キュゥべえである毎日   作:唐草

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「友達、だからね」

 

 

「う……んん……」

 

 マミちゃんが目を覚ました。

 シャルロッテとの戦いから、ちょうど次の日の朝のことだった。

 

「ゆ……夢……?お父さん……お母さん……?魔女……は……」

「魔女はほむらちゃんが倒した、きみの両親は既に死んだ。そして誰もいなくなった」

 

 どうあろうと変わりようのない真実とくだらない冗談を端的に告げて、寝起きの働かない頭に現状を突きつける。幸せな夢でも見ていたのかもしれないが、幸せな夢は、覚めた時点で『現実ではない』という名の悪夢に変わる。期待して裏切られた、なんて、僕にはとても立ち直れそうにない。なので、初期症状が出る前に現実をわからせないといけないのだ。

 ……べっ、別にわざわざわかっていることを言って自覚させようとか、そんな悪趣味なことをしたいわけじゃないんだからねっ!……いかん、虚しい。エネルギーが鼻の穴から急速に漏れている感じがする。

 

「え……あ、あ、魔女、が、嘘……ああ、あ……い、嫌……あああ」

 

 過呼吸気味になりながらも、現実を受け入れようとしない頭で現状を整理して、自分がシャルロッテに頭からぱくりと美味しく頂かれてしまったことを思い出しているようだ。眼球の表面は血走ってぎょろぎょろと動き回り、鼻の穴は映像作品ではお見せできないほど開いて、涙は止めどなく溢れ出し、血の気は引いて真っ白な顔をしている。もう少し頑張れば、ホラー作品への出演も期待できそうな顔だ。

 囁いて詠唱して祈って念じられた体では自分の存在の確認も危ういのか、首やら頬やらと色々なところを節操成しに掻き毟っては、皮が剥ける鋭い痛みからか搔くのを中断して、また別の場所を掻き毟るという無限ループに陥っていた。L5でも発症したのかな。

 掻き毟っている間にも今にも消えてしまいそうな、息のついでに出るような声は止まらずに出続けていたのだが、しだいにその声が断続的から永続的に、声量も徐々に大きくなって、ついには発狂したかのように叫び始めた。

 

「あ……ああ、あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーーーーっっっ!!」

 

 マミちゃんがもはやうら若き乙女とは思えないように叫びながら、僕に抱きついて爪を強く立てる。痛くはないが人間の体だと血が出るため、そこから流れる生暖かい液体が不快感を頭の中に流していく。

 途中から彼女の声帯の限界が来たのか、声が掠れて消えそうになるも、そんなことはおかまいなしとばかりに出ない声で叫び続ける。

 ……まあ、当たり前か。誰だって、自分が頭から食われると思って日々を生きているはずがないし、僕だって、人間として生きているときに頭から首を食いちぎられて次の日蘇生していたら、正気でいれる気がしない。話さえ聞いて貰えれば何とかできそうではあるのだが、この調子では聞いてくれるとは到底思えない。

 僕は、話が通用しない相手にはとことん無力なのだ。聖杯戦争に万が一英霊として召喚されても、「話せばわかる」「問答無用」の二言でぶった切られること請け合いだ。ステータスもだいたいEだろうし、チートでもなきゃやってらんねえよ。

 よしよしと適当に呟きながらマミちゃんの背中を撫でてなんとか宥めようとするが、彼女の手に籠もる力は強くなるばかりで、だらだらと血液が垂れ流しになる。魔法少女の筋力をフルに使っているのだから、当然だ。

 テーブルに置いてある濁っていたソウルジェムに手を伸ばして、グリーフシードに穢れを吸収させる。抱きしめられているため、肘から上は動かないけれど、ぎりぎり届いたのは幸運だったか。

 しかし、現状況で現在進行的にソウルジェムの様子に変化が見られないのは、絶望を考えることもなくただただ恐怖で発狂しているからだろう。……えっと、これってひょっとしたらヤバいんじゃないだろうか。下手すると黄色い救急車を呼びに行かなくちゃならないんじゃ……。

 

「マミちゃん、大丈夫。大丈夫だよ」

 

 何が大丈夫なのかわからないまま、赤子をあやすように背中をトントンと叩く。

 それを何度も続けて、規則的なリズムで心を落ち着かせようとする。

 

「大丈夫。大丈夫だから」

 

 全く以て無根拠で頼りない台詞かもしれないけど、人間、不安なときほど無根拠な何かに頼りたいことがあるって何かでやっていた気もするし、根気よく続けようと思う。

 

「大丈夫」

 

