幻次元ゲイム ネプテューヌ 白の国の不思議な魔導書 -Grimoire of Lowee- 作:橘 雪華
こういうのあんまり書いたこと無いので意味わかんないことになってるかも知れません。
あと「こんなもんいらねぇやい!」って人はスルーしちゃって全然大丈夫だと思います。備忘録みたいなもんですんで……ていうか心配性過ぎてこれでもどっか抜けてるんじゃないかとひやひやしてますね……
2022/4/27:人物名[コーフリ→フーリ]に変更しました。
またディールからの呼び方を[フーちゃん→フーリ]に変更しました。
ルウィー女神候補生専属侍女/アナザーホワイトシスター
名前:ディール
神名:グリモアシスター(旧:ブルーハート)
身長:132cm(137cm)
体重:28kg(29kg)
髪形:ロムと同一
衣装:ブラックコート空
装飾:雪結晶ヘアピン(ブルーグラス)
ルウィーの公園で倒れているところをロムとラムの二人に発見された、記憶喪失の少女。所持していた本から記憶喪失時は『グリモ』と名乗っていた。
教会で助けられてから以後教会の世話になる。
その正体は、悲愴の道へと進もうとしたゲイムギョウ界から事故で漂流してきた、別次元のホワイトシスター・ロム。
死と直面した際に『覚悟』より『恐怖』が勝ってしまい、その望みを叶えようとしたラムにより転移させられ生き延びた。
咄嗟の転移魔法で座標指定がされておらず、その結果としてグリモワールの眠る場所に転移し、封印を解くこととなった。
犯罪神マジェコンヌ討伐前までは女神名を『ブルーハート』と自称していたが、討伐後も留まる事を決めた際に、もし名乗る際は非・正規女神『グリモアシスター』とする事にしたようだ。
別次元のロムという事もあり、見た目はロムそのもの。
差別化の為に服はロムのブラックコート、髪には雪結晶のヘアピンを付けており、帽子は殆ど被ることはない。
ヘアピンは双子からのプレゼントであり、本来は髪を結くヘアゴムだったが、海に転落した際に紛失。犯罪神騒動が落ち着いた頃に改めてヘアピンとしてプレゼントしてもらった。
また、侍女として働く際は伊達メガネのブルーグラスをかけている。
性格はロムよりも少し大人びているように見える。ただしそう見えるよう背伸びして振舞っているだけで本質は変わっておらず、油断するとロムと同じ癖が出ることも。
基本的に敬語で話し、親しい相手とは砕けた口調で話す。
かつて自分を助けてくれたロムとラムの二人と、唯一の本当の繋がりであるエストが大好き。一見そうは見えないけど溺愛レベル。
彼女の前で双子や妹に邪な気持ちを抱いたりしようものなら絶対零度で凍らされるかもしれない……
戦闘スタイルは魔力で生み出した鋼や氷を刃や剣として放ったり、後方からの火力・支援型。
また、双子を守ろうとしていた時期からは刀術で前線に立つことも。その為武器は刀と杖を両立した仕込み杖。
フーリというネガティブエナジーによって生まれたもう一人の自分がおり、それによって体内にネガティブエナジーを溜め込んでしまう体質。精神が不安定になると暴走を引き起こしてしまっていた。
しかし最終決戦の際自分自身とも呼べる彼女と向き合い、女神でありながらシェアエナジーとネガティブエナジーが共存する特異な存在となった。
今のわたしは今を生きると、幻次元に残留する事を決めたが、元いた次元との未練を断ち切った訳ではなく、心のどこかで未だに後悔として引きずっている。
けれどいつかその『恐怖』を克服し、向き合う時が来るかもしれない──
『恐怖』のデザイアソウル
名前:フーリ
ネガティブエナジーとグリモワールの魔力によって自我を持った、ディールの負の面。ディールからは『フーリ』と呼ばれている。
かつて犯罪神の依代としてディール達女神と敵対していたが、最終決戦の際にディールが自分自身と向き合った事により、彼女の元へと還って行った。
