召喚したサーヴァントがカオス過ぎて私はもうダメかもしれない   作:パトラッシュS

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※本編とは全く関係ないカオスです。


IFストーリー ※fate/zeroにこいつらがいた場合

※もしfate/zeroのあのシーンにこいつらがいたら。

 

 

 

間桐の家の暗い地下、そこに蔓延る無数の蟲。

 

昔々、あるところに薄気味悪いその空間に養子にもらった少女を連れ込もうとする魔術師の成れの果てのおじいさんがおったそうな。

 

 

「桜よ、お前は今から我が養子となり、間桐桜となる…よって蟲共に貴様の身体を馴染ませないとな…クックック」

 

「い、いやぁ!お父さん!お姉ちゃん!助けてー!」

 

「無駄じゃ助けはこ…」

 

「キックオーフ!試合が開始されました!」

 

「なんじゃ!これは!」

 

 

しかしながら、地下に入るとおじいさんはビックリ仰天。

 

なんと一晩おいておいた蟲が蔓延る筈の地下倉庫ににはなんと。

 

 

「こ、これはどういう…」

 

 

あたり一面に綺麗な芝が生えているではありませんか。

 

おまけにその芝の上でなんとサッカー選手がサッカーをしています。

 

おじいさんは呆気にとられていますがそんなことはお構いなしに試合は始ます。

 

 

「行くぞ!翼!」

 

「わかったよ!日向くん!」

 

「おっと翼くん!これは日向くんとのシュート!タイガーショットとドライブシュートの連携シュート!ツインタイガードライブシュートだァ、ボールは物凄い回転を伴ってゴール(老人の顔面)に向かうぅ!!」

 

 

するとなんということでしょう、おじいさんの顔面に向かいマッハを軽く越えるツインタイガードライブシュートが飛んでくるではないですか!

 

これにはおじいさんもビックリ仰天。

 

腰を抜かすかと思われました。

 

 

 

「甘いわァ!」

 

「「な、何ィ!」」

 

「おーと!桜選手これを片手で止めたァー!ツインタイガードライブシュート破れたりィ!」

 

「ヒロイン枠のSGGK(スーパーグレートゴールキーパー)と呼ばれた私にはスローに見えますよ」

 

 

 

なんとおじいさんの横にいた幼女が片手でマッハを軽く越えるであろうシュートを止めました。

 

いや、おかしいよね?マッハを越えるシュートを片手で止めるって幼女桜とはいったい何者なんだろうか…。

 

何故か流暢に話す幼げなSGGKに戦慄を覚える翼と日向。

 

だが、しかし、そんな彼等の流れを変える交代が告げられる!

 

 

「おっと!ここでディフェンスのイスカンダル選手に変わり路地裏同盟さつき選手がメンバーチェンジ!」

 

「ふ…ついに私の出番ですか…」

 

「日本の裏ヒロイン!今年は正ヒロインに輝けるか見ものです!」

 

「がんばれ♡がんばれ♡」

 

「チアガールのジャンヌが綺麗な足を振り上げ応援する中、試合は再開です!」

 

「どういうことだ!まるで意味がわからんぞ!」

 

 

何百歳を越えるであろうおじいさんのいう事は間違いありません。そうカオス過ぎてまるで意味がわからない状態でした。

 

しかし、試合は再開されます。

 

次に守護神、桜に迫って来たのはなんと日本のユニホームを着たアルトリアペンドラゴンでした。

 

 

「いくぞ!我がイングランドが誇る最大のシュートだ!」

 

 

早速、イングランドとがっつり言っています。なんで日本代表ユニホーム着てるんでしょうね?謎です。

 

アルトリアさんは何処からともなく剣を取り出すとその柄に向けて思いっきり右足を振り抜いて蹴り上げました。

 

おい、聖剣を蹴るな。ボールを蹴りなさい。

 

 

「エクスカリバーシュート!」

 

 

なんと、宝具の剣を思いっきりおじいさん(ゴール)に向けて蹴りました。

 

いや、そもそもおじいさんはゴールですらありません。

 

だが、そのシュートをもってしてもSGGK桜のゴールを割ることはできませんでした。

 

 

「こんなもの片手で止めれますよ」

 

「な、何ィ!」

 

「おっと!アルトリア選手!エクスカリバーを止められたァー!」

 

 

宝具を止める桜選手とは人間でしょうか?

