艦娘哀歌   作:絶命火力

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どこまで続く海原(うなばら)ぞ 三日二夜と食もなく 雨降りしぶく我が艤装 雨降りしぶく我が艤装
響く機関も絶え果てて 斃れし戦友(とも)の連装砲 形見と今は別れ来ぬ  形見と今は別れ来ぬ
主機の白波乱れ立ち 海の徒花砕け散る 海風冷たき日暮れ空 海風冷たき日暮れ空
既に煙草はなくなりぬ 頼りのライター海底(うみそこ)に 轟沈見ゆ夜の寒さかな 轟沈見ゆ夜の寒さかな
さもあらばあれ我が国の 我は防人(さきもり)(かね)てより 水漬(みず)(かばね)悔ゆるなし 水漬(みず)(かばね)悔ゆるなし


――南洋のとある基地で歌われた『討匪行』(昭和十七年、八木沼丈夫作詞 、藤原義江作曲)の替え歌から一部抜粋


川内篇
COG.1 -「『討匪行』」


激しい雨が地面を叩き、ザザザ、と騒がしい音を立てている。遠くの雲の中で閃光が走り、遅れて轟音がやって来て、酒保の窓を揺らした。

 午後、昼下がりになって基地は急な荒天に見舞われた。酒保のテラス席のパラソルは閉じられ、テーブルも椅子も今は雨に濡れるに任せていた。

 

「それでさ? 今度は誰なの?」

 

 酒保の中、窓際に近いテーブルに男は座っていた。目の前には第二艦隊の一番艦、軽巡洋艦川内が座り、口元に笑みを作って――これまた煙草を片手に――男を見ていた。午後から非番となっていた川内は偶然酒保に来ていた男に話し掛け、それから十数分、天候だとか基地の食事だとかといった他愛も無い世間話をしていた。

 川内の突然の質問に男は困惑したように少し首を傾げた。

 

「誰、というと……?」

「取材、してるんでしょ? 基地じゃ最近有名だよー、『怪しいおじさんが取材とか言ってそこら中ウロウロしてる』とか『酒保でよく謎のおじさんが艦と喋ってる』ってね。今度は誰にするのかなあ、って。色々聞き込んでるんでしょ?」

「ええ、まあ……色々とはね」

 

 『怪しいおじさん』という言葉に男は苦笑いしつつ言った。

 そんな男の様子を知ってか知らずか川内は笑みを浮かべたまま続ける。

 

「別に私は他の艦の話を根掘り葉掘り聞きたい……とかじゃないからね? ただ、次は誰にするのかなあ、って思っただけ。あんまり私たちは他の艦の身の上話なんて聞いたりはしないから、ちょっと気になってね」

「聞かないんですか?」

「そりゃそうでしょ。いくら同じ艦隊の仲間だって、一から十まで何でも知ってる訳じゃないし、連携が取れて意思疎通できれば十分、言っちゃえばそれさえできれば誰でもいいからね。自分から言うんじゃなかったら、聞くことも無いかな」

「確かにその通りですね。知る必要はないですね」

「でしょ? だから私は気になるんだよね、提督だってそこまで知らないようなことを知ってる、聞いてる『おじさん』のことが、さ」

 

 川内はスッと笑みを消すと男の目を見た。射抜くような双眸だった。一瞬のことで、すぐに川内は元の笑顔に戻った。男の苦笑いは引き攣った笑いになった。

 

「ま、それはそれとして……結局、次は誰なの?」

「え、ええ……まだ、未定なんですよ。ご期待に沿えずに残念ですけど」

 

 男はたじろぎ気味に答えた。

 

「ええー? 未定なの? そんな行き当たりばったりじゃダメじゃん」

 

 大袈裟に身振りを交えて川内が自分事のように不満気な顔を見せる。眉を寄せ、目を吊り上げ、そして唇を尖らせていた。

 その様子を見て男は引き攣った表情を崩し、僅かに口元に笑みを見せた。

 

「こういうのは行き当たりばったりのほうがいいんですよ、そんなカッチリとした取材ではないですから」

「へえ……そうなんだ、私はよく知らないけど、そうなんだね」

 

 腑に落ちた、という風にそう言うと、少し川内は顎に手を当て、男から視線を外した。何か考え事をしているような格好だった。二、三何事か呟いてから男に向き直ると、煙草を消してテーブルに腕を置き、身を男の方に乗り出した。

 

「じゃあさ、私にしてみない? ちょっと受けてみたかったんだよね、取材をさ。別に取材料は取らないよ?」

 

 川内は男に笑みを向けた。

 

 

――――――――

 

 

「軍歌?」

 

 川内は煙草を咥えたまま素っ頓狂な声を上げた。「いきなり何でまた、軍歌なの?」

 男は多少の既視感を感じて一人、おかしい気分になって心中で笑った。無意識に表情にも出たのか、僅かに口角が上がった。

 

