酷いですね、これw
一話書いていた時にはちょっとした深夜テンションだったんですよ(言い訳)
これは確実に黒歴史になるなぁ
でも辞めませんよ
意外と楽しいのでw
それにしても一話だけでUA511でお気に入りが4とか……
こんな駄作を呼んでくれるなんて……
よっぽど暇だったんですね(ボソッ)
あれから五年が経った
長かった(遠い目)
あり得ないほど長かった
死ぬほど暇だし、母乳飲むのは恥ずかしいし、離乳食も味しないし
数年前まで散々だったよ、本当に
部屋から一歩も出れないからこの世界が何なのか全く分からなかったし
知ってる?退屈って人を殺せるんだよ?精神的に
だが今やっと俺は普通の飯も食えて不自由無く喋ることも出来るようになった。食べれるって、動けるって素晴らしいね
でも一番の成果はここが何の世界か分かった事だ
五歳になって数か月たったある日、庭で走り回っていたらお父さんに呼ばれた。もしかしてお父さんが大事にしていた花壇を踏んじゃったことがばれたのかとビビっていたらポケットからチョークを取り出して地面に落書きをし始めた。息子に自身の芸術性でも自慢したいのか?せめて紙に描けよ。貧乏なわけじゃないんだから
だが俺のその考えは直ぐに覆された
全てを描き終えドヤ顔で父さんが振り返る。そこにあった物は――
「錬成陣」
「おっ、よく知ってたな。流石俺の息子」
一瞬魔法陣かとも疑ったがやはり錬成陣だったらしい
「ならこれからお父さんが何をするかも分かるな?」
そう言うと父さんはズボンのポッケから布の袋を取り出し中身を錬成陣の上に落とした。袋の中からは何かよく分からない灰のようなものが落ちてきて、それが錬成陣の上で小さい山を形成した
そしてお父さんは両手を陣の上に乗せる。するとチョークで引いた線が神秘的に光りだした
俺はそれを一瞬も見逃すまいとじっと観察し続ける
灰は少しずつ揺れながら何かを形成し始めた。そして出来上がったものは
「ほら、父さんからのプレゼントだ」
ぬいぐるみだった
えぇー(困惑)
錬金術よりお父さんのセンスのなさに驚きだよ
なんで男子にぬいぐるみあげるし。もっと他にあっただろ
それともあれか?本当は息子より娘が欲しかったって遠回しのアピールか?
「ありがと、お父さん」
一応例は言っておく
ここで不満を言うと拗ねて数日口を利かなくなる。何この親、めんどくさい
話を戻そう
今お父さんは俺の目の前で錬金術を使った。そしてそれはとあるアニメの物凄く似ている
「まさかハガレンだったとはな」
冷静なふりをしているが内心めちゃくちゃ興奮している
だって錬金術だよ?
両手合わせてパンでドッカ―ンでバッシャーンで炎はパッチンでボアアアアでバリーンなんだよ?←圧倒的語彙力の無さ
でも訳の分からない異世界なんかより自分が知っている世界の方が断然安心できる
いや、待てよ? ハガレンの世界って意外とダークじゃなかったっけ?
変なことに首突っ込んで「君のような勘の良いガキは嫌いだよ」ってなったら俺の人生終わる
今から対策するには錬金術に全く関わらない道と錬金術を極める道がある
勿論俺が選ぶのは
「お父さん!僕にも錬金術教えて!僕もお父さんみたいになりたい!」
「ほう、そうなのか。良かろう。お父さんが徹底的に鍛えてやる」
錬金術を極める道だ。折角転生したのに錬金術をしないなんて勿体ない
もうこうなったら国家錬金術師になって原作の出来事を横から映画館宜しくポップコーン食べながら観戦してやる
ん?原作介入はしないのかって?
馬鹿野郎!あんな精密に書き込まれた物語に俺という異物が入ったらどんな化学反応起こすか分かんないだろうが!原作通りのハッピーエンドにならないかもしれないんだぞ!
っていうのはただの建前で痛いのが嫌なだけです、はい
それにしてもお父さん、少し褒めただけでデレデレしやがって
フッ、ちょろいな(二回目)
この日から俺は念願の錬金術を習う事になった
最後まで有難うございます
そういえばハガレン一期とブラザーフッド見たのが結構前なんでうろ覚えなんですよねw
なのでハガレン一期とブラザーフッドの違いとかコメントしていただけると助かります
あと、これからもこの短さになると思います
私のスケジュール的にこれが限界です
誤字とかあれば報告してくれると助かります
感想、評価してくれたら私の疲れが取れるかもしれません