この後、番外編を更新予定です。
まず、この作品については、傍観者として書くに当たってすれ違いをテーマとしておりました。
最初の幽霊さんも、ヒカルと佐為についてもボタンをひとつ掛け間違えれば、すぐに会える距離にいながら気が付かないと言う風に感じていただけたなら幸いです。
このお話の元としたあらすじを書きます。
ヒカル、前世では囲碁の修羅化。
このままではどうやっても神の一手に届かないと悟りながらも囲碁を続けるが結構若くして死んでしまう。
転生後、原作最初に戻ったことを悟り、サイがいないことを確認。
神の一手に届くためには彼がどうしても必要と考えます。
彼の囲碁をたどっていけば復活するのではないかということに一縷の望みを託す。
どの道、アキラの成長にはサイの碁を何度か見せる必要があるため、できるだけ過去に沿うようにやる。
過去のまま進めると大概は過去のまま進むことを判明。多少のずれは大丈夫ということも判明。
しかし、一人だけ大きく原作から外れた動きをするやつがいる。
表面上では明るく振舞う演技をするも、扱いに困る。
門脇や、アカリがプロ予選に出てきたあたりから手が付けられなくなり塞ぎこむ。
アカリとの対局は叶わずアカリは予選を通るも体調崩してプロ予選から去る。
実際はアカリに佐為がついているもまったく気が付かないまま進む。
塔矢行洋とsaiの対局までは過去のとおり自演する。
ネットでsaiと思われるやつが復活。
ネットでsaiと対局。
saiとの対局後アカリは若くして癌で死んでしまう。(正確には魂を三つも持つことに体が耐え切れず終了)
彼女の手記から彼女に佐為が付いていたことや、ヒカルへの想いなどを知ることになる。
再度修羅化してありとあらゆるタイトルを独占、神の一手を極めるも何も得ていないことに気が付き話は終わる。
ではなしは終わりです。ちなみに序盤を書いてこの作品は投げました。
いろいろな作品をパクレばおもしろくなるなんて幻想を抱いたのは、何でだったのか。
ちなみに今作では、以下の予定をしておりました。
この話の佐為とヒカルの対局の後、結局アカリは佐為の存在を告げられないまま、急遽、親の転勤の関係から中国に行くはめになります。
ヒカルと遠距離で、伊角さんやらアキラ君やら中国にほぼ常駐状態の塔矢先生やらを巻き込んで傍観者としてすれ違いを続けていく予定でした。
最後は、日本ではなく中国でタイトルを独占してから日本に帰ってきて、日本のタイトルを独占しているヒカルに勝負を挑んで終わると言う展開になる予定でしたが、
どう書いても、雰囲気が出ないので今回の運びとなりました。
最後は、ヒカルに佐為ではなく、アカリちゃんだけを見て欲しかったのですが。
当初は、ネットに投稿するつもりもまったくなく、
投稿しても読む方もコアなファン以外、まったくいないと思っておりましたが
思っていた以上に、読んでくださる方がいたのには驚きです。
以上、長くなりましたがここまでお付き合いくださりありがとうございました。