「取材の切っ掛けが軍歌(これ)でしたし、どんなのをご存知なのか気になりまして。なのでお聞きしたかったんですが……何かご存知ですか? 何か、他に()()という楽曲があればそちらでも構わないのですが……」

「うーん、軍歌、軍歌ねえ……『戦友』はもう出た……かな? ここじゃ有名だしね」

 

 川内は腕組みをし、首を傾げつつ尋ねた。男は肯く。

 

「ええ、初めに黒潮さんからお聞きしました」

 

 川内は一瞬、戻しかけた首を再び傾げたが、「黒潮……? ああ、そういうことね……」と小さく呟くと合点がいったという顔をした。

 それから咥えていた煙草を手に持ち、ゆっくりと息を吐いて、もやもやと立ち上る白煙を薄目でぼんやりと眺めた。唇を真一文字に眉間に皺を寄せ、軽く十秒はそうしていたが、パッと目を見開くと、何かに思い至ったのかにんまりした。

 

「あー……とっておきの軍歌(うた)、ひとつあるよ、うん。すっごい激レアのがね」

「激レア……ですか?」

「そうだね、誰も知らない、私だけが知ってる曲。あの由良だって知らないよ。……聴きたい?」

 

 川内は首を傾げ、目を細めた。男は興味津々という風に身を乗り出し、川内の目を真っ直ぐ見つめた。

 

「是非ともお聴かせお願いしたいのですが、よろしいですか?」

「いいよ。じゃあ、一曲……失礼するね」

 

 それまでの表情とは一変、神妙な顔で――ただし茶目っ気のある口振りで――最後にそう言うと、川内は目を瞑り、幾分低い声で、滔々とした調子で歌い始めた。

 

 

――――――――

 

 

 雲一つない空から南洋の強い日射しが照りつけ、海面に跳ね返り、視界を真っ白に焼き付ける。各々の艤装は日射しに焼かれ熱くなり、その熱気で陽炎が見えるのではないかとさえ思われた。

 そんな中で、重巡洋艦加古を一番艦とする六艦編成の艦隊は原速で航行していた。複縦陣の先頭で加古は大声でがなるように歌を歌っていた。『討匪行』に即興で歌詞を乗せた歌だった。

 

『ちょっとー加古さー、歌うのは百歩譲っていいとして、いくらなんでもそれはないでしょ?』

 

 多少距離があるとはいえ、隣で複縦陣のもう一方の先頭として航行していた川内にはそれが聞こえたのか、無線越しに文句を言った。

 加古が歌うのを止め、無線に手を当てるのが見えた。

 

『何さ! せっかくいいとこだったのに横槍を入れるなんて不粋じゃんか』

『歌うにしたってもう少し選んでよね、あと何その歌詞』

『えー……ダメ? あたしは結構イケてると思ったんだけどさ』

『いや、ダメでしょそりゃ。しっかりしてよね、ひよっ子の駆逐艦連中引っ張ってもらわないといけないんだから』

 

 そこから無線が沈黙したが、『了解』と小声で不満げな声が遅れてやって来た。やがて風に混じって鼻歌交じりの口笛が聞こえてきた。『抜刀隊』だった。川内はひとり、「結局陸さんじゃん」と呟いたが、今度は何も言わなかった。いつの間にか、目前には大きく高い雲が出て、太陽を覆い隠そうとしていた。

 

 

 雨。

 よくある驟雨と思われたその雨は、時と共により激しさを増し、雨露は滝のように落ち、閃光こそないものの方々で雷鳴が轟いていた。雨の帳で周囲はあまり見えない。遠くで聞こえるのは砲撃戦の砲声なのか、雷鳴なのかもわからない。あれほど自分たちを照らしていた太陽は厚い雲に覆われ、その片鱗すら見えなかった。

 紛うこと無い悪天候だったが、それは現在の川内たちには僥倖、天の恵みだった。

 

「ねえ、川内」

 

 加古は首を垂らし、下を向いたまま覇気のない声で呼び掛けた。呼ばれた川内は加古の方へ顔を向ける。

 

「何?」

「こっちで合ってると思う?」

「さあね、でも行くしかないよ、このままね」

「このまま、ね……」

 

 そう言うと、加古は一瞬顔を上げた。そこにはただ雨の中、荒れる広大な南洋の海が只管広がっていた。

 

 川内と加古は宛もなく航行を続けていた――というよりは、自分達がどこにいるのかがわからなかった。加古は川内の肩に腕を回し、首をがっくりと垂らし、半ば川内に倒れ込むような形だった。よく見ると、川内も加古も制服のあちこちが裂け、顔も身体も煤け、軽い火傷痕や切創が数え切れないほどあった。更には艤装もいくつか失われ、残ったものも少なからず損傷しており、実戦での使用に堪えうるとは到底思えないものもあった。

