ストライク・ザ・ブラッド〜獅子王機関の舞剣士〜   作:倉崎あるちゅ

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皆様お久しぶりです! この獅子王機関の舞剣士もついに一年目です。
ということで、何か記念に番外編でも書こうか悩み中でして。まぁ、投稿するとしても二、三日空くと思いますが。
番外編を書くのを賛成か反対か、活動報告を書きますのでそちらにお願いします! あ、あと、どんな話がいいか参考にしたいので書いてくれると嬉しいですw

今回、少し雑かなと思います。もう一ヶ月更新と化しているのに何をやってるんだ、と言われても何も言えませぬ。

それではどうぞ!


 Ⅵ

 α

 

 

「折角ですが、そのようなお気遣いは無用でしょう、アルデアル公、オルート卿。──わたしが貴公(あなた)方の代わりに黒死皇派の残党を確保します」

 

「──雪菜っ!?」

 

 そう言った雪菜に反応したのは、俺の隣にいる紗矢華だ。普段優秀そうに振舞ってる紗矢華だが、こういう予想外の出来事には滅法弱い。

 そこが可愛いんだけどね。これに関しては父さんや母さんも俺と紗矢華が幼い頃からそう思ってるし。

 でもまぁ、紗矢華が動揺するのも解るかな。雪菜が自ら戦いに行くんだから。

 

「おい、姫柊! 何もお前が──」

 

「先輩達は黙っていて下さい。アルデアル公とオルート卿のお二人に任せては、自衛権の行使だと言われてお終いです。──なら、わたしが黒死皇派の残党を確保すれば良いんです」

 

 暁が声を荒らげるが、雪菜は冷たく言う。

 確かに雪菜の言う事も最もだ。しかし、監視役である雪菜が動く事で第四真祖の暁も必然的に動く事になる。

 つまり、天災に匹敵する眷獣を全て掌握出来ていない暁をわざわざ戦場に放り出し、危険にさらす事になる訳だ。

 危険過ぎる。下手に介入すればどうなるか解らないというのに、この雪菜(がんこもの)め……。

 

「翔矢……」

 

 雪菜の行おうとしている行為に苛立ちを覚えていると、紗矢華が不安そうに俺を呼ぶ。

 

「紗矢華? どうしたの?」

 

「貴方からも雪菜に言ってよ。……お願いだから」

 

 紗矢華が泣きそうな声で俺に懇願する。

 彼女がここまで不安になり、泣きそうになるのも理解できる。なにせ、紗矢華が親友と呼べるのは俺や雪菜だけなのだから。

 俺は紗矢華の頭に手を乗せて頷き、少し前へと進み出て雪菜を見て言う。

 

「雪菜。俺はお前のその提案には反対だよ」

 

 そう言う俺に、反対される事を解っていたような雪菜は驚きもせずに俺の方に顔を向けて口を開いた。

 

「何故ですか? アルデアル公とオルート卿のお二人に任せては、最悪島が沈むかもしれないんですよ?」

 

「勿論、ヴァトラーとオルートには手を出させないさ。けど、第四真祖の監視役である雪菜をわざわざ戦場に行かせる訳ないでしょ」

 

 怒気を込めて俺は雪菜に告げた。

 監視役、という言葉を突きけられて雪菜は苦虫を潰したような表情になった。しかし、彼女は俺を見据えて声を荒らげて言う。

 

「じゃあ、どうしたら良いんですか! 翔矢さんが黒死皇派の残党を確保するというのですか!?」

 

「俺だって雪菜が住む絃神島を危険にはさらしたくない。けど、俺はヴァトラーの監視役だ。雪菜の代わりに確保は出来ない」

 

「なら! わたしが──」

 

「いいや。動けるのは雪菜だけじゃない。まだいるでしょ? 心当たりない、暁?」

 

 雪菜と言い争いをしている俺は暁に目を向けて、心当たりのある人物を訊く。

 俺がまだアルディギア公国の王女の護衛をしている最中、偶然会った人物が彩海学園の教師をしていると聞かされた。

 名は、

 

「そうか! 那月ちゃんなら!」

 

 そうそう、那月ちゃん…………は?

