束さんという呼称もそう呼ばないとすぐ泣きそうな顔する、というか泣くのでいつの間にか俺の中で定着したものである。

 決して、決してこの人と何かあったからというわけではない。いやあるにはあったがそういった甘いものではない。決して。

 

「君の生活アルゴリズム解明は束さんの中では最高順位なんだよ! いつに寝ていつに起きて誰と話してどんな話をして何を食べてどのくらい勉強してどんなふうに……その……お、おな……性欲処理するかも全部解明したいんだよ! 

 でも君はいつもいつもいつもいつもいつも私の予想を上回っていく! 最高だよ! 本当束さんその度にいっつも……その、グショグショ、で……とにかく! 洗濯が大変なんだよ!」

 

 そして唐突に乙女チックになるのだからことさら性質が悪い。それにこちらに危害を加えてきたことは一度もないし、多少過激な発言はあるものの窘めればやめてくれるのでなんとかなっていたのだが、まさかこんな奇襲を受けるとは思いもよらなかった。

 

「でもね! 今日だけは束さんの予測が一致したの! 今日この日この瞬間が君の性欲がピークに達する日だって!」

 

 奇襲策どころか十重二十重に包囲された上でのことだったかー。

 

「だからね、君の携帯をハッキングして全部束さんのものにして、それにね、今日は、えっと……君の好きな格好もしてきたんだよ? 君の趣味趣向性癖をあらゆる角度分野から想定してはじき出した君の大好きな、君の望む格好をした最高の束さんだよ」

 

 はて、いったい何のことを言っているのか。初めて会った時と変わらないワンピース姿のように見えるが。

 だが身体は何かわかっているのか下半身は充血しだし、背中には冷や汗が大量に流れ始める。

 

「もう、束さんに全部言わせるの? でも君にならいいかな……だって君は私にとって運命の人なんだもん」

 

 束さんが胸元を緩めていく。フリルのついた清純な印象のブラジャーがちらりと見えた。おそらくパンツもセット、同じく清純でフリフリフリルの白色に違いない。

 いや、俺は何を考えているのか。このまま束さんの策に溺れるままではいけない。

 だが身体が、勝手に、動く。

 ドアを向いていたはずの身体が束さんの方へ向く。それだけで束さんは満面の笑みだ。束さんは確かに一から十まで言動が吹っ飛んでいるが極上の美女であることに変わりはない。そんな人が、性欲の対象にされたことで嬉しそうに笑っていてくれる。

 

「いいんだよ、束さんを好きにして、無茶苦茶にして。私の細胞一つに至るまで君のものなんだから。もちろん避妊薬(ピル)も飲んでるからいくらでも束さんの中に出して構わないんだよ。

 でもできたら優しくして欲しいかな、って。束さん、処女(ハジメテ)だからさ。君の為にずっと守ってきたんだよ? 身体のどこにも誰にも触らせたことはないんだよ?

 あっ! でも乱暴にっていうのもやぶさかじゃないからね! 束さんを傷つけていいのは世界で君だけなんだからさ! ほら、来ていいんだよ? 私は君のものなんだから……ね?」

 

 健康な一男児として止まれるわけがない。たわわに実った胸に手を伸ばそうとして――気づいた。

 今の俺は、右腕が動かせないことを。

 

「どうしたの?」

 

 急に俺が動きを止めたことに対して。きょとんとして首を傾げる仕草はとても可愛い。しかし見た目に騙されてはいけない。この人は文字通り、世界を敵に回せる人なのだと。

 急速に熱が冷めていく。一体俺は何をしようとしていたのかを。

 右腕が動かせなかったことに初めて感謝した。もしこの腕が動いていたら今頃俺は――

 

「そういえばその腕……ちっ、あの人形のせいでそうなったんだったね」

 

 極寒零度の声が束さんから漏れる。そう、この人はどんな相手であろうとも敵に回せる。興味のない対象にはとことん冷たい、どころか冷酷になれるマッドサイエンティストである。

 俺に優しい束さんも、他者に冷徹な束さんも。どちらも束さんだ。だが、だからこそ俺はこの人の言う通りになるつもりはないと誓ったのだ。言う通りになったが最後、今の世界は滅ぶ。そんな気がするのだ。

 

「……殺してやりたい。君をそんなふうにした人形を殺してやりたい……でも君の生活アルゴリズム解明に役立ったのは確かだし、君はきっと殺すなって言うんだろうね。束さん、君が嫌がることはやりたくないし、君が右腕を賭けてまで救おうとしたんだから、それはきっと価値のあるものなんだろうね。

 でも妬けるなぁ。君にそんな風に身体を張ってもらえるなんてさ。束さん強いからそんなことになるなんてありえないけど。でももし私がピンチになったら君はあんな風に守ってくれるのかなぁ?」

 

 守って見せます、そう即答した。

 危険の二文字など、この人にとっては万が一、いや億にも無量大数の一もないだろうが、あるならば守ってみせる。そうしなければならない。理由も理屈もない。今この瞬間だけは性欲もなく、ただ純粋に言葉が口を突いて出た。

 なぜかは俺にはわからない、ただ使命感だけが俺を動かすのだ。

 

「ふ、ふふ、ふふふ……ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ!」

 

 ヤバい、何か地雷を踏んだか。

 

「そうだよねぇ! 君ってそういう人だよねぇ! 本当束さんの予想を全部全部全部ぜぇ~~~んぶ簡単に上回ってくれるんだから大好き! 愛してる!」

 

 よかった。地雷は踏んでなかったか。

 

「だからさ、一つになろう。やっぱり君は私の運命の人なんだからさ」

 

 いや、別のマズイものを踏み抜いたか。逃げなければならない、しかし身体が動かない。蛇に睨まれた蛙が如く身体が動かない。

 

「大丈夫だよ。私も話に聞いただけだけどきっとすっごく気持ちいいからさ……天井を見てるだけで終わるから……」

 

 それはこっちのセリフだと思うんですけど、というか束さんが迫ってくる。ああもう逃げられない。

 

「ああああああ~! 何度も夢に見た君の体温だぁぁぁぁ~!」

 

 ――夢にまで見たおっぱいの感触ありがとうございます!