 艦隊は離散していた。僚艦の行方は全くわからなかった。契機は前線の艦隊から発された救援要請の無線だった。

 

 南洋での戦いは『モグラ叩き』と艦娘や兵士の間では皮肉られていた。深海棲艦を倒しても倒しても海域の『解放』が遅々として進まなかったのがその理由だった。

 一歩でも『解放』海域から足を踏み出せばそこは深海棲艦が跳梁跋扈する暗黒の海、その解放海域すらややもすれば深海棲艦が入り込み、後方の補給部隊に牙を剥く……それが何年も一進一退が続く泥沼の激戦地、南洋だった。

 川内たちが受信した無線は、最近『解放』が完了した海域に――地図で見ると小さな環礁を基点に、大きく半島のように突出した形をしていた――出現した深海棲艦の撃破に向かった艦隊から発されたものだった。要約すれば『敵艦隊を海域外まで追撃したところ、敵に増援が出現し再度海域に侵入された』ということだった。それだけ見ればよくある事案で、川内たちも海域警備に出撃途中に同様の事案を受けて対応に当たったことか何度かあった。

 

 思えば最初から雲行きが怪しかった。司令部に無線を入れた後、無線を発した艦隊と連絡を取ろうとしたところ、応答がなかった。故障や戦闘激化、果ては深海棲艦による電波妨害(ジャミング)と思われる通信不良などで通信が不能になる事態はしばしばあったので、それ自体は妙なことではなく、無線については一旦置いて、川内たちも当初の通報があった海域へと向かったのだった。その途上でも何度か通信を試みたが、終ぞその艦隊からの応答はなかった。

 

 結局、連絡のつかないまま海域へと到着した川内たちを待っていたのは、空を覆いつくすような大量の敵機、海が見えなくなるほどひしめく数多の敵艦だった。“いつもの事案”ではなく、深海棲艦による一大攻勢、川内たちは不運にもそれに遭遇したのだった。

 

「ねえ、加古」

 

 最後に会話してから数十分は経った頃、川内は加古に呼び掛けた。加古がゆっくりと頭をもたげ、川内の方へ向いた。垂れ下がる髪の向こうで、ほとんど閉じかかっていた加古の瞼がわずかに開いたのが見えた。

 

「何さ」

「あれ、歌ってよ」

「あれって? ……ああ、また、何で」

 

 加古は先程よりも力なく、途切れ途切れに言った。

 

「暇だし、このままだと加古、寝ちゃうでしょ?」

 

 川内が、それに、と言いかけたところで加古は口元に薄っすらと笑みを浮かべた。「さすがに寝やしないよ、それで?」

 

「それにこんな状態だけど、『討匪行』(あの歌)って、元は確か最後は味方が来るんでしょ? それにあやかろうと思ってね」

 

 加古は笑った。今度は弱々しくも、声を上げて笑った。

 

「なるほどね。……でも実はさ、あれ、後半の歌詞は考えてないんだよね」

「ええー……ダメじゃん。うーん、じゃあどうしよっか」

「元のまんまでいいんじゃないの。それか、今から適当に考えればいいけどさ」

「それじゃあ……考えよっか、海原はまだまだ続くよ」

 

 少し楽しそうに、川内は言った。

 

 

――――――――

 

 

 砂浜に足跡が二つ、並んでいる。

 片方の足跡はきちんとした二足、もう片方は右足を負傷したのか、左足の足跡が深く残り、対する右足は足跡に加えて軽く足を引き摺ったような跡が残っている。よく見ると、二足揃っている方の足跡も、左足の足跡は右足と比べるといくらか深くなっていた。

 足跡は砂浜から奥にある林の中へと続いていた。林には草むした道があり、その先には古びて今にも壊れそうな小さなバラックがぽつんと一つ建っていた。かつては漁具を保管する小屋だったのか、木製の何かの欠片や網の切れ端が周囲に散乱している。

 ドアもないその小屋で、川内と加古は床に座っていた。

 加古は片膝を立てて顔を伏せ、ピクリとも動かず、テンポの遅い寝息が聞こえなければまるで死んでいるかのようにすら見えた。川内は壁に背を預け、足をだらりと伸ばしている。真っ暗な小屋の中、僅かな月明かりの下で目だけが煌々と光っていた。

 

「加古」

 

川内が呼びかけるとおもむろに加古が頭を上げた。「交代?」

 

「いや、行こう」

「どこに?」

「母港、基地に」

 

 暗闇の中、加古が息を呑むのがわかった。

 

「本気で? 基地がどうなってるかもわからないのに……あの百鬼夜行を見たろ? 下手に動けばあれと()()()()()するよ。今でもあたしらを血眼で探してるかもしれない。基地はとうの昔に更地になってるかもしれない。それにあたしは見ての通りだよ、わかってるだろ?」

