仮面ライダーになった   作:ユウタロス

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第十四話 真実

《――テスト開始》

 

 無機質な電子音声がスピーカーから流れるのと同時に宙空に30センチ程の丸い標的(ターゲット)が現れ、訓練場内を旋回し始める。標的が動き出したのを確認し、右太腿に装着されている『GM-01スコーピオン』を抜き放つ。さて、銃の扱いは初めてなんだが、当たるかな?

 

 縦横無尽に動き回る標的に狙いを定めてトリガーを引くと、パシュンッと言う空気の抜ける様な音と共に銃口から閃光が飛び出し、一直線に標的へと突き進み、中心から少しズレた場所に命中、標的をバラバラに砕く。一つ標的を砕くと次の瞬間には二つの標的が、ソレを壊せば四つの標的が現れ、ソレを壊せば今度は八つの標的が出現する。

 

『よっ、ほっ、はっ!』

 

 現れる端から撃ち落とし続け、撃墜数が七十二を越えた所でトリガーにロックがかかる。

 

『弾切れ…うおぅ』

 

 弾倉交換はどうすれば良いのかと思った瞬間、身体の中から何かが抜けていく感覚。それと同時にスコーピオンのロックが解除された。どうやらリロードが終わったらしい。

 

『ふむ…』

 

 取り敢えず残っている標的をフルオートで薙ぎ払う。それにしても、なるほど、これが光力を使うと言う事か。『加護』に意識を向けた時とはまた別の、中々に不思議な感覚だな。

 

《どうだー翔一、感覚は掴めたか?》

 

 そんな事を考えつつ身体への異常が無いか確かめながら何度か射撃とリロードを繰り返していると、スピーカーから呑気なアザゼルの声が聞こえてくる。

 

『まあ、なんとなくな』

 

 充填、射撃、充填、射撃。撃って溜めて撃って溜めて。繰り返す度に自分の中の光力が減少し、それ以上の速さで増加していく。

 

『……よし』

 

 なんとなく分かってきたし、取り敢えず補助輪(スコーピオン)抜きでやってみるか。

 

 スコーピオンを太腿部のホルスターを戻し、意識を両手に向けて集中。じわじわとエネルギーが両手に集まるのを待ち、程良く溜まった所で手刀の形で構えて振り下ろすと、振り下ろした手の軌跡に沿って光の弧が手から飛び出す。

 手刀から放たれた光の弧はそのままかなりの速さで宙を駆け、標的を真っ二つに斬り裂いて後方の壁に浅く広い裂傷を刻み込んだ。

 

 うん、なんて言うか、あれだな

 

『…ファネッフー』

《あ? 何だ、どうかしたか翔一?》

『いや、何でもない』

 

 呟きが聞こえていたらしいアザゼルに適当に返し、二度三度と手刀を振るってみる。が、どうにも大した威力が出ない。これは牽制兼“待ち”用だな。

 

『と言うかG3-X(このスーツ)凄いな。アギトには劣るけど、十分以上に動けてる』

《ただのアギトとなら下級堕天使でもサシで互角に戦える位のスペックはあるんだよ、『ケルベロス』の十字砲火(クロスファイア)全弾避けきる聖魔人(お前さん)と一緒にするなっつーの……》

 

 いや、まあ、結構ギリギリだったんだけどね? 全開放前だったら避けきれなかっただろうし。

 

 

 

Α−Ω

 

 

 

《――ったく、所見でいきなり使いこなしやがって。G3-X(ソレ)は本来だったらかなりキツめの訓練を突破した奴にしか扱え無い物なんだぞ?》

 

 一通りの武器を使い終わり、G3-Xを解除して一息ついていた所、アザゼルがブツクサと文句を垂れてきた。こちらとしては知った事かと言いたくなるが、ソレをやると拗ねるので取り敢えず聞いてるふりだけはしておく。つくづく面倒な大人(ガキ)である。

 

 ただまあ、G3の待機状態をパーフェクターにしておいたのは評価しておこう…さて、休憩終了。

 

『アザゼル、いくぞ』

《おう、今測定器を出す》

 

