キュゥべえである毎日   作:唐草

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「……力が欲しいか?」

 

 

「……き、昨日はごめんなさい。ちょっと、ショックが大きくて……。その、いつもずっとあんな感じなわけじゃないのよ?ほ……本当よ?」

 

 こんな感じで終始言い訳に徹するマミちゃんを軽くあしらって、外出した。特に用事があったわけではないのだが、空を見ながらぶらぶらと散歩するのは、頭痛の軽減にいいかもしれない。

 公園で足下にいるアリを潰しながらベンチに座り込む。体の力が抜けて後ろに倒れ込みそうになるが、そのまま横方向にぐるりと回ってベンチを占領するように横になって、そのまま目をぎょろりと回す。石畳に溜まったアリの行列を見て、ふっと笑みを浮かべてみた。

 

「あ゛ー……このまま空気と一体化したい……」

 

 あなたと合体したり、概念と一体化するよりはずっと健全だと思うけど、一般的にはそうは思われないのだろうか。空気が駄目なら、水でもいい。もしくは土でもいい。

 そう遠くない所に、鯛焼きを売っている露店があるのが見える。僕のポケットには、夢がいっぱいにグリーフシード、それから、千円札と小銭が数枚ずつ。食べるのもいいだろうと、体勢を起こし腰を上げて、背中を押さえて反りながら立ち上がる。そのまま露店の方へと歩いていき、鯛焼きのいい匂いが備考を擽った。鯛焼きを売っているのは、まだおっさんとは言えないほどの青年で、頬にはニキビの跡が消えていない。

 

「鯛焼き二つおくれー」

「…………」

 

 僕の声に青年は反応せず、ただ沈黙を貫いて遠い目をしている。白銀の山の頂点にでも立った気持ちに浸っているのだろうか。もしそうなら、是非とも全身を赤いペイントで塗りたくりたいところだ。

 

「ギャルのパンティおくれー」

「…………」

 

 完全に無視されている。屍でさえもう少し反応は返すだろう。青年は、ポケットをごそごそと漁って小銭を数枚出した後、小銭入れにチャリンと音を立てて入れる。そうすると、売り物の鯛焼きを一つ摘んで、黙々と食べ始めた。

 …………ああ、そうか。忘れていたけれど、僕は普通の人には見えないんだった。ここのところ、ずっと魔法少女ばかり相手にしていたから、素で忘れていた。

 しかし、ガーンだ。出鼻をくじかれたというか、そんなことよりも鯛焼きが食べたい。今、僕の心は鯛焼きに支配されていて、完全に鯛焼きの気分だったのだ。それが急に食べられなくなったものだから、そのショックたるや思わず魔法が使えなくても魔女になってしまいそうなほどだ。

 鯛焼きのことを考えながら歩いていると、前を見ていなかったせいか、僕よりも小さい誰かにぶつかってしまった。

 

「あ、ごめん」

 

 言ったところで聞こえないのだが、そこは日本人の習性である。相手もそのとき不思議なことが起こったのだと思ってくれるだろう。

 

「気をつけて……」

 

 僕にぶつかった女の子は、随分と僕好みの陰気な顔をしていた。表情はまだ幼く、おそらく小学生から中学生くらいだろうか。伏し目がちに地面を見て、その目に宿った暗い光はどこか親近感を憶える。髪は鼠色にくすんだショートボブで、あまり手入れをしていないのか、ところどころが痛んでいる。もとは悪くないようだから、イメージとしては灰被り姫だろうか。

 言った言葉こそ責めるような言い方だったが、そこには確かな怯えや恐怖が含まれている。対人恐怖症、だろうか。

 ……というか、彼女は今、一瞬だが間違いなく僕を見て言葉を発した。僕───つまりキュゥべえが見えているということは。

 

「ちょっと待ってくれないかな」

 

 さっさと去ろうとする彼女の手を引っぱって引き留めようと触れたら、その目の色が完全に恐怖に染まるのが確認できた。顔は青くなって頬は引きつり、その中でどこか達観したような、諦めたような表情があることに気が付いた。

 

「……何。わたしに何か用なの」

「そこまで怯えなくてもいいと思うんだけどね。ちょっときみにお願いがあるんだ」

 

 無意識のうちにか、女の子の指が震え、腕が震え、全身へと伝わっていくように脚まで到達する。マナーモードではなく、ちゃんと電源をオフにしてもらいたい。

 

「このお金で、あそこの鯛焼きを買ってきて貰えないかな」

「……………………………………は?」

 

 大分長い沈黙の後に、ぽかんと口を開けて彼女はよくやく言葉をひねり出すようにして、出たのがその言葉だった。なるほど、一文字のくせに相手の伝えようとしていること、伝えたいことが瞬時にわかる素晴らしい言葉だ。

