デミえもん、愛してる! 作:加藤那智
困っている人をみたら助けるのが当たり前。
ーーそんな当たり前のことすら私にはできないのだ。
日々変わらずおとずれる朝、妻の作った朝食を食べながら電子新聞を見る。
私は大衆紙をいれて6紙に目を通した後、妻を残して署長官舎を出た。
現在、務める警察署長は通過点の一つに過ぎない。
早く警察庁に行きたい。
どれぐらいで戻れるか、そのはやさが出世を決定する。気ばかりが焦る。
キャリアへの道は厳しくたどり着ける者、キャリアを維持できる者はわずかしかいない。
競争は、入庁より国家公務員1種試験よりずっと前、大学からすでにはじまっている。
大学というのは東大を指す。それ以外は存在しない。それが省庁の考えだ。省庁がみるのは試験の点数ではない。大学をみる。
無論、東大以外の採用もあるがそれは極少数だ。なぜなら、キャリアのポストのほとんどを東大卒業生が独占し、省庁と取引する企業も東大卒業生を好む。
私も東大卒業生だ、それが省庁で生きる最低条件なのだ。
国家公務員1種試験合格し入庁後警部補になり、半年の初任幹部科教養課程を受け、半年以上の現場研修をし、キャリア警部になった後、警察大学校で1ヶ月の補修を受け、2年間の警察庁勤務後、再び警察大学校で1ヶ月の補修を受けて、やっと警視ーーキャリアーーになる。
その後、地方を数年に何度か異動する。そんな時期に結婚もした。目が回る忙しさだ。
20代で九州地方の警察署長となって、自分よりはるかに年上の人間達が私に頭を下げてくる。
ーー私個人でなく私の地位に。
仕方がないとはいえ、ゆがんだエリート知識をキャリアに植え付けるための教育ではないだろうか、と思ってしまう。
だがまあ私個人ではなく地位に頭を下げられることについてはどうとも思わない。
そんなことはどうでもよくて、実のある仕事らしい仕事をさせてもらえないのが辛かった。
地方のノンキャリアの警官達からすれば、私は「お客さん」で、「お飾り」の署長だ。怪我も病気も何事もなく、署内の情報を知ることなく、さっさと出て行ってもらいたいのだ。
おかげで勤務してもやることは署長の椅子を温めることだけ。
いきなり時間が空いてしまった。
キャリアを目指して走りに走り抜いてきたいままでの労働強度とのあまりの差に気が抜けそうになる。
ここでは私のやれることがほとんどない。
家庭はまだ子供がないせいか、時間に余裕がある。空いた時間をジムで肉体強化に努めても気は晴れない。
ーーそんな時だ、DMMOユクドラシルを知ったのは。
署長の一日の仕事は電子書類に電子印を押して終わる。
電子書類を物理的に例えれば、200の書類が入った決済箱が10〜14はこ毎日署長室にどどくようなもの。
およそ、1日に2000〜2400の書類に目を通し押印する。
1日の労働時間で処理するには量が多く、ほとんど中身をまともに精査することはできない。
仕事の効率上昇の為、ダイブマシンを納入してあるおかげでようやくこなせるような量だ。
内容も署長の押印が流れ手続きの処理のために必要なだけで、私でなくてもしつけた猿に押印させても変わらないだろう、と思う。
だが猿には責任がとれない。責任をとらせるために人間が押印する必要がある。
かくして私は1日中椅子に縛られることになった。
しかし書類の内容をまったく吟味せず押印するというのは気性にあわない。
なので、ただ押印するのではなくダイブしながら情報を集めて確認しているときに、ユクドラシルというゲームを見つけて……。
ーーふと帰宅後自宅のダイブマシンにユクドラシルをダウンロードしてログインしてみた。
惹かれたのは、無限の可能性。
キャリアたるべく自分にプレッシャーを与え続け、自身の望みを実現しつづけることにいささか疲れていたのかもしれない。
「将来何になりたいか」
そんな悩みは私にはなかった。
「自分はどう在るべきか」
子供の頃からの望みは決まっている。
