ハイスクール ワン×パンチ   作:アゴン

49 / 49
紹介といっても二人しかありませんが、これで主人公の事を分かっていただければ幸いです。


◇登場人物紹介

 

 

 

 

◇登場人物紹介

 

 

 

 

 

◇アオヤマ

 

 本作の主人公にして所謂最強系主人公。本人に自覚はないが既に敵無しの力と速さを誇り、大抵の相手を一撃で倒す実力を“もってしまった”

 

高校入学前に自身の弱さに嘆き、同時に強くなればいいじゃんと簡単且つ明確な答えを得て、彼の強さの象徴である“ヒーロー”になるべく猛特訓を開始。

 

その結果頭部から髪は消え去り、それを引き替えに凄まじい強さを手に入れるが、本人は若くして禿げていることを気にしているらしく、悪意を持ってバカにしてくる輩には割と容赦がない。

 

 最初から強かったのではなく一日も欠かさずに行うトレーニングと当時遭遇した未知なる怪物達との死闘の果てに得たものだとアオヤマの友人であるソーナ=シトリは考えているが実際の所は不明。彼の強さの源は何なのか、知の神としても知られるオーディンですら分からないとされている。

 

また元々が一般市民である為、あらゆる感覚が平凡であるアオヤマは冥界の悪魔貴族の絢爛豪華な文化に圧倒される事もしばしば……。そして中流家庭の出身の為か金銭感覚だけは特に機敏で広告に掲示された特売のお知らせやチラシは書かさずチェックしており、その日は必ず最寄りのスーパーに帰宅途中向かうことを心掛けている。

 

平民感覚なアオヤマであるが、堕天使総督であるアザゼルや魔王サーゼクス、北欧の主神オーディンとはそれなりにフレンドリーに話す間柄で、相手が魔王や神であるにも関わらずタメ口で話したりしている。敬語を使うのはあくまで敬える人に限定として使っているため、これが原因で無自覚に敵を作っている要因ともなっている。また、彼が今の所本当に敬っているのはサーゼクスの妻であり“女王”であるグレイフィアとオーディンに振り回されながらも懸命に職務を全うしようとするロスヴァイセ位である。

 

ソーナにも学業で手助けして貰っているから上二人と同じかそれ以上に敬っているが同級生という事もあって除外。彼女は悪魔だが友人で恩人でもあるソーナの為には大抵の事は助けるつもりでいる。

 

だが、逆を言えばそれ以上の感情は持ち合わせておらず、精々頼りになる姉御程度の認識しかない為、二人が恋仲になる様子は今の所はない。

 

 高校の三年間をトレーニングと怪物達との死闘に費やしてしまった為、ソーナ以外との交友関係はないと思われがちだが、実は学校以外の所でそれなりに友人関係は築いていた。

 

代表的なのが同じマンションに住む隣人のミルたんで特売の日には一緒に買い物に出掛けたり、用事があって特売に行けなかった時は互いに互いの分を買って上げたりと気を遣う間柄にある。

 

他にも武者鎧を着込むのが趣味な不思議乙女や騎士甲冑を着込むのが好きな面白青年とアレな方面で様々な人種と友人になっていたりしている。

 

 最近の悩みとしては一撃で終わらない相手と出会う事なのだが、それはあくまで希望である為さほど強く望んではいない。

 

強いて言えばもう少し特売日を増やして欲しい事と、アーシアの治癒能力がいつか自身の髪の救世主になる事、それがアオヤマの最近の希望である。

 

 

 

 

 

◇高校三年間のアオヤマの強さ表。

 

これは当時のアオヤマがギリギリで勝てる相手を想定して表しています。

 

大雑把でありますが、参考にしていただければ幸いです。

 

 

アオヤマ(トレーニング前)=アーシア(悪魔化前)

 

アオヤマ(三ヶ月後)=ヴァーリ(禁手化形態)

 

アオヤマ(一年後)=オーフィス、グレートレッド

 

アオヤマ(一年半後)=ミルたん&ヨーグルトソース

 

アオヤマ(現在)=????