とはいえ時々出てきたりしては、ディールや周りを惑わして遊んでいる。
彼女がディールの意識と入れ替わり表面に出てくると、髪の色が黒紫に、瞳の色は昏い青に染まる。
性格は良くも悪くも『無邪気』。無邪気さ故に残酷な事にも抵抗が無く、曰く本人基準の『楽しい事』を進んで行う(ディールと和解後は度の過ぎた事はしなくなった模様)
戦闘する際は殆どディールと同じだが、使用する力が全てネガティブエナジー等の闇物質に変わっている。
ネガティブエナジーによって生じたこともあり、負の感情により力を増し、特に『恐怖』の感情での上昇幅が大きい。
ルウィー女神候補生専属侍女/アナザーホワイトシスター
名前:エスト
神名:グリモアシスター(旧:レッドハート)
身長:132cm(137cm)
体重:27kg(29kg)
髪形:ラムと同一
衣装:ブラックコート桜
装飾:桃色の雪結晶ヘアピン(レッドグラス)
悲愴の運命を辿ったゲイムギョウ界から数多の次元を旅して来た、元ホワイトシスター・ラム。
ロムを逃がした後に死を覚悟したが、グリモワールによって救出される。
ロムも生きていると聞かされて以後、力を付けて再び再会する為にグリモワールの力で次元を渡り歩いていた。
幻次元にはプラネテューヌが占領された頃には到着しており、同じ未来を辿らない為にと暗躍していた。後にプラネテューヌ奪還作戦の際にディールらと合流、再会を果たした。
見た目はラムそのものだが、ディールに合わせてラムのブラックコートを着ている。雪結晶のヘアピンもディールに合わせて自分の色に合わせた桃色のを見つけて付けている。
こちらも侍女として活動する際は度なしのレッドグラスをかけている。
ラムをそのまま大人びさせた様な性格で、ラムよりも少し落ち着いた様子を見せる。
ただし悪戯っ気は現在のようで、時折ラムと共に何かを企んでる姿が見られる。
また自らの実力を『顕示』し、認めて貰いたがる一面も見られた。
相も変わらずロムことディールを優先とした思考で、ラムよりもやや過剰気味。
普段はしっかりしたお姉さんになったラムといった印象だが、ディールが絡むと部分的にそれが崩れ、おかしなことになることも。
『人間』を見る眼差しがどこか冷めた様にも見えることも……
ディールのフーリと同様に内なる自分の存在を宿しており、現状では敵対してる様子は見られないが……
ルウィー国立図書館司書/幻想なる戦技の魔導書
名前:グリモワール
身長:117cm
体重:魔法石6個分
髪形:紫ロングのポニーテール
瞳:翠色
イメージ:『不思議の国のアリス』チェシャ猫
ディールとエストが所持し、契約した魔導書『グリモワール』に宿る存在。戦技の歴史の記録者。本二次創作の観測者的な奴。
過去の国家間の戦時中にプラネテューヌから奪ったイストワールの情報を元にルウィーが創り出した、所謂『戦争用のイストワール』。
国の歴史ではなく、争いの歴史を記録し、あらゆる魔法やスキルを記録する存在であり、この力でルウィーは戦争の優位性を得ようとしていたが、しかし実践に投入される前に創作者達と共に行方をくらましていた。
創作者達はイストワールを超える性能の史書を創ろうとした。しかし
戦争の道具として創られた事を理解した彼女は、自らを創り出した存在達を
時が流れ、ディールとエスト(当時はロムとラム)によって偶然封印を解かれると、封印を解いた魔力を持つディールと、エストを救出して彼女らに契約を持ちかけた。
単純な興味、気まぐれとして……
ディール、エストのそれぞれと行動していた際は2つに分かれており、ディールの側ではエストとして、エストの側ではディールとして振る舞い、二人を助けた。
性格はのんびり屋で平和主義、争いは好まない(契約主の危機の際は除く)
自らが戦うよりは、契約者に力を教えたり後方で考える方が好き。魔導書でありながら本の虫。
