やっぱりサスケ君は動かしにくいです。
特にコトと絡ませるとキャラが……どうしたってクールキャラにならない……
「聞いてくださいサスケ君。写輪眼は失意や喪失などの負の感情、要するに辛かったり悲しい気分になったら開眼しちゃうんですよ」
「…………」
気絶から立ち直ってからしばらくした後。
私はサスケ君の気を惹こうと必死でした。
「私も、サスケ君も、幸か不幸か……いや間違いなく不幸ですけど、ともかく写輪眼を開眼するに足る
そう、あとは切っ掛けだけの問題だったんですよ。
即ち私が今この瞬間に開眼したのは単なる偶然であることは確定的に明らか!
「つまり私は、決して『例のあの虫』を見たことが原因で開眼したわけじゃ……」
「黙レ」
「……はい」
私は黙るしかありませんでした。
うう、サスケ君が冷たいです。
それでいてその内心は怒りで煮えくり返っているのが伝わってきます。
以前の私を意識から外して冷たくふるまうのとは全く違う、意識したうえで冷たいながらも熱い感情のこもった視線を浴びせてくるのです。
今までにない新感覚に私はちょっとドキドキしていると、サスケ君は何を思ったのか怒った顔から苦い顔に変化しました。
「……こんな奴に俺は」
「む、こんな奴とはなんですかこんな奴とは」
はっきり言いますが、私としてもこの開眼は不本意だったんですよ。
気が付いたらいつの間にか写輪眼になってたとか、達成感も何もあったもんじゃないのです。
実際、気絶していた間は意識が飛んでいて、その間に何があったのか予想はできてもイマイチよく覚えてないんですよね―――
―――なんて都合の良い展開を、開眼した私の写輪眼は許してはくれませんでした。
写輪眼。
木ノ葉のエリートうちは一族が代々受け継いできた血継限界であり、一度見たものを瞬時に記憶してその動きを模倣可能にする究極瞳術。
何とも余計なことに、私が意識を失っている間も写輪眼はその優秀な機能を十全に発揮して、あの虫が六本の足を交互に動かし触角をしならせながら高速で移動する様を細部まではっきりばっちり記憶していたのです。
よ、余計なことを。
おかげで私が、無意識に気を失ってでも記憶をすることを拒んだあの虫の姿が、動きが、気配が、恐ろしいまでのリアルさと臨場感で文字通り目に焼き付いて離れてくれません。
くどいようですが重要なことなので何度でも繰り返しますよ、余計なことを!
こんな記憶要らない、本気で要らない……本当に我が写輪眼ながらエラいタイミングで開眼してくれたものです。
そりゃ開眼する前は、一度見たものを瞬時に模倣できるなんてなんて便利! とか思っていたのですけど……いざ開眼してみると見たくもないものを見せつけられるわ、せっかく仲直りしたはずのサスケ君にまた嫌われるわで散々です。
確かに高性能で凄まじい瞳術なのですが……微妙と言わざるを得ないのですよ。
なんで私の写輪眼はこんなに無意味に高性能で残念なのか……いや待て、ひょっとして私だけじゃなく全ての写輪眼がそうなのでしょうか?
そもそもの話、目を背けたくなるほどショックな光景を見た時に見た物を瞬時に記憶する瞳術を発現しちゃうとか呪われているとしか思えないほどの厄介体質なのです。
「神様は私達一族にノイローゼになれと言ってるのでしょうか? うちはは闇(病み)にとらわれた一族だと言いたいのですか?……」
「そんなわけあるか」
「あいたぁ!?」
なんで殴るんですかサスケ君!?
「そんな残念な奴はお前だけだ、一緒にするな」
「なにおう!? 私の何処が残念だっていうんですか!?」
「そんな写輪眼をそんな風に開眼したことがだよ……フン、よくよく思えばお前らしい、お前に相応しい写輪眼だな」
「ぐぬぬ……」
い、言い返せない。
実際のところこの写輪眼、開眼してから今まで何の役にも立ってませんし。
むしろデメリットしかないという。
どうやら私は随分と中途半端な開眼をしたらしく、左右の写輪眼で開眼の度合いが異なるみたいなのですよ。
鏡は持ってないので自分では確認できなかったのですが、不機嫌なサスケ君に無理やり聞き出したところどうやら右目は二つ巴で左目は一つ巴の写輪眼らしいのです。
おかげで両眼視差で視界が歪む歪む……滅茶苦茶気持ちが悪い!