 

「どういうつもりで……!」

「僕はただ鯛焼きが食べたいだけなんだ。確かあれは三百円で、五百円硬貨あげるから買ってきてくれ。ハリーハリーハリー」

 

 五百円玉を女の子に手渡して、人差し指で膝をノックして急かす。

 ぶつかった初対面の女の子を捕まえて使いっ走りとして扱う鬼畜な男がそこにはいた。

 ていうか、僕だった。

 なんだこれ、まるで僕が本当に鬼畜な男みたいじゃないか。

 女の子はしばらく僕の姿を睨むように見つめた後、たったったと小走りでタイ焼き屋の方へと向かっていった。案外律儀な子だ。

 数分後、鯛焼きの袋を指で摘みながら持ってきた女の子から、袋を両手で受け取った。彼女が持ってきた鯛焼きを頬張りながら、もう一つ鯛焼きが入っている袋を女の子に差し出し、食べるかどうかを聞く。

 

「……いらない。あまり……甘い物好きじゃないし」

「『どうせ後で戻しちゃうから』?」

「……ッ!?」

 

 女の子の瞳が驚愕と猜疑と恐怖と驚喜に彩られて、カラフルに回り出す。

 

「虐待、されてるんだよね」

 

 考えてみればというか、考えなくてもわりとすぐにわかることだ。対人恐怖症とも間違えられるような怯え。触れられることへの極度の嫌悪。お願いや頼み事への恐怖。思春期だろうに手入れの行き届いていない髪も、ここまでの要素が加わると意味は変わってくる。

 一応、違うという可能性もあったのでカマを掛けてみたら、過剰反応されてしまった。今までどうやって隠してたのやら。

 女の子が憎々しげに、しかしどこか期待しているように見つめてくる。

 

「なんだい、僕にそれをどうにかして欲しいとでも言うつもりかな。僕にはどうにもできないさ。他人のご家庭の事情に踏み入るなんて、無理無理」

 

 残り一つとなった鯛焼きの頭を容赦なく噛み千切り、言う。

 

「だが、きみにはなんとができる力がある」

「無理だって……。わたしにそんな力なんて……」

「……力が欲しいか?」

「できることなら、欲しいよ……!わたしは今すごく死にたくて、どうしようもないけど……せめて、あいつらには。わたしの心を踏みにじって苦しめたあいつらに復讐してから死にたい……!」

 

 悲痛そうに目を見開いたまま涙を流すその姿は、どこかで見たような───って、ああ、そういやこれ、昔の僕だよ。懐かしいね、いやはや。その頃から考えると僕も随分とたくましくなったものだ。

 

「欲しいのなら、くれてやる。さあ、きみの願いは何だい?」

「……わたしを苦しめたあいつらも」

 

 今までの悲痛な声とは打って変わって、暗い闇のそこから這い出てくるような声になる。

 

「わたしの苦しみを知ろうともせず拒絶したお父さんも」

 

 声にどんどん恨みが混ざっていき、どろどろとした粘着質な何かが耳にくっついているような違和感を感じる。

 

「わたしが苦しんでいるのに何食わぬ顔で幸せを甘受している奴らも!全員!不幸にしてやりたいっ!!」

 

 この娘はきっと、信じてきたもの全てに裏切られてきたんだろう。

 ああ、実に友達甲斐のある。

 

「その願いは、きみの全てを懸けるに値するものかい?」

「勿論だッ!!!」

 

 間髪入れずに同意してきたため、僕は彼女の未発達な胸に手を当てて、よくわからない彼女の体に充満している何かを固定化して、取り出そうとする。

 

「……っ!んっ……ぐっ、がぁっ……!」

 

 しかしこれが中々難しい。何かは気を抜くとすぐに霧散してしまいそうで、必要以上に力を込める。かき集めて、塊にして、結晶化を……!

 ソウルジェムが、彼女の体内から半分ほど出てきて、もう少しで取り出せそうだ。すぐに残りの半分をかき集めて、一つも残さないように意識を集中させる。

 

「……ぎっ、う、ぁあ…………ああぁッ!!!」

 

 苦しげな声と共に、銀色の宝石が彼女の胸から出てきて、地面に転がる。女の子はもう息も絶え絶えで、少し力を抜いたら倒れそうなほど衰弱しているように見えた。やはりキュゥべえほど慣れていないから、相手に負担を掛けてしまったのかな。

 あ、そうだ。言おうと思ってたことを忘れていたから、これで代用するとしよう。

 

「おめでとう、きみも今日から魔法少女だ」

 

 

 

 

 

 

「どうだい?きみの家が燃えているし、中からは苦しそうな悲鳴が聞こえるけど、きみはそれをどう思うんだい?」

「最ッ高」

 

