インフィニット・ストラトス ~ダークサマー~   作:kageto

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寝る。起きたらまた書く。なんかさっきもそんなことを……
山田先生回最後。かな。
最近長い話ばかりだったから、久々に短い。
次ぎあたりは日常編書くかな。
書いてほしいエピソード募集。メッセージか感想にお願いします。私の技量で書ける内容だったら書きます。



第26話

 

「そういや、一夏をぶっ飛ばした件はどうなるの?」

 

 鈴さんや。きれいに纏まったとこだったのに、なぜ蒸し返す。

 

「本格的な診察の結果待ちになるとは思うけど、ドイツが4、織斑先生が4、彼女が2の比率ぐらいになるんじゃないかなぁ。慰謝料の支払い」

 

 シャル。それはにこやかにいうことじゃない。そして簪うなずくな。

 

「ま、俺らがここで頭ひねっても仕方のないことだよ」

 

「だね。それより一夏。首、大丈夫」

 

 あー。首ねぇ。

 

「痛み自体はほとんどないんだけど、鞭打ち状態だったから、安静のために後数日はコルセット付けとけって」

 

 そう、コルセットだ。首固定されて意外と不便だったりする。そして寝返りがしづらい。

 

「そっか。まぁ大丈夫なら、言われたとおり後数日おとなしくソレ、つけときなさいよ」

 

「うん。無理はダメだよ?」

 

 へいへい。わかってますよ。ソレよりも俺が気になってることがあってだな。

 

「山田先生。どうなった?」

 

そう、山田先生だ。ぶっ倒れてから先の情報がない。大丈夫なんだろうか?

 

「問題ないよ。昨日目が覚めて、今日から復帰だった。ただ、あのときの記憶がないみたいなんだよね。昨日お見舞いに行ったら、自分が何で入院してるのかわかってなかったよ」

 

 シャル。それは問題大有りじゃないでしょうか?

 

「あの大爆発を本人が忘れてても、みんな覚えてるしね。それに、織斑先生が自分から担任を降りたよ」

 

 え?うそ。マジ?織斑先生(アレ)担任降りたの?

 

「山田先生が繰り上がりで担任になって、座学とクラス業務に、一夏関係の学内処理だけになるみたい。これは榊原先生に聞いた」

 

 うん。知らない先生だ。けど教師情報なら間違いないのかな。

 

「山田先生のお見舞いは私達も行ったけど、顔色よくなってたわ。二日間死んだように寝てたらしいから、少しは体調回復したみたいよ」

 

 それはなによりだ。あの日の山田先生の顔色は土色だったからな。アレは映画とかで死ぬ一歩手前に人がしている色だった。それを思うと、ホントによかった。

 

「けど、今度謝りに行かないとだな。この2ヶ月でかなり無茶なお願いしてたからな」

 

「私も、行くよ。姉の件でかなり負担かけたから」

 

「ならボクもだね。色々と手続きをしてもらったからね」

 

「あ~もう。一夏が退院したらみんなで行けばいいのよ。休みの日にでも。で、食堂でまたお菓子食べながらのんびりダベればいいのよ」

 

 だな。とりあえずは一件落着。なのかねぇ。

 

 

 

 

 

 にしてもあれだ。コルセットはむれる。かゆいぜ。

 




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