正直酔いそうです、左目だけ写輪眼なカカシ先生は大丈夫なのでしょうか?
慣れの問題なのですかね。
さらにはチャクラをガンガン消費します。
眼を開けているだけで疲れていくのが実感できるのです。
なんてこったです。
しかも、極めつけに致命的なことに……
「ったく、ウスラトンカチが。それなら元に戻せばいいじゃねえか」
「どうやってです?」
「…………は??」
「いやだから、どうやったら開眼した写輪眼を引っ込められるのですか!?」
「知るかよそんなこと!」
サスケ君、逆切れ。
「開眼した写輪眼を解除できないとかバカにも程があるだろ!」
「仕方ないじゃないですか! 開眼したの初めてなんですから。サスケ君だって開眼したらそうなるかもしれません!」
「ならねぇよ! なってたまるか! はっきり言うが、そんな大バカ、歴代写輪眼使いの中でもお前1人だけだ!」
(ぐはぁ)
「なにおう!? 何を根拠にそんな…………今何か聞こえませんでしたか?」
「話をそらす気か?」
「いや、そうではなく……」
今、何か気配を感じたような?……
(あぶない! 気づかれかけた!)
上忍のスキルをフル活用して、サスケとコトの2人をこっそりと尾行していたはたけカカシは瞬時にその場から離脱し息をひそめた。
2人の会話があまりにもカカシにとってクリティカルだったので思わず心の中でうめき声をあげてしまったのだが、まさかそんな隙とも言えない心の揺らぎを気取られるとは思わなかった。
下忍に見つかるような下手な隠遁はしていないはずだし距離も十分にとっている。
目視や音はもちろんのこと、臭いやチャクラすら漏らしていないにもかかわらずこの敏感さ。
(……こりゃ、写輪眼の開眼に伴って感知の感度も上がってるな)
カカシはサスケの横でキョロキョロと周囲を見渡し不思議そうに首をかしげる白い小さな少女を観察しながらしみじみ思う。
末恐ろしいと、いろんな意味で。
元々コトには感知タイプの素養があるとは聞いていたが、カカシからすれば感覚が鋭いというよりとにかく気が利くと言った方が的を射ているように感じた。
小腹が空いた、と思えば要望を出す前に食事の準備が完了していた。
ちょっと喉が渇いたな、と思った瞬間にお茶を出してくれた。
汗を拭きたいな、と思った時にはすでに濡れタオルが用意されていた。
感知タイプと言うより徹底的に尽くすタイプ、むちゃくちゃ気配り上手で都合が良い便利を極めつくした小間使いの鑑みたいな娘という印象だった。
カカシがコトの世話になったのは写輪眼の反動で満足に動けなかったわずか3日たらずの出来事だったが、たったそれだけでもコトが物凄く細やかな気遣いが出来る少女だということがことさらに理解させられた。
表情を読んでいるのではない、空気を読んでいるのともまた違う。
それでもコトは凡人には感じ取れない『何か』を繊細に感じ取っている。
これだけですめばすこぶる便利で優秀な部下、ですむはずなのに、細々とした雑務を手際よく済ませた彼女はその空いた時間でコツコツと
なによりこれだけ敏感なのに戦いにおいて一番肝心な敵意や悪意にはまったく無反応だというのが致命的に痛い……一体全体どう成長すればこんな歪な感知タイプになるのか、カカシにはさっぱり見当がつかない。
はたけカカシはふと過去に思いをはせた。
かつて、自分がまだ第七班を率いるようになる前のことだ。
三代目火影・猿飛ヒルゼン様は、うちはと千手両方の血継限界の素質を秘めたうちはコトを何処に配属させるかで物凄く悩んだらしい。
配属先の候補は2つ。
悩みに悩んだ火影様は結局、半ば賭けに近い心境でヤマトの班に配属させることに決定したのだが、はたけカカシとしてはこの英断に心からの賞賛を送りたい。
もし、何かの間違いで……火影様のちょっとした気まぐれで、コトがナルトやサスケと同じ第七班に配属されていたら……カカシの下に木ノ葉の三大問題児が一同に集結することになっていたら。
(…………
手に負えない、どころの騒ぎじゃない。
真面目に心労で胃に穴が空く心配をしなければならないところだった。
何せ、サスケとコトの2人だけでこれだけの珍事が起きているのだ。
ここに
想像すると、現実になってしまいそうな嫌な予感がした。
気のせいだったんですかね?