 彼女はそう一言だけ呟くと、夜の闇の中炎上する自分の家を見て、口を三日月型に開いて楽しそうに嗤う。周りには野次馬の皆さんも結構いるので、目立つことはやめてほしいのだが、幸い、誰もが目の前の美味しい他人の不幸に食いついていて、目が離せないようだった。

 

「こんな気持ち、そうは味わえないよ。まだ車がないから家にはあのババァしかいないみたいだけど、それだけでもこんなに楽しいって、わたしの心が言ってる」

 

 女の子───神名あすみと言うらしいが、その娘の実母は母子家庭の過労で死に、親戚に引き取られたのだけどそこで虐待にあって、なんとか抜け出して父親に助けを求めても、父親は既に新しい家庭で幸せにやっていましたという、なんともありがちな不幸に見舞われていたらしい。

 あすみちゃんは片目を手で隠しながら頭を押さえる。心底楽しくて仕方がないって顔だ。

 

「しかし、近隣住民がこんなに野次馬してるってのに、消防車は来る気配さえないね。みんな薄情だなあ」

「きっと、『不幸』にもみんながみんな、誰かが通報してるって思ってるんだよ」

「なるほど、そいつは不幸だね。……おっと、救急車……じゃなくてパトカーかな、この音は。事故の香りがするから、行ってみるかい?」

「当然」

 

 パトカーの音を追いかけると、そう遠くないところに事故現場はあった。パトカーが数台停まっていて、警察があのテレビとかでよく見る黄色いテープと張っていた。野次馬も勿論多く、普通の人に見えない僕は謎の隙間にならないべく、あすみちゃんのすぐ後ろにぴったりとくっついて行動する。

 人混みをかき分けようと進むと、すぐ止まり、あすみちゃんと完全に密着することになる。妙に暑苦しく、周りのむわっとした空気が不快だ。さらに他の人からもどんどん押されるので、湿度も温度も天元突破だ。痛いと感じるまでの熱さは感じないけど、暑苦しさは普通に感じるのか。

 あすみちゃんの後に続いて、人の頭の隙間から現場を覗く。

 そこには下半身が潰れた猫と、民家に激突した車。それに、車の中で血を流している動かない人物は。

 

「……おじさん。ああ、死んでくれた。やっと死んでくれた。あは、ははは、ごめん。ちょっと笑いが抑えられないや……あははは、はは、ははははははははは!それに、ここ!お父さんの家じゃん!はははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!!」

 

 うん、気持ちはよくわかるけど、警察関係者の方が訝しげな目で見てるから、ちょっと黙るか向こう行くかどっちかにしようぜ。今のところは厨二病やおかしくなっちゃった女の子として見てくれるかもしれないけど、関係性とか知られたらちょっと面倒なことになっちゃうから。

 あすみちゃんの手を引っぱって現場から遠ざかる。近隣の皆さん、ご迷惑をおかけします。

 

「あ、ははは……ゲハッゲフッ……ぐへぇ……」

「笑いすぎなんだよ。今のあすみちゃん、凄い馬鹿っぽいよ」

 

 笑いすぎで咽に異常をきたして咳をするあすみちゃん。ぐへぇって。仮にも女の子が出すのはどうかと思う声だ。

 

「はぁ……笑いすぎた……。……これからどうしよう」

「そういええば、言い忘れたけど、魔法少女ってのは魔女と戦わなきゃいけないんだよ。魔女って言っても、どう見てもただの怪物だけどね」

「ちなみに、戦わなかったら?」

「グッバイ命。こんにちは新しい私」

「あんな楽しいこと知っちゃったらね!死ねないよね!」

 

 あすみちゃんはわざとらしく、必死に声を張り上げる。まあ、そりゃあそうだろう。辛く、苦しいときはいくら死にたいと思っていても、喉元過ぎれば熱さも痛さも苦しさも、みんな忘れて死にたくないと願う。それが人間というものだ。

 

「ソウルジェム……僕がきみから取り出した、銀色の宝石があるだろう?それは魔法を使う度に濁っていく。普通に生活してても、少しずつだけど濁る。真っ黒になったら、どうなるかはお察し。そうならないためには、魔女倒したらたまに出るグリーフシードでソウルジェムの穢れを吸い取る必要がある……っと。ここまでで、何か質問は?」

「魔法って、どうやって使うの?」

「変身しろ。以上」

 

 言い放って、くるりと反対方向へと歩き出す。一応マミちゃんに連絡して、外で食べるから夕飯は入らないと言っておいたのだが、よく考えると僕は見えないんだから外食も不可能なことに気が付いた。昼間にあんなことがあったばかりなのに、何をやってるんだか。