 何度も言い続ける。

 

「大丈夫」

 

 もう一度。

 

「大丈夫」

 

 安心させる為に。

 

「大丈夫」

「大丈夫」

「大丈夫」

「大丈夫」

「大丈夫」

 

 大丈夫。きっと、大丈夫。

 だってきみは、僕の友達になるんだから。死なせはしない。

 死なないんだから、大丈夫。

 

「友達だから、僕はきみから離れていかないから」

 

 かれこれ数時間は大丈夫と言い続けて、マミちゃんの過呼吸じみた息が大分収まってきたときに言った。そろそろ物事が冷静に考えられるようになってきたと思うからおそらく少しは収まるとは思うけど……。

 ……これで駄目だったら、もう無理かもしれない。

 

「だから───大丈夫」

 

 慈愛と自愛を以て、ぎゅっと優しくマミちゃんを抱きしめた。しばらく抱きしめていたら、肉を裂いて骨まで到達せんとする僕の腕に食い込んだ爪が徐々に皮膚から離れていって、獣のような叫び声が子供の泣き声のようなものに変わっていく。

 やがてすんすんという鼻を啜る音しか聞こえなくなり、目に涙をたっぷりと溜めたマミちゃんが僕から体を遠ざける。横目でソウルジェムを見ると、さっきよりはくすんでいるが黒ずんではいない。上手く宥めるのに成功したようだった。

 

「本当……に、大丈夫かな……」

 

 お姉さんぶった言葉遣いを使用せず、おそらくは素の口調で、小さく、誰に聞かせるでもないつもりのように言う言葉だった。思考が冷静に戻りきってなく、かつ、確かな対話ができる今が勝負所かな。

 

「大丈夫だよ。きみはもう戦わなくてもいいんだ」

「え……?」

「もう怖い思いをしなくてもいい、僕はきみの友達なんだから、頼って貰って構わない。きみが戦わなくてもいいように、きみの代役を見つけてこよう。きみが不安にならないように、グリーフシードも取ってこよう。もう何もしなくていいんだ、きみは十分頑張ったじゃないか。これ以上頑張れだなんて酷だ。贖罪?誰もきみを恨んじゃなんかいないし、償わなくちゃいけない罪なんてないさ。だってきみは、理由はどうであれこれまで町の人々を、文字通り身を削って助けてきたんだぜ?褒められこそすれ、責められる理由がないよ。責める方が間違っているんだ。きみは悪くない。悪いことなんて、何もないんだ」

 

 まくし立てるように言い、彼女の肩を優しく掴む。

 そのまま、贖罪も、責任も、マミちゃんの行動原理を全て否定した。

 友達しか残らないように。

 友達が全てになるように。

 

「で、も……」

「わかってくれよ。僕は友達が傷ついて死んでいくところなんて、見たくないんだ」

 

 僕という友達に心配させないためにと、彼女に大義名分を作る。マミちゃんは自分が嫌で戦いをやめたわけではないのだと、自分に言い訳できるように。

 それが堕落の第一歩だ。そこから、徐々に自分が『正義ではない』ことに慣れさせていけばいい。上がっていく水温に気付かず、死んでいく蛙のように。

 一度蜜の味を知ってしまえば、後は坂道を転がり落ちるだけだ。

 ちなみに、僕の言う言葉は嘘ではない。せっかくできそうな友達が死ぬのなんて絶対に嫌だし、そんなのは見たくない。

 前々から言っているように、僕が望むのは少々頭の足りないくらいが丁度いいようなハッピーエンドだ。友達が死ぬなんて結末じゃ、僕が幸せになれない。僕は他人の不幸を見て喜ぶような外道ではないのだ。

 愉悦は愉悦部の方へ。僕は感性は案外一般的ですよー。

 

「…………」

 

 マミちゃんが手で涙を拭って、こちらを凝視する。その顔は何だか、泣きそうだけど笑ってて、不安そうな顔だ。

 

「……気持ちは、嬉しいよ。……でも、私は……そんなことを聞いたら、戦うしかないよ……。今まで見たいに、義務じゃなくて」

 

 マミちゃんが静かに言葉を紡ぐ。手は震えているし、目にはまた涙が溜まっていたのだが、彼女はそれでも、やると言った。

 

「守らなきゃいけないんじゃなくて、守りたいんだ。あなたや、鹿目さんたちがいるこの町を。あなたたちの大切な人がいるこの町を」

「自分を犠牲にしてでも?死ぬかもしれない、今度は頭だけじゃなく、体も食い散らかされて骨さえも残らないかもしれない。それでもかい?」

「……怖い、けど……凄く、嫌だけど……それでも」

 

