ワン・フォー・ワン《独りは一人のために》   作:亡き不死鳥

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戦闘、ムリ。
表現アレ過ぎてテンションが上がらない。
なのにお気に入り数が上がる恐怖よ。


ヴィラン

「現行犯だ。

お縄につきな、ヴィラン」

 

 

学校から一直線にここへたどり着き、風を纏いながら目の前のかつてコンビニの最中に出会った……出会った?

まあ見たことのある全身手だらけの男へ己の参戦を言い渡す。

 

 

「………が、その前にだ」

 

「あぁ?」

 

「これは返すぞオールマイト」

 

 

懐にしまっておいた機械の残骸をオールマイトに投げ渡す。

バッキバキに壊れたソレはかつて携帯電話という名の便利器具だったらしい。見る影もないが。

一応補足しておくが壊したのは俺じゃないからな?

昼休みに「今日は仕事少ないから宿直室で残りの仕事終わらせてるわ」と、オールマイトに伝えていただけでこれだ。

考えて見てほしい。

仕事を一段落させて一休みしていたら窓に携帯電話がブチかまされた俺の心境を。

ついに生徒達による先生イジメでも発展したのかと思ったわ。

オールマイトの携帯だったからそうではないことがわかったが、もしも生徒の仕業だったら「我が校にイジメはありません」と嘯いた校長をひっ捕まえてやったところだ。

 

 

「……仕方なかったとはいえ、今度はもうちょい安全な連絡方法にしろよ。

携帯こっからぶん投げて俺のいる場所に叩き込むとか、誰かに当たったら死ぬぞこれ」

 

「ごめんね、緊急事態だったんだ。

一応カリキュラム的に誰もいないとは思ったんだけど…」

 

「万が一を考えろ。

平和の象徴が人殺しとか洒落にならねえぞ…」

 

「………なあ」

 

「あ?」

 

「余裕ぶっこき過ぎじゃね?

なあ、俺の相手にしてるのに雑談かよ。

平和の象徴様とそのサイドキック様はヴィランの相手なんて見なくてもできるってか」

 

 

ほぼ考えなしのオールマイトを諌めていると、しびれを切らしたようにヴィランが突っかかってくる。

 

 

「まったくさぁ、こっちはアレコレ準備して襲撃してるっていうのにおかまいなしかよ」

 

「頼んでねえよ。

というか、結局誰だよお前」

 

「………そういえば名乗ってなかったな」

 

 

スッと、手だらけの体で両手を広げ、自らを誇示するようにオールマイトと俺の前で声をあげた。

 

 

 

 

 

「俺は死柄木弔(しがらきとむら)

ヴィラン連合のリーダーだ!」

 

 

 

 

 

………………お、おう。

 

 

「……なんつーか、随分チープな名前だな」

 

「名前なんてどうでもいいんだよ。

いいか、俺は怒ってるんだ!

同じ暴力がヒーローとヴィランでカテゴライズされ善し悪しが決まる。

この世の中に!」

 

 

今度は世の中に対する批評を始めるヴィラン、死柄木とやら。

ただ目がニタニタしてるので全く心にジンとこないな。

 

 

「何が平和の象徴!

所詮抑圧の為の暴力装置だおまえは!

暴力は暴力しか産まないのだと、おまえを殺すことで世に知らしめるのさ!」

 

 

…………くだらない。

カケラも心がこもってない屁理屈だ。

…が、丁度いい。

ビッグウェーブとは程遠いが、この流れには乗らせてもらおうか。

 

 

「暴力は暴力しか産まない、ねえ?」

 

「あぁ?」

 

「いやさ、まるでヒーローがいるからヴィランがいるみたいな言い方なのがバカバカしくて笑えてな」

 

「へえ、先輩は違う意見をお持ちだってか?」

 

「いや、全く同じ意見だよ。

暴力は暴力を産む。

お前らヴィランがいなけりゃヒーローなんて需要もなくなって、廃業になるだろうさ。

平和の象徴を殺すなんて手間暇かけてる暇があるなら、チンピラヴィラン集めて襲撃なんてする暇があるなら、むしろヴィラン全員に『悪いことはやめましょー』って言う方がよっぽど簡単にオールマイトの価値は下がるぞ?」

 

 

…………あと三人。

 

 

「需要と供給って知ってるか?

需要がなけりゃ供給は減る。

ヒーローの需要が多いから今はヒーローが増え続けるが、ヴィランがいなけりゃ需要なんて半減するぞ?

災害でも起きなきゃ仕事なんてないんだから。

それに…」

 

「あー、そういうのいいから!

うっぜえよ、ムカつくなぁ!」

 

「おいおい、お前が言い出したことだろ?

口から出まかせだろうけど」

 

「分かってんならわざわざ乗っかんなよ気持ち悪りぃ。

つうかいつまで俺の敵みたいな面してる!