絶対誰かの視線を感じたと思ったんですが。
それも妙に生温いというか、可哀相な奴を見る目と言うかそんな視線。
カナタとかヤマト先生とかがよくそんな目で私を見てくるんですよ、激しく心外です。
う~ん、普段からそういう目で見られまくってるせいで過敏になっていたのですかね。
「コト、次の資料だ」
「は~い」
いけない、今はそんなことを考えている場合ではありませんでした。
現在、私とサスケ君は順調に隠密作戦を遂行し、ガトーカンパニーの資料室と思しき場所にたどり着いたのですよ。
当然そこには資料がいっぱい、さっそく私たちは情報収集です。
順調です。
いや本当に順調すぎるくらいに順調。
我ながら結構大騒ぎしながら行動しているはずなのに見つかる気配すらありませんでした。
半化の術様々ですね。
いろんな人に使えない忍術と酷評されましたけど、使い方次第ではちゃんと役に立つのですよ。
ただ、当然ながらデメリットもあるわけで。
「コト、今度は右の棚の資料だ」
机の上にちょこんと座る小さいサスケ君に指示されて、頭の上にウサギを乗せたままの私は言われたとおりにとてとて本棚に向かうのですが……現在の私からすればただの本棚が崖にしか見えません。
サスケ君の言う資料は本棚の上から2段目にあるので、それを取り出すには
「どうした? 早くしろ」
もともとサスケ君は無茶なことを平気で要求してくるような人でしたけど、ここにきてより一層遠慮がなくなりましたね。
さっきからサスケ君の小間使いのように部屋中を縦横無尽にちょこまか駆けずり回ってますが……いい加減チャクラと体力が……頭の上に乗っかってるウサギさんや、開眼しっぱなしの写輪眼も相まって地味にきつくなってきましたし。
この行きずりのウサギさん、何か妙に気に入られたらしく頭からどいてくれないんですよ。
「サスケ君、木登りの行は極めたのですよね? 今こそ、その成果を見せる時では?」
遠まわしに代わってくださいと言ってみます。
「ダメだ。今俺は忙しい」
「むむむ、ちょっとくらい代わってくれても……」
「頑張ってくれコト。お前だけが頼りなんだ」
「頑張っちゃいますよ!」
本棚がなんだ!
サスケ君に頼りにされた私は気合一発、両手足にチャクラを集中すると目的の本めがけて本棚をよじ登りました!