 

謎が謎を呼ぶこの試合、だが、試合はまだ終了ではありません。

 

 

 

「ええい!奴め!化け物か!」

 

「行くぞ!日向くん!」

 

「おう!」

 

 

BGMには蝶々なサンバ。

 

当然チャンバも走ります。ところでチャンバってなんだろ?。

 

そんなこんなでこの後もいろんなシュートが飛び交うがなかなかゴールは破れません。

 

 

「いけー!ランサーシュート!」

 

「ちょ!俺を蹴るなァ!ウボァ!」

 

「おっと桜選手!翼くんのドライブランサーシュートを片手でパンチング!」

 

 

時にはゴールを割るために犠牲もあり。

 

 

「師匠!」

 

「行くぞドモン!」

 

「「ツイン!ゴットフィンガー!シュート!」」

 

 

思いっきり手を使う反則シュートを打ったり。

 

 

「桜ちゃんのパンツシュート!」

 

 

セクハラを兼ねて事案を発生させる鷹がシュートを打ったり。(後で粛清しました)。

 

 

「破ァ!シュート!」

 

 

除霊をしたり。

 

 

「ゴールキーパーとは貴様!それでもデュエリストか!」

 

「違いますね、リアリストです」

 

 

適当もいいところな文句を言ったり。

 

 

「軍曹、爆破だ」

 

「はっ!大佐殿!」

 

「甘いですね」(爆弾解体)

 

 

爆破しようとしたりと、まぁ、それはありとあらゆる手を尽くして反則シュートをしましたがゴールは割れませんでした。

 

審判は寝てると思います。思いっきり全員レッドカードです。

 

しかし、後半のアディショナルタイムここで待望の決定機が生まれた。

 

 

「おっと!路地裏同盟さつき!奇妙な構えをとりはじめる!」

 

「燃えろ!私の小宇宙よー!」

 

「な!こ、この技は!」

 

「路地裏流星拳シュート!」

 

 

どっちだよ。

 

シュートが拳かどっちかにしなさいよ!なんなの!これ!昔話風な解説なのに私なんで突っ込みやってんの!?馬鹿なの!?

 

だけれど、幼女桜ちゃんはどうやらこのシュートも見切ったみたいです。

 

 

「 S G G K !」

 

「な、何ィ!?」

 

「おーと!なんとゴールに向かったボールは桜選手が変わり身にした森崎君に直撃ィ!森崎君ふっとんだー!」

 

「「も、森崎ィー!」」

 

 

なんでや!森崎君関係ないやろ!

 

てか桜ちゃん容赦なさすぎる!いや、森崎君がいったい何したというんだ!

 

残り時間も残り僅か、するとこの時ある豚が立ち上がった。

 

 

「(´・ω・`)みんな!俺に力を貸せー!」

 

「おーと!!ここで壁殴り代行!ボールを腹に抱え桜選手に突っ込むー!これはー!自分ごとボールをゴールに突っ込ませる戦法だァー!」

 

「な、なんですって!?」

 

「これには!桜選手反応が遅れた!しかし!強い!遅れながらも片手で壁殴り代行を止めるゥー!」

 

 

いや…そうじゃない。幼女桜選手って何者なんだろほんと…。

 

それに呼応したのか、ピッチに立つサーヴァント逹は互いに頷きあうと一斉に桜選手に突っ込む壁殴り代行に向かい駆ける。

 

そして、次の瞬間。

 

 

「おーと!!これはー!!壁殴り代行に向けてサーヴァント全員がドロップキックだー!」

 

 

容赦ないドロップキックを幼女桜が止める壁殴り代行に目掛けてぶちかましました。

 

壁殴り代行の身体がくの字に折れる。あ…あれは背骨が逝きましたね。

 

 

「「「「うおおおおおおおおお」」」」

 

「(´・ω・`)ぐあー!」

 

「何ィ!」

 

「ちょ!まっ…!」

 

「おーと!ついにゴールが割れたァー!サーヴァント全員が一気に老人1人に全員で雪崩れ込む!!老人!下敷きです!」

 

「ここで試合終了!なんと勝ったのはサムライ!日本代表です!」

 

 

試合が終了した模様です。

 

いや、試合というよりおじいさんが終了しました。

 

のちにこの試合はドーハの歓喜と呼ばれるようになり、これによりサーヴァント日本代表はワールドカップでの快進撃の火蓋となる。

 

そして、それは後世に伝説となりのちに語り継がれるのだった。

 

 

「…と、第四次聖杯戦争はこんな感じだったんだ…士郎…」

 

「なんでさ!?」

 

 

月夜の下、屋敷の外で一人の青年にそう語るとあるジャックバウアー。

 

彼は昔を懐かしむ様に月を見上げると彼にこう話を続ける。

 

 

「…サッカー選手の寿命は短い、そう僕もその一人だった…」

 

「…じいさんも?」

 

「あぁ、そうだ」

 

 

そう言ってにこやかに笑うピッチの魔術師殺し。彼はそう言うと青年にこう告げる。

 

 

「僕はね…士郎…日本代表になりたかったんだ…」

 

「だったら代わりに俺が成ってやるよ!」

 

 

これがのちにキャプテン翼の再来と呼ばれたゴンエミヤの誕生秘話である。

 

この話はのちに神話となり世界のサッカー少年達を魅了する語り話となるのだった。

 

 

完。

 

 


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