バカと仲間と来訪者達   作:フラスカ

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コソコソ

侑「はい確保」

銀「〇時〇分!容疑者確保!いや現行犯逮捕か?」

何で!?何もしてないですよ!?後時間ばれるんでやめて下さい!

銀「犯人は大体そう言うんだよ...早く楽になっちまえ、な?」

くそっ!こんな時間に飯テロアニメを見せながらカツ丼食ってるなんて!

侑「その発言で大体時間ばれてるぞ」

ハッ!?これが誘導尋問...恐るべし

侑「お前が自爆しただけだろう」

で?結局何なんですか?

銀「お前、世界改変したろ?」

ギクゥ!

侑「まぁ世界改変と言っても大した事じゃない」

へ、へぇ?僕が何をしたっていうんですか?

銀「お前の犯した罪...」

侑「それは...」

銀・侑「小規模の世界改変(前書きと後書きの追加)だ!」

しょうがなかった、しょうがなかったんや

侑「何故にいきなり関西弁?」

あの時は本編を書くのが精いっぱいで両方とも書く余裕がなかったんや...

銀「何、だと...そんな深い事情があったとは...」

侑「いやそんなに深くないからな?」

刑事さん、ぼかぁやり直せるでしょうか?

侑「サイコロの旅をしそうだな」

銀「何度だってやり直せるさ。やり直しに早いも遅いもねーんだから」

うっ、ううっ...

侑「何これ」

はい!お付き合いありがとうございました!さてさてそれではー?

三人「「「第九話、どうぞ!」」」



第八話 ひとまず何でもやってみようか!と言われてやってみるけど上手くできなかったら叱られる理不尽

side銀時

 

ついに試召戦争とやらが始まった

戦争というからには血生臭い物を予想していたのだが

 

銀「何というか、ゆるいな」

 

侑「いや、見てみろ」

 

侑の言った方向を見ると悶え打っている明久の姿がある

 

侑「な?」

 

銀「いやあいつだけ別の戦争に参加してんじゃねーかってぐらいもんどり打ってるんだが」

 

侑「まぁフィードバックがあるからな」

 

銀「物理的に攻撃されてるような気がするんだが」

 

侑「過激な愛情表現だ、気にするな」

 

銀「朝会ったゴリラが他の奴らを誘拐してるんだが」

 

侑「戦争では当たり前の事だ、慣れろ」

 

明「島田さん、中堅部隊全員に通達」

 

銀「明久が指揮官らしく何かやってるな」

 

侑「実際に部隊を任されてる隊長だからな」

 

銀「と思ったら目つぶしされたぁ!?」

 

侑「トップのミスで他の奴らが戦死するからな、よほど間違っていたんだろう」

 

何故俺がこんなに突っ込みしてるのかというと---

時間は少し遡る

 

銀「雄二、作戦は分かったんだが」

 

雄「だが、どうした?」

 

銀「これは普通の戦争じゃねーんだろ?」

 

雄「まぁ、そうなるな」

 

銀「いまいち勝手がわかんねーんだけどよ」

 

雄「大丈夫だ、侑と一緒に見学して来い」

 

銀「だが、途中で襲われねーか?」

 

雄「大丈夫だ、問題無い」

 

というわけである。不思議な事に何故か襲われない、寧ろ避けられてる気さえしてくる。

 

銀「しっかし不思議な事に誰も襲ってこねぇな...」

 

侑「全くだ、不思議過ぎて知恵熱が出そうだ」

 

今更だが、侑は嘘をつく時知ってか知らずか頭を掻く癖がある。

襲われない理由を気付いてはいるのだろうが知らない振りをする、何故だ?

 

侑「お前の性格的に考えて、言ったらお前は突っ込んで戦死するだろう?」

 

銀「だから心を読むなよ...」

 

侑「短い付き合いだが、お前が考えそうな事ぐらい分かる」

 

銀「一週間も経ってないからな、短いってレベルじゃねーぞ?」

 

侑「冗談はさて置き、傍目から見ればヤンキーと昨日の残虐男だ。報復が怖いんだろ」

 

銀「俺の評価最悪だな...そろそろ参加しますかね」

 

侑「もういいのか?」

 

銀「見学してる間に負けました、なんて笑い話にもなんねぇよ」

 

侑「それもそうか、やり方は分かるな?」

 

銀「ああ、試獣召喚(サモン)!」

 

side侑

 

侑「試獣召喚(サモン)!」

 

その掛け声と共に召喚獣が召喚される

銀時の召喚獣が姿を見せる、『デフォルメされた銀時』といった感じで何だか---

 

侑「だらしない!」

 