 え、何。暁は教師をちゃん付けしてるの? 確かに身長も中学生っぽいし、舌足らずな口調だし、ゴスロリみないなの着て人形っぽいけど。……ちゃん付けで良いんじゃないかな。

 

「……先輩、ここではちゃんと呼びましょうよ」

 

 俺と言い争っていた雪菜は少し落ち着き、ジト目で暁を見る。

 ヴァトラーとオルートは、あぁ、と納得するように呟いた。

 

「確かに、"空隙(くうげき)の魔女"ならば黒死皇派の残党を確保できるかもねェ」

 

南宮(みなみや)那月(なつき)、ですか。そういえば翔矢さんはディマと戦った後に怒られていましたわね」

 

 ヴァトラーは軽薄そうに言い、オルートは少し思い出すように笑った。

 オルートの話を聞いた紗矢華は何をしたの、と言いたげな目で俺を見る。俺は肩を竦めて訳を話した。

 

「言ったでしょ、ヴァトラーと戦闘したって。その時に街やらなにやら破壊しちゃってさ。それを"空隙の魔女"に見られて説教されたんだよ」

 

 理由を聞いた紗矢華はこめかみに手を当てて溜息をついた。きっと呆れられているに違いない。

 暁の方を見てみれば、だから那月ちゃんを知ってたのか、と言っている。

 俺は話題を戻すため、わざとらしく咳払いをした。

 

「おそらくだけど、"空隙の魔女"達も黒死皇派の動きを掴んでると思う。今回は俺達獅子王機関は動かない方がいい」

 

 "空隙の魔女"が所属する機関と、俺や紗矢華、雪菜が所属する機関は全く別の所が管理するため、仲があまりよろしくない。つまりは商売敵という事だ。

 今回は俺達三人はそれぞれ監視対象がいるため、勝手な行動は出来ない。故にこの件は国家攻魔官の"空隙の魔女"に放りなg──任せた方がいい。

 

「……解りました。けど、わたしの周りで何かあれば、わたしは動きます」

 

 本当にこの娘は頑固だ。一度決めれば絶対に行動しようとする。

 昔からそうだ。高神の杜で受けたサバイバルで、俺と紗矢華が駄目だ、と言っても彼女はそれをしてしまう。

 俺ははぁ、と溜息をついて小さく頷いた。

 

 

 

 ガツン! と、部屋の調度品を蹴りつける音が部屋に響く。

 客室での話を終えた俺と紗矢華は部屋に戻ってきた。

 しかし、紗矢華は雪菜が危険に晒されると思い、心配そうにしたり、一番危険な人物である暁を思い出してイラついたりと大変忙しそうにしている。

 

「あーもうっ! 全部第四真祖のせいよ! 雪菜が黒死皇派の残党を捕まえるとか言ったのはっ!」

 

「落ち着きなよ、紗矢華。それに、暁は何もしてないじゃないか。あれは雪菜の独断だよ」

 

「でも! あの変態がいなければ雪菜は監視役なんて押し付けられなかったのよ!?」

 

「暁の存在を否定しないの。……昔からでしょ。雪菜があんなふうに無茶な事言うのは」

 

 ベッドに腰掛けながら、俺は溜息混じりに言う。

 紗矢華はでも、とまだ言おうとしているが、昔を思い出したのだろう。何も言い返さなかった。

 

「……そんなに心配なら明日、朝から雪菜と暁のところに行こうか?」

 

「……ありがとう……翔矢」

 

 俺の正面に座り、紗矢華が俯きながらそう小さく言った。

 俺は彼女の綺麗な髪を撫でながら、

 

「お礼言われるような事はしてないけどね。さて、もう寝ようよ? 今日なんてほとんど寝てないしさ」

 

「……うん」

 

 そう言うと、紗矢華ははにかんで頷いた。

 俺達は電気を消してベッドに潜り込んだ。数秒後、俺は睡魔に襲われ、抵抗せずに意識を手放した。

 

 

 β

 

 

 肌を焼くような朝日を受け、"オシアナス・グレイヴ"から出た俺と紗矢華は、雪菜が住むマンションへと向かった。

 俺達はそのマンションの中が見れるような場所に位置取り、式神を経由して暁や雪菜の様子を伺う。

 雪菜は女の子なので紗矢華が様子を見て、俺は暁を見ている……のだが、寝ている暁の上に、金髪の制服を少し改造した少女が跨っていた。

 

「……」

 

 これをどう紗矢華に伝えようか。伝えなくていいかな。うん、良いよね? 誰か助けて。

 

「雪菜の方は問題ないわ。翔矢、そっちは?」

 

「……」

 

 雪菜の方を見ていた紗矢華が俺に問いかけてくる。しかし、今の俺には答えられるようなものはない。

 というより答えてはいけないと思うんだ。

 質問に答えない俺に紗矢華は不思議に思ったのか、首を傾げて近寄ってきた。

 

「翔矢? どうかしたの?」

 

「……い、いやぁ? 何でもないよ? 僕は何も見てないヨ」

 

 や、ヤバイ。声が裏返っちゃった。

 紗矢華を見てみればジーッと俺を見つめてきている。

 

「嘘つかないの。正直に言いなさい、翔矢。何があったの?」

 

「え、い、いや……その……」

 

 目の前に紗矢華の顔があり、少しドキッとした。

 い、いやぁ、紗矢華ってますます綺麗になっていくよねー? 幼馴染みとして悪い男の人に捕まらないか心配だよ?