 金のフォームに変身し、足元にアギトの紋章を展開しながら腰溜めに構えてアザゼルに伝えると、俺の前方十メートル程の空中に黒いモノリスの様な物体が現れる。

 

『ハァァァァ……』

 

 先程アルマロスに放った一撃とは比較にならない量の力を右脚にひたすら注ぎ込み、宙に浮くモノリスを見据えて跳躍。さて、今日の本題の『全力の一撃』、受けてみろ。

 

『ライダーキック!!』

 

 モノリスが目と鼻の先にまで迫った所で膝を抱えて前方一回転、懇親のライダーキックを叩き込んだ。

 

 

 

Α−Ω

 

 

 

「…翔一、お前は二度と本気を出すな」

『…まあ、仕方が無いか』

 

 険しい表情で放たれたアザゼルの言葉に、俺は只々頷く事しか出来なかった。

 

「属性支配能力と身体能力については、まあ良い。これ等も十分以上に強力だが、それでもせいぜい上級以上最上級以下程度だからな。それよりも、問題はお前が最後に使ったあの技だ」

 

 そう言ってアザゼルは空を――俺が放った全力のライダーキックの余波によって消滅した、訓練上の屋根があった一画を見上げて続ける。

 

「お前、龍脈を直接引っ張って来たな?」

『全力と言ったからな』

「…はぁ……」

 

 なんだよ、お前が全力でやって良いと言ったんじゃないか、何を厭味ったらしく溜息吐いてるんだよ。いや、まあ正直、やり過ぎたとは思ってるんだけどね?

 

 俺だって、まさか測定器諸共に天井の大半を命中時の余波だけで消し飛ばせる程に威力が高まってるとは思わなかったのだ。 

 

「……百歩譲って、一流の魔術師でも準備を重ねて細心の注意を払わなけりゃならない龍脈への干渉を、魔術の魔の字も知らないお前さんが息をする様に熟すのは良い。良くはないが一旦置いておく」

『どっちだよ』

「問題は何処からそれを持って来たか、だ」

 

 抗議したのに無視されたでござる。

 

「ミルココの二人に調べさせた結果、今現在この研究所に流れ込んで来ている龍脈の出所が判明した――皇居に明治神宮、日光東照宮、おまけに富士山だ」

『……perdon?』

 

 思わず英語で聞き返してしまう程度にとんでもない場所から力を引っ張って来ていたござる。え、マジで言ってるのソレ?

 

「日本有数のパワースポットから、だ。お前さん自分がどれ位おっかない事やらかしたのかわかってるのか?」

 

 いや、なんか矢鱈に力が溜まってる場所があったからチョロチョロっと細いの何本か引いてきたんだが、まさかそんなにメジャーな場所から引いていたとは……。ま、まあ、量にしてみたら五パーセント未満程度ずつだし、大丈夫だよね……?

 

「と言うかだな? それより何より、そんな場所から引っ張って来たエネルギーを余す事無く肉体に注ぎ込んでおいて一切の支障が出ないってのがおかしい。コレはもう能力なんて甘っちょろい領域じゃねぇ、“マイナーな”と言う言葉が付くとはいえ、地母神レベルの権能に等しいぞ。明らかにアギトの範疇を超えている」

『“超えている”って言われてもなぁ…』

 

 強力な能力であるのは確かだが、俺が前例の無い特殊なアギトだって事は分かってたのだからそんな風に目くじら立てられても困るのだが。ぶっちゃけ俺感覚派だし、アザゼルが納得するような上手い説明なんか出来やしないのだ。

 

「今更の話になるが、そもそも超越種とは言えギルスが単独で水のエルを倒せた事もおかしいんだよ。ヴァーリ経由でお前さんとコカビエルの戦闘も見たが、どう考えてもあの程度のスペックで水のエルが倒せる訳が無い」

 

 腕組みしながらアザゼルはどうやって倒したのかと只管に問い詰めてくるが、そんな事言われても俺だって困る。実際鯨のロードは倒したけど、途中で数ヶ所記憶が飛んでるし、何をどうやって倒したのかはそんなに明確に覚えていないのだ。