 ……本当は、もっと堕落して目の前の甘い蜜に縋り付いてくるようにしたかったのだけど、思ったよりマミちゃんの根本はしっかりしていたようだった。豆腐メンタルとか言ってごめん。

 それでも、友達を第一に優先できるようになったからいいのかもしれないが……。おそらく、彼女の前で僕と他人が死にかけていたら、迷わず僕の方を助けるくらいにはなっているとは思うし。本人は無自覚かもしれないけれど、彼女の中では既に確固たる優先順位が確立しているだろう。

 決意を新たにして晴れて僕の友達となったマミちゃんに、表面上は賛同の意を示すべく笑いかける。

 

「……そうかい。でも、無理はしないでくれよ?きみが死んで悲しむのがいるんだってことも、しっかり覚えておいてくれ」

「……うん。友達、だからね」

 

 彼女は、そう言って赤い目を擦りながら笑った。

 少し、頭が痛んだ。

 

 

 

 

 

 

 頭痛の侵食を食い止めるべく、その辺をぶらりと散歩する。

 ……というか、この痛みは本当に何なんだろうね。痛覚ないくせに頭痛とか生物の体舐めていると見られてもおかしくないよ。いや、本当に。

 よくよく思い返してみると、この痛みは精神的に今はもう亡き良心に響くようなことをしたときに痛んでいたような気がする。何なにナニ?僕ってばちょっと悪いことしただけで吐き気が催してくるような主人公体質?

 

「……ねえな、うん。この体になるときに変な風に神経が接続された方がまだ可能性はある」

 

 そもそも、痛むような良心を持っていたらこんなことしていない。もし持っていたら、他人を洗脳するくらいならと、友達を作るようなことさえしないだろう。

 ……おかしいだろうか、こんなことをしても友達が欲しいと思うのは。

 そんなに、間違っているだろうか。

 

「……間違ってるんでしょうねえ」

 

 はいはいそんなことくらい知ってますよ。わざわざ僕が言わないでもわかってますよー。

 勝手に独断専行で非を認める口を黙らせて、首を無意味にぐるんぐるんと回した。そのまま首を間接の限界まで上に傾ける。これでいつアニメーション化しても大丈夫だろう。

 

「……おや、ほむらちゃん?何か用かい?」

 

 気が付いたら、背後にほむらちゃんがいて、養豚場の豚を見るには随分と憎しみの籠もった目でこちらを見ていた。おはようからおやすみまでいつもニコニコ這い寄るような真似をする女の子だ。

 

「……あなたは……何が目的なの……!?もうこれ以上邪魔をしないで……!」

 

 本気で邪魔をしてほしくない、というよりは、突然現れた正体不明の誰かが理解不能の原理で行動しているから、気味が悪くなって言ったというような印象だ。人間はわからないものを恐れて、不可解なものを排斥する生き物だから。

 

「酷いことを言う。僕がいつきみの邪魔をしたと言うんだ。僕がやったことといえば、マミちゃんとほむらちゃんが仲違いしないように引き離したり、ワルプルギスの夜と戦うに当たって大きな戦力になるマミちゃんの心の支えになったり、命を救ったりしただけじゃないか。全部きみのための行為なんだぜ。感謝こそされ、恨まれて邪魔をするななんて言われる筋合いはなかったと思うんだが……。何か不都合なことがあったら言ってくれ。できるかはともかく、改善に努めさせてもらう」

 

 できるだけ低い声で、ゆったりとした口調で不気味さを強調しながら言う。口元はにたりとした笑みを浮かべて、体からは力を抜き、目は焦点を定まらせないように常に動かし続ける。

 ちなみに、ここで不気味さを強調するのは、全てをバラした(と、彼女の中でつじつまが合うように嘘をついた)ときに、僕がこうなってしまった責任は全て彼女にあり、恩に罪悪感にと様々なものを与える為である。ここでのマイナスイメージが大きければ大きいほど、反動は大きくなる。

 

「…………!巴マミを洗脳したのだって、私の為だとでも言うつもり……!?」

「失礼だね、洗脳だなんて。僕は彼女の求めていたものを、求めていた言葉を与えただけだよ。何せ、友達だ。見返りは友情だけでいいからと、全てを与えるのが友情というものだろう?」

「だからと言って……限度があるでしょう!?」

 

 おお、まるで真人間のような口ぶりだ。とても、まどかちゃんの為にと他の全てを犠牲にしてもいいと思っている狂人の言葉とはとても思えない。

 

