フェイル   作:フクブチョー

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第五罪 弟子は幾つになっても可愛い

 

 

 

 

屋敷には煌びやかな光と喧騒に包まれている。中に並べられているのは色とりどりの晩餐と上品な音楽で埋め尽くされている。今夜はパーティが地元の盟主達を呼んで行われている。このパーティの目的の表向きは太守と有力な地主達のコネクションを強め、支持を集める親睦会である。

そして当然、裏向きがある。

 

己の立場が危うい事を悟った太守が派手な宴を行い、影が薄くなる隙に、財宝を掻き集めて姿を消すための隠れ蓑である。その準備は着々と進行しており、後は庭に仕掛けた花火を爆発させ、狂言のテロを起こし、その騒ぎに紛れて側近達とこの場を去るのみとなっている。

 

ーーーーそろそろか……

 

丸々と太った中年の男。名はタルカネという。賄賂に横領、果ては人狩りに怪しげな怪物まで研究しているという噂のある男だ。

懐中時計を取り出し、時間を計り始める。多少モタついても逃げれる自信はあるが、無駄な動きはできるだけしたくない。

 

ーーーー五、四、三、ニ、一……

 

零、と数えた瞬間、屋敷の灯りが一斉に消える。シャンデリアも天井から落下したらしい。闇の中でガラスの破砕音が派手に鳴り響いた。

 

ーーーーこんな予定はなかった!!

 

狼狽する。こちらの手の者が気を利かせた可能性もなくはなかったが、はっきり言ってありがた迷惑だ。狂言のテロリストの顔もわからず、誰が人質になったかもわからないこの状況で自分が消えたら間違いなく自分達の仕業にされる。そうなってはコッソリと消える事は出来ない。財宝を持ち逃げしたとバレては、帝国の行政機関が動くだろう。そうなっては逃走に関して素人の自分達では逃げ切る事は難しい。

 

だがそんな心情を無視するように事態は進んでいく。扉が派手に破壊される音が鳴り、大勢の人間が進入する足音が響く。

 

ここで太守は作戦を変更する。

 

「この部屋の人間を全て殺せ!!」

 

この部屋で警備を任せていた屈強な戦士達とテロリストに命令を飛ばす。

テロリストは我々を皆殺しにし、財宝は彼らが持って逃げたというシナリオに書き換えた。

 

一瞬の静寂の後、屋敷に血飛沫が舞った。響き渡る阿鼻叫喚。その隙に用意していた隠し通路へと駆ける。

 

ーーーー宝物庫じゃ!

 

あそこには既に財宝を持ち出すために雇った人間達を待機させている。自分が命令すればすぐに動くだろう。

 

ーーーー後はあの怪物達を解き放てば……

 

一目散に走りながら、とある科学者と一度フラッと訪れた錬金術士の協力によって作られた怪物の解放も頭をよぎる。

 

ーーーー妙じゃな……

 

宝物庫へと近づいていくが、一向に人の気配がしない。どういう事かと訝しんでいると……

 

 

 

 

コツ………………コツ………………

 

 

 

 

 

こちらに近づく足音が響く。足を止めた。

 

闇の中から現れたのは彼にとっての死神。

血塗られた大剣を手に持ち、悠然と佇む緋髪と紅い瞳を宿した青年と彼に付き従うように後ろを歩く槍を持った黒髪の少女。

 

「き、きさまは…………」

 

「やあ、お早いお着きだなぁ、タルカネ殿」

 

ブンと一度大剣を振るい、血糊を飛ばし、肩にかける。この炎を纏ったような美男子を太守は知っていた。

 

「テメエのフェイル(間違い)を教えに来たぜ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宴前日の夜…………

 

 

太守達の計画を全て暴き、報告したフェイルはロードに呼び出されていた。

 

手紙によって伝えられた場所へと到着し、部屋のドアを開けると数は少ないが武装した兵隊達と知ってる顔いくつかに迎えられた。

 