「(……なんてチョロい奴なんだ)」
はて? サスケ君が私の事を完全にアホの子を見るような目で見ているような……今度もきっと勘違いですよね。
私は言われるままに任務を遂行しました。
「話には聞いていたが……ガトーカンパニーはどうやら相当にあくどいことしているらしいな」
サスケ君に言われるままにせっせと資料を集めることしばらく。
集めた資料をあらかた分析し終わったらしいサスケ君は納得したようにそうつぶやきました。
「ぜい……そうまでして……お金を儲けて………ふう、いったい何をするつもり…………なのでしょう……」
そして私は精根尽き果てて机の上にぐてーんとへたばってます。
お金は確かに大事かもですが、悪いことをしてまでお金を儲けようとする人の行動理念が私にはさっぱりです。
冷静になれば何か思いつくのかもしれませんが、いかんせん今の私には脳に回すスタミナが……
信用と引き換えの金銭なんてまるで価値がないでしょうに。
しかし、サスケ君は私の言葉に首を振って
「いや、儲けてない」
「……はい?」
「いやだから、全然儲かってない。ちょっと記録をあさっただけだから詳しいことは分からないが、少なくともここ最近は赤字続きだったみたいだ」
「え、ということは、ガトーカンパニーは、基から悪徳企業だったわけじゃなくて仕方なく?」
「いや、さすがにそれは分からないが……特に今月に入っては火の車、倒産寸前と言っても過言じゃない転落ぶりだ。……正直ここまで貧窮していると、どうやって再不斬みたいな手練れの忍びを雇えたのか不思議なくらいだ。抜け忍だから正規の忍びよりは安く済むことを計算に入れても、まともに給料払えるとは思えないぞ」
「そんなに!? なんでそんなに貧乏なんですか!?」
「この記録によると最近海難事故が頻発しているらしい。武器や違法物品を乗せた大型の船が何度も沈められているそうだ」
「海難事故? ……って待ってください」
サスケ君の言い回しが妙です。
事故なのに、沈められているって……それじゃまるで
そうなると事は事故じゃなくて事件なのですよ。
「一体誰が……」
「知るかよ。興味もないしな。でもこれが本当なら、再不斬と仮面ヤロー以外の伏兵はいないと考えてよさそうだな」
それだけ分かれば十分、とばかりにサスケ君は資料を閉じて立ち上がりました。
「行くぞコト。もうここに用はない」
「え? もうですか? 出来ればもう少し休ませて……って待って!? 置いてかないでください!?」
本気で容赦なく置いて行こうとするサスケ君の後を、私は慌てて追いかけようと身を起こした瞬間、それは起こりました。
轟音、大きな揺れ、そして悲鳴。
「なんだ? 今のは爆発か!? どこかの火薬庫に引火したか?」
「爆発…………違う、これはそんなんじゃ……」
とにかく確かめないと!
私とサスケ君は先を争うように部屋の扉……の横の通風孔から飛び出しました。
目的地が遠い―――それもこれもコトの半化の術の所為だ!
体感では手加減なしの全力で移動しているはずなのに、実際には常人の駆け足程度の速度しか出ていない。
ついさっき武装したガトーの手下(全く気付かれなかった)にあっさり追い抜かされた……つくづくこの術は心をへし折りに来る。
うちはのプライドなんて粉々でもう原形をとどめちゃいない。
(ッフン! 絶対強くなってやる!)
そんな誓いを胸に現場にたどり着いた俺は、ついに揺れと轟音の正体―――ガトーカンパニーを衰退させたものの正体を見た。
アジトに停泊していたガトーカンパニーの貨物船が謎の巨大生物に襲われているのを発見し、俺はすぐさま建物の死角に身を潜め、様子をうかがう。
吸盤のついた白く巨大な触手が貨物船のマストに絡みつき、へし折れた。
乗組員たちの悲鳴が上がる。
高いところで指示を出しているのはおそらくガトーカンパニーのボス、ガトーその人だろう。
怪物を前にして逃げずに果敢に立ち向かうその姿勢は評価に値するがどちらにせよ無駄なあがきだ。
彼我の大きさが違いすぎる。
(イカだな、それもとてつもなく大きな)
主忍を失った口寄せ動物が野生化したか、あるいは突然変異か……なんにせよにわかには信じがたい大きさである。
人間がまるでネズミのように蹴散らされている……今の自分が人のこと言えない大きさなのはこの際考えない。
「……そういやカイザが言っていたな。ここ最近、魚がめっきり獲れなくなったって」
獲れないはずだ。
何処から現れたか知らないが、こんな怪物が近海にいたら魚なんてあっという間に食い尽くされるだろう。
仮に生き残ったとしてもその魚は逃げる。
カイザの漁船はよく襲われなかったな。
イカの触手が今度は貨物船の胴体そのものに巻き付いた。
メキメキと音を立てて軋み、ガトーの部下が何人も海に叩き落される。
これはもう、俺達が手を下すまでもなくガトーカンパニーは終わりだな。
「まあ、俺には関係のないことだ。コト、今度こそ撤収するぞ」
俺は踵を返そうとして……ふと、いつの間にかコトが見当たらないことに気づいた。
何処に行ったんだ?