銀「言ったね!親父にも言われた事無いのに!!」

 

目は死んでいる、武器は洞爺湖って書いてある木刀、右肩を出した着物、何というか---

 

侑「だらしない!」

 

銀「二度も言ったね!」

 

侑「全体的にだらしないんだよ!」

 

銀「こっちはこの格好で長年やって来てんだよ!人の正装に文句言うな!」

 

侑「正装ならピシッとしろよ!」

 

銀「格好についてはお前に言われたくねーんだよ!なんだその恰好!」

 

真っ黒のコートに、左右三本ずつの合計六本の刀

 

侑「何がおかしい?」

 

銀「糞ダサいわ!なんだ厨二病真っ盛りか!?「Let's party!」って言ってみろ!

それとも「スターバースト(ry」の方が良いか?」

 

侑「格好いいだろうが!」

 

銀「何?お宅ノートとか書いちゃってる口?エターナルフォースブリザードとか?」

 

「あのー...」

 

侑・銀「あ”?」

 

「ヒッ!?は、始めてもいいでしょうか?」

 

侑「ああ、始めてくれ」

 

「で、では試獣召喚(サモン)!」

 

何だかんだ銀時に言っていたが初めての戦闘だ、初めてにしては

 

試獣召喚(サモン)!」×8

 

少し多い気がするんだが!?

 

Fクラス 坂田銀時 Fクラス 山路侑

国語   372点  国語  426点

         VS

Dクラス(被害者)×8人

平均点   130点 

 

「ちょっと待って」

 

侑「時間が無いんだが」

 

「それは分かってる、でもちょっと待って」

 

銀「なんかおかしいか?」

 

「おかしくないとでも?」

 

侑「何が?」(イライラ)

 

「お前等Fクラスだよな?待ってイライラしないで怖いから」

 

銀「上に書いてあるだろう」

 

「そうなんだけどね?点数おかしくない?桁間違ってない?」

 

侑・銀「日本人なんだから国語出来て当たり前だろう」

 

「全く参考にならない意見どうも!くそっ!特攻だ!」

 

戦闘が始まる、落ち着いて召喚獣を動かすイメージをする

だが

 

侑「銀時、刀が多くて邪魔臭い」

 

銀「だろうな!そんなにあればさぞ邪魔だろうよ!」

 

どうしたものか、そういえば腕輪があったな...使ってみるか

 

「おい、あいつ腕輪持ってるぞ」

 

「俺らが勝てるはずないだろう!?」

 

「早くどっちかでも仕留めるんだ!」

 

腕輪の力が発動する、すると---

 

銀「俺が、2人?」

 

えーーと?

 

「な、何が起こったんだ?」

 

「俺たちは何ともないし」

 

「あいつの姿が変わったぐらいだな...」

 

「あいつの腕輪、クソ性能なんじゃ?」

 

言われた、一番考えたくない事を言われた

 

銀「点数、減ってるぞ」

 

侑「知ってる、いくらだ?」

 

銀「あー、80点ぐらい?」

 

クソだこれ!点数消費しただけで効果は見た目変わるだけとか!戦いやすくはなったけど!

 

銀「おい、来るぞ!」

 

侑「あーもー知るか!やるぞ!」

 

敵が突っ込んでくる、体を逸らし相手の顔に木刀を置いておく。

すると敵は急には止まれず木刀が頭部を貫く。まず1人。             

 

楽しい

 

残った三人が武器を振り下ろす、召喚獣の頭を掴み前に置いて盾にする。これで2人目。                               

 

愉快

 

0点になっても召喚獣はすぐに消えないので投げつける。相手が戸惑っている間に頭蓋骨を砕く。

3人目、あと1人。

 

楽しい時間が終わっちゃう、楽しい、楽しい楽しい

 

残った一人の剣を弾く、剣が地面に突き刺さる。剣のある方へ相手を投げ、切り裂く。

4人目、終わり。

 

終わっちゃった。まだ遊べそうな相手(オモチャ)は居ないかな?

銀時の方を見る。まだ戦闘に慣れていないみたいで複数人相手している。

少しくらい貰ったって良いよね?

 

銀「俺の事は良い、お前は戻ってろ」

 

侑「銀時、この装備意外と使いやすいね。手こずってるようだから手伝うよ」

 

銀「余計なお世話だ。それにお前の助けは要らねーよ」

 

侑「そうみたいだね、もう終わったみたいだし」

 

鉄「戦死者は補習!」

 

銀「さ、行くぞ侑」

 

侑「ああ、行こう」

 

移動中

 

銀「お前なぁ」

 

侑「分かってる」

 

ゴイン!