「お待ちしておりました、フェイル様」

 

間違えた、3つだった。

 

「おいロード。状況は大体理解してるが説明しろ。何でウチの馬鹿弟子とアホ毛ヤブがいる?」

 

「誰がヤブじゃ」

 

ゴツンと殴られる。コツンではない。ゴツンだ。明らかに拳でない鉄製の何かで殴られた。恐らくナイフの柄だ。

 

「チサトお前…………それは流石に痛いぞ」

 

ちょっと泣きそうになりながらチサトの手首を掴む。淑女然とした美しさのせいで忘れがちだが、彼女は一流のナイフ使いでもある。

 

「余計な事を言うからだ馬鹿め」

 

「志願したのです。お師様」

 

頭を摩りながら今一度チサトに文句を言おうとしていた所にファンが割って入る。話が始められないと判断したらしい。生意気な。

 

「秘密裏に兵役の募集を行いましてね。チサトさん伝いに志願して来たのですよ」

 

「ちゃんと選考したんだろうな、贔屓なしで」

 

「彼女の実力は私よりフェイル様の方がご存知なのでは?」

 

フン、と鼻で笑う。軍医とはいえ、かつてあのエスデス軍にいたのだ。実力は折り紙つきだ。

 

「ファン。同行は許可してやる。だがお前は俺と行動だ。実戦を見る事がお前の今回の稽古だ。学(まな)ぶは真似(まね)ぶだ。見て真似て学べ」

「はい!」

 

「チサト、お前は待機だ。後方支援チームの指揮を取れ」

 

「positive」

 

「もう俺はお前の上官じゃない。その返事はやめろ」

 

さて、個人的な指示は終わった。部屋に集まった人間達全員に注意を向ける。

 

ーーーーほう、いい面構えだ。

 

ロード達が集めた兵隊達は正義感に溢れた男達だ。クズを消す為の命令を今か今かと待っていた。

 

ーーーーげ……

 

待機している集団の中に一際黒い気配を感じ取り、視線を向けてみると知った顔があった。俺が気づいたことに気づいたのだろう。ニヤリと口角を歪めて一人の老婆と無表情の中に確かに喜びの色を見せた美少女がこちらに近づいてきた。

 

「やあ、噂じゃ死んだと聞いていたんじゃが生きとったのか。妖怪小僧」

 

「テメエに言われたくねえよババラ。妖怪より妖怪のくせしやがって。まさかテメエらまで雇われてるとは……」

 

艶やかな黒髪を後ろに纏めた可愛いらしい少女に視線を向けると犬の尻尾のように束ねた髪を揺らして緋色の髪の青年に擦り寄ってくる。

 

「ヴァリウス!」

 

「久しいなタエ。ずいぶん大きくなった」

 

「久しぶり。噂なんて信じてはなかったけど健勝そうで安心した」

 

「おう、あとヴァリウスはよせ。今はフェイルと名乗っている。それで呼んでくれ」

 

「お師様、知り合いですか?」

 

「ヴァル。紹介しろ」

 

明らかに知り合いとわかる三人の空気に弟子と女医が問いかける。老婆はともかくこの少女は明らかにヴァリウスに好意を寄せている。そして自分と同じ弟子のような呼び方をしている。二人は気が気でなかった。

 

「こいつらは暗殺結社、オールベルグ。暗殺専門の傭兵だ。仕事の都合上顔を合わせる機会が何度かあってな。この妖怪がババラ」

 

「どーも」

 

「こっちはタエコ。昔俺が拾った捨て子だ。ある程度育てた後で信頼できる筋に預けた。一応剣のイロハも叩き込んでいる。言ってみればお前の姉弟子だ」

 

ファンの頭を撫でてやりながら紹介してやる。ファンがペコッと頭を下げると同時にタエも礼を返した。

 