ーー大事なものを、家族を、街を、国を守る人間になりたい。例え戦いのなかに身を置くことになっても。
そう理想を抱いて進んできたのに、まだやりたいことはできていない。
理想の足元にも達していない。
地位がなければ理想の実現はできない……。
現実は泥沼のなかを歩いてもがいているかのように前に進まない。
泥沼は警察という組織だ。
警察での戦いは国家を守る戦いではない、同じ公務員同士がお互いに足の引っ張り合いをするのは日常茶飯事。
そんな公務員が集まる組織達が、互いの面子とプライドと意地でいがみ合い、本来の目的ーー国を守るーーから遠ざける。
なにが正しくて何が間違っているのかわからなくなってくる。
それでも上を目指すしかない。諦めたり立ち止まれば即転落だ。息切れすることは許されない。
キャリアであろうとすれば常に有形無形の重圧がのしかかる。
部下も上司も信用はできない、お互いをどう蹴落とし、自分がのし上がるか、四面楚歌の中、生きていくのが官僚の世界だ。
一皮むけば化け物なのが人間だと感じていた。
うんざりだ。……今の私にできることはない。
そんな私の焦燥と焦りの気持ちはユクドラシルのキャラメイクに反映された。人間種、亜人種は選ばなかった。
皮一枚下は何を考えているかわからない人間と毎日接している私には異形種の方がずっと好ましくみえた。
おそらく異形を選ぶような者は、人間という存在を、自分自身を、一度は疑問に思ったことがある者ではないだろうか?
気分転換だ、どうせなら違う世界で自由な自分になろう。
ーーそれが私、たっち・みーのはじまりだった。
***
現実の身体を使用しているような一体感が心地よい。思う様にモンスターを屠りレベルを上げていく。
数値で自分の成長が分かるというのはわかりやすく、達成感があり、いいストレス解消になる。
署内では一挙一動を周囲に見られている。
私という存在が周囲にプレッシャーを与えているのだろう。
人目を気にしなくていいというのはたまらない解放感だ。
たまにはこういう息抜きもいいかもしれない。
そんなことを考えながらレベルアップを目指し狩りをしていた時、オープンチャットにPKをしている連中のメッセージが表示された。
「ウェーイ」
「骸骨キモー」
「やっちゃえやっちゃえ」
「蘇生アイテム使ってらwww」
「さっさと死んでアイテムおいてけ」
流れてきたオープン音声に私は思わず眉をしかめた。
チームを組んでいる同士はチーム電話サービスで話していることが多いし、ギルドならギルド内電話サービスで事足りる。
ならオープン音声はどういう時に使うのかといえば、狩りに行くときに足りない職業の募集であったり、売りたい者買いたい者の呼びかけや、珍しいものでは宗教勧誘をしている者、そして自身の主張を周囲に知らしめたい者ーー。
今流れてきたメッセージに含まれるものは「公認された弱者を虐めてもよい」というもの。
やられている方が骸骨というからには異形種だろう。
ユグドラシルはどこまでも自由性を求めたゲームなので禁止事項がすくなくPK(player killer)は禁止されていない。
ゲームのなかには警察は存在しない。誰も守るものがいなければ殺されそうになったときプレイヤー自身で対抗するしかない。
そんなところも気に入っていたのだが、これは……。
強キャラである人間種が異形種を差別しているのは知っていた。だが、あくまで好みの問題ととらえていた。
自分のギルドは人間種だけにしたい、エルフだけにしたい、ドワーフだけにしたい、好みの反映で多様性のあるギルドができていく。
多様性はゲームに深みを持たせ魅力を増す。
だが、多様性ができる土壌として「自身と違う価値観を認める」ことが必要になってくる。
これはどういうことかというと、たとえば、あるユダヤ人差別者がユダヤ人差別をよしとする発言を繰り返していたところ訴えられた。