 頭の隅でそう思いつつ、彼女には勝てず、暁に起こった事をつまびらかに白状した。

 

「殺すわ……! 暁古城! 雪菜だけでなく、他の女まで……!」

 

 うん、ごめん暁。俺は紗矢華に弱いんだ。問い詰められたらもう俺は従うしかないんだよ。

 暁に心の中で謝罪し、俺達は登校し始める雪菜と暁の後を追った。

 ちなみに金髪の少女──資料によれば藍羽(あいば)浅葱(あさぎ)というらしい──は雪菜と暁と一緒に登校するのではなく暁の妹──暁凪沙(なぎさ)──と先に登校した。

 

 

 γ

 

 

「しょ、翔矢……」

 

「ご、ごめん」

 

「……ちょ、そこっ……!」

 

「ホントにごめん……!」

 

 現在、満員のモノレールに揺られています。誰か助けて。

 暁達を追ってモノレールの中に入ったのは良いのだが、予想以上に混雑していたため、暁達を見失ってしまった。

 終いには他の乗客にギュウギュウ押されて、俺は紗矢華とこれまでにない程密着している。しかも紗矢華が壁際にいるため、俺と正面を向いている形になる。

 そのため、うん、まぁ……その……なんと言いますか……。

 

「……うぅ…………」

 

「……すみません」

 

 えーと、柔らかかったとだけ言っておく。ほんとうに紗矢華には申し訳ないと思うよ。モノレールから出たらまた謝らなきゃな。

 恥ずかしさから、紗矢華は顔を赤くして俯いてしまっている。

 早く着かないものか、と思っていると、モノレール内に到着するというアナウンスが流れた。

 やっとか、と思った矢先にモノレールがブレーキをかけて揺れた。

 俺は体を支えるために壁に手を当てて他の乗客にぶつからないように踏ん張る。だが、咄嗟だったため、ドン、と少し音が鳴ってしまった。

 

「はぅ……」

 

「あ……」

 

 ……やってしまった。

 頭の中にその言葉が浮かぶ。

 俺の手を見れば紗矢華の右の首から数センチ離れた場所に置かれていた。

 つまり、壁ドン、というものになってしまった。

 え、どうしよう? すごく気まずいんだけど。なんか、紗矢華にトドメさしちゃったような気がするけど、どうしたらいいかな。

 若干パニックになっていると、少し乗客が減り、動けるスペースが出来てきた。

 俺はこのチャンスを逃すまいと思い、紗矢華の手を握ってモノレールから出た。

 手を握りながら、周りを見渡して暁達を探すと、百メートルくらい先にフードを被った少年が見えた。

 

「この距離なら大丈夫かな」

 

 暁達との距離を測り、バレていないか確認する。

 その後、俺は紗矢華を連れて路地裏に行き、綺麗に頭を下げた。傍から見たら直角に等しい。

 

「ごめんなさい! 変な所触ったり、壁ドン? みたいな事したりして!」

 

「……え、あ……え?」

 

 急に謝ったからか、紗矢華は少し戸惑っている。

 

「本当にごめんね。嫌だよね」

 

 いくら幼馴染みである俺とはいえ、男だ。男性に恐怖と嫌悪を抱いている紗矢華にとって、今回の事は嫌だったに違いない。

 俺は少し顔を上げて紗矢華の顔を窺う。すると、彼女は若干頬を染めつつ視線を逸らして口を開いた。

 

「別に、翔矢が悪いわけじゃないから良いんだけど……。それに、翔矢だから……私はむしろ……」

 

 最後はごにょごにょ言ってたから聞き取れなかったけど、これは無罪放免、という事で良いのかな。

 よかったぁ、と思い、俺は暁達を監視する。

 人通りが多くなってきた今、直接後を追うのはバレる危険がある。式神を使って遠くから監視した方がいい。

 

「紗矢華、人多くなってきたし式神使うよ?」

 

「……あのまま……。え? な、何か言った、翔矢?」

 

「いや、人多くなってきたから式神使うよ、って」

 

「え、あ、うん。お願い」

 

「おーけー」

 

 まだごにょごにょ言ってたみたいだけど聞こえないんだよね。

 雀型の式神を何体か飛ばし、あらゆる角度から暁達を監視する。

 これで直接監視する必要がなくなったので、休憩がてらどこかの喫茶店にでも行こうかと思った。

 ヴァトラーとオルートからは、"船でゆっくりしてるからデートでもしてきなヨ"と言われている。別にデートというわけではないのだが、妙にニヤけている二人を見ていると不快に感じたので、ヴァトラーの側近であるキラ・レーデベデフ・ヴォルティスロワという見た目十代の黒髪の少年吸血鬼に後を任せた。ちなみに"旧き世代"のようだ。

