鴉天狗の日常   作:怠惰に取り憑かれし者

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プロローグ

皆様は天狗と言う言葉を知っているだろうか?

 

おそらく、ほぼ全員の方が知っている又は聞いたことがあると答えるだろう。

 

では、天狗には種類があるのは知っているだろうか?

 

 

そう、天狗にある程度の種類が存在するのだ。

 

 

今から天狗の種類について簡単に説明していこう。

 

 

まず、大抵の人が天狗と聞いて思い浮かべるのは鼻が長くて顔が赤い天狗であろう。

 

これは大天狗や鼻高天狗と言われ天狗の中でも最上位に位置される天狗である。

 

天狗の中でもより強力な神通力を使うとされる。

 

 

 

他には鴉天狗と言われる天狗も存在する。

こちらは小天狗とも言われ、大天狗と言われる鼻高天狗より下位とされる。

 

実は元々天狗とはこの鴉天狗のことを指しており、大抵皆様が思い浮かべる鼻高天狗は、実は後から有名になった天狗であるのだ。

 

ちなみに主人公はこの鴉天狗に属している。

 

 

 

後他には川辺に住み着いている川天狗や天狗の中で一番位の低い狗賓(白狼天狗)と呼ばれるものもいたりします。

 

 

 

この小説は二番目に説明した鴉天狗の青年を中心とした話になっております。


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