3歳から始めるめざせポケモンマスター!   作:たっさそ

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第21話 3歳児はニビジムに挑戦する

 

 オレンちゃんの精神でジムトレーナーに勝利した。

 

「よく頑張ったね、ピカチュウ」

「ピカッチュ!」

 

 

 ピカチュウ自身もボロボロだ。

 よく勝てたよ。わたしも驚いている。

 

 地面タイプのサンドにピカチュウのアイアンテール、そして電光石火。

 もちろん、その前にミニリュウが竜のいかりで体力を削っていなければサンドには勝てなかったはずだ。

 

 

「すごーい!」

「本当にすごいな………相性が悪いのに勝っちゃったぞ」

 

 くりむちゃんとレッドもわたしの勝利に喜んでくれた。

 

 やったよレンジ!

 

>ああ、大健闘じゃないか。

 

 色仕掛けに訴えなくても何とかなるものだね

 

>ナツメさんの時はノーカンだろ。

 

 そうだけどさ。こう、やっぱり拮抗した勝負で勝てると楽しいよね

 

>ああ。ピカチュウは大車輪の活躍だったな。今後が期待できる

 

 

「タケシさん。わたしはピカチュウをポケモンセンターに連れて行かないと」

「ああ。行ってくるといい。キミと勝負する時が楽しみだ」

「あ、私も行く! オレンちゃんとお話ししたいし」

 

 今のところはピカチュウもミニリュウも勝負ができそうな体ではない。一度出直そう。

 するとくりむちゃんがわたしについてきてくれた。

 

「レッドくん」

「はい!」

 

 その後ろで、タケシさんがレッドを呼ぶ。

 

「オレンちゃんの戦いは見たよな」

「はい」

「オレンちゃんはここが岩タイプのジムだということをちゃんと理解して、きちんと対策をしてきた。キミみたいにヒトカゲの“ひのこ”に頼って効果の薄い攻撃は全くしなかった。それどころか電気タイプという最悪の愛称でありながら、“アイアンテール”という、こちらの弱点までつく戦い方だった。レッド君。キミは今回のバトルで、何か学べることはあったかい?」

 

「………たくさん、ありました。俺、もっともっと強くなります! オレンちゃんみたいに、ポケモンのことをよく知って、いろんなポケモンと戦って! そしてタケシさんにも勝って見せます!」

「よし、その意気だ」

 

 

 タケシさんはレッドの背中をたたいて送り出した。

 

 わたしのバトルがレッドの心に火をつけたみたいだね

 

「ライバルは、多いほうが楽しいからな!」

「もう、お兄ちゃんったら負けず嫌いなんだから………」

 

 さすがバトルジャンキー。いっぱい戦って強くなるんだよ。

 まあ、レンジのほうがもっと強いけどね!

 

>言ってやるな。

 

「ブイ!」

「ピカッチュ」

 

 バトルが終わり、イーブイもピカチュウにねぎらいの言葉をかけているようだ。

 ポケモン語はわからないけど、『がんばったね』『ありがと』的なことを言ってるんだろう。

 次のタケシさんと戦うときも頼むよ

 

 

 

……………

………

 

 

 チンチンチロリン♪

 

 

 

「お預かりしたポケモンはみんな元気になりましたよ♪」

「ありがとうジョーイさん!」

 

 

 ジョーイさんからポケモンたちを受け取り、ピカチュウもミニリュウもすっかり元気になって帰ってきた

 

 その間に情報収集をしていたんだけど、どうやらくりむちゃんの手持ちは“フシギダネ”“オニスズメ”“ニドラン♀”“バタフリー”がいるらしい。

 バタフリーがいると序盤は楽になるはず。

 

 正直、最初はバタフリーがいれば無双できた記憶しかないけど………あ、ケーシィも無双できたような。

 

 エスパータイプつよすぎぃ!

 

 捕獲要因にバタフリーを捕まえているのはいいね。

 進化が早いから序盤では頼りになるポケモンのはずだ。

 

 

 そして、レッドはというと、“ヒトカゲ”“コラッタ”“ポッポ”“ニドラン♂”“マンキー”“ピカチュウ”

 

 そしてボックスにキャタピーとビードルが居るそうだ。

 ポケモンを捕まえるあまり、育成がおろそかになっていそう。

 

 だからタケシさんに負けるんだ

 

「レッドさんははとりあえずマンキーかビードルを育ててみるといいかもね」

 

「マンキーかビードル?」

 

「マンキーは格闘タイプだから、岩タイプには効果抜群だし、ビードルはトキワの森を抜けたならわかるでしょ。毒は凶器だよ」

「なるほど………」

 