また現在は魔法・スキルの記録と並行してディール、エストの記録をする事が趣味。その内容は並行世界にまで及ぶとか……
本来の姿では基本非戦闘員。戦闘は可能、と言うよりとんでもなく強いがあまり強く干渉してしまうとその次元から弾かれてしまうため、解決する力はあっても直接解決までの干渉は出来ない。ぶっちゃけ気がついたらチートクラスになってたので干した(バッサリ)
イストワール、クロワール同様次元移動などの干渉も出来る。
合流後のディール、エストが持っているグリモワールは写本。しかしこれが無いと彼女たちは女神化かが出来ないため、実質シェアクリスタル。デカい、重い、邪魔。
時に契約者として、時に保護者としてディールとエストを見守りながら、ルウィーの国立図書館に居座っており、いつの間にかブランに司書にされていた。
以降図書館で盗みを働こうとすると大変な目に遭うという噂に。
-用語類-
・グリモアシスター
ディール及びエストの女神体の名称。
ぱっと見はホワイトシスターで、コアプロセッサユニットの色が違うのみだが、よく観察すると瞳の模様が候補生以上に欠けている。
守護女神は電源マーク、候補生はU部分が欠けた電源マーク。そしてグリモアシスターは電源マークのU部分が完全に消えている。
正規女神(守護女神、候補生)がシェアクリスタル(電源マーク型の結晶)で女神化するのに対し、グリモアシスターの女神の力は写本グリモワールに封じられているため、クリスタルではなくグリモワールで変身している。
・変身魔法:トランスエイジ
使用者の身体年齢を変化させる上級魔法。他者に使うものは別の魔法であり、これよりもさらに高位の魔法。
エスト、ディールが侍女として活動する際や、外での活動で不便になった際に使用している。
あくまで身体年齢を変化させるだけなので、年齢+をした時の体型変化は使用者次第。
※参考胸囲変化(+5~10歳、ネプギア~パープルシスターくらいの身長時)
ロム&ディール:パープルシスター程度
ラム&エスト:ユニ程度(ブラン/ホワイトシスターよりは微かに大きい)
※上記は本作品の独自解釈です
・魔導書グリモワール
グリモワール(人物)が乗っているグリモワールの本体。
本体だけあってすさまじい魔力保有量を誇り、彼女が記録した魔法・戦技の記録が載っている。ただし読めるのは契約した者のみ。
また、写本を通して契約者に記録した知識の一部を伝えることもできる。ただし伝えるだけで使いこなせるかまでは契約者次第である。
・写本グリモワール
グリモワールの契約者ディール、エストが所持している、グリモワールの写本。
本体と違って魔力保有の高さのみの魔導具の様になっている。また、ディール/エストの場合女神化する時に必要。
グリモワールとの通信も可能で、本体から魔法や戦技の知識を送ってもらうこともできる。
魔法・戦技は消費魔力が割高になる代わりに身体が技に合わせて動くスキルアシストも可能だが、無理にやると身体を壊してしまう諸刃の剣。
乱暴に扱うと本体が怒る。
・ネガティブエネルギー
負の感情の総称。女神は外で活動したりしていると知らぬうちにじわじわ体内にこれが蓄積しているが、本当に微弱なのと都市などの拠点に戻ると浄化機能が働く為問題にはならない。
ディール&エストは浄化ができない為に本来なら危険だが、デザイアソウル(後述)の存在によりどうにかなっている状態。
・デザイアエネルギー/デザイアソウル
生命が持つ感情エネルギーの内、欲望の感情エネルギーを差したもの。人によってデザイアエネルギーの正負は異なる為、ネガティブエネルギーに分類される場合もあればそうならない場合もある。
デザイアソウルは意思を持った欲望。欲望に充実な自分の一面の事。
・カオスエナジー
文字通り混沌としたエナジー。某ディーちゃんの扱っていたものとは似て非なるもの。効果事態は似たようなもので、カオス化に使用される。