インフィニット・ストラトス ~ダークサマー~   作:kageto

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なかがき

これの一つ前の話を持って、メインストーリーは完結という形になります。それはなぜか。作品において、ISという兵器がなくなったからです。

 

けれどこの話はまだまだ続く予定です。

 

この後書くのは臨海学校編ですし、学園祭も書きたいと思っています。

裏03話-第30話において、一夏が宣言したように、今までと変わらず生活していくからです。

この先はオリジナル要素が増えていくことになるでしょう。

なにせISが兵器として使えなくなるのですから。

 

けれど、オリジナル要素を入れなくてもかけることはあると思っています。

 

ここまで登場回数なんてすずめの涙だった、箒やセシリアの話もちょっと考えていますし、ラウラのその後も書きたいです。

 

五反田弾恋物語とか、黛先輩の話も書いてみたい。

 

駄家賊同盟が毒舌を吐く話をもっと書こうと思っています。

 

あと、感想でリクエストのあった楯無視点の話や、虚先輩視点の話。

 

かけることはたくさんあるので、結論としては、まだ続きます。

 

けれど、今月のような更新速度ではかけないでしょう。以前のような亀更新になってしまいますので、そのあたりはご容赦ください。

 

 

 

それでは後のスペースで、裏シリーズの解説を少しだけ。

 

裏01話

束さんと、千冬姉の決別の話。

03話で語られる、演じられた狂人でいる必要がなくなったので、口調が原作と時折乖離するという感じです。

 

そして最後に、狂人篠ノ之束から天才篠ノ之束になって去ってゆく。そういう話です。

 

裏02話

束さんと簪さんの邂逅

千冬との決別が決まり、ISが兵器として使われることがなくなる。現行のISの武装のほとんどが、兵器としての用途を主軸としているため、宇宙開発には使えないと思っている中で、束が見つけたのがマルチロックオンシステムです。束はこれを宇宙ごみの破壊及び回収に使えると思ったわけです。

そして、天才だからこそ、努力を続ける簪を愛おしく思ったし、完成されない弐式を哀れんだのです。

 

 

裏03話-第30話

裏シリーズなのに通常のナンバリングがされるのは、視点が一夏だからです。

一夏の視点で束が始まりを語る。

そして、千冬に遠慮することなどないことを確信するとともに、自身を責める。そのための話です。

一夏と束は昔は仲が良かった。けれど、ISを発表する段階では束はすでに狂人を演じていたので、一夏のなかで、記憶にある姉の友人=篠ノ之束の式が成り立たなかったんです。

ですが、束の言葉で式が成り立ったときに、一夏は決意を新たにする。

今までと変わらない自分で生きていこう。と。

 

そうして、これから先に続く話でも毒を吐く一夏が居続けることになる。

 

そういうシリーズでした。

 

 

臨海学校編の前に無理やりねじ込んだ形になったのは、決してバトルを書きたくない。とか、ゴスペルさんどないしよ。とか思ったからではありません。




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