 キャタピーを育ててみてもいいけど、その場合はトランセル時代に時間がかかりすぎてしまう。

 毒の粉を覚えるまでが長い。レベル12といったら、今のヒトカゲと同じくらいまで育てないといけない

 

「どうしてもヒトカゲで戦いたいって言うのなら、ヒトカゲがメタルクローを覚えるまで頑張るのもいいかもね」

 

 

 ORASではメタルクローは遺伝技だけど、FRRGではレベル13で覚える仕様だった。

 もしかしたらカントー地方のヒトカゲなら、メタルクローを覚えられるかもしれないね

 

「はがねタイプの技か………オレンちゃんのピカチュウみたいに、相性の悪い相手でも逆転できる技ってことだな」

「そういうこと。どうするかはレッドさんに任せるけどね」

 

「そっか………いろいろ試してみることにするよ」

 

 

 悩め悩め。わたしはそれを応援するから。

 

 

「そういえば、グリーンは?」

 

 ふと気になったのでくりむちゃんに聞いてみた。

 一緒に行動していることはないとは知りつつ、連絡くらいは取り合ってそうな気がするんだけど………

 

 

「あれ? オレンちゃんって、グリーンのこと知ってたっけ?」

 

 え?

 

 あ! しまった! グリーンと戦ったときってわたしがレンジの時だった!

 意識が分かれても記憶が一緒だからまったく気にしてなかった!

 

 

 グリーンとオレンちゃんでは面識が全くないよ!

 

 やっべぇ! どうしよう!

 

「ほら、前言っていたじゃん。くりむちゃん忘れたの?」

「そうだっけ?」

「そうだよ。レッドもライバルはたくさんいるって言ってたし、グリーンのことなんでしょ? わたしは会ったことないけど、今グリーンはどうしてるのかなって」

「そっか。えーっとね、もうニビジムのバッジを手に入れて先に行っちゃったみたいだよ」

 

 

 よかった! 騙されてくれた!

 グリーンはもう先に行っちゃってるのか。

 

 ということは、オツキミ山で迷子になって、後ろから追ってきて何事もなかったかのように出会うパティーンですな。

 

>グリーン迷子とかwwwwwww

 

 ウケるよね

 

 

「そっか、すごいね、グリーンって」

「でもグリーンはゼニガメを持ってるから、タケシさんにはすんなり勝てたみたいだよ」

「そうなんだ」

 

 

 そうだろうな。

 

 

「それじゃ、今度はタケシさんに挑戦だ」

「応援してるよ!」

「まかせて!」

 

 くりむちゃんが突き出したこぶしに、こつんとこぶしをぶつけて笑みを浮かべる。

 

 いまならなんだってやれそうな気がするよ。

 

 

                   ☆

 

 

 

「来たか、オレンちゃん」

「勝ちに行くよ! タケシさん!」

 

 

 残念ながら、タケシはロリコンではなくお姉さん属性のため、ナツメ戦のように色仕掛けが通用するとは思えない。というかわたし自身、やろうとも思わない。

 

「ブイ」

 

 だからイーブイさん。わたしの足を踏まないで。

 

 観客席にはくりむちゃんとレッド。

 審判は1万光年のキャンプボーイ“トシカズ”。

 

 

「これより、ニビジム戦を開始します! 使用ポケモンはジムリーダーが3対。チャレンジャーのポケモンは6対まで。ポケモンの交代はチャレンジャーにのみ許されます! では、バトル開始!」

 

 

「行け、イシツブテ!」

「イッシッ!」

 

 

 イシツブテのレベルはどうだろうか。

 仮にもわたしはバッジ1つ持ちだ。

 

 18くらいじゃないだろうか。

 

「ならわたしは………! 行け! ピカチュウ!」

 

「ピッピカチュ!」

 

「行けるよね?」

「ピッカァ!」

 

 

 ビリビリとほお袋から電気をバチバチさせる電気ネズミ。

 

 元気十分なら勝機も十分!

 

「先手から仕掛けるよ! アイアンテール!」

「イシツブテ! まるくなる!」

 

 

「ピカァ! チュッピィ!!」

「イッシッ!!」

 

 

 ピカチュウのアイアンテールをモロに受けたイシツブテだが、体を丸めてゴロゴロと転がり、せっかくの効果抜群の技を受け流されてしまった

 

 さすがジムリーダーのポケモンだ。

 よく鍛えられている

 

「そのまま“ころがる”攻撃!」

「うにあ!?」

 

 まさかの“まるくて転がる戦法”だったか!

 

 丸くなる後の転がるダメージ2倍。

 これは………まずい奴だ

 

 ガガガガと地面から土煙を上げながらこちらに転がってくるイシツブテ

 

「アイアンテールで受け止めて!!」

 

「ピッカァァアア!!」

 

 

 そして、それをピカチュウはアイアンテールで受け切った。

 イシツブテの固い体にピカチュウの尻尾が突き刺さる

 

 イシツブテは目の前。目と鼻の先、どころか触れ合っている。

 ならば―――!!