俺はオールマイトを殺しに来たんだよ!

おい脳無、いい加減帰ってこい!」

 

「………ちっ」

 

 

……ダメか。

このまま話を続けてもうちょっと時間が欲しいかったが、まあなんとかなるだろう。

問題はそれよりもオールマイトの時間制限か。

 

 

「オールマイト、あとどれくらい動ける?」

 

「何もしなければ30分はいけるが、戦闘になった場合は10分持つかどうか…」

 

「そんだけありゃ上等だ、限界まで時間使う感じで無茶すんなよ。

で、さっき吹っ飛ばしたあのデカイの、何?」

 

 

気がつけば死柄木の隣には脳みそ丸出しの化け物が戻って来ていた。

結構な勢いをつけて飛ばしたので気絶くらいはしてると踏んだんだが、ピンピンしてやがんな。

 

 

「敵の言うことを鵜呑みにするならだが、奴は脳無。

対私用の秘密兵器だそうだ。

個性はショック吸収で、しかも腕力もスピードあるしで正直キツイ!」

 

「スペックはオールマイト並みってことか。

バケモンだな」

 

「……さらっと私もバケモノ扱いしてない?」

 

「筋肉ダルマは昔から筋肉お化けって呼ばれてんだよ」

 

 

………あと二人。

 

 

「……で?

その脳無し?だかでオールマイトと俺の両方を相手するってわけか?

自分は何もできないとか、無能上司の鏡だな」

 

「バーカ、俺が手を下すまでもなくお前らが殺されるんだよ。

それに、誰が脳無が一体だけだって言ったかなぁ?

おい、黒霧!アイツ出せ!」

 

 

ズズッと後ろから音が響く。

そこには暗闇が蠢いていて、中からは目の前の脳無と同じような脳みそ丸出しの怪人。

 

 

「……二体目かよ…」

 

「先生が対お前用にって作ってくれた特注さ。

さあ!遊びは終わりだ!

脳無!オールマイトと根暗なヒーロー気取りをぶっ潰せ!」

 

 

『『グォオオオオ!!!』』

 

 

ッ!めんどくせえ。

が、二対三のこの状況だと脳無達を無視して死柄木を捕まえるのは無理。

時間だ、時間がいる。

時間さえあればこいつらを追い払うのも難しいことじゃない。

なら、柄じゃないが正面戦闘が吉か。

 

 

「…オールマイト!」

 

「まかせてくれ!」

 

 

ゴッ!と背後から鈍い音が響く。

そこから連続で音が響くのは脳筋脳無と殴り合っているからだろう。

オールマイトと殴り合える時点で間違いなくバケモノ級。

しかも俺の前には対俺用の脳無がいる。

安直に考えて、こっちもバケモノ扱と見るべき相手だ。

 

 

(視界を潰す陰で覆うのは個性が把握できない以上悪手か。

いつも通り風を操って拘束すべきなんだろうが…)

 

 

はっきり言って場所が悪い。

捕食という個性で風を操ると言葉にするのは簡単だが、俺は捕食した対象を常に把握し、操っている。

普段から普通に呼吸をしていれば、1日に出入りする空気は14400ℓにもなるらしい。

そんな大量の物体を操れると言われると強く見えるが、問題なのは全てを常に知覚できることだ。

 

想像してほしい。

朝起きたら、手が異様に長くなる感覚を。

足が長くなって、しまいには空の上まで伸びたと思ったら急に地面に落下していくような感覚を。

ある時から個性が成長したのか自分の体がどこからどこまでなのか分からず、気が狂ってしまいそうだったのは未だに記憶に新しい。

だからこそ、俺は未だに()()()使()()()()()()()()()

日に日に変動していく自分の体、支配圏。

終わらない成長期のような個性は、馴染むことなく広がり続けている。

そんな限定された状態でどう戦うべきか…。

 

 

(下手に追加の風を持ってこようとすれば天井がどうなるかわからないし、そもそも脳無とかいう奴と戦いながら細かい個性の使用なんて無理だ)

 

 

正面戦闘が限りなく苦手だからこそ、いつも不意打ちでヴィランを拘束したり、待ち伏せで姿を見せずに戦っているのだ。

そうしないと()()()()()()使()()()()()()

つまり今俺が使えるのは移動用に纏ってきた僅かな風のみだ。

なんだこれ、限界を超えろとでも雄英からのお達しかよ。

 

 

「……ちっ。

忘れてたはずなんだけどな。

Plus Ultra(さらに向こうへ)なんて」

 

 

………だが、あと一人だ。

 

 

「………」

 

『キエエエエエ!』

 

「来るかっ!」

 

 

叫び声とともにボコボコと脳無の体が膨れ上がる。

大体こういう予備動作があるやつは…。

 

 

「増強系の個性か。

………そんなのが対俺用?」

 

 

バキッと地面を割るほどの勢いでこちらへ飛びかかって来る脳無。

だが、オールマイト並みとは言えない程度の速さ。

本気で死柄木の言う先生とやらは俺の個性を把握してるのか?