 よって、ヴァトラーとオルートを気にせずに暁達を監視出来るのだ。

 

「さてと、朝から何も食べてないし、どこかの喫茶店で何か食べよう?」

 

「ええ、そうね」

 

 俺が歩きながら提案すると紗矢華は頷き、俺の隣に歩み寄る。

 時折暁達の動きを確認しつつ、俺達は彩海学園に近い喫茶店に入って注文をした。

 俺はハムのサンドウィッチ四枚とレモンティー。紗矢華は俺と同じサンドウィッチに紅茶。

 注文し終えた俺は席を立ち、

 

「紗矢華、ちょっと席外すね。師匠に聞きたい事あるから」

 

 そう言うと紗矢華は頷き、いってらっしゃい、と返してくれた。

 喫茶店の外に出て新しい携帯を取り出し、師匠に電話をかける。二回くらいのコールで師匠が電話に出た。

 

『もしもし? どうした翔矢?』

 

「ちょっと聞きたい事があって」

 

『聞きたい事? 何をだい?』

 

「獅子王機関はヴァトラーとオルートの絃神島訪問の目的を知っていたかどうか」

 

 俺がそう訊くと師匠は少し黙った。

 数秒間待っていると、電話口から言葉が紡ぎ出される。

 

『結論から言うと知っていた』

 

「……じゃあ、なんで言ってくれなかったんですか、師匠? 言ってくれれば俺が黒死皇派の残党やクリストフ・ガルドシュを確保したのに。……それに、俺が動けば雪菜が確保するなんて言わなかったはずだ」

 

 そう。言ってくれれば俺がクリストフ・ガルドシュもろとも確保していた。紗矢華と別行動をし、少しでもあの戦闘狂コンビを動かす必要性を無くせる。

 そう言うと、師匠は小さく溜息をついて、

 

『……私の配慮が裏目に出たか』

 

 師匠の独り言のような呟きを俺は聞き逃さなかった。

 

「配慮? 何に対するものですか?」

 

『二年間離れ離れだったお前と紗矢華にさ。少しでも一緒に居させてあげられたら、と思って言わなかったんだ』

 

 師匠の言葉を聞き、俺はそういう事か、と納得した。

 確かにあの二人の監視や護衛だけなら俺か紗矢華のどちらか一人だけでも事足りる。俺は俺で正規の舞剣士ではなくとも任務を数多く受けてきたし、紗矢華は若い舞威媛の中では頭一つ抜けている程優秀だ。

 それを二人で任務にあたるなんて、いくらあの戦闘狂コンビとはいえオーバーだろう。久しぶりに紗矢華と会えて舞い上がって気付けなかった。

 

『にしても、まさかまた雪菜がそんな事を……』

 

「うん。一回、第四真祖と紗矢華が窘めたんだけど一蹴されちゃって。おかげで紗矢華は涙目……」

 

『それを見たお前があの子を説得、か……目に浮かぶ。翔矢、お前本当に紗矢華に弱いね』

 

「し、仕方ないじゃん……幼馴染みが涙目っていうのはちょっと堪えるというか……」

 

 そうだよ、あれは仕方ないんだよ。だって今にも泣きそうに俺を呼ぶんだよ!? あの状況でなんとかしなかったら部屋に戻った途端、紗矢華のお怒りが俺に降り掛かるんだから。

 

『まぁ、昔からお前は紗矢華には甘かったからねぇ。その次は雪菜なんだろうが』

 

「……さ、さてぇ、黒死皇派の件を"空隙の魔女"に頼むからそろそろ切るね、師匠」

 

『ちっ、逃げたね翔矢』

 

「そ、それじゃあねー!」

 

 逃げるように──実際逃げたけど──電話を切った俺は長い溜息を吐いた。

 俺だって紗矢華に甘いのは自覚してるんだよ。なんでこんな甘くなってしまったのだろう。不思議でしょうがない。

 と、とにかく次は"空隙の魔女"に黒死皇派の件を頼まなくちゃな。うん。

 内心何故かテンパる自分に違和感を感じつつ、俺は式神を経由して"空隙の魔女"に連絡を入れた。




紗矢華に甘いのは仕方ない。だって可愛いし綺麗だし、チョロインだ……し……。おや、誰か来たようだ。


話の流れ的には原作と同じですね。少し違うのは雪菜が捕らえるのではなく那月ちゃんが本格的に動くみたいですけど。
というか、これ今更なんですけど、翔矢君半魔じゃないですか。紗矢華の吸血シーン書けないと思ったんです。

……泣きました。

翔矢君を吸血鬼にしたかったけど、他の方の作品と被るから半魔にしたのに……。っく!
まぁ、クリスマスの番外編でちょっと血の話出てますけどね。その真相は戦王の使者篇の最後らへんで分かりますよ! 多分。

それでは失礼しました!

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