 

「“でんきショック”!!」

「ピカッチュ!」

 

 バリバリと受け止めたそばからピカチュウが電気を発する。

 

「でんきショック!?」

「オレンちゃん! 自分で言ってたじゃない! 地面タイプには電気技は効かないって!」

「何をしているんだ? キミ程聡明な子ならイシツブテに電気技が聞かないことなどわかっているはずだろ?」

 

 三者三様に驚きの声を出す。たしかに地面タイプには電気技は効かない。

 だけど、それはでんきショックの使い方次第だろう。

 わたしは電気技を使ったけど、補助技として使ったんだ。

 

 効果は―――

 

「イシツブテ! 体当たりでピカチュウを吹き飛ばせ!」

「イッシ………」

「イシツブテ!?」

 

>目くらまし。俺でもそうするよ。

 

 だよね。目をつぶすのは喧嘩の基本。|顎≪チン≫ジャブからの小指フックで口の中に指を突っ込み、顎を閉じさせているからかまれる心配はなし。さらに小指フックのまま顔をぶん投げて地面に倒してマウントをとれば勝ちが確定だ。

 

 目が見えないながらも接触部である尻尾に向かって体当たりをかまそうとするイシツブテ。

 しかし、残念ながらピカチュウはわたしの意図を組んで重心をずらし、回転ドアのように体を回してイシツブテを受け流す。

 

「その勢いでそのままアイアンテールをぶちかませ!!」

「チュゥウウ!! ピッカァ!!」

 

 クルリと体を回転させたピカチュウは、受け流した運動エネルギーを足腰の力でさらに増幅させ、重い|鉄の尻尾≪アイアンテール≫となったヘビー級の遠心力を上乗せさせた一撃をイシツブテの無防備な背中に一文字切りでホームラン。

 

 ガンガンッゴンッ! とイレギュラーバウンドを繰り返しながら地面を転がり、くたっと動かなくなる。

 

 見ればイシツブテの目は回っていて気絶しているようだった。

 

 

「イシツブテ戦闘不能!」

 

 トシカズの宣言により、ピカチュウの勝ちが確定する

 

「っしゃ! まず1勝!」

「ピッピカチュ!」

「ブイー! イブイー!」

 

 突き出した拳に合わせ、イーブイとピカチュウがぽんとわたしの拳に擬似雷パンチとすてみタックルをぶちかましてくれた

 あっばば。

 

「無傷だね、ピカチュウ。アイアンテールにも慣れた?」

「ピカッチュ!」

「うーん、個体値はそこそこだけど、バトルセンスがいいね、ピカチュウ。気に入った!」

 

 

 

 Vこそない個体だけど、すぐにアイアンテールを自分のものとしたそのバトルセンス。

 数値には表れない才能。

 

 楽しいねえ、楽しいねえ!!

 

 

「くそっ、なかなかやるじゃないか、オレンちゃん。だが、岩タイプは我慢強く、砕けぬ意志がある! こいつをどう攻略するかな? 出てこい、イワーク!」

 

「イワァアアアアアック!」

 

 2匹目、イワヘビポケモン。時速80kmで地中を掘り進む攻撃力ポッポだ。

 

 

「ピィカ………」

「ブイ………」

 

 

 その巨体に、ピカチュウもイーブイも委縮している

 

 レベル差があっても、重さや大きさがダンチだもんね。

 

「見た目に惑わされるな! そいつの防御力は確かに脅威だけど、そいつの攻撃力はポッポ並だ! 臆せずGO!」

 

 ビシッと指を突き付けてピカチュウにGOサインを出す。

 

「そのままピカチュウできたか」

「ピカチュウだけでは不安だけど、まだまだ仲間はいるからね」

「ピカァ! ピィカッチュ!」

 

 『勝つに決まってんじゃん!』って言いたげだ。さすがだ、ピカチュウ。

 とはいえ、レベル差もあり、タイプ相性も悪い。

 いくら攻撃力ポッポとはいえ、さすがにこれは分が悪い。手持ちには4倍弱点である草も水もいないのだから。

 

 しかもアイアンテールは物理技。命中率も問題がある。

 

 すこし厳しい戦いなのだ。

 

>というか、ピカチュウは負けると読んでいるんだろ

 

 まあ、ね。あまり調子に乗って、自分は最強だと思われてもだめだろうから、適度に負けを経験することも必要だと思うんだ。

 

>経験値では触れられない経験か。

 

 

「ステルスロック!!」

「うえ!?」

>うぇ!?