「そちらの紹介はいらないよ狼小僧。小僧の女に嬢ちゃん。はっきり言ってどうでもいいしねぇ」

 

ム、と眉を歪めて二人が一歩近づこうとしたがフェイルがそれを止める。落ち着け、と目で指示した。

 

「気をつけろ、暗殺技能という点において、このバーさんは俺以上だ」

 

「「ヴァル(お師様)より!?」」

 

明らかに狼狽する。二人にとって最強の存在であるヴァリウスが自分でこのような事を言うとは予想していなかった。

 

「勘違いするな。単純な戦闘力では無論俺の方が上だ。だが暗殺ってのは強けりゃいいってモンでもない。擬態が必要な時もある。このババアはそれが実に上手い」

 

「そこが下手なのがお前の小僧たる所以じゃな。溢れる強さを隠せん人種。あの小娘と同類。割れ鍋に綴じ蓋。良いコンビじゃないか、と思っておったんじゃがな」

 

口ぶりからどうやらエスデスと袂を分かった事は知っているらしい。

 

「ヴァリウス、実は優しいから」

 

「気をつけろタエコ。常に優しい男より普段傲慢で自信家な奴がふと優しさを見せるこのような男の方が遥かに厄介じゃ。油断するとあっという間に奈落の底に叩き落されるぞ。そこの女のように」

 

グ、と息を飲む気配をチサトが見せる。そして反論しない。おかしいな、俺はいつでも謙虚で寛大なハズなのに……

 

「貴方もヴァリウスの弟子なのか?」

 

「は、はい」

 

「そうか、私もなんだ。名前は?」

 

「ファ、ファンです」

 

「私はタエコ。貴方の姉弟子。よろしく」

 

元弟子と今の弟子が握手を交わす。会って間もないハズなのに二人には既に見えない絆が出来たようだ。

同門というのはそれだけで親しみが湧く。人によっては血より濃い絆となる者さえいる。

 

「かつては敵だが今回は仲間だ。頼りにさせて貰うよ炎狼」

 

「……………チッ、お喋りが過ぎたな。チサト」

 

視線で指示を出す。一字一句違えず読み取ったかつての軍医は頷いた。

 

「傾注(アテンション)!!」

 

チサトの檄に全員が佇まいを正す。緊張感が空気を支配する。視線が一斉に俺へと向いた。

 

「今回の作戦はこの地にのさばる腫瘍どもの一斉切除だ。この一刀で全てに決着をつける。だが己が正義だと思うな。我々の仕事は詰まる所、悪だ。どんな理由があろうと殺しは殺しだ。自分に酔う奴は死ぬ。覚えておけ」

 

空気が重くなる。空気につられてテンションが上がり、浮かれてる奴もかなりいた事には気づいていた。

 

「だからこそ無用な殺しは許さん。抵抗しない者、降伏した者は殺すな。俺たちは悪であり、間違った存在だ。だが間違いには種類がある。間違え方が正しいフェイルを成せ!友の明日の為に!!」

 

雄々しい鬨の声が上がる。肌がビリビリと震える。諌めるのも大将の仕事だが、ノせるのも大将の仕事だ。エスデスと違い、カリスマに乏しい俺はアゲるのにいつも苦労する。

 

「お見事でした」

 

「皮肉か」

 

「?いえ、本心ですが」

 

本当に意外だったのだろう。目を丸くしてキョトンとしている。オッさんのキョトン顔なんてキモいだけだな。

 

「いや、こっちの話だ。作戦実行はフタマルサンマルだ!解散!!」

 

「ヴァリウス」

 

それぞれが己のやるべき事に戻り始め、喧騒が空気を支配し始めた時、ババラがフェイルに再び近づいてきた。

 

「コッソリ近づくな。お前は存在が軽いホラーなんだから。あとヴァリウスって呼ぶな」

 

「ほう、そうかい」

 

スウ……

 