裁判がはじまる。そのユダヤ人差別者についた弁護士はなんとユダヤ人敏腕弁護士だった。
そして、ユダヤ人差別者はユダヤ人弁護士に助けられ裁判に勝つ。
じゃあ、ユダヤ人弁護士に助けられたユダヤ人差別者はユダヤ人を差別するのを止めたのかというとそうではない。
ユダヤ人差別者は、
「俺はユダヤ人はいまでもみんな収容所に送られるべきだと思っている。だが、あんたの弁護は助かった」
といい、ユダヤ人弁護士は、
「あなたの人間性は尊敬に値しない。だが、あなたがユダヤ人について発言する権利は私が守る」
といった。人種差別は生活上ペナルティを追うことが多く損もするが、人種差別自体も発言者の個性として認められている。(正確に言うと認めざるえない)
かつて日本政府(江戸時代)が儒学(朱子学)を採用し聖人君子を人々にといた。強者による弱者いじめをよしとしない考えだ。徳川幕府の反乱を防止するための政策の一環であった。
そんな考えを教えこまれた日本人からすれば人種差別が個人の主張として容認される世界は共感しにくい。
西洋は弱肉強食、殺し合いをして富を得ることをよしとする歴史があり、より多くの宝、より多くの奴隷を求めて戦いを起こしてきた。
強奪することに罪悪感を持たないバックグラウンドがある。
現在の日本は移民を受け入れ、ハーフ、クォーターが当たり前の国となっている。
民族が混じり合うにしたがい西洋の思想も多く輸入され争いが絶えない国となった。
かつて日本には女子供が夜1人で外を歩けた時代もあったのだ。
「異形種で魔法職なんて負け組えらぶほーばーか」
「死んだ?」
「あ、また。ウゼー」
「何個持ってんの?もったいね」
「異形種なんてモンスターにしか見えねー気持ちわりー」
「殺されるために作られた公式認定外装じゃね」
「魔法職低レベルじゃモーション遅いから無理だっての」
「なんかいえよ」
「むかつく」
「あきらめるまでヤろーぜ」
「うぃ」
私は様子が気になりPKを行っている場所に近づいた。
これが1対1ならなんとも思わなかった。
チーム対チームでもなんとも思わなかった。
でも目の前で繰り広げられているのは、多数の人間種がよってたかって、一体の異形種をなぶり殺しにしている光景。
ーーこれは個人の心を折ろうとしている行為だ。
すっと頭が冷えて目の奥が暗くなる。
誰だ、なんだ、このうるさい音は。
私の心臓の音?
気がつけば足元に転がる人間種たち。
人間種たちが虐める異形種に気をとられていたのが幸いしたのだろう、奇襲に成功した私は人間種達を殺していた。
「なにすんだよ」
「くっそ」
「ふざけんなああああ」
「cijなかcffkerh」
「また異形種かよーだれか蘇生アイテム持ってねー?アイテム回収してくれよ」
「俺持ってる」
蘇生した者をすぐPKする。
「ンだよ!!!!!!!!!」
「なにマジになってんの」
「うぜええええ」
「殺す殺す殺す」
「邪魔すんなよ!」
自分たちが弱者認定した異形種には強気に出られるのに、やられれば喚く。
殺すなら殺される可能性を受け入れろ。
殺すなら殺される覚悟をするものだ。
私は人間種どもの蘇生アイテムが尽きるまでPKしつづけた。
「大丈夫ですか?」
「あ、……ありがとうございます!」
死んだ人間種のアイテムを回収し、場所を移したあと、骸骨の彼ーーアンデットのモモンガさんとしばらく話をした。
異形種狩りで大分憔悴した様子だったが、話しているうちに明るい感情をみせはじめた。
日常的に異形種狩りにあっていたらしく、ゲームをやめようかと考えていたらしい。
毎日さっきのような目にあっていれば、ゲームを楽しむなんてできないだろう。いままでよく続いていた。
異形種は能力が偏っていることが多いのでソロ狩りはあまり向いていない。
私もソロの時は、回復、バフがない分アイテムで補ってなんとかといったところ。
ちょうどギルドメンバーを集めていたところだったので、よければ、とモモンガさんをギルドに誘ってみた。