 

 

 やべ、変な声出た。

 

 

 そっか。イワークはもうレベル20を超えている。

 レベル14程度の初心者用イワークではないのだから。

 

 イワークのステルスロックで尖った岩が漂い始めた。

 

 くぅ………ステルスロックを覚えていても当然だ。ちょっとこれはわたしの油断のしすぎかな。

 

「ステルスロックってどんな技なの?」

 

 どうやらくりむちゃんはステルスロックの効果がわからないらしく、首をひねって隣にいるレッドに質問をしていた。

 

 だけどレッドも知らないようでさあ、と首をひねっていた。

 

「ステルスロックとは、ポケモンを交代する際、出てきたポケモンを無条件で攻撃する技だ」

 

「え! ズルい!!」

 

 タケシさんの説明にズルいと抗議するくりむちゃん

 

「ズルくないよ………それだけ、タケシさんが本気でわたしを相手にしているってことだもん」

「ああ、その通りだ。これで、ピカチュウが倒れても、交代しても、出てくるポケモンはすべてダメージを負うことになる。見せてもらうよ、オレンちゃんのポケモンの、本当の絆を!」

 

 

 ギリッと歯を食いしばる。

 厄介な技を………!

 

 

 先手を打たれた………! しかし、交代できないのなら突っ切るのみ!

 

 

「ピカチュウ、“アイアンテール”!!」

 

 わたしはそれでもアイアンテールの指示を出すしかない。

 

「穴を掘って躱せ!」

 

 時速80km!

 イワヘビポケモンめ………やってくれるじゃねえか

 

「ピッチュウ!」

 

―――ガギン!!

 

 アイアンテールはイワークの尻尾の先端に当たった程度。

 ダメージは薄い。

 

 うぬぬ………

 

「電光石火でフィールドを駆け回れ! 出てくるイワークをかく乱するの!」

 

「ピッ! ピッ! ピッカァ!」

 

 

 電光石火を使い、高速でフィールドをかけまわるピカチュウ

 

「無駄だ! “あなをほる”!!」

 

「ガアアアアアアアアアアア!!!」

「ピッカァアアアアア!!?」

 

 

 地面から出てきたイワークに打ち上げられるピカチュウ

 

 直撃!

 まずい!

 

 いくら攻撃力ポッポとはいえ、ピカチュウは電気タイプ!

 レベル差もあるしくらったらただじゃすまないぞ!

 

 

「ぐぅ………ぴぃか」

 

 まだ、やれる………!

 

 とでも言いたげに空中でうめくピカチュウ。

 しかしながら吹き飛ばされた体制では体を動かせない。

 

「アイアンテールで重心をずらして体制を整えて!」

「ピッカ!」

 

「叩き下ろせ!!」

 

「ピッカッチュウウウ!」

「ワアアアアク!!」

 

 そのままアイアンテールを落下の加速もつけてイワークの頭にたたきつける

 

 

 ガードなしのボクシングをしている気分だ

 しかも相手はグローブをつけたサンドバック。

 こちらの攻撃が通用している気がしない

 

「“がんせきふうじ”!」

「やっぱりか! 電光石火でよけて!」

 

 慌てて支持を出すものの、ピカチュウはすでに“あなをほる”のダメージでフラフラだ。

 まともにくらってしまう

 

 

「あかん! ピカチュウ!」

「逃がすなよイワーク! “しめつける”攻撃!」

 

 ピカチュウを縛りあげ、尻尾で締め上げるイワーク

 

「ピギュウ………」

 

 つぶれたカエルみたいな声を上げるピカチュウ。

 見てられない………ボールに手を伸ばそうとしたが、そうすると次のポケモンがステロのダメージを受けてしまう

 

 いや、受けてしまうのは当然か。

 今ピカチュウを戻しても再び出したとき、ステロだけでピカチュウは気絶しかねない

 

 

「アイアンテールでもがいて!」

 

「ピガァ!」

 

 苦しそうにしながらもアイアンテールで締め上げるイワークの尻尾をガンガンとたたき続ける

 

「イヴァアアク!!」

「ピッ! ピカッ! チュッ! チュッピィ! ピィ! ピ………カ………。」

 

 何度も何度も締め上げられながらアイアンテールでたたき続けるピカチュウ。

 イワークも効果抜群の攻撃をくらっているのだ。効いていないわけがない

 

 しかし、力を使い尽くしたのか、くたっと力を抜くピカチュウ。

 

 どうやら気絶してしまったようだ

 

 

「ピカチュウ、戦闘不能!」

 

 

 トシカズの宣言により、ピカチュウは締め付けから解放される

 

 

「よく頑張ったね。気絶するその時まで、わたしを信じてくれてありがとう」

 

 勝利に対する執念。ピカチュウからはそれを感じた。

 キミは、もっともっと強くなれる

 


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