召喚したサーヴァントがカオス過ぎて私はもうダメかもしれない 作:パトラッシュS
カーニバルファンタズムはじまるよ!。
はい、違います。始まりません。
こんばんはみなさん、今回もまた世にも奇妙なFGOの時間がやってまいりました。
進行は私、ブエナビスタがお送りします(サングラス装備。
「あ、ジャンヌちゃん、髪切った?」
「?…いえ?切ってませんが…」
「ジャンヌさん、いいんですよ?真面目に答えなくても」
そう言って、私のボケに対して冷静な口調で告げるデミサーヴァントのマシュ。
いやね、そりゃ突っ込んでばかりだからたまには悪ふざけもしたくなりますよ、何が楽しくてあんなとんでもサーヴァント軍団を抱えなきゃいけないんだか…。
「(´・ω・`)まぁ、これでも飲んで元気だしなよ (´・ω・`)つオロ◯ミンC」
「元気ハツラツぅ?ってやかましいわ!」
この間、どんだけイスカンダルさんとダレイオスさんに謝った事か…本当に元気どころの騒ぎじゃないよ!
すんなり許してくれたけどね!我が許婚の謝罪なら仕方ないとかなんとか。
何故か許婚候補に挙げられている事にビックリだったんですけどね、はい。
諦め悪い話じゃないよ全く。
あ、音速丸さんのメル友さん達ですか?丁重にお帰り願いましたよ?いやだってこれ以上あんなの増やしたら死んじゃうし、主に私が。
そんなこんなで帰宅した私ですが、ここで問題です。帰って来て早々問題が起きていました。果たしてなんの問題でしょうか?
A、マルタちゃんが水着姿に変わっていきなり襲いかかってきた。
B、ジャンヌちゃんがフランスパンで甲子園を目指し始めた。
C、アルトリアが空腹に耐えかねて自分のエクスカリバーを食べた。
D、ついに私とマルタちゃんとセイバーズのパ◯ツとブ◯ジャーを頭領がランスロットの宝具にした。
Aのマルタちゃんが水着姿で襲いかかってきたにファイナ◯アンサー?。
残念!?それはつい一週間以上前の出来事でした!。深夜の時間帯の出来事だよ!心臓に悪いよ!ほんと!。
まぁ、犯人は音速丸さん何だけれどね?なんかおかしな薬を試しに使ったら成功しちゃったみたいです。
後で血祭りに挙げた上に薬はしっかり没収して焼却炉に捨てておいたので安心してください。
…騒動が終わった後、マルタちゃんが満更でもなかったような事を口走っていたのは内緒だ。背筋が凍りつきそうになったよ…。
おっと話がそれたね。
はい、正解はございません。いや、まぁ全部あった事なんだけれど、今は違いました。なんと帰ってきたら仲間割れが起きていました。
しかも、仲間割れを起こしたのはセイバーズのみなさんです。まぁ、いつものことなんだけどね。
その原因はというと…。
「フットボールはイングランドが最強です!はい論破ー!」
「そうだそうだー!父様の言うとおりだー!」
「スリーライオンズは永遠に不滅!」
「はぁー?何を言っておるか!我がイタリアのカテナチオ軍団が最強に決まっておるだろうが!」
「まぁまぁ、落ち着いて、ここはルーラーである私が神のお告げを…。ふむ、どうやら我がフランスが最強という事みたいですね♪」
「「「ふざけんなー!」」」
こんな感じです。
確かに欧州はフットボール、もとい、サッカーの聖地なんだけれど、まさか、ここまでセイバーズが熱くなるとは思わなかった。
まぁ、ここでの娯楽がテレビを通してのフットボール観戦だったり、テレビゲームだったりだったからね。
ん?誰だ?こいつらにサッカーなんて教えたのは?
はい、すいません私です。だってかっこいいじゃないサッカー選手…イケメンばっかりだし…。
まぁ、やきうはやきうで(´・ω・`)←これがみんなにいろいろ吹き込んでるみたいだけどね?。
さて、そんな話題を挙げたのですけれど本題はこちらです。
なんとその後、聖石を使っての召喚の際。誰かの仕業か知らないけれどあるものが召喚の魔法陣の上に置かれていました。
その結果がこちらです。
「君が僕のマスターかい!僕は大空翼!さぁ!サッカーで世界と戦おうマスター!」
「…oh…」
なんとビックリ15頭身のサーヴァントが召喚されました。
しかも、サッカーをしようなんて言う始末です。何言ってるかわかりません。
私は酷く混乱していました。いや、だって、サッカーだよ?どうやって戦うの?馬鹿なの?死ぬの?。
だが、しかし、みなさんもそう思われた事でしょう。だけれどご安心ください。
この人はとんでもないサッカー選手です。そりゃもう世界に知れ渡る程の…なんたってギャグ漫画の金字塔ですからね…。
そんでもって、召喚した後の事なのですが…。
「「「すいませんでした!日本が最強です!サインください!」」」
「え?う、うんいいよ?」
「翼さん…すいません…ほんと…」
なんとセイバーズ全員による手のひら返しクルーでした。
まぁ…翼さんがいる日本代表は…その…うん、あれ、日本代表なんかじゃないから、日本代表の皮被った何かだから…。
ちなみ犯人はマシュらしいです。
どうやら事を丸く収めたかったらしいので荒技に出たとか…。
いや!荒技にも程があるよ!
ちなみに大空翼さんのライバルである日向小次郎さん。彼の雷獣シュートの時速は2100kmらしいです。翼さんのドライブシュートの威力も少し落ちますがだいたいそんくらいだとか。
人に当たったらバラバラに吹き飛んでしまうわ!
サッカーボールで殺人事件が起きるわ!
「大丈夫!ボールは友達さ!」
「…うん、友達…ね…」
私は満面の笑みでサムズアップしながらセイバーズ達にサインを書いている翼さんに何も言えなかった。
いや、友達か…友達ね…。
貴方、確か、いつかは覚えていませんが、ドライブシュートでサッカーボール破裂させましたよね?。
友達破裂させるなんてとんでもない人だな、この人は…。
私はこうして新たにとんでもないサーヴァントを自陣に加えた。
ものすごく嫌な予感しかしないのですが、それは…。
もう、しばらく英霊召喚するのはやめとこう…。