咲-Saki- 神域を継ぐもの   作:スレ主

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最近何も思いつかない件


二十五話

東京中央区

 

いつも思うんだがなぜメグはスカートの下にジャージを履くんだ?

まぁ本人もスカートは似合わないって言ってるし

他の連中はそもそも制服を着ないし、一応マシなほうか……

 

「キヨスミ…?リューモンブチではないのでスカ?」

「龍門渕を倒したのがその清澄さ」

「それは残念でスネ…」

 

ほろりと涙を流すめくメグ

 

「やけにこだわるな」

「ハイ心残りデス、去年あの選手は突如豹変しまシタ、私はすぐさま矛先を変え合浦女子をトバしまシタ」

「逃げたんだな」

「そうデス、今年の私なら正面から倒しマスでも去年の私は怯んでしまいまシタ………彼女が恐ろしくなったんです」

 

リベンジが出来なくて悔しいのか、個人戦は龍門渕透華はでてきてないしな

 

「そうか………私は清澄には知り合いがいて注目してるんだが」

「知り合い?………怖いおにーさん達でスカ?」

「違う違う、私より年下だ」

「へー、じゃあもしかしたら大会でぶつかるかもしれないでスネ?」

「いやそれはない、そいつは男だからな」

「は?」

 

--メガンダヴァンは固まるのも無理はない、あの辻垣内智葉に男………しかも年下男子と知り合いがいるのだ

 

「どうかしたか?」

 

--ここでメガンダヴァン少し悩む、当然からかうか普通に関係を聞くか、それともそれ以外か………

 

(当然面白いほうがいいですヨネ)

 

「なんですかー、長野に彼氏がいるなら先に言って下さいでスヨ」

 

(まぁ、せいぜい男友達って奴ですカネ?)

 

「………彼氏ではないが………元許嫁だ」

 

少しそっぽ向くサトハは同性の私から見ても可愛く見えたのは仕方ないとおもうデス。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝ご飯中

 

「あれ?そういえば京ちゃんは?」

「あぁ、昨日の枕投げで疲れてまだ寝てるわ」

「あれ?起こしてあげないんだね」

「まだちょっと早かったからね、まぁ、ギリギリにアラームが鳴るようにしたから大丈夫でしょ」

 

ドタバタと廊下のほうから走る音が聞こえてきたし。

 

「うっお、ギリギリ!!」

「あと、5分で片付けだけどな」

「ちょ!?達也起こしても、いや、それよか時間がねぇ」

 

朝食はバイキング形式なので、皿をとってとりあえず食べ物をどんどんのせてく。

 

「流石男子っすね、朝からあんな食べれないっすよ」

「ワハハ、昨日は夕食が終わってから枕投げだったしな」

 

地味に俺も今日はちょっと多めに朝食をとってるけどね。

 

「京ちゃん、そんな急いで食べると」

「むーーー」

 

宮永さんが注意する前にすでに詰まっている。

 

「わ、京ちゃんお水お水」

 

急いで、宮永さんからお水を受け取り水を飲む京太郎………つかあのコップ。

 

「は、は、はじめ、少女漫画でよく見る間接キッスですわ!」

「落ち着いてよ透華………まぁ、一応緊急事態だったし気にしすぎじゃない?」

「合宿先でラブコメワロタ」

「飯食ってる時くらいパソコン持ってくるなよ、つかなんつうスレ立ててんだよ」

 

「あら、大丈夫かしら?」

「お水飲んでますし大丈夫ですよ!」

「というか昨日も思ってたけど、アレって付き合ってるのかな?」

「女子校だからああいうのは憧れますね」

「外にしか出会いがないですし」

 

「なんか私は慣れたっす」

「昨日の枕投げも須賀君がちょくちょく守ってあげてたしな」

「本人は当然みたいな感じで振舞ってたけどなー」

「私と同じくらいに初めて、個人戦二位で彼女持ちかぁ」

「佳織なんか出しちゃいけないオーラ出てない?」

 

かなり注目を浴びているけど、本人達に聞こえないように言うのが優しさなのかな?

 

まぁ、とりあえず俺が言うこと一つ。

 

「咲さんいい嫁さんだなー」

「嫁さん違いますっ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、室橋さんと夢乃さんも入って卓の関係上余る人がでてくる。

ちょうどお腹も空いたし、なんか適当に軽食でも買いに行こうかな?

 

廊下を歩いていると荷物を持った風越のキャプテン……福路さんが歩いていた。

 

「買い物っすか?」

「ええ、ちょっと皆さんに軽食を振舞おうと思って」

 

そう言って、買い物袋を見せる。

 

「ありゃ、それじゃあ手伝いますよ」

「助かるけど…いいのかしら?」

「自分もお腹空いてるので早く食べたいのが本音ですよ」

「ふふっ、それなら仕方ないわね」

「荷物持ちますよ」

 

女子に重たいものは持たせるなって散々言われたからな。

 

「それじゃあお願いしましょうかしら」

 

ビニール袋を受け取り、中身を確認するとおにぎりの具になるようなものとパンが入ってる。

 

「おにぎりとサンドイッチっすか?」

「えぇ、もしかしたら苦手な具とかあるかもしれないからサンドイッチとかも作ってみようかとおもったの」

 

………うん、やっぱりこの人いい人だな

 

福路さんはおにぎりを作り俺はサンドイッチの具を作る。

卵サンドやツナサンドは意外と手間がかかる

んだよな。

 

「ずいぶんと手際がいいわ」

 

おにぎりを結びながらこっちを見ている福路さん………金髪なんだけど割烹着がすごく似合ってるな。

 

「まぁ、一人暮らししてるんで嫌でも上手くなりますよ」

「小高くんは一人暮らしをしてるの?」

「えぇ」

 

その後は一人暮らしは大変じゃないか?1人は辛くない?よかったらご飯作りに行こうか?………心配性っていうか、田舎のおばあちゃんみたいっていうか………

 

まぁ、そんな素敵な提案も断って(?)