 

 取り敢えず踵の鉤爪で右腕を斬り飛ばした事は覚えてるけど、次に意識が復活したのはアイツが爆散する数秒前だった。我ながらつくづくどうやって倒したのやら……。

 

 そんな事を考えていた所、俺に聞いても埒が明かないと判断したのかアザゼルはプリムの方へと向き直った。

 

「…おいプリム。前々から聞きたかったんだがな、そもそもアギトって何だ?」

「? 私の身を守る為の戦士よ?」

「そう言う事じゃ……いや、言い方を変えよう。どうやって作った? 何をやったら賢者の石をデフォルトで所持している存在が生まれてくる?」

「ああ、そういう事…そうね、いい機会だし、ショウイチにも教えておくわ。知ってどうなる物でも無い事なのだから…」

 

 アザゼルの問に首を傾げていたプリムは、合点が行ったという風に頷く。

 それにしても、なるほど。言われてみればプリムが俺に与えてくれた『加護』がどういう物なのかとは考えた事が無かった。別に今更成分がどうこう等と言うつもりは更々無いが、知っておいて損はしないしな。

 さて、結局『加護』とはどういうモノなのかな、プリムさん?

 

「結論から言うと、アギトの力の源は知恵の実よ」

 

 知恵の実と言うと、創世記に出てくる果実の事だろうか。あれ、でも俺プリムに果物もらった事なんて無いんだけど……?

 

「……やはりか」

「あら、気付いていたの?」

「薄々は、な。なるほど、確かにそれならどうしようも無いな」

 

 首を傾げている俺を尻目に会話を進めないで下さい。

 

『スマン、俺にも分かるように頼む』

 

 一応、アギトになってからは神話関係の本には目を通す様にしているが、そこまで詳しい訳ではないのだ。知恵の実の存在は知っているが……。

 

「私の持つ『加護』の力は、知恵の実を食べた事で身につけたものなのよ。人間に対して魔力と『神秘』を授け、それによって人を悪魔へと進化させる……コレが人間がアギトになる過程(プロセス)よ」

 

 な、なるほど。と言うか、悪魔化って進化なんだ……まあ確かに生物学的には上位種だから進化であってるか。

 

「な、お前…アレを食ったのかよ!?」

 

 何故かアザゼルが驚愕しているんだが……お前したり顔で頷いてたじゃん、何で驚いてんだよ?

 

「いや、俺はてっきり、実から力だけを抽出して与えてるのかと思ってたんだが…」

 

 アザゼルは何故か悔しそうにしている。大方“持ってる知恵の実を見せてくれ”とでも言おうと思っていたのだろう。今のコイツは天界には立ち入れないらしいし、サンプルが欲しかったのだろう、きっと。

 

 …しかし、神代の代物だとは言え、たかが木の実一つでそこまで強力な能力を得られるものなのだろうか?

 

 これはアザゼル自身が言っていた事だが、もしも今の俺とアザゼルが全力で戦えば十回に七回は俺が勝てる。いくら俺がイレギュラーなアギトだとは言え、一つの神話において十本指に入る様な猛者に競り勝てる力の源が、木の実一つの副次効果とは思えないのだが……。

 

「…まあ、あの実の力を知らなければ、そう言う反応になるでしょうね」

 

 首を傾げて考えている俺を見たプリムが、苦笑しながら言う。プリムが嘘を吐いているとは思っていないが、まあ、正直に言って信じ難い気はする。

 

「そうね……じゃあ、とっておきの話を教えてあげるわ。アザゼル、今すぐここの記録装置を全て切って、一切の情報が漏洩しないようになさい。これは貴方達(三勢力)でも知らない厄ネタよ」

 

 アザゼルは怪訝そうに額にしわを寄せるも、プリムの笑っていない瞳を見て即座に手元のスイッチを操作する。そうして全ての録音器具が停止したのを確認したプリムは、更に念入りに防音効果の魔法陣を展開してようやく口を開き。

 

「聖書の神の力の殆どは、黄金の果実を食べた事によって身に着けたものよ」

 

 ――なんか凄い事言い始めたござる。え、ちょっと待って、ソレつまり黄金の果実食べたら神に成れるって事? と言う事はアレだ、もし敵に実が奪われたらとんでもない事になるんじゃないのだろうか?