「きみだって、まどかちゃんの為なら全てを差し出してもいいと思っているだろう?それと同じだよ」

「……違うわ」

「いいや、同じだね。きみはまどかちゃん一人を救うために全人類と秤に掛けてそれでも彼女を選んでいる。いやなに、別におかしいことじゃない。それこそが正しい友情なんだ」

「私の友情はあなたのと違って、そんなにおぞましいものじゃない!」

 

 おぞましい、ね。なるほど、確かに正しいかもね。だがそんなことは既知にもほどがある。さあ、僕の罪を数えろ。残念ながら僕は今までに食べたパンの枚数は憶えていないけれどきっとそれでも数えられるはず。

 腕を広げて敵意がないことを証明。眉をひそめつつ口では笑って、どうやら不気味に見えるらしい笑顔で最大限の友好を表明しながら、主人公っぽいことを言ってみることにする。

 

「そうかい。おぞましい、か。……でもね、僕は何一つ取りこぼしたくないんだ。もう、これ以上は嫌なんだ。誰一人として、死んで欲しくないんだ」

「…………」

 

 黙ってしまった。彼女にも何か思うところがあるのかもしれないが、ここで全部嘘だと言ったらどうなるか気になって「いやまあ、大体嘘なんだけど」言ってしまった。

 

「…………」

 

 あ、おこだ。おこだよ。激おこだよ。活字じゃ伝わりにくいかもしれないけど凄く怒ってる。映像作品だったらわかりやすいかもしれないけど、僕の心情とかはどうやって表現されるんだろうか。やっぱりいつシャフトでアニメ化してもいいように首を上に傾ける運動は怠ってはいけないと思いました。まる。

 

「とにかくだよ、僕はきみと友達になりたいと思っているんだ。ほむらちゃんと敵対したいとは思っていないし、逆に助けたいと思っているほどだよ。本当だよ嘘なわけないよー」

「……っ!どこから見ていたの、どこまで知っているの!」

「僕は僕が知っていることだけを知っているのさ。知らないことは知らないし、きみみたいに四六時中誰かのストーカーをしているわけでもない」

 

 巫山戯た声を出しながら身を翻して、真面目なトーンでぎりぎり彼女に聞こえるかどうかという大きさで、一言。

 

「……もう、何も取りこぼしなんかしない。絶対にだ」

 

 さあて、聞こえたら万々歳なんだけど、ここで確認するとわざとらしいので振り向かずにふらふらと歩き始める。

 もう、失いなんかしない。絶対にだ。

 

 

 

 

 

「……そうだよ、俺、駄目なんだ。こんな小さな工場一つ満足に切り盛りできなかった。今みたいな時代にさぁ……俺の居場所なんてあるわけねえんだよなぁ……」

 

 壮年のおっさんが箱に座って考える人になりながら泣き言を言うと、シャッターがガシャリと閉じる。さっきまで箱に座って、同じく考える人をしていた主婦っぽい感じのおばさんがバケツを地面に置き、そこに塩素系と酸性の洗剤を混ぜて、マジカル☆ポイズンを作り出そうとしていた。

 あたりには、老若男女と言うには些か老人層が薄いような気がする人々がふらふらと揺れながら立ちつくしていて、話しかけたら「武器は装備しないと効果がないよ」とか洒落たことを言ってくれそうである。その中には勿論ワカメ色の髪をした志筑仁美ちゃんもいて、ヤクかったり厄かったりする目でぼーっとしている。

 ……うん、まどかちゃんは?

 

「……そっすよね、マミちゃん生きてるから来てませんよねー」

 

 わー、まどかちゃんがここに来たときに、散々僕が説得っぽいことしたさやかちゃん来るとは限らないからとここで待ち構えていた僕が馬鹿みたいじゃないですかやだー。

 

「へっいへーい!みんな見えているか!見えている奴は魔法少女だ!見えていない奴は訓練も糞もない一般人だ!ホント魔女結界は地獄だぜフゥーハハハ!」

 

 ……あら、誰も見ねえでやんの。……まあ、いいや。とりあえず、恭介くんはNTRしてくれなきゃ困るから、仁美ちゃんは助けないと。

 

「サッカーしようぜ、バケツ(お前)ボールで窓硝子(お前)ゴールな!もちろんPKだ!」

 

 走りながらバケツを強奪して、液体が零れそうになって焦りながらも窓硝子に近づいて、バケツを前倒しにする。

 

「ぅおらあっ!」

 