 

みんなに軽食を振る舞う。

 

「おにぎりとサンドイッチ作ってきました」

「いただくわー」

 

速攻で食べに来たのは部長だった………というか福路さん?

 

コソッと福路さんに話しかける。

 

「部長のことなんか気になるんすか?」

「えっ?あっ?………ちょっと昔ね」

 

そう言って部長を見る。

 

「なんか、フラれた彼女みたいな言い方みたいですね」

「………ふぇ?」

 

おふざけ半分に笑いながら言うと、福路さん顔赤くして必死弁明してくるが適当に流しておこう。

 

「もうっ!小高くんったら」

 

なんだろう怒られてるのに全く怒られてる気がしないな。

 

「あの卓すごい」

「入りたくないなー」

 

みんなが視線を集める先は

 

「あと一人」

 

清澄高校大将、宮永咲

龍門渕高校大将、天江衣

プロ雀士、藤田プロ

 

だけどそれより面白そうな人がもう一人。

 

「お願いしますわ」

 

龍門渕高校副将、龍門渕透華

 

 

 

 

 

「ツモ」

 

4回の半荘戦を龍門渕さんが全てトップか………

 

龍門渕さんがサッと立ち上がり俺の前で止まる。

 

「一局いかがでしょう?」

「いいですよ」

 

 

試合は半荘一局やって結果は俺の勝ちだった。

戦法は天江先輩と戦った時と同じく中張牌連打

河が凍るたびに河に石を投げるように中張牌を連打する。

当然海底を狙う天江先輩、場の流れを変えたい藤田プロは鳴きにくる

しかし天江先輩のように他家が配牌が悪くなる訳ではないのでオーラスまで全員混戦状態。

最後は藤田プロと俺のデットヒートだったが最後にまくり返して勝った。

 

「まくりは私の専売特許なんだが………」

「逆転勝ちなんてそんな珍しいことじゃないですよ」

 

後ろで牌譜とっていた京太郎が声をかけてくる。

 

「達也って意外とオーラスの時三位とかあるんですけど、トップに直撃とか連荘で逆転するんですよ」

「勝てそうで勝てないから悔しいじょ」

「まぁ、圧倒的に勝つ時は誰も手がつけられないし」

 

軽く雑談していたら隣の龍門渕さんがうつらうつらし始めた。

 

「龍門渕さんだいじょ……ぶじゃなさそうだね」

 

俺が言う前にドサっと横に倒れそうだったがしっかり受け止める

 

「透華ッ!!」

 

国広さんが駆け寄ってくるが…

 

「あー、大丈夫ただ寝てるだけだよ」

 

実際は気を失ったけど、寝てると言った方が安心するでしょ。

 

「そっか、………あー、えっと小高君お願いがあるんだけど」

「うん、龍門渕さんの部屋まで運んでいくよ」

 

そのまま抱え上げようとしたが、周りの視線が痛い………やっぱりおんぶにしよう。

 

「ここはお姫様だっこじゃないのかな」

「咲、さすがにここまでジッと見られると達也もいろいろ考えるだろ」

 

おいそこ聞こえてるからな。

 

「うんじゃ、国広さん案内よろしく」

「うん、小高君も透華をよろしくね」

 




祝お気に入り1000件突破です!!

自分の作品がいろんな人に見られてると思うと作者は正直胃が痛くなります。

拙い作品ですが長ーい目で見てやってください。

さて、まえがきで書いた通り最近なんかいいアイデアが全くと言っていいほど浮かばないです。
まぁ、ラブコメ作品じゃないからいろいろと制限が多いですよね(ネタに走れないから辛い

そして、作者の一番の悩みは………ネトマで勝てなくなった

いや、すごい切実な悩みなんですよっ!!
最後に満貫で和了ったのいつだっけな?状態ですよっ!!
一応これでもMJ八段までいったのに今じゃ六段………もう辛すぎるっす。
先制リーチすれば、追っかけリーチに一発に振り込むし、テンパイの為に牌を切ればことごとくと当たるし、多面張なのにカンチャンに負けるし、小さな和了りをしてもオーラスで倍満ツモされるし、清一ドラ3張ってリーチしたのにあとから張った相手の混一に振り込むし、不要牌整理で東場が終了したり、もう負けに負けまくりましたね。

もう作者はハートは限界でした、麻雀とかマジクソゲーだと思いましたね、いつも通りに打ってるのに全く勝てない、突っ張れば当たる引けば相手がツモる、なにコレ状態です。

それなのに主人公は負けなしとかなんだよそれっ!!
絶対ムリだからッ!!
つか小鍛冶プロの国内無敗もなんだよっ!!
こんなんチートやチートや!!

とまぁ、作者は書くたびに主人公に文句いいながら書いてます。

最近は麻雀をやらずに将棋ウォーズ始めました。
将棋は2級なので全然強くないですけど運に左右されないから好きっす。

なにはともあれ、作者の気分投稿なのでもしかしたら遅くなったりします(昔の毎日投稿が懐かしい………もうムリだな

麻雀しなくてもヒロインが可愛いから咲はいい作品ですよねっ!!


さてさて、ここまで読んでありがとうございますッ!!
感想や評価等お待ちしておりますっ!!

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