 

 ただの人間でさえ実の極一部の力だけでここまで強くなれたのだ、もしこれで果実を敵対している勢力の猛者、神等に奪われでもすれば……うん、詰むな。

 

「いや、いやいやいや。ちょっと待てよ、いくらアレが強力な効果を持ってるとは言え、いくらなんでもそれは…」

「黙って聞きなさい。貴方だけならともかく、私はショウイチに嘘を吐かないわ……続けるわよ? 聖書の神は元々、エジプトの落ちぶれたマイナー地方神で、あいつ自身も黄金の果実を食べて神格を増したのよ」

 

 否定しようとするアザゼルの言葉を遮って、天界の連中が知ったら発狂しそうなトンデモ話を尚も続けるプリム。いったい何処からそんな話を聞き出してきたというのか……。

 

「ええ。加えて言えば、天界に植えてある『知恵の樹』と『生命の樹』はアイツが黄金の果実の種から何とか復元した劣化品よ、私が食べたのもこの劣化品の方ね」

 

 マジかよ、劣化品でこの性能(スペック)なの? じゃあ今は亡き聖書の神ってどれだけ強かったんだよ……。

 

「だから、ショウイチが地母神に近いと言うのはある意味間違ってはいないわ。忌々しい事だけれど、最高神の力の源をベースに原初の悪魔である『リリス()の加護』とアイツ由来の『天使の加護』を身につけているのだもの」

 

 プリムがむくれながらそう言って締めくくると、アザゼルが頭を抱えて唸り出す。まあ、衝撃的な話だったのだから仕方が無いか。俺だって驚いたのだから、直接聖書の神を知っているアザゼルにしてみれば寝耳に水どころの騒ぎでは無いのだろう。

 

「…お前、自分の身体がどんだけとんでもない事になってるのか分かってるのかよ…」

『俺の身体がどうなろうと、やる事は変わらない。プリムを守る、家族を助ける、大切な人達を救い続ける。以上』

「以上てお前……」

 

 くどい奴だな…そもそも俺はアギトになったその日から人間辞めてるんだ、今更神様に近くなった程度で動揺するものか。むしろアレだ、神様になってしまえばプリムと一緒に居られる時間も増えるだろうし、むしろラッキーだ』

 

「……」

「うふ、うふふふ……」

 

 おや、口に出していたか。アザゼルはこの世全ての負の感情を煮し溜めた混沌の様な表情を浮かべているし、プリムはプリムでちょっとお茶の間に放送出来ない様な恍惚気味な表情になっている。あまり他人の前でそう言う表情をして欲しくないなぁ、そういう顔を見せるのは俺だけに……

 

『ッ!? コレは……おいアザゼル、後で警備主任を叩きのめしておけ』

 

 全くもって気が緩み過ぎていた、どうしてこんなに近付かれるまで気付けなかったのか! 偶々()だったから良かったものの、もしもコレがロードだったらみすみすプリムの事を危険に晒す事になっていたと言うのに……ッ!! 

 

「ショウイチ…?」

「おい、お前さん何言って……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「――ほう、気付いたか。流石は最強のアギトと言った所かな?」

『シャァッ!!』

 

 天井に開いたから彼――ヴァーリ少年が現れると同時、ナニカサレルよりも早く光の刃を飛ばす。溜め無し(ノータイム)速度重視の不意討ち先制技だったので簡単に握り潰されてしまったが、一瞬視界が塞げたので良しとして飛び掛かる。

 

「フッ、中々情熱的なアプローチ……」

『だらぁッ!!』

「おっと」

《DivideDivideDivideDivideDivide!!》

 

 龍脈から力を吸い上げる(チャージする)隙は無かったので魔力と光力を練り込んだ一撃をお見舞いしてやったのだが、ヴァーリ少年の持つチート神器(ロンギヌス)白龍皇の光翼(ディバイン・ディバイディング)』によって大幅に威力を散らされ、簡単に受け止められてしまった。

 

『……まあ』

「――ッ!?」

 

 ――それでも大型トラックを粉々に粉砕出来る位の威力はあるんだけどね?