 

 

「……なんにせよ増強系なら、拘束した方が早いか」

 

 

扱える量を減らすのは愚策だが、決めにいくならそれもありだ。

身に纏った風の半分ほどを脳無の下から持ち上げるように打ち付ける。

増強系の相手だ。

いかに筋肉モリモリのマッチョも浮かせてしまえば相手は手も足も出ないはず。

そう思った時だった。

 

 

……ゾクッ!

 

 

悪寒が、全身を走り抜けた。

 

 

「なんっ、だこれ!」

 

 

感じるのは消失。

自分の体の一部が消滅するかのような恐怖。

発生源は……脳無から。

 

 

「……こいつの個性か。

増強系じゃねえのかよ…」

 

 

脳無に当てていた個性を手元に引き寄せようとする。

だが、いつまで経っても元に戻ることはない。

どころか、知覚すらできなくなっていた。

 

 

「……吸収、ってところか。

所有権の剥奪とか初めてだぞクソが」

 

 

イライラとつい愚痴ってしまう。

気づいたら手を丸かじりされていたような不快感。

『捕食』により操っていた物質自体を取り込まれると、こんな現象が起きるのか…。

 

 

(それよりも、増強と吸収。

個性の複数持ち。

確かそれはありえないはず、というか無理にすると廃人になるはずだ。

だが現実として目の前にそれができるバケモノがいる)

 

 

ならば、同じ脳無ならタイプが違うとはいえオールマイトの方も複数個性が使える可能性が高い。

チラリとオールマイトを見れば、回避優先で何発か叩き込んではいるが、有効打はイマイチ出ていない様子。

視線を戻せし、先程のように飛びかかって来るヴィランを少しばかり大きく避ける。

あの吸収の範囲も分からず、吸収できる容量もわからない以上下手に手を出すと何もできなくなる可能性が高い。

なるほど、確かに相性は最悪に近い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『こちらミッドナイト!

()()()()()、青山くんの保護と近くのヴィランの制圧が終わったわ!』

 

 

 

だが、『俺の』相性が悪いだけだ。

ならなんの問題もない。

なんせここは、雄英高校なんだから。

 

 

 

「………悪いな死柄木。

ゲームオーバーだ」

 

「…は?」

 

「オールマイト!両方から3秒稼げ!」

 

「任せろ!

でもギリギリだから早めにね!」

 

 

保証はできない、なので頑張れ。

オールマイトに叫ぶと同時に相手をしていた相手を眼中から外し、自らの個性を操ることに専念する。

操るのは、この雄英高校のUSJ近辺全ての風だ。

全員の避難が終わってるなら、個性を遠慮なくぶっ放せる。

 

 

 

ガシャアッ!!

という音が鳴り響き、天井に大穴が開け放たれる。

そこから入り込むのは暴風の濁流。

小さな竜巻が高速で大地に迫り、対オールマイト用の脳無を飲み込んだ。

あとはもう竜巻のジェットコースターの始まりだ。

飲み込まれた脳無は紙くずのように渦の中で踊りつづけていた。

 

 

「…制圧完了、か?

オールマイト、そっちは?」

 

「ああ、もう終わってる」

 

「そりゃよかった。

これ以上他の先生に迷惑かけるのもあれだからな」

 

 

振り向けば対俺用の脳無は手足バッキバキで地面に沈められていた。

平和の象徴容赦なし。

多分子供とかが見たら泣くレベル 。

だがメタ貼ってないなら複数個性があってもナンバーワンヒーローには勝てないことの証明だろう。

こんな木っ端ヒーローにだって倒される奴らだ。

相性もあるが。

 

しかし流石は雄英。

襲撃への備えはバッチリだったようだ。

雄英の襲撃だけ校長に伝えて先に向かう予定だったが、行く途中校長に先回りされていて、インカムを渡されたと思ったらこれだ。

耳から入る救助完了の報告はひたすら時間稼ぎが役目だと俺に教えてくれた。

あの短時間で生徒の保護を終わらせられたのも雄英の教師のレベルの高さを暗に表している。

まあ脳無がいなければもっとよかったのだが。

 

 

「で、どうする後輩。

投降する気になったか?」

 

「……ぁあ?

なんだよ平和の象徴、全然弱体化してないじゃないか。

あいつ、俺に嘘を教えたのか?

先輩にしたってランキング圏外のヒーロー擬きだって話なのに、脳無まで倒されたぞ。

…イラつくなぁ、ムカつくなあ!