「なあヴァリウス、この件が片付いたらヴァリウスに頼みたい事があるんだヴァリウス。ヴァリウス後で時間を作っておくれヴァリウス」

 

「燃え散らされたいか」

 

「ババラはヴァリウスにホラーって言われたのがイラついたんだよヴァリウス」

 

「タエ、久しぶりに真剣で組手をやろうか、折角だ。10本ほどつけてやろう」

 

「やめてください死んでしまいます」

 

すぐさま謝る。体力も腕も人間の秤を遥かに超えてる彼とそんな事を10本もやっては本当に死んでしまう。

 

「後で少し時間を作っておくれ。頼むよ」

 

「………………分かった」

 

めんどくさそうだが断る方が面倒だ。

 

「面倒そうな話ですね」

 

聞こえていたらしい。側で控えていた同じ黒髪の弟子だがボブカットの現在の弟子がコソッとボヤいてくる。良い傾向だ。危機の察知と頭の回転は中々速くなってきている。

 

「生きてたらそういう事もある。まっすぐ歩けないのが人生だ。だがうねる道の中でも、自分の在り方を変えれば興は割とある。自分の目で見て、肌で感じて、発見して、理解する。そういう生き方をしていると他の人間には見えないモノが見えてくる」

 

ポンポンと艶やかな黒髪を叩く。今の彼の回り道の興を慈しむように。

 

「俺だってフラフラしてばっかりよ。まっすぐ歩いてたつもりだがいつの間にか獣道で砂まみれだ。それでも歩みを止めるわけには行かねえだろ。人生なんて八割が面倒で出来てんだ。回り道を楽しめよ、ファン」

 

「ハイ、お師様」

 

「へえ、ちゃんと師匠してるんだな」

 

「うっせ」

 

空いた片手でチサトの頭を軽くはたいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作戦は実行された。秘密裏に作った通路から俺が選んだ少数精鋭達が侵入する。他の人間には屋敷外に出る通路の封鎖を任せた。

 

警備は既に斬り伏せた。流石に屋敷内の警備を任せられているだけあって並以上の戦士達だったが、炎狼に狼見習い。オールベルグを筆頭に彼らは並の秤を遥かに超える。

 

「ほう、いいぞタエ。腕を挙げたな」

 

細身の剣を腰に収めた愛弟子に素直な称賛を送る。教えたのは剣の基礎と心構えくらいのモノだったのだが、ババラに鍛えられたのか、それとも独学か、自分にあったアレンジが加えられ、俺のスタイルを元にした自分の新たなスタイルとして確立させている。

言葉にしてしまえば簡単だが鍛錬だけでも才能だけでも出来ることではない。

 

「下を見て安心するな……常に上を見て悩みながら生きろ」

 

懐かしい言葉だ。自信をつけて慢心気味になっていたかつての少女に送った説教(きょうくん)

 

「私の前には常に貴方がいたから」

 

「憶えてたか。マジメだねぇ」

 

「お蔭で私の教育が中々浸透せん。既に炎狼の色に染められている」

 

得物を収めながらババラがボヤく。無色だったタエコの心には既に鮮やかな緋が塗られている。もし俺がババラだとしても塗り潰すのは困難だろう。

 

「それに比べてファン、なんだお前は。全力を尽くす事と無茶をする事は違うぞ」

 

明らかに無理のある動きをしていた今の弟子に注意を向ける。自分でも背伸びをしていた事は分かっていたのだろう。しゅんと悲しそうな顔を浮かべて俯く。

 

ーーーーこういう所が分からないのもまだまだ小僧だね。

 

ババラは幼い少女の胸の内を理解していた。久しぶりに戦うというのに二人はまるで本当の師弟のように……いや、実際師弟なのだが、現在の弟子より遥かに見事なコンビネーションを魅せていた。その事が彼女には面白くないのだ。

炎狼の弟子となってまだまだ期間は短いが、それでも今最も彼の近くで生活し、弟子として彼に教えを受けているのは自分なのだ。

 