ひょっとして、走ってる時にはぐれたか?
コトの身体能力はアカデミー時代においても現在においても最低クラスだったはず。
壁のぼりや写輪眼などで消耗していることも鑑みた場合、全力疾走する俺に追いつけなかったとしても不思議じゃない。
「ったく、世話の焼ける」
まあいい、どうせこっちから探さなくても向こうがこちらを見つけるだろう。
感知タイプを自任自称するだけあって、これくらいのことは造作もなく―――
―――何の脈絡も前兆もなく、貨物船を襲う巨大イカの触手に小さな火の玉が撃ち込まれた。
………は?
ギギギ、と錆びついた人形みたいな動きで俺は再びそちらに向き直った。
想像を絶するウスラトンカチがそこにいた。
『みなさ~ん! 私が囮になって引き付けるので、その間に逃げてくださ~い!』
な に を や っ て い る ん だ あ い つ は ! ?
『うおお!? なんだこのちっこい……ちっこい……本当になんだこいつ?』
『人……なのか?』
『バカ、こんな小さい人がいるかよ。小人だぞあれ!』
『妖精だ! 船の妖精が俺達を助けに来てくれたんだ!』
『バカモン共が! 下らんことに気を取られている暇があったらとっととあの怪物を何とかしろ!』
大混乱になるガトー一味。
当然そうなるよな……というか、何故助ける!?
ガトーだぞ!? 敵だぞ!?
それ以前に敵うわけないだろうが!
今の自分が一体どういう状態なのか忘れたのか!?
俺がそんな風に内心で突っ込みを入れている間にも、コトは次から次へと何処からともなく札を取り出して炎やら水やらを発射しているが、いかんせん大きさが違いすぎる。
当たり前ながら全く効いていない!
触手が鞭のようにコトめがけて振るわれる。
直撃こそしなかったが風圧と衝撃の余波だけで、小さなコトの身体は船から弾き出された。
考えている余裕はなかった。
気づいたら身体が勝手に動いて飛び出していた。
それと同時に、身体の奥がカッと熱くなり、何かが千切れるような感覚と共に視界が一気に高くなる、否、元の高さに戻ったのか?
(半化の術が解けたのか? 要因は分からないがとにかく助かった!)
元の大きさに戻った俺は無我夢中で海面に叩きつけられようとしているコトに向かって疾走した。
(くっ…!! 間に合え!!)
バチャバチャと水を蹴る音が何処か遠くに聞こえる。
視界の端に、巨大イカの触手がこちらに振り下ろされようとしているのが見えた。
それも3本、微妙に時間差をつけて叩きつけられようとしているのが見える。
来る!
落ち着け…集中しろ…
そして見切れ!!
―――雷切!
―――一体何が起こったのか、その時の俺は正確に把握できちゃいなかった。
何もかもが無我夢中で、冷静に物を考えている暇なんてありはしなかった。
気が付いたら、小さなコトとウサギを頭に乗せて、カカシと共にイカに追われながら海の上を爆走していた。
そして何時の間にか写輪眼を何故か開眼していた。
冷静になって振り返ってみても訳が分からない……
コトに続いてサスケ君も開眼。
仲間(?)を敵から助けるために無我夢中で行動した結果開眼するっていかにもな開眼だと思うんですよ。
ただ、敵がイカなのが引っかかりますが。
写輪眼の開眼要因を細かく考察してみると、うちはが病むのも仕方がないように感じます。
トラウマ体験した時に限って発動する
あと、映画見てきました。
在の書貰いました。
インフレしまくったSINOBIアクションが最高に熱かったです!
ネタバレにならない程度に3つの感想
1つ、ネタが被った(ガーン)
2つ、パンダの尻尾は白だ(突っ込み)
3つ、……以上で(2つでしたね)