 ジャンプしながら窓にバケツをたたき込み、破片を飛び散らせながら液体を遠くに投げやる。左手は添えるだけにしておいてよかった。僕は一体何のスポーツをしているんだろうか。

 

「おぉおおー……ぉぉおおぉ……」

「……マジですか」

 

 こっちの姿は見えないというのに、急にバケツがポルターにガイストして窓硝子を割って回ったというのに、驚きもせずにただこちらを目指して死んだ目で迫ってくる。怖いよ。

 その姿があまりにも不気味だったので、特に何も考えずに近くにあったドアを開けてその中に逃げ込んだ。急に空いたドアに反応してバイオハザードに出てきそうな人々が既に鍵を閉められたドアを叩いてくる。怖い怖い怖い。アンブレラ社は大人しく傘でも作っててください。

 後ろを振り向いて、一息ついたと思って。

 

「kyt:.iu[a0r6:\b40l8/,i65]u4:\@756]l.a\[\^;jhe」

 

 とても言葉では表現できない音と、水中のような青い空間が虫食い穴のように広がってきて。

 

「…………てへっ?」

 

 てへっじゃねえよ。

 僕の体は、薄ら笑いを浮かべた天使の人形に引き裂かれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




テストとかいうテストがテストだったので、更新が遅れました。
まあ、月曜からテストだがな!


-そして誰もいなくなった
最後に残った一人のインディアンは自殺をして本当に良かったと思う。結婚なんかしていたらどんな恐ろしいことになるか……。

-現実ではない
いい夢を見た朝は、学校や職場に行きたくなくなる。

-べっ、別に~ないんだからねっ!
もはやテンプレートとなってしまったツンデレ。

-囁いて詠唱して祈って念じられた体
つまりは死者蘇生。失敗しても灰にはならないが、魔女になる。

-L5
元はただの末期症状という意味だったのだが、いつの間にか雛見沢症候群という頭文字が付け足されていた。

-聖杯戦争
英雄が女体化したり中二病になったりして戦う。
顔を付き合わせたら同盟でも組まない限りぶっkill感じなので、話し合いが主体の人には向かない。

-「話せばわかる」「問答無用」
犬養毅の最後の会話。話してみたら話が通じないということがわかったでござる。

-ステータスもだいたいE
超ニガテ。

-黄色い救急車
オーストリアには実際にあるらしいが、通常のものと同じ性能らしい。

-きみは悪くない
大体、主人公が悪いから。

-上がっていく水温に気付かず死んでいく蛙
急激に上げると逃げるけど、ゆっくりだと茹でることができる。

-愉悦部
汚いなさすが綺礼きたない

-豆腐メンタル
マミさんは二次創作では大体そう。いや、原作でもそんな感じだったけど。

-首を間接の限界まで~
シャフ度。

-養豚場の豚を見る目
アニメでは変更されていた。何でだろうね。

-おはようからおやすみまで
暮らしを見つめるストーカー。

-いつもニコニコ這い寄る
バレなきゃ犯罪じゃない感じの人外。微妙にほむらとは類似点がある。

-さあ、僕の罪を数えろ
今更数えきれるか!

-今までに食べたパンの枚数
人によって、99822枚だったり、13枚だったり、530000枚だったりハンバーガー四個分くらいだったりする。

-おこ
-激おこ
最終形態は激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリームと、怒っていることがわかる部分の方が少ない。

-首を上に傾ける運動
シャフ度。

-本当だよ嘘わけないよ
まどかのほむらとの会話から。これのせいでストーカー疑惑がついた。

-僕は僕が知っていることだけを
何でもは知らない。ちなみに、自分がわからない質問をされても使えるので、意外と汎用性が高い。

-マジカル☆ポイズン
ご家庭で手軽にできる魔法です。思わず天にも昇る気持ちでしょう。

-武器は装備しないと~
あの村人たちはどうして四六時中立ちつくしているのだろう。

-ヤクかったり
-厄かったり
上はイケナイお薬のことで、下は流し雛の神様のこと。

-馬鹿みたいじゃないですかやだー
梅雨明けに一喜一憂できるほど、海は行かないし、そもそも私は泳げない。

-ホント○○は地獄だぜ
逃げる奴はベトコンだが、逃げない奴もベトコンだ。それが戦争である。

-フゥーハハハ
厨二病の権化。
エル・プサイ・コングルゥ。

-サッカーしようぜ、お前ボールな
スポーツなので我が校にいじめは存在しません。

-左手は添えるだけ
正直、何の意味もない。

-アンブレラ社
傘を作らずに、薬やウィルスを作っている会社。
バイオハザードの全ての元凶。


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