 

侑「っだ!?」

 

何かで殴られた!?鉄パイプ?バット?

むしろそっちの方が痛くない気がするほどの激痛が頭に走った

 

銀「分かってないだろーが」

 

侑「次は気を付ける」

 

ガッ

 

侑「二度もぶったね!?」

 

銀「やかましい、餓鬼にはこれで充分だ」

 

侑「ガキって...そんな年齢じゃないが?」

 

銀「餓鬼だよ、大人に憧れる内は餓鬼だ、子供に戻りたいと思うようになったら立派な大人だ」

 

侑「俺は」

 

銀「餓鬼じゃないなら自分のケツぐらい自分で拭け。自分の制御ぐらいしっかりしろ。

幼稚園児じゃあるめーし」

 

侑「やっぱりおっさんには敵わないな」

 

銀「うっせ、まだピチピチの20代だ」

 

Dクラス代表 平賀源治 討死

 

侑「終わったみたいだな」

 

銀「じゃ、帰りますかね」

 

~Fクラス~

 

侑「ただいま」

 

明「おかえり!今回姫路さんが凄かったんだよ!」

 

姫「そんな、恥ずかしいです...」

 

島「そういえば、吉井?ウチを見捨てたわね?」

 

明「記憶にございません」

 

康「...(パシャッパシャッ)」

 

雄「ムッツリーニ、二人のスカートの中を撮ろうとするんじゃない」

 

「二人ともお疲れ!」

 

「今回の俺の活躍を見せたかったぜ!」

 

「お前最初に戦死してなかったっけ?」

 

「前の晩彼女が寝かせてくれなくてな」

 

「この流れ知ってる」

 

クラスはまるでお祭り騒ぎだ。上位クラスに勝ったのだから無理もないが。

 

銀「侑、この景色をよく覚えておけ。お前がこの光景をずっと見てたいなら負けるな。

戦いっていうのはいくら敵をぶっ倒そうが守れるもん守れなきゃそれで終わりだ」

 

侑「...ああ、肝に銘じる」

 

銀「いい返事だ、何でも素直なのは良い事だぜ?真面目な話はここまでにして今を楽しもうじゃねーか!」

 

侑「お前の話を真面目に聞くのがバカらしくなってくるよ」

 

side?

 

?「うーん...やっぱり邪魔だなぁ」

 

?「ここまでされると寛容な僕でもイラっとしちゃうんだよね~」

 

?「じゃあ次は...皆の前で出て見るか!上手く行けばあいつを殺せるし、駄目でもスムーズに進んでくれるしね!」

 

?「おおかた、俺はこの景色を守る(キリッ)とか思ってんだろーなー。あーうざいうざい」

 

?「正義より悪が強いなんてことは一万と二千年前から自分がよーく分かってるはずなのにね」




はいはい、後足しですから第九話どうぞって言った直後ですよー

侑「その話はやめろ」

はい!というわけでいつもニコニコ以下省略のフラスカですっ!
今回はー?毎回出てきてゲストと言っていいの?山路侑さんと
天パで糖尿な侍、坂田銀時さんでーす!

侑「そんな事俺に言うな、侑だ」

銀「かっこ良さげな紹介だと思ったが悪口しかなかった、銀時だ」

侑「質問良いか?」

おや、珍しい

侑「お前何やってんの?」

小説書いてますが

侑「うわぁ、腹立つ」

銀「まぁまぁ、苺牛乳飲むか?」

あ、下さい

侑「飲むなよ、というか前回の話の事だ」

知ってますよ、書いてるの私ですもの

銀「おっと、そろそろ危ない臭いが...」

FGOネタ入れたらああなっちゃいました

侑「お前何やってんの?」

ちょっとで終わらすつもりだったんですけど予想以上に長くなって
「あ、これ本編無理だな」ってなってああなりました

侑「お前何やってんの!?」

まぁまぁ落ち着いて、コーヒー牛乳飲みます?

銀「ああ、くれ」

侑「お前たち本当にマイペースだな」

銀「俺からも良いか?」

どうぞ

銀「今回は何でああなったんだ?」

大体こいつ(侑)のせいです

侑「うぉい」

だって戦闘してて敵倒してたらテンション上がってああなったって
完璧に貴方の責任でしょ?

侑「それをお前が」

あーっとここでお時間となりました!
短いですが今回はここまでです!

銀「落ち着け、大体の事はカルシウム摂っときゃ何とかなんだから」

牛乳飲みます?

侑「貰う」

主・銀「牛乳なら飲むんかい!」

それではー?

三人「「「次回もゆっくりしていってね!」」」

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