 

 

 

以上。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇ミルたん

 

魔法少女ミルたんに憧れており、自身もミルたんと名乗るミルたんである。性別も不明でアオヤマもミルたんの事をミルたんと呼んでおり本作品に於ける最も謎の深い存在である。

 

その厳つい体格からはそれに見合った凄まじいパワーを持ち、己の腕力のみで神の炎と呼ばれるウリエルを圧倒。その後も三人の熾天使相手に大立ち回りした事で天界では魔法少女ミルたんの名は畏怖の象徴となっている。

 

 不思議な力、即ち魔法を求めミルたんは度々アオヤマと一緒に異世界に赴いている。今の所判明しているのは犬娘や猫娘などがいる戦争をスポーツ化させた比較的平和な世界やピンク髪が特徴的な虚無の魔法使いが存在する異世界が明らかにされているが、ミルたんの使い魔の特性上もっと多くの異世界を巡っている可能性が高い。

 

尚、ピンク髪の魔法使いの使い魔になったのはミルたんの方である為あしからず。未だ我がヒーローはファーストキスも未経験である。

 

アオヤマと実際出会ったのは彼がトレーニングを開始して三ヶ月経った頃。ヒーローという存在になろうとしているアオヤマに何かしらシンパシーを感じたのか、色々気を遣っている。

 

そして一年半後、ヒーローとしてどの程度強くなったのか確かめるべく使い魔と共にアオヤマと戦ったいその強さを認め、ミルたんはアオヤマをヒーローとして認識するようになった。

 

 今も不思議な力を求めて探求を続けるミルたんだが、今年の夏にアオヤマを巻き込んでしまった為にここ暫くは自重する模様。

 

代わりに最近では犬の散歩にはまっているらしく、ここ暫くは巨大な三匹の狼を引き連れたミルたんの姿が度々目撃されている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以下、簡易な番外編。

 

 

 

 

 

◇妖怪ハゲマントとその一行が異世界に来るそうですよ?

 

 

 

 

 黒ウサギはもうどうしたらいいか分からなかった。コミュニティは魔王に壊滅状態へと追いやられ、逆転の一手として……最後の手段として用いたギフトユーザーの獲得として呼び出されたのは……奇妙なコスプレ姿のハゲと筋骨隆々の変態、そして幼い幼女とやたらデカい狼だった。

 

その見た目と風貌に神格の有無を確認しなかった自分も悪い。実際、水神を目の前で倒されてもミルたんと名乗る変態の存在の方がインパクトは大きかった為それ所ではなかった。

 

残ったハゲも勝手にフォレスガロとのゲームを約束してしまうし、幼女は終始我関せずの状態。狼の方に至っては近付いただけで牙をちらつかせて唸ってくる始末。

 

我がコミュニティは果たして復興できるのか。そんな不安に刈られながら色々厄介になっている白夜叉の元へ行き……そこで黒ウサギが目にしたものは。

 

「おーいミルたん、オーフィス。あんまりやりすぎんなよ。今度は俺が相手するんだからよ」

 

「はーい! 分かりましたにょ!」

 

「……少し、残念」

 

「おんしら……いや、もう勘弁して下さい」

 

涙目ながらもう止めてくれと訴える白夜叉に黒ウサギはどうする事もできず、呆然と眺める事しかできなかった。

 

狼の方? 現在グリフォンと鬼ごっこしています。

 

 

コミュニティ“ノーネーム”その名が魔王以上にあらゆる意味で箱庭に轟かせる事になるのは……この後から約半年後の事である。

 

 

 

 

 




ミルたんとアオヤマがどんな世界に行ったのか、皆さんの想像にお任せします。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10は一言の入力が必須です。また、それぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。