 

 じゃない。本格的に抱きつかれた。束さんの体温が、胸の感触が、俺の理性を溶かしていく。

 束さん自身の出す、熱っぽく艶らしい声も俺の理性を侵食する一助となっていた。

 そしてそれは当然生理現象となって反映する。

 

「あはっ。君のが凄いことになってるね。もうそんなに硬くしてグイグイ押し付けちゃって……可愛いなぁ」

 

 もう、ダメです。

 左腕が束さんを抱きしめようと動き始める。胸に顔をうずめて肺いっぱいに息を吸い込んでいる束さんが可愛くてしょうがない。

 研究熱心で不規則な生活のせいか、隈をつくって眠たげな眼すら愛おしい。

 抱きしめたら終わる、だけれども制御が効かない。もうこのままいっそ肉欲に溺れてもいいじゃないか。

 

「そうだよ、全部全部全部ぜぇ~んぶ束さんにお任せしていいんだよ?」

 

 あ、ああ、誰か。助けて。ああ、ドアが叩かれる音すら遠くに聞こえる――

 

「だから、もう力を抜いてさ、楽になろうよ。ねっ? そしたら気持ちよくしてあげ――」

「何をやっている! 束!」

「えっ!? ちーちゃん!? なんで急に!? というかなんでわかったの!?」

「さっきからドアを叩いているのが聞こえなかったのか! というよりお前は何をやっている!?」

 

 織斑先生が束さんを捕まえようと躍りかかった時には、束さんは俺から離れて既に部屋の窓際まで後退していた。

 というか今更窓が開いているのに気が付いた。まさか侵入経路はあそこからなんて。でも俺は開けた覚えがないが。考えるだけ無駄か。相手はあの(・・)束さんなのだから。

 

「こら! まだ話は終わってないぞ!」

「ちーちゃんにはあっても私にはないもーん! また会おうね! 今度はちーちゃん抜きで二人っきりで! 特製のイチゴのタルトをごちそうしてあげる! ではでは、一期一会のトゥルットゥー!」

 

 ボン、という気の抜けたような音がしたかと思うと辺りは一面白煙に包まれた。煙幕――科学全盛期の今においてもこんな状況下では非常に役に立つ。

 流石に百戦錬磨の織斑先生であってもどうしようもないようだ。

 そして煙が晴れた時には、やはり束さんの姿は影も形も残っていなかった。

 

「くそっ! 逃がしたか! 怪我はないか? 何かされなかったか?」

 

 大丈夫です、何もされませんでした。と言う他なく。というか誘われましたなんて口が裂けても言えるはずがない。

 なんだか凄い目にあった。つい、頭をかいてしまう。

 

「そうか、それは良かった……ん? おい、その右腕はどうした?」

 

 どうしたって、頭をかいているだけですけど。って、あれ。動く。

 右腕には可愛らしい字で“また会おうね”とマジックらしきもので書かれているのが見て取れる。

 これは間違いなく、束さんの字で束さんの仕業だ。一体いつやったのか、まるでわからない。

 

「まったく、急に来たかと思えば何かしらやらかしてくれるヤツだ……とはいえ、腕を治しに来ただけとは思えんがな」

 

 ジト目で織斑先生に睨まれる。いやいや、そんな目で睨まないで下さいよ。こっちも本当に大変だったんですから。

 

「まぁ、いい。学園にはもっとセキュリティを強化するよう言っておく。もっとも束相手に通用するとは思えんがな。お前自身に護衛と防犯ブザーでもつけといた方がいいかもしれん……。

 しかし今日のところは置いておくか。今しがたラウラの――ゴホン、ボーデヴィッヒの意識が戻った。見舞いに行くか?」

 

 今日は幾度ラウラ・ボーデヴィッヒに助けられただろうか。もちろん行きますと答えて俺は部屋を後にすることにした。

 本当に、束さんと会うととんでもない目に遭う。

 だけれども、少し楽しいと思っている自分が居るのも確か、なのかもしれない。

 

 

 

 

 なお、携帯に残されていた束さんの写真は後日有効的に活用しました。




書いていてすごく楽しかったです(小並感)。
ヤンデレな愛というよりマッドな愛かもしれません。
あと、シェオゴラス大好きなんです。ああいう善悪を超越したマッドは大好物です。

Twitter上にて、とあるお方と束さんって敵にも味方にしても恐ろしいよね、いっそ好かれたらどうなるんだろうね、それってかなりヤバいよねという感じで今作は生まれました。
オリ主はラウラの時と同じく決して一夏ではありません。
無論、主人公は束が好きな貴方かもしれません。

タイトル改題しました。

よもぎもち様、SERIO様、さーくるぷりんと様、ゴードン様、tar様、たけじんマン様、cf08@salt様、誤字脱字報告ありがとうございます。

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