 野口さんをぴらぴらと夜風に当てて風邪でも引かせようかと考えていると、服の後ろ側を捕まれて、バランスを崩して野口さんが風に流されて行ってしまった。当てもない旅に行く野口さんを見送ると、体を反らせて後ろを向く。

 

「……ちょっと、待ってよ。何か、ソウルジェム光ってるんだけど」

 

 おおう。今時主人公補正持ちとは珍しい。この分なら初陣補正も付きそうで安心だ。

 

「近くに魔女がいるんだよ。……まったく、仕方がないなあ。あす太くんは」

「助けてよ、ドラ……そういえば、あなたの名前は?」

「米田悦。……って今は名乗ってる。しかしてその実態は、七十二通りの名前があって七つくらいの顔を持つ……ちょっと待って、今名前考えるから。……七曲佐野助。八兵衛でもいいと思う」

 

 キュゥの前はハチだし、それでもいいだろう。むしろ、キュゥべえ形態のときはそう名乗ろうか。うっかりの多そうな名前だがあながち間違ってもないし。

 

「……じゃあ、エツで。近くに魔女がいるって言うけど、どうすればいいの。わたしは魔法少女初心者なんだから、ほら、早く教えてよ」

「とりあえず、その光一番強まるところに行ってみてくれ」

「……ん」

 

 ソウルジェムを手に持ち、直感的に歩いて結界を探す。そのうち、銀色の光が強くなるところに行き当たって、あすみちゃんが言う。

 

「ここみたいだね。なんとなくわかるよ」

 

 目の前の歪んだ空間に、丸められた塵紙をあしらったカタツムリの殻のような謎の模様が現れる。

 

「……何、これ」

「魔女の結界の入り口。ゲーム風に言うとダンジョン。勿論雑魚敵だってうじゃうじゃ出てくるよ、やったねあすちゃん!」

「うえー、めんどくせー」

「やんなきゃ死ぬぜ。一応、結界内に入る前に変身はしておいた方がいいよ。入ってから速攻で使い魔に圧殺されるなんて、つまらないからね」

 

 僕がそう言うと、彼女は無言でソウルジェムを胸に押し当てるようにして、紫色の光に包まれて変身する。何故銀じゃなく紫なんだ……。

 変身したあすみちゃんは、ゴシックロリータのような衣装を身に纏って、肘まで被るような長い手袋をしている。頭には薄いベールのようなものを乗せ、その上から薔薇の付いた小さなシルクハットを斜めに被っていた。そして、肝心の武器が……。

 

「……何この扱いづらそうな武器」

 

 多節棍のような、棒に鎖が付いたものに、棘付きの鉄球が付いた武器だった。何だろう、これは鎖鎌と同じような感じがする。浪漫はありそうだけど、使いづらそう。というか、これ絶対拷問用だろ。

 

「…………頑張れ」

「…………頑張る」

 

 頑張っても、死にそうだなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




やってしまいました。
だって陰湿銀髪ボブシルクハットベール付きとか、好みなんですもん。
虚淵さんも好みだって言ってましたし。


-あなたと合体
よく性的な意味だと思われるが、アニメでも実際そう見える。

-概念と一体化
アルティメットな人の先駆者として、傾国の美女やカルマを溜めすぎた召喚騎士などがいる。

-ポケットには夢がいっぱい
ファンタジーもたまに入っていることがある。

-白銀の山の頂点
-赤いペイント
帽子を被って、喋らない。
さんをつけろよデコ助野郎。

-屍でさえ
システムメッセージが喋る。

-灰被り姫
数時間しか会ってないというのに、結婚を申し出るとは。
きっと王子様は勘違い野郎なのだろう。

-マナーモード
会議中に鳴ったら、マナーも糞もない。

-ハリーハリー
吸血鬼や神父の鳴き声。ポッターではない。

-ていうか、僕だった。
小学生女子に対しては鬼畜になる男。

-きみの全て
もちろん、魂も。

-新しい私
面白い造形の愉快な仲間達になる。
魔法少女魔女化☆マギカ。

-野口さん
一人につき千円の価値がある。

-初陣補正
登場してしばらくはチートで、数話すると弱体化している。

-まったく、仕方がないなあ
-助けてよ、ドラ……
毒舌ロボットと零点小学生。じつにきみはばかだな。

-しかしてその実態は
-七つくらいの顔を持つ
片目では運転手の資格を獲得することができない。

-七十二通りくらいの名前が
話を聞かない奴らしい。
大丈夫だ、問題ない。

-七曲佐野助
主人公が咄嗟に思いついた偽名。語呂がいい。

-八部衛
キュゥべえに引っかけた偽名。
上が七なのに対して、こっちは八。
こいつはうっかりだ。

-やったねあすちゃん!
おいやめろ。

-扱いづらそうな武器
モーニングスター。戦闘には向かないと思う。



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