負けたくない……

 

そう思うのは必然だろう。

 

「反省しているならいい。いいか、本当の戦争ってのは丁半博打はしないんだ。決死の戦いをしなければならない時もあるが、それ以外で殺し合いなんてやろうとするな。俺たちがヤるのは一方的な殺し。無茶が必要な時は修業を重ねた技術で補え。わかったな」

 

「はい!!」

 

フェイルに怒気はあまり見られない。初めての実戦だ。俺が隣にいるとはいえ、緊張もするだろうし、空回りもするだろう。そこをフォローするのも師の務めだ。

 

「ババラ、パーティ会場の指揮はお前に任せた。兵隊達も預ける。いいな?」

 

「指揮官はお前だ。従うよ。だがお前はどうすんだい」

 

「俺の見取り図で空白部分だった地下へ向かう。あそこは新参の文官では調べきれなかった未知だ。他のヤツらに行かせるのは少々不安だ。最強戦力で向かいたい」

 

「タエコはどうする?使うかい?」

 

「屋敷内の人間は数だけは多い。手練れが二人はいるだろう。いいさ。俺とファンで充分だ」

 

「全滅させていいのかい?」

 

「リストに挙げた人間は殺すな。既に勧告したお蔭で数は少ないが良識派もいるからな」

 

「暗闇の中で分類しなきゃならんのか。難しいね」

 

「お前がそんなしょっぱい使い手かよ」

 

夜目が利く事も腕も知っている。もちろん万が一というのは常にあるが、あまり心配してはいなかった。

 

「来い、ファン。コッチだ」

 

「はい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地下に通じる扉を蹴破り、侵入する。途中そこそこ出来る牢番達と出会ったが所詮はそこそこ。一蹴した。

 

今はゆっくりと地下を歩いている。つい先ほど遭遇したタルカネは俺から逃げるように走っている。と言ってもフェイルから見ればその動きは鈍重の一言。歩きでも絶対にその姿は見失わない。

 

限界が来たのだろう。走っていたタルカネは荒い息を吐きながら膝をついて倒れこむ。

 

ーーーー此処は……

 

周りをよく見てみると檻で塞がれた部屋が辺りを埋め尽くしている。どうやらこの辺りは牢獄のようだ。

 

ガチャンと何か音がした。視線をタルカネに戻す。息も絶え絶えなこの男に特に警戒はしていなかった。が、何か妙な事をしたらしい。

 

「ヒヒヒ……残念だったな小僧。コレでお前達は」

 

言葉はそこで途切れる。炎狼の牙がタルカネの首を喰い千切った。下卑た笑いを浮かべたまま絶命した。

 

「とりあえずはコレで終わりか」

 

後はババラ達がうまくやるだろう。

 

ーーーーん?

 

何やらムームーと音が聞こえる。俺の間合いからはかなり離れていたため気づかなかった。

 

あいつは……?

 

両手両足を縛られ、牢の片隅で横たわっているのは先日顔を合わせた少女。名はチェルシー。未熟だが確かに戦士の心を狼に感じさせた存在だ。憶えている。

 

「ヘマやらかしたな、未熟者め」

 

檻を一瞬で斬り裂き、自由のきかないチェルシーの元へと向かう。手枷も壊し、猿轡も外してやった。

 

「プハッ!」

 

「よう、調子はどうだ?お嬢さん」

 

「そんな事言ってる場合じゃない!!なんでサッサと斬らなかったのよ!貴方がスイッチ押させちゃったからあの化け物達の檻が解放されちゃったじゃない!!」

 

殲滅戦は加速する。




次で流浪編は終わると言ったな。アレは嘘だ。
書いてる途中でババラとか勝手に登場してくるんだもんな〜。フェイルも驚いたでしょうが、筆者が一番驚きました。コレからは零要素も入ってくる予定です。それでは感想よろしくお願いします。

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