黒霧!何してる、早く俺を飛ばせ!」

 

「聞いちゃいねえ。

安心しろ、そっちは制圧済みだ」

 

 

クイっと入口へ視線を誘導すると、相澤先生と13号に抑え込まれた黒霧?がいた。

ワープのような個性を使うらしいが、相澤先生とは相性最悪だったろう。

初めこそ不意打ちで飛ばされていたが、早急に他のヒーローにその場を受け継いで入口へ向かったそうな。

 

「クソッ!」

 

「もうちょい待ってろ。

他の先生方がすぐ集まる」

 

「…なら、せめてあんただけでも……っ!?」

 

「おっと動くのはダメだよ」

 

「………セメントス先生。

どうもです」

 

 

死柄木が暴れそうになったと思いきや下のコンクリートがうねうねうねり出して拘束してくれた。

セメントス先生のコンクリートを粘土のように操る個性のおかげだか、なんかさも当然のように細かなコントロールをしているのがとても羨ましい。

大雑把な俺の個性やパワー一辺倒なオールマイトの個性ばかり見ているせいだろうか。

 

 

…ま、これにて一件落着だろう。

ヴィラン連合とやらがなんなのかは知らないが、それを調べるのは警察の仕事でヒーローのやることじゃない。

幹部級の奴は拘束済み。リーダーも見ての通りコンクリート詰め状態。

あとは脳無だが、それも警察に拘束具付きで突き出せば…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『個性強制発動』

 

 

 

 

 

 

 

 

ギュル、と視界が歪んだ気がした。

いや、歪んだのではなく俺自身が傾いたのだ。

まるで掃除機に吸われるかのようにある一点を中心として烈風が巻き起されていた。

その発生源は、

 

 

「脳無!」

 

 

対俺用の脳無の個性だろう。

全身で他の全てを飲み込もうとでもしているのか、瓦礫や土くれに至るまで自分の体に吸い込もうとしている。

そしてその対象はもう一体の脳無を閉じ込めている俺の個性にまで影響を及ぼしている。

 

 

「っ、いや、そこまでじゃない?」

 

 

不意打ちで風が起きた時はフラついたが、足を地面につけていれば吸い込まれることはない。

少し風が強い日程度だし、そもそも土くれなどを吸収しきれていないせいか次第に勢いも弱まっている。

なら最後の悪あがきか。

 

 

バシャ。

 

 

と、脳無に意識を持っていかれ、捉えたヴィランから目を離したのがいけなかった。

 

 

「…!?なんだ!」

 

「まだ個性を使えたのか!?」

 

「いや、俺が見ても消えない。

他の奴か」

 

『他の奴は全員確保したぜ!?つーかなんだこの液体!』

 

 

突如死柄木、そして黒霧までもが口から黒い液体を吐き出したと思ったらその身を液体が包み始めた。

相澤先生が見ても個性が消えないということは、まだまだ別の個性持ちがいるというわけだ。

ワープ系の個性複数持ちとか反則だと思います。

いやマジで。

 

 

「………おい先輩」

 

「…逃走前の歓談か?」

 

「ふざけろ。

次だ、次はオールマイトを、そしてあんたもぶっ殺す」

 

「次なんていらねえ。

もう来るな」

 

「……来るさ。

先生はお前に目をつけてる。

だから俺が絶対に、後悔させて、殺す」

 

 

言い終わると、死柄木の姿はトプンと水に潜るかのように消えていた。

 

 

「………比企谷くん」

 

「…オールマイト、活動時間はどうだ?」

 

「結構ギリギリ。

あと3分も残ってない」

 

「じゃあ生徒と時間ずらして帰るぞ。

……セメントス先生、あとお願いして大丈夫ですか?」

 

「ええ。

オールマイト先生も比企谷主任も、暫くは体を休めてください」

 

「ありがとうございます」

 

 

セメントス先生が率先して生徒達をUSJの外に誘導してくれたおかげで、そうそう時間もかからず生徒達の姿は建物から消えた。

しかもサラッとコンクリートで入口側から見えないよう壁を作っておいてくれる徹底具合。

紳士かよ。

 

 

「………おつかれ」

 

「ああ、助かったよ」

 

「変な怪我とかしてないよな?」

 

「うん。

回避優先、だったよね」

 

「ならいい」

 

「………比企谷くん」

 

「……ああ。

どうにも、面倒な年になりそうだ」

 

 

予知とか未来とか運命とか。

ナイトアイの個性によるオールマイトの最期の日。

それが着々と近づいているようなヴィランの動向。

そして、突然聞こえたあの声。

 

 

「…どっかで聞いたような気がするような」

 

 

 

 

 

 

 

 




戦闘よりも緩いノリの日常書きたい衝動に襲われ過ぎてヤバかったツラミ。

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