 

『ふんッ!!』

「ぐぅぅぅッ…!」

 

 光力と魔力を散らした事で油断していたヴァーリ少年のガードをぶち抜いて、右ストレートでぶっ飛ばした。と言うか俺はノンケ(ノーマル)…いやまあ、ロリコン(アブノーマル)だけど、それは置いといて。俺が情熱的に接するのはプリムだけだから、変な事を言わないでもらいたいな、義曾孫(ひまご)よ。

 

『…で、結局何しに来たんだ、ヴァーリ少年。君は今国際指名手配中だろうが』

「やれやれ、つれない男だな……まあ良いさ、本題に入ろう」

 

 何事も無かったかのように話しかけた所、ヴァーリ少年も何事も無かったかのように応じてきた。随分と懐の深い少年である。

 

「外神翔一、少しばかり手を貸して貰えないか?」

 

 いや無理。テロリストに手を貸せる訳が無いだろうが。

 

「なに、俺だって無償(タダ)で手を貸してもらおうとは思っていないさ。対価として悪魔側の『禍の団(カオス・ブリゲート)』への内通者の情報を差し出そう」

「ッ、そのリストの信憑性は!?」

 

 そう言ってヴァーリ少年が魔法陣の中からファイルを取り出すと、少し離れた場所で警戒していたアザゼルが駆け寄って来てファイルを引っ手繰り、中を見ながらブツブツと言い始める。

 なんかいきなり読み始めてるけど、俺まだ引き受けるとは言ってないんだが……まあ良いか。アザゼルにはプリムの戸籍偽造等でそこそこ世話になったし、ヴァーリ少年は戦闘狂(バトルジャンキー)であっても下劣な小悪党では無い。罠に嵌めたりと言う事は無いだろう。

 

『……分かった。それで、何を手伝えばいいんだ?』

「話が早くて助かるぞ、外神翔一。今回はとある遺跡の発掘調査に協力して欲しいんだ」

 

 ……遺跡の発掘調査? そんなの俺の専門外なんだが……。

 

「実はその遺跡は崩落寸前でね、君の大地を操る能力が必要なのさ。生憎と、俺の仲間はそう言う精密作業が苦手なんでね」

 

 ああ、なるほど。要するに、壊れないように支え役が欲しいという事か。

 

『構わんが…場所は? あまり遠くでは移動が面倒なんだが……』

「心配しなくて良い、日帰りも出来る国内だ。場所は長野県の九郎ヶ岳の山頂付近――」

 

 ヴァーリ少年はニヤリと、子供の様な笑みを浮かべ――

 

「――古代の戦士、リント族の遺跡さ」

 

 ――何か厄い事を言い出した。

 

 




>知恵の実
知恵の樹、または善悪の知識の樹と呼ばれる樹に実る果実。今作においては聖書の神が何処からか入手した『黄金の果実』の種子から復元した二本の樹の内の一本。
『黄金の果実』が持っていた“食した者に圧倒的な神秘を与える”力を持つ。
とは言え所詮は劣化品の為、『黄金の果実』のそれと比べれば格段に質は下がる。


元ネタは『仮面ライダー鎧武』の『黄金の果実』。 大・大・大・大・大将軍!!


>リント族
古代の日本に存在していたとある民族。詳細は次回。




ハイ、と言う訳で第十四話でした。

更新遅れてすいません OTL

もうね、ホントにね、R-18編考えるのがキツいの。
お手本にしようとブックオフで二次元ドリー○ノベルス買い込みまくってみたんだけどね、ちっとも筆が進まないの (´;ω;`)

でも約束は約束だから頑張って書くよ( ・ิω・ิ)



次回こそ一週間以内に更新したいなぁ…



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