 

 そう言って加古は右足をゆっくりと動かした。右足には足首から脹脛(ふくらはぎ)にかけて深く抉るような傷が走り、乱雑に縫合してあった。右足を動かす度に加古の顔に深い皺が刻まれ、額から脂汗が滲み出た。

 

「このままここで野垂れ死ぬよりはマシだよ。何とか、私たちの勢力圏まで戻れればいい。基地が更地になってたらその時はその時。ここがどこかはもうわかってるでしょ? あとは動くか、動かないか決めるだけ。どうする? まだ、あんたが一番艦。夜は長いよ、出るなら今」

「……『水平線の朝ぼらけ』ってか? 正気とは思えない……でも、確かにその通り。どうしたって、あたしらどん詰まりだもんね。わかった、出よう」

「上手く行けば、『我が友軍の飛行機ぞ』ってなるよ」

 

 加古も川内もニヤリと笑った。

 

「でも、一つだけ」

 

 川内が立ち上がり、加古が立つのを手伝おうとしたところで、加古がそう言って川内を見た。

 

「何?」

「ヤバくなったら、あたしほっぽり出して、逃げろ」

 

 川内は無言で加古を引っ張り上げた。左足を支えに立った加古は、右足が地面に着くと顔を歪ませた。

 

「背負ってでも連れて帰るよ」

 

 そのまま加古に背を向け、外していた艤装を装着しつつ川内は言った。

 

「ダメ。共倒れなんてゴメンだよ。行くって決めたんなら、這ってでも行ってもらう。何としてでもあの百鬼夜行を伝えてもらうよ、中にいた“バケモノ”のこともね。……こいつは命令だ、一番艦としての」

 

 川内は無言のまま艤装の装着を続けた。装着が完了すると、加古に向き直った。

 

「そういうのは口にするもんじゃないよ、縁起でもないからね」

 

 

――――――――

 

 

「それで……お二方は、無事に?」

「ちゃんと足はついてるでしょ? ま、無事じゃないけどね」

 

 そう言って川内はテーブルから横に足を出した。見間違えようもなく、そこに足はあった。かなり薄くはあったが、幾つもの傷や縫合痕が何本も走っていた。 男はそれをまじまじと見つめた。「確かに、ありますね」

 川内はクスッと笑うと足を戻した。よく見れば腕にも、首筋にも足のそれよりごく薄いものの、同じような戦闘の痕跡があることに、男は気付き、ハッとした。

 

「綱渡りだったよ、本当にね」

 

 そんな男の心中は露知らず、懐かしむような表情で、川内は目を細めた。

 

「結局、その歌の通りにいったんですか?」

「それがねー、これが全然だったんだよね。折角考えたあの長ったらしい歌詞にほっとんどかすりもしなかったんだから」

「友軍の支援も飛行機も糧秣もナシ、ですか」

「何の事ないよ、私たちが見つけた百鬼夜行はそのまま、夢の幻だったってこと」

 

 男は川内の言う意味がわからず、首を傾げた。「ええっと……つまり……?」

 

「つまり、基地はそっくりそのまま無事。海域も平穏無事で一切変化なし、敵影すらなし。ただ、私たちとその前にいた艦隊が忽然と理由もなくMIAになってた、ってこと」

 

 それじゃあまるで、と男が口にしたところで、川内は肯いた。

 

「そう、まるで……やっすいB級のホラーみたいでしょ? でもね、帰ってきたのは私と、加古だけだった。僚艦の駆逐艦たち――確か浦波、磯波、天霧、狭霧だったかな、もうあんまり覚えてないんだよね――それと最初に無線を発してきた艦隊、臨時編成の名無し艦隊だったかな、全艦、消えていなくなった。それは、それだけは事実」

 

 川内は右手に持った煙草を口にし、ふかすように吸った。

 

「やれ『ヤバくなったら見捨てろ』だの何だの言ってたのに、出てみればなんてことない穏やかな夜の太平洋、しばらくしたら無線まで回復してね。すぐに回収部隊が飛んできて、無事帰れたって訳なんだ。ちょっと尻切れトンボでしょ?」

 

 咥え煙草のまま川内が歯を見せて笑った。と、すぐにその笑顔は消え、真面目な顔に戻る。

 

「でもね、これで終わりじゃ無かった。いや、始まりだったのかな」

 

 再び外で閃光が走り、そして間髪入れず戦艦の砲撃のような耳をつんざくような轟音がやって来て、ついに酒保は真っ暗になった。真っ暗な酒保の中、チロチロと煙草の先だけが赤く光り、淡くぼんやりと川内の顔を浮かび上がらせていた。

 男にはそれが笑っているようにも、泣いているようにも見えた。

 




『討匪行』は著作権消滅によりパブリックドメインとなっています。

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