ようは、ソロでいなければいいのだ。無論、それでもPKしてくる者はいるが、ソロより襲われる確率は格段に減る。
あっけにとられた骸骨というのは初めて見たかもしれない。
モモンガさんは、私のギルド勧誘の意志が冗談ではないのか、喜びを隠せない大慌てな様子で確かめてきた。
騙されたことでもあるのだろうか、ぬか喜びしないように自制しているようにうかがえた。
私の勧誘の意志が本当だとわかると、今度はモモンガさんのステータスを私に教えてきて(ギルドにまだ入っていないのに教えてくるのはめずらしい)、アンデットのメリット、デメリットを提示してくる。デメリットを話しているときはとても不安そうだった。
「こんな自分ですが入れてもらえますか?」
吹けば飛びそうな寂しげな骸骨である。彼は正直者だ。
「勿論です、よろしくお願いします」
と安心させるためにうなづきながら力強く答えた。
(ここでダメですといったらどんな様子になるのだろうと一瞬考えた)
「よろしくお願いします!」
大喜びの骸骨というのは初めて見た。
しかもなんだかバックが光っている。
何なのか聞いてみるととても楽しそうに答えてくれた。
「エフェクトスキルなんです、こうアンデットが天使みたいに神々しかったら逆に面白いかなと……!」
「……ギャップがあって面白いですね」
ロールギャップロールか。面白い人を勧誘できた。
殺すこと、勝つことをよしとする者に、弱者の思想をといたところで、笑われて殺される。
殺して殺して殺し抜いてきた相手に対して、殺すことを悪徳と考える者は必然的に弱者となる。
強者である殺戮者に勝つには、弱者は強者の思想を丸呑みする覚悟がいるのだ。
ーー私にもできることがあるかもしれない。
***
現実世界でまた格闘技を習い始めた。元々、定期訓練で肉体は鍛えていたが、さらに上を目指すようにした。
ユグドラシルの戦士系はリアル肉体能力が反映されるためだ。
ユグドラシルでのゲームプレイは充実していた。
ギルドメンバーたちとアイテムを集め、メンバーのレベリングをし、PKKをしていた。
ギルドはとてもにぎわっていた。
通常、自己防衛のためにネットで個人情報はあまり話さない暗黙のルールがある。
だが、この間ギルドに入った
この
その態度からして姉は
(弟妹ふたりに対する可愛がり方に大分差はあるが)
おおむね家族愛の域をでないじゃれあいのようにうかがえた。
そんな微笑ましさを感じさせる家族のやり取りの中、ふと
ギルドメンバーに勧誘した
レベリング中の言動と行動から
マナーに反するが二人のやりとりから年齢を聞いたときは驚いた。
こんな幼い子供が感情を抑え、周囲に気を配り、役割を演じて戦うことはできるものではない。
大抵の14歳くらいまでの子供は大人に対して甘えを無意識に要求するものだ。
大人相手に心の機微にまで配慮するのは、そうせざるおえない環境で育った子供ーー虐待された子供ーーくらいである。
だが
年齢は幼いが他人に対して敬意をはらい尊重することができるなら幼くても問題ないだろうとギルド加入を認めた。
それからぽつりぽつりとギルドに加入するプレイヤーが増えていくなか拠点を作りはじめた。
資金はかかるが特典も多くなによりある程度人数がいるギルドは拠点を持ちたがる。ーー夢があるから。
そこでまた
拠点づくりのためにとても子供が持つとは思えない金額を課金してきたのだ。
親のホロカードを使ったのかと問いただせば、自分のお金だという。
よくよく聞いてみると、
よくゲームをする時間があると思うほど規模である。
ほとほと感心して、こんなにユグドラシルでゲームをしていて、仕事に支障はないのか大丈夫ななのか?と聞くと、すらすらと説明してくれた。
「仕事はダイブマシンのなかでユグドラシルをしながら同時進行しています。
取引相手との面談は私が幼いので代理人をたててまして、どうしてもという場合は面談相手に私の親族であることを伝えた上で姉に代理を頼んでます。
あ、姉と兄には役員報酬をきちんと支払ってますので、家族だからといってタダ働きはさせてません。
わたしは学業もまだありますから。もうそろそろ卒業できそうなのですけれど。」
「卒業?小学校を?」
「小学校は籍をおいてあるのですが通っていません。卒業間近なのは◯◯◯◯◯大学です」
世界大学学術ランキングトップの大学名の名前をあげられまた驚かせられた。通信で勉強しているという。
確か、あの学校はテスト成績がいいだけでなくボランティア活動やクラブ活動をしないと卒業できなかったはずなのでアメリカにいま住んでいるのか?と聞くと詳しく教えてくれた。
「日本に住んでいます。そのあたりは個人の資金で慈善団体設立し世界的な活動をさせて多額の寄付をする過程をオープンにし、慈善団体モデルを論文として提出しているので免除されています。あと大学にも寄付しているのでわたしが所属することに関しては問題ないでしょう」
いやはや驚いた、驚かせられた。
世界的な早熟の天才がギルドメンバーだったとは。
そして、気をつけねばなるまいと考えを新たにした。
若い天才というものは、周囲の嫉妬や妬みにあいやすい。
それからは、
***
警察署の空気がよくなり、前よりも過ごしやすくなった。
警察署に合わせるのではなく、自分の信じる正義を通すことにためらいがなくなったせいかもしれない。
自分の正義を通すためになんでも利用することにした。
捜査に口を出せばキャリアに何がわかるといわれることもあったが、気にせず意見し現場の捜査員を信じ現場におもむき責任をとり正義を成した。
煙たがられながらも活動的に様々なことに首を突っ込んで行った結果、
ーーこれもユグドラシルのおかげかもしれないな。
その頃には当初対立していた副署長、キャリアに反発していた刑事たちと打ち解けていたので、私よりも彼らのほうが喜んでくれた。
送別会では男泣きする者もあらわれ、また戻ってきてください〜という者は同僚から、ばか!と頭を叩かれていた。
本庁と違い警察署はひとつの家族のようなものだ。
本庁ではプライベートなど気にされない。
警察署では私の子供が出産間際のときなど、わたしよりも周りの刑事達がなんとか出産に間に合わせようとフル回転で事件を解決させようとしてくれた。いい奴らだ。
最初はあれほどはやく本庁に戻りたいと考えていたのに、いまではここが離れがたい。
本庁にいったら
新しい生活に身を引き締めつつも、いまひとつ懸念があった。
本庁勤務に戻ったことと、子供が生まれたことでユグドラシルになかなかログインできなくなっていった。
ギルドマスターでないとできないことが多いため、ギルドマスターのログイン率が低いギルドは活動がとどこおる。
すでに私のログイン率低下の影響が出始めていた。
仕方がない。
ため息をつきつつ決断することにした。
サブギルドマスターのモモンガさんにギルドマスターをお願いした。ギルメンを大事に思う彼ならギルドを任せられる。
モモンガさんにサブマスターは誰がいいか?相談された。しばらく様子を見てから決めたらどうかと話した。
ギルドマスターが私からモモンガさんに変わることで、ギルドも大分変わることが予想される。
サブマスターは、私ではなくモモンガさんをフォローしたいという気持ちがある者が望ましい。それはしばらくたてばわかるだろう。
やってみなくてはわからないことがたくさんある。ユグドラシルで世の中はシンプルだと気付かされた。
助けたいなら助ければいい。
守りたいなら守ればいい。
他人を助けることで己が助けられた。
他人を守ることで己が守られた。
国を守りたいならそこになんの迷いをもつ必要があるのか。
私は自分の信じた正義を行う。ただしどんな結果になろうと責任を必ずとる。
いつまでもみんながゲームを楽しめる世の中であることを